loading
Now Loading...
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
  • weibo
  • WeChat

安寧実, カルティエ

カルティエ廃盤モデルを一挙紹介!おすすめと買える場所は?

最終更新日:

カルティエ廃盤モデル

「カルティエの現行モデルよりも廃盤モデルの方がデザインが好き」
「カルティエの廃盤モデルにはどんな種類があるんだろう?」

エレガントなデザインと高品質なカルティエの腕時計は、誰もが憧れる高級腕時計です。

カルティエの腕時計の購入を検討している人の中で、廃盤モデルを検討しているお目が高い人も居るのではありませんか?

この記事ではカルティエ廃盤モデルの人気の秘密を紹介しつつ、人気があるのに廃盤になった理由も併せて、ご紹介します。

是非今後の購入の検討材料にしてください。

カルティエの廃盤モデル一覧

カルティエ カリブル ドゥ カルティエ

カルティエの一番の魅力は、アイコニックな普遍的なデザインにあります。コレクションの基本デザインは変えないで、ジュエリーブランドらしい多彩なバリエーションを揃えていることが、愛好家たちを魅了する理由だといえます。

以下に具体的な廃盤モデル一覧を詳しく紹介します。ぜひ参考にしてください。

マストタンク(マスト ドゥ タンク)

カルティエ マストタンク

1970年代に発売されたマストタンク(マスト ドゥ タンク)は、従来からあったタンクより、低めに価格設定されたモデルです。

ムーブメントは機械式で、手巻きとクォーツムーブメントを採用した製品ラインナップになっています。ケースにはステンレスと金メッキのケースを採用して赤や緑のカラフルな仕上げにしている事がこのモデルの魅力です。

低めの価格設定が市場で受けたのか、カラフルなデザインが受けたのかはわかりませんが、結果的にこのマストタンク(マスト ドゥ タンク)は当時大ヒットしてカルティエも70年代末で年間約16万本の出荷数を生産しました。

しかし、カルティエはこの大ヒットしたマストタンク(マスト ドゥ タンク)を1990年代に入ると廃盤にします。おそらくこの頃再び、機械式時計が復権してきた事もあり、タンクシリーズも高級化へ再びシフトするため、1990年代に廃盤になりました。

マストタンク(マスト ドゥ タンク)のおおよその中古販売価格は手巻き式で、30万円から50万円前後で販売されています。クォーツだとその価格より若干低い価格帯で取引されています。

タンク ディヴァン

タンク ディヴァン

タンク ディヴァンは、2000年代初頭に出たモデルで、一般的なタンクと異なりケースの形状が横に長いフォルムになっている事が特徴です。

ディヴァンはフランス語で、「長椅子」を意味して、カルティエらしいエレガントなネーミングとタンクとは全く異なる独創的なフォルムがこのモデルの魅力です。

前述したようにケース形状もタンクシリーズの他のラインナップとは違う事で、人気を博したシリーズでした。しかし、発売から僅か5年間(2005年)ほどで廃盤になりました。廃盤になった理由ははっきりしませんが、増え過ぎたコレクションを整理したと言われています。

中古市場での販売価格は約15万円から約150万円になります。

タンクアメリカン|クロノグラフリフレックス

カルティエ タンクアメリカン クロノリフレックス

タンクアメリカン|クロノグラフリフレックスは、タンクアメリカンのデザイン系譜に基づいたクロノグラフモデルです。通常のタンクと比較すると縦長で、手首に合わせて湾曲するケース形状がこのモデルの魅力になります。

2000年頃から販売されて廃盤になった時期は2010年頃だと言われています。このモデルも廃盤となった理由ははっきりしませんが、2005年から2010年にかけてカルティエはこれまで出されたモデルを整理したとされています。

ブランドから正式な発表があった訳ではありませんが、現行モデルでいうとタンクのバリエーションは4つに絞っており、マーケティング戦略の一環である可能性が大きいと思われます。

そのタンクアメリカン|クロノグラフリフレックス中古の販売価格は、安いもので約60万円から、高いもので約180万円です。

タンクアメリカン|スモセコ&デイト

カルティエ タンクアメリカン

タンクアメリカン|スモセコ&デイトもタンク・アメリカンの他のバリエーション同様にケースを湾曲させています。時計全体をコンパクトにして、角に丸みを帯びさせて時計をよりフィットさせるように仕上げていることがこのモデルの魅力です。

コンパクトに仕上げながらもクラシックなスモールセコンドを採用して、実用的なデイト・カレンダー機能を搭載しています。廃盤になったはっきりとした時期は不明ですが、現存する中古品から考えると1999年頃と推定されます。

タンクアメリカン|スモセコ&デイトの中古販売価格は約70万円から約200万円の価格帯です。

サントス ドゥモワゼル

カルティエ サントス ドゥ モワゼル

サントス ドゥモワゼルは2004年から販売されて2017年前後に廃盤となったモデルです。
女性用のスクエアなブレスレットを採用、ミラー仕上げしたような外観がこのモデルの魅力になります。

サントスのモデル名の由来である、サントス・デュモンの愛機と同じ名前です。時計の形状もこれまでのサントスよりも丸みを帯びさせた、柔らかいフォルムに仕上げて、全体的に女性らしさを強調した造りになっています。

かなり人気があったシリーズのため、惜しまれて廃盤となったモデルです。廃盤理由ははっきりしませんが、世界的に男女平等やジェンダーレスの風潮が時計業界にも押し寄せた事もレディースモデルの再編に繋がった可能性も考えられます。

中古販売価格は約30万円から高い物まで、約200万円と幅広くなっています。人気モデルゆえの中古販売価格なのでしょう。

カリブル ドゥ カルティエ

カルティエ カリブル ドゥ カルティエ

カリブル ドゥ カルティエは、これまでのカルティエとは一線を画すケース形状が魅力です。メンズ専用モデルとして、スポーツモデル的な要素もこのモデルの魅力でした。一定の人気があったこのカリブル ドゥ カルティエですが、2020年に廃盤となっています。

このモデルの廃盤理由もこれまでの廃盤モデル同様に世界的な男女平等的な、製品づくりの風潮が、ラグジュアリーブランドに押し寄せたのが要因の一つだと考えられます。メンズ専用モデルというのは、これからの時代とトレンドで無いと判断したのかもしれません。

カリブル ドゥ カルティエの中古販売価格は約30万円から約200万円となっています。

ロードスター

カルティエ ロードスター

カルティエ ロードスターは、20世紀初頭に採用された亀甲(トーチュー)型のケースをモチーフにした、男性用モデルとして2002年頃に開発されたモデルです。クラシックなスポーツカーからインスピレーションを受けたモデルで、シャープで力強い外観が魅力です。

2012年に廃盤になりましたが、GMTやクロノグラフといった機能を選択できる、まさにメンズ用に特化したラインナップで人気を博しました。

中古価格は約30万から高いもので約100万円で販売されています。

パシャ シータイマー

カルティエ パシャ シータイマー クロノグラフ

パシャ シータイマーは防水時計の先駆けとして開発されたパシャのラインナップとして、2006年頃よりパシャのラインナップに加わりました。ラウンドケースにカルティエのコレクションの中では希少なアラビア数字を採用して、モダンな印象を受けるモデルです。

またリューズがねじ込み式で、リューズに鎖が付いている事で、遠目に見ても「パシャ」とわかる独特なフォルムが最大の魅力です。

名前にシー(Sea)が付いているため、ダイバーズウオッチを意識したのかは不明ですが、ダイアルも黒のモデルが多くなっています。2020年に廃盤になりました。

中古販売価格は約30万円から高いもので、約400万(ゴールド)で販売されています。

パシャ38mm

カルティエ パシャ 38mm グリッド

1995年に発売されたパシャ38mmは、風防を守る格子状のグリッドが付いている事が特徴です。ムーブメントは、ジラールペルゴのCal3100を搭載しています。2016年廃盤となりましたが、着脱可能なグリッドで、違う雰囲気を楽しめる事も魅力です。

このモデルの廃盤理由も不明ですが、外観が少し奇抜過ぎたか、または視認性が良くないとカルティエが判断した可能性も考えられます。

中古価格は、約30万円から高い物で約300万円になっています。

バロン ブラン ドゥ カルティエ

カルティエ バロン ブラン ドゥ カルティエ

バロン ブラン ドゥ カルティエは従来からあるバロン・ブルーからインスピレーションを受けて、2014年から登場した女性向けモデルです。4時の位置に埋め込んだダイヤモンドが特徴で、このモデルのワンポイントの魅力になっています。

ケースサイズも小ぶりで、女性が時計というよりもアクセサリー感覚で手軽に付けられる事がこのモデルの利点です。廃盤になった時期は2019年前後と言われていますが、はっきりとした時期はブランドも明示していません。

廃盤理由もこれまでのモデル同様不明ですが、現行品でバロンブルー・ドゥ・カルティエと重複すると考えた可能性が大きいと思います。

中古販売価格は約20万円から高い物だとジュエリーが多い物もあるため、約700万ほどになる事も特徴です。

カルティエの廃盤モデルが買える場所

銀座RASIN

カルティエの廃盤モデルが買える場所は、様々な販売チャネルで購入する事が可能です。オークションやECサイトでも買うのも良いですが、やはり中古の場合は現物を見て、コンディションを自身の目や質感で確認するのが重要だと思います。

中古時計専門店

中古時計専門店で購入するメリットは、真贋鑑定を心配せず安心して購入できる事です。さらに近年は、WEBでの購入ができることも見逃せません。WEBで購入できるシステムは、近くに店舗が無い方でも、交通費をかける事なく、購入することができます。

また営業時間も気にしないで、仕事を終えて家に帰ってからリラックスした状態でゆっくり品定めができることも見逃せません。店舗で直接品定めをして手に取って質感を確かめながら、カルティエの廃盤モデルを決めるのも腕時計購入の醍醐味です。

自分のペースで買い物をしたい人にはWEBから時計専門店のECサイトを使うことは、理にかなっています。最近の中古時計専門店はほぼ全て、自社のECサイトを持っています。そのため店舗間の比較検討もお店を廻るより簡単で、合理的です。

銀座RASIN

例を挙げると、GINZA RASINでは状態の良いカルティエ廃盤モデル各種を取り扱っています。2024年9月時点ではカルティエの廃盤モデルだけで、1072点の時計が並び、価格や状態を比較して自分のペースで、カルティエ廃盤モデルを見つける事が可能です。

当然これだけ品揃えが充実していると、カルティエの中古モデルの相場を簡単に知ることもできます。他社サイトと比較すれば、どの中古専門時計店が、良心的な値付けかどうかも一目瞭然です。同じ中古時計専門店でもやはり在庫量が多い専門店を選ぶべきでしょう。

リサイクルショップ

中古のカルティエを探す時、リサイクルショップで探す人も居るかもしれません。しかし、リサイクルショップで一番不安な点は、リサイクルショップのスタッフが廃盤カルティエの真贋鑑定ができるかどうかです。

一言で言うと真贋判定が中古専門時計店より甘い業者が多くなります。

リサイクルショップは、取扱う商品のジャンルが多岐に渡り、腕時計における真贋鑑定が必要な商品の取り扱いは、誰もが知っている有名なブランドだけに限定されます。仮にリサイクルショップでカルティエの廃盤モデルを見つけても、その商品の真贋は不明です。

真贋鑑定や査定に専門的な知識が必要とされる腕時計の中でもかなり特殊な、カルティエの廃盤モデルの知識が、リサイクルショップのスタッフにあるのか、と言えば持っていない可能性が高いと思います。

ネットのオークション

真贋鑑定が怪しいという点では、ネットオークションも同じです。

出品者が時計に関する専門知識を持ち合わせた人であれば、何も問題はありません。しかし、専門知識が無い人が、偽物のカルティエの廃盤モデルを出品して、運悪く皆様がそれを購入する可能性も十分考えられます。

ネットオークションでは、そのようなトラブルが起きた時の責任の所在が、出品者にあるのか、またはオークション運営会社にあるのかが、不明瞭になるケースが多いです。場合によっては、購入者の自己責任と言われる可能性もゼロではありません。

ネットオークションのもう一つの問題点としては、出品されているカルティエの廃盤モデルの状態が写真や説明より悪い事があります。酷いケースでは写真と全く違う商品が届くケースも有るそうです。

これらの点を総合的に考えた時、カルティエの廃盤モデルを購入する時、一番安心・安全な手段は専門知識が豊富な中古時計専門店で、購入する事でしょう。

まとめ

カルティエの廃盤モデルは、決して人気が無いから廃盤になった訳ではありません。一番大きな理由はラグジュアリーブランドもグローバル化していく中で、ブランドイメージの損失を、これまで以上にカルティエが気に掛けるようになってきていることです。

かつては男性のみを顧客と考えていた時計業界も女性に対して訴求する製品づくりが、不可欠になっている気がします。しかしそれは単にレディースモデルの充実だけにフォーカスする事ではありません。

カルティエが傘下にあるリシュモングループは男女平等な製品づくりに熱心です。これからのラグジュアリーブランドに最も重要な事は男女共同参画的な製品づくりや企業経営が求めまれています。

例を挙げるとグループ内のIWCは、公式HPでもメンズ・レディースという区分を無くしています。カルティエは女性向けモデルを残していますが、かなり限定されており近い将来、IWCのように完全にジェンダーレス化する可能性もゼロではありません。

そのため、これからもカルティエの廃盤モデルはさらに出てくる可能性は高いです。しかし前述したように商品知識や時計に対する知識が無いと、購入する際も真贋判定や価値の良し悪しの区別もできなくなります。

カルティエのようにバリエーションが多いブランドの廃盤モデルの購入を検討する時は、なるべく商品知識を豊富に持っている中古時計専門店で選ぶ方が安心でしょう。実績のある時計専門店は店やオンラインショップに出す前にかなり時間をかけて検品作業を行っています。

仕入れた時計のコンディションによっては、オーバーホールや修理などのメンテナンスを終えてから店頭に出すため、リサイクルショップやネットオークションより割高かもしれませんが、間違いなく質の高い、カルティエの廃盤モデルを手にする事ができるはずです。

  • にほんブログ村

安寧実のブログ一覧


GINZARASIN監修!売り時、買い時がわかる!資産管理アプリ『owllar』

買取専門WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

中央通り店
メンテナンスガイド
腕時計入門ガイド

 

人気記事ランキング

ページトップへ