ヨットマスター2は1992年発表のヨットマスターの進化モデルで、2007年に登場しました。
ヨットマスター2は、ヨットクルージングなどのマリンスポーツ用モデルであるヨットマスターに、これまでにない新機能、カウントダウン機能を搭載したモデルです。
プログラム可能なレガッタカウントダウンを搭載しており、最大10分間のカウントダウンをセットすることができ、シンクロナイゼーション機能により計測が始ってからでも公式シグナルに合わせてカウントダウンの誤差を修正することができます。
ヨットマスター2はこの特殊機能が注目されがちですが、外見のデザインも今までのロレックスとは一線を画しています。
モデル名がはいった青いセラミック製のセラクロムベゼルに白い文字盤、特徴的なスモールセコンドに扇型に青く縁取られたカウントダウン10分計が付されておりヨットをイメージしたマリンカラーなデザインとなっています。
ベゼルには傷に強いセラミックベゼルを採用しています。
元になっているヨットマスターについていたデイト機能を省くことで特殊機能と視認性の両立を図っています。
A スタート/ストップのプッシュボタン
B リセットプッシュボタン
C カウントダウンの秒針
D カウントダウンの分針
E 90度回転するリングベゼル
ヨットマスター2は新型ムーブメント4160キャリバーを搭載しています。
毎時28,800振動で、耐衝撃性や耐磁性がアップ。
レガッタクロノグラフには機械式としては初めて計測時間を任意に設定できる革新的なプログラム・ロック機構や計測中にカウントダウン針を進めたり遅らせたりできるシンクロナイゼーション機構などを搭載しています。
1.ベゼルが写真の位置にある状態から
ベゼルを半時計周りに90度回転させ
てロックを解除します。
2.上記Bの位置にあるリセットプッシュ
ボタンを押した後、ねじ込み式リューズ
を開放します。
3.1段引いた状態のリューズを時計回りに
回転させてカウントダウン針を計測したい
任意の目盛に設定します。
4.ベゼルを時計周りに回転させて元
の位置まで戻せば設定完了。Aの位置
にあるプッシュボタンを押して計測開始
5.カウントダウン針はクロノグラフ針と
連動して動き0に向かってカウントダウン
します。
6.カウントダウンが終了してもクロノグラフ
針は作動し続けます。Bのリセットボタンを
押します。