ビジネスにおいてもプライベートにおいても、品格を備えたハイエンドウォッチなくして大人のお洒落は語れない。“デキる”大人は、TPOに合わせた腕時計選びが、お洒落の必須条件の一つであることを知っている。今回は男と女、またビジネスとプライベートのシーン別にお薦めのハイエンドウォッチをご紹介しよう。
会議やプレゼン、クライアントとのミーティングランチなど、朝からフル稼働の月曜日。分刻みのタイムスケジュールをこなす、そんな日はシンプルで上品、かつ落ち着きのある印象を与えてくれるネイビーのスーツとロレックス サブマリーナが最適だ。アクティブでスタイリッシュな印象を与えるサブマリーナは、ポジティブと聡明さを印象づけつつ、スマートに仕事をこなす“デキるビジネスマン”をさりげなくアピールしてくれるはずだ。
彼女との約束がある夜は、高級感のあるツイードのジャケットにトラディショナルな表情のIWC ポルトギーゼを合わせて、シックにまとめてみよう。
昼間のビジネスシーンでは紳士的な雰囲気を演出しながら仕事に対する堅実さ・明哲さを示しつつ、夜のプライベートシーンではほどよくカジュアルダウンして、安心感と誠実さをアピール。オンとオフで2つの表情を使い分ける大人の男を引き立てるハイエンドウォッチだ。
ビジネススーツのお洒落を楽しみたいのは女性も同じ。大事な会議やプレゼンがあるときは、カルティエのタンクラインの中でも圧倒的人気を誇るブレスレットウォッチ「タンクフランセーズ」をセレクト。洗練されたスクエアケースのデザインがビジネスシーンではクールに、プライベートではフェミニンにと、TPOに合った美しい手元を演出してくれる。
彼との大切な約束がある夜は、優しくフェミニンなニットワンピースに「ショパール ハッピースポーツ」を合わせて。
カジュアルスタイルにさりげなく高級時計を取り入れたお洒落を楽しめるのは、大人の女性に一歩近づいた証。
ちょっと甘めのピンクのレザーベルトにネイルカラーを合わせて指先のお洒落まで抜かりなく。
大切な記念日。祝杯のシャンパングラスを傾ける二人の腕には、大人のペアウォッチ。カジュアルにもスーツにもマッチする「エクスプローラー」と「オイスターパーペチュアル」は仕事もプライベートも充実する二人にはまさにベストなセレクト。スタイリッシュな輝きを放つ時計は未来に向かって、二人の時を刻み続けるだろう。
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。