「サブマリーナ14060Mと114060の違いって何だろう?」
「サブマリーナ14060Mと114060だったらどちらを選んだら良い?」
一見すると「どこが新しくなったのか」わかりづらい、ロレックス サブマリーナ14060Mと114060の違いについて知りたいという人は多いのではないでしょうか。
14060Mと114060はサブマリーナの中で、どちらも人気が高いモデルです。
この記事ではロレックス サブマリーナ14060Mと114060の違いを、GINZA RASINスタッフ監修のもと解説します。
細かい仕様の違いについて解説していますので、エアキングのご購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
サブマリーナはロレックスを代表する人気モデルであり、現在もスポーツ・ロレックスの中で1位、2位を争うセールスを誇ります。
まずはサブマリーナの系譜を見てみましょう。
リファレンス | 製造期間 |
---|---|
Ref.114060 | 製造期間:2012年 ~ 現在 |
Ref.116610LN | 製造期間:2010年 ~ 現在 |
Ref.116610LV | 製造期間:2010年 ~ 現在 |
Ref.14060M | 製造期間:2000年 ~ 2011年 |
Ref.16610LV | 製造期間:2003年 ~ 2010年 |
Ref.16610 | 製造期間:1989年 ~ 2010年 |
Ref.14060 | 製造期間:1989年 ~ 2000年 |
※1989年以降に発表されたモデルのみ抜粋
製造期間:2000年 ~ 2011年
搭載ムーブメント:Cal.3130
前機種Ref.14060とスタイリングの変更はありませんが、ムーブメントにCal.3130を搭載しています。
デビュー時のムーブメントはノンクロノメーターでしたが、2007年以降クロノメーター化が図られています。
これを機にロレックスのノンクロノメーターは姿を消しました。
また同年にはインナーリングに刻印が入り、2007年から2011年までの生産分は特に人気を集めています。
製造期間:2012年 ~ 現在
搭載ムーブメント:Cal.3130
Ref.14060Mの後継機種。
セラミックベゼルが採用され、ケースやブレスレットのブラッシュアップが行われました。
耐磁・耐衝撃性に優れるパラクロム製ヒゲゼンマイを採用したムーブメントCal.3130を搭載しています。
Ref.14060Mからの主な変更点は
- ラグの横穴が無くなりラグの太さが2.7mmから4mmに変更。リューズガードも大型化されています。
- ブレスレットにグライドロックエクステンションシステムを装備。工具なしで長さ 調節が可能になりました。
フラッシュフィットも一体化され、コマの中央のパーツが空洞から無垢に変更されて います。 - セラミック製ベゼルディスクに変更。耐蝕性と耐傷性がアップしました。目盛には プラチナの特殊コーティングが施されています。
- 針とインデックスの大型化により視認性が向上。夜光塗料がルミノバからクロマラ イトに変更されました。
- ヒゲゼンマイがブルーパラクロム・ヒゲゼンマイに変更。
磁力の影響を受けにくく 、従来品よりも約10倍もの耐衝撃性を実現しています。
新型、旧型問わず人気の高いモデルですので、当店では常時在庫を取り揃えております。
是非ご覧になってください。
当記事の監修者
池田裕之(いけだ ひろゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン 課長
39歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年