「パテックフィリップのカラトラバ6119G-001が、どんな時計なのか詳しく知りたい。」
「カラトラバ6119G-001の購入に役立つ情報記事が欲しい!」
パテックフィリップの名機カラトラバの現行モデル、カラトラバ6119G-001は、伝統を継承しつつ、現代的な解釈を加えているモデルです。商品の紹介記事はよく見かけますが、本当に欲しい情報が不足しています。詳細な情報記事があれば、購入に役立つことも可能です。今回はカラトラバ 6119G-001を詳しく紹介します。
目次
カラトラバ 6119G-001とはどんな時計?
パテックフィリップ カラトラバ 6119G-001は、2021年に発表されたモデルで、カラトラバの伝統を継承しつつ、現代風に解釈した正統派ドレスウォッチです。
カラトラバの伝統である二針とスモールセコンドはそのままに、外装は薄いケースで仕上げています。
パテックフィリップ カラトラバ 6119G-001
素材: ホワイトゴールド / WG
ケース:直径 39mm (リューズ含まず)
駆動方式: 手巻き / Hand-Winding
付属品: 外箱 / 内箱 / 取扱説明書 / 保証書(発行日付 2024年2月)
1932年に初代モデルが発売されて以降、細部のアップデートを重ねて、現行モデルのカラトラバ 6119G-001に至っています。
ベゼルにはカラトラバによく見られる、フラット(テーパード)ベゼルでは無く、クルー・ド・パリを施した芸術性の高い装飾を施していることが特徴です。
ケースサイズは39㎜で、カラトラバにしては大きい部類のサイズ感になっています。カラトラバのケースサイズは、その時代によって微妙に変化します。今回のケースサイズは当初40㎜で企画、最終的にスタンリー社長の決断で39㎜に落ち着いたそうです。
ドレスウォッチというジャンルで考えれば、間違いなく大きいサイズになりますが、視認性は良く、ミドルやシニア世代でも安心して使えます。
カラトラバ 6119G-001の価格
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
2024年11月時点での、カラトラバ 6119G-001の「定価は5,240,000円(税込)」です。
カラトラバ6119G-001は、、伝統的なカラトラバのスタイルを継承しつつ、現代風にアレンジして2021年にリリースされた現行品モデルです。上述したように定価での販売価格は決して安くはありません。
しかし、ホワイトゴールド製のケースや厳格な検査を経て与えられたジュネーブ・シール認定のムーブメントを搭載している事を考えた場合、その価格は高いと言えないでしょう。
中古相場は「おおよそ480万円」
カラトラバ 6119G-001中古相場は、2024年11月時点では、下落傾向にあります。
世界的なECサイトでの販売価格を見る限り、2024年10月の中古相場は前月より下落しましたが、11月になってからは少し上昇傾向にあります。とはいえ、2022年5月をピークにして、2023年以降の相場は明らかに下落傾向です。
考えられる要因としては、発売から3年以上経過していることがまず、挙げられます。マーケットに流通するカラトラバ 6119G-001の個体数が年月の経過と共に増加して、希少性が薄らいできたことも大きいでしょう。
さらに2023年後半より始まった腕時計市場全体の冷え込みも、無視できません。新品の在庫が過剰気味という噂を裏付ける資料として、スイス時計協会(FH)が発表した、2024年9月の輸出額(スイスフラン)は対前年比で12.6%のマイナスを記録しています。
さらに個数の増減をみると、対前年比で20.8%のマイナスです。価格的には現状安定して下降気味ですが、もし需要が高まった場合には入手困難になる可能性もあります。現状中古相場が上昇する要素はありません。
しかし、カラトラバ 6119G-001の中古相場は個体数が他のブランドの時計より生産量と流通量が遥かに少ないため、こまめに中古相場をチェックして上昇する前に購入のタイミングを検討することを、おすすめします。
カラトラバ 6119G-001の魅力
カラトラバ 6119G-001の魅力は、シンプルな外観の中にカラトラバのアイデンティティとその時代ごとのトレンドを反映させる、デザイン・エッセンスを加えている事です。
決して過去のスタイルを否定しているのではありません。
過去と現代を融合させて、一歩先を行くのが、パテックフィリップの真骨頂かも知れません。
カラトラバ 6119G-001のパーツ毎に詳しく解説していきます。
魅力①ベゼルについて
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
カラトラバ 6119G-001の歴代シリーズの中で他のカラトラバとの決定的な違いは、ベゼルです。
カラトラバ 6119G-001のベゼルには敢えて、クラシックな装飾技法である「ギョシエ装飾によるクルー・ド・パリ(ホブネイルパターン)」を採用しています。
歴代のカラトラバの中で、時計愛好家たちからマスターピースと評されるシリーズは、例外なくポリッシュベゼルが採用されています。幅広い人たちから受け入れられるシンプルな、ポリッシュベゼルはともすると大衆迎合的な手法にも見られます。
シンプルな外観との融和性が高いと評価される「ポリッシュベゼル」をブランドは敢えてこのシリーズから外した事で、ブランドとしてのアイデンティティを世間にアピールしたのかも知れません。
公式HPのカラトラバ 6119G-001の冒頭の紹介文でベゼルのクルー・ド・パリをわざわざ記述していることから、この伝統的技法を敢えて採用したパテックフィリップの明確な意図が、感じられます。
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
一般的にクルー・ド・パリという技法は、ダイアル(文字盤)に採用される事が多いです。小さなピラミッド型の組み合わせによって、光の反射を防止して視認性を確保するこの装飾は、ダイアルに採用する事で実用的かつ、見栄えも良くする効果があります。
時計界に古くから伝わる古典的な手法ゆえ、製作工程の殆どが手作業に依存していましたが、近年では手間がかかるため、型押しで、製造するブランドが多いです。
パテックフィリップでは旋盤加工した後に職人が手作業で細かいピラミッドを一つ一つ丁寧に、磨き上げを施して完成させます。
そんな職人芸がこもったハンドメイドのパーツを、腕時計で一番傷付きやすい箇所と推測されるベゼルに搭載するのは、一般的ではありません。しかし、ハードに使用しないドレスウォッチであれば、問題無いと考えてもいいでしょう。
推測ですが、この繊細な技法を使用頻度の高いベゼルに採用するにはパテックフィリップ内でも企画段階から議論があったと考えられます。シンプルな外観にアクセントをもたらした、クルー・ド・パリ ベゼルは結果的にカラトラバの新しい顔となります。
6119Gシリーズのアイデンティティとなった、この個性的なベゼルは未来へ語り継がれた時、この個性的なベゼルの採用は英断だったと、後世の人達が口にするはずです。目先のマネージメントで考えた場合、装飾的な手法は敬遠される可能性が高いと思います。
しかし、パテックフィリップはファミリー経営のブランドであることも忘れてはいけません。経営者であるスターン一族は、一貫してパテックフィリップを家族経営であることが、ブランドの哲学を後世へ伝えられるとしています。
ブランドの公式HPにも100年後の責任と題したページを設けているほどです。独立しているからこそ、個性的な時計造りをすることができ、百年単位を考えて経営することができます。
カラトラバ6119G-001のクルー・ド・パリ ベゼルはファミリー経営ゆえ、未来を見据えたからこそできた英断だと、後に言えるはずです。
魅力②インデックスについて
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
インデックスはファセット加工を施して、より輝きを増しています。パテックフィリップではダイヤモンドカッターを高速で回転させて、インデックス表面に切子(ファセット)面を施して、遠目に見た時インデックスの輪郭を際立たせる効果があることが特徴です。
この加工により、光の反射が効果的に活用されて角度を変えてみても、輝き方は異なりますが、視認性は確保されています。
このファセット加工は、主に宝石の加工に用いられており、ダイヤモンドの鉱石表面のカットを多くすることで輝く効果をもたらす事が特徴です。
インデックスの素材はホワイトゴールド製で、専門の職人がダイアルの上に丁寧に手作業で植字しています。インデックス一つ取っても、クラフトマンシップに溢れた造りで、伝統とモダンさが、融合したエレガントな仕上がりは、誰がみても一目瞭然の美しさです。
アプライドインデックスも、ブランドによってはシール貼り付けになっているブランドもあります。しかし、パテックフィリップはインデックスに脚が付いた物をダイアルに嵌め込み接着しており、経年経過にも強い構造になっている事が特徴です。
この手法だとコストは、当然かかります。しかし、より視認性の高いダイアルのための妥協しない時計造りこそ、パテックフィリップの真骨頂です。
魅力③文字盤について
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
文字盤(ダイアル)には縦の筋目を入れた、サテン仕上げのグレー文字盤を採用しています。これは、ヤスリで専門の職人が手作業で一つ一つ筋目を入れる物が多いです。
このカラトラバ 6119G-001のダイアルも写真で見る限り、熟練した職人によって手作業で仕上げられたと推測されます。
縦に入った筋目により光の反射を防ぎ、なおかつ落ち着いた雰囲気を演出する加工です。これによって、ダイアルが落ち着き、ここへあの気品溢れるインデックスを配して、両者による絶妙なハーモニーが、時計全体を彩ります。
遠目には黒に見えますが、光の加減によってグレーだとわかります。色の変化を楽しめることも、このダイアルの醍醐味です。
一つ一つ丁寧にダイアル上に植字されたカラトラバ 6119G-001のインデックスは、立体的に細かくカッティングされている事が特徴です。この多角形にカットされたインデックスへ光があたると、面ごとに反射が異なります。
光が直角に当たる面は、光がそのまま反射しますが、光の角度によって反射が異なるのが特徴です。多角形カットでは必然的に隣の面に影ができます。そのコントラストにより、インデックスはより立体的に我々の目に投影されて、視認性が高まるのです。
様々な方向から降り注ぐ光をパテックフィリップの時計職人たちは、ダイアルとインデックスによって、絶妙にコントロールしていることを私たちは理解しておくべきでしょう。
魅力④ムーブメントについて
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
ムーブメントには手巻きキャリバー 30‑255 PSを搭載している事に注目です。
パテックフィリップは数少ない手巻きムーブメントを好むブランドではありますが、何より愛好家たちの間でも、ムーブメントの「自動巻きか?手巻きか?」は常に議論になっています。
カラトラバの他のモデル(5227G)には自動巻きが採用されているように、ここでもパテックフィリップの「敢えて」が、感じられます。
カラトラバ 6119G-001に敢えて手巻きムーブメントを採用する理由は、カラトラバ6119G-001が、パテックフィリップの伝統的ドレスウォッチの後継機であるとブランドが認定しているからでしょう。
できるだけ薄く仕上げる事がドレスウォッチの命題ゆえ、ローターをムーブメント内に組み込む自動巻き(パテックはセルフ・ワインディングと呼ぶ)は、避けたいと考えるのが自然です。
もう一つの理由はケースバックから見える、ムーブメントの美しさがあるからだと思います。自動巻きムーブメントだと、ケースバックから見えるムーブメントはローターによって若干隠れてしまうのが難点です。
手巻きムーブメントだと歯車の細かな動きが、つぶさに見ることができます。公式HPでその姿を見ることができるので是非、堪能してください。
魅力⑤ドーフィン・ハンド
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
カラトラバ6119G-001を語る上で、この美しい針(ハンド)にも触れない訳にはいきません。針は時計全体の中で占める要素は少ないです。それにも関わらずこのドーフィン・ハンドは、絶妙なバランスで、カラトラバ6119G-001にエレガンスさを加えています。
針は長すぎても短すぎても全体の調和が保てず、繊細なデザイン感覚が必要です。このドーフィン・ハンドもクラシックな定番の針で、現代においてもエッジ部分を丁寧に落とし、針の先端は緩やかな曲線に加工するクラフトマンシップに溢れた針です。
ケースと同じホワイトゴールドを採用して、針自体にもインデックス同様にファセットが施されて、光の加減によって輝きが変化して、時計全体をエレガントに演出します。
針全体に多くの面を取り、多角形を形成して輝かせるこの技法は通常の針と比較して手間とコストがかかりますが、パテックフィリップはこの伝統技法を大切に後世へ伝承していることが彼らの哲学です。
たかが、針ですがディテールに拘るパテックフィリップの姿勢こそが、多くの愛好達を魅了する理由かも知れません。
カラトラバ 6119G-001はどこで買える?
画像引用:パテックフィリップ 公式サイト
カラトラバ6119G-001は、正規販売店、中古販売店で購入する事ができます。それぞれの販売チャンネルは一長一短があるため、販売チャンネル毎に詳しく紹介しますので参考にしてください。
正規店
画像引用:watch-yoshida 公式サイト
パテックフィリップの正規店では、スイス本国より正規流通ルートで仕入れて販売する安心感があります。価格は正規価格での販売になるため、中古相場が上昇傾向にある時は割安で購入できることがメリットです。
一方デメリットとして、購入実績が無い人は店舗に在庫が無いと購入はできません。予約も購入実績が無い人は「キャンセル待ち」扱いになります。
その場合、予約者(購入実績者)にキャンセルが出た場合のみ、購入できます。(店によって手法は異なります。詳しくは各正規店に問い合わせください)それまではひたすら待つことになりますが、人気モデルでは、その間に運悪く生産終了になることも忘れてはいけません。
もう一つの注意点としてパテックフィリップは、自社モデルの2次流通市場、オークションハウスへの出品に対して常日頃からチェックしています。レアな個体や歴史的な時計に対しては、自ら落札して2次流通市場での相場を管理している事も彼らの特徴です。
転売や売却を嫌うことも有名で、正規店で購入したモデルは購入後の追跡もしていると言われています。
実際に2024年6月にハリウッド俳優のシルベスター・スタローンが希少なパテックフィリップのグランドマスターチャイムを購入後、約2年(推定)ほどでオークションハウスへ未開封で出品、売却した事に対して、スタンリー社長が時計専門紙へ不満を表明しました。
最近ではSNSへの投稿も制限を課している(ブランド、もしくはブティック単位かは不明)という情報もあります。カラトラバ6119G-001を正規店で購入した後に、売却が判明した場合、以降の正規店での購入は難しくなる可能性が高いです。
パテックフィリップの時計生産数は、年間3〜4万本程度だと言われています。ただコレクション数が多いため、個々のモデルの生産ロットも少なく、そのため人気モデルの入手が困難になるのです。
年間3〜4万本の製品が全世界のブティックへ流通されるため、日本でも人気モデルは一店舗当たり、年間数本程度の入荷だと推測されます。
このようにパテックフィリップの正規店で同社の製品を購入する場合、実績が無い人の場合は在庫が無い製品の購入は、不利になることを覚えておくべきです。
ただ幸運な事にカラトラバ6119G-001の中古相場(二次流通)は、前述したように現在(2024年時点)下落傾向にあります。この状態が続く限りは、正規店でカラトラバ6119G-001を購入するメリットは、正規店での購入実績づくりだけしかならないでしょう。
中古販売店
一方の中古販売店では、店頭にカラトラバ 6119G-001の在庫があれば、すぐに購入できることが最大のメリットです。正規店のようにパテックフィリップの購入実績の有無に関わらず、購入できます。
様々なECサイトを見る限り、カラトラバ 6119G-001は流通量は一定数あり、中古相場も前述したように約480万円程度と正規価格を下回っているため、時間とお金をかけてまで正規店で購入する理由はありません。
新品(未使用品)の個体でも正規価格(5,240,000円(税込))を下回っているため、カラトラバ 6119G-001の購入を検討している人は信頼できる中古販売店から購入する方が賢明な判断と言えるでしょう。
日本国内の中古販売店は世界的に見ても、評価が高く信頼できる販売店が多いと言われています。海外からのインバウンド客も質の高い時計を探しに銀座や心斎橋の中古販売店を巡る姿をよく見かけます。
購入する際は、実績があり店舗を構えている販売店がおすすめです。
カラトラバ 6119G-001はどんな服装に似合う?
カラトラバ 6119G-001の文字盤(ダイアル)はチャコールグレーで、ストラップはブリリアント・ブラックと表記されているので、同色系統で固めるのが安心です。カラトラバはジャンルとしてはドレスウォッチになるので、フォーマルウェアが良いと思います。
しかし、近年のフォーマルウエアはカジュアル化とスポーティー化が進んでいるため、伝統的なフォーマルウエアだけに固執する必要はありません。以下でシーンごとにカラトラバ 6119G-001に相応しい服装をご紹介していきます。
フォーマルな服装
フォーマルな服装であれば、ブラックやグレーの服装であれば、間違いなくフィットするはずです。時計のダイアルは黒ですが尾錠とケースの色はシルバーになります。イメージとしてはシルバーアクセサリーの雰囲気でコーディネートするのがおすすめです。
ダークな色あいであれば、似合うと思いますが中に着るシャツはホワイトにする方が、カラトラバ 6119G-001はより映えます。ポイントとしては、ケースと尾錠のホワイトゴールドを活かすような手法で服装を選ぶのが賢明です。
カジュアルな服装
カジュアルな服装でも、カラトラバ 6119G-001はポイントさえおさえれば、似合います。やはり黒とシルバーを基調とした色彩なので、上質な素材、例えばカシミアやウールのニットとの相性が良いでしょう。
ボトムはダークカラーのチノパンを使うと、時計のクラシックさが引き立つ筈です。またカジュアルなジャケットスタイルもカラトラバ 6119G-001とは相性が良いと思います。ここで注意したいのが、ビビットなカラーは控えた方が良いかもしれません。
基本的にはモノトーンもしくは淡い色、アースカラー程度にとどめておくと、カラトラバのホワイトゴールドが映えるはずです。靴もスニーカーでも相性は良いと思いますが、できるだけ、白か黒を基調として全体のカラーバランスを整えると相性は抜群です。
まとめ
パテックフィリップ カラトラバ 6119G-001は、何世代にわたって使える、タイムレスな魅力を持つ時計です。
シンプルでクラシックなスタイルを持ち合わせ、伝統だけに固執している時計ではありません。前述したように、時代に合わせて細部をアップデートしているコレクションで、世代を超えても語り継がれ愛されるマスターピースと言っても過言ではありません。
時計全体は無駄が無いシンプルな外装ですが、随所に職人が一つ一つ丹精込めた手作業による仕上げが目を惹きます。彼らのクラフトマンシップを感じられるハンドワークは、直に手に取って確認して欲しいです。
何よりパテックフィリップを所有できることは、時計愛好家としては名誉な事です。その中でも1930年代から継承されるパテックフィリップのアイコン的な腕時計カラトラバであれば、言うことはありません。
現状の時計マーケットを見る限り、カラトラバ 6119G-001は高額な時計ですが、正規価格を下回っている個体も多く流通するモデルです。中古販売店においても新品未使用品がいくつか見られていて、安い訳ではありませんが、入手不可でもありません。
究極のドレスウォッチであり、手に入れられるなら手に入れるべきでしょう。
是非一度カラトラバ 6119G-001を検討してみてください。
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当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。