2019年1月14日からSIHH2019(ジュネーブサロン)が開催されています!弊社スタッフが現地で撮影したパネライの新作をいち早くお届けいたします!
目次
パネライ サブマーシブル ルナ ロッサ PAM01039
パネライ2019年新作
モデル:サブマーシブル ルナ ロッサ
型番:PAM01039
素材:カーボテック
文字盤:ダークグレーセイル
ケースサイズ:直径47mm
ムーブメント:自社製自動巻き P.9010
パワーリザーブ:約72時間
防水性:30気圧
予価:¥2,581,200‐(税込)
1956年にエジプト海軍のダイバーズウォッチとして作られた腕時計に由来するサブマーシブルはルミノールの中でも存在感を放っていますが、SIHH2019では数多くのサブマーシブル新作に立ち会うことができました!
また、これまでのパネライのイメージを一新するような、新デザインや新素材、限定生産モデルが目立ったことが特徴的でした。
最初にご紹介するのは、国際ヨットレースの権威『アメリカズ・カップ』の挑戦者代表チームとなるルナ・ロッサへのオマージュです。
パネライはこの度ルナ・ロッサと公式パートナーシップを結ぶこととなります。そのため、ルナ・ロッサのセーリング技術を反映するように設計したとのこと。
具体的な特徴としては、まずはカーボテック素材。
これは、ルナ・ロッサのAC75艇の船体にも使用されている革新素材で、さらにヨットの帆の一部を模様としてあしらいました。
一見するとただのカーボン素材のようですが、独創的な質感を獲得していること。また、実際のレースでの使用に耐えうる堅牢性を実現しているということに驚嘆させられます。
搭載するムーブメントは近年パネライが力を入れるマニュファクチュールで製造されたP.9010。
3日間のロングパワーリザーブ、GMT機能を備えた名機で、さらにムーブメントの厚みわずか6mmという薄さが自慢です。当店でも人気の高いルミノールマリーナ1950 PAM01392 にも載せられましたね。
これまでのパネライの伝統とこれまでにないパネライの挑戦を感じられる一本です。
パネライ サブマーシブル クロノ ギヨーム・ネリーエディション PAM00982 / PAM00959
パネライ2019年新作
モデル:サブマーシブル クロノ ギヨーム・ネリーエディション
サブマーシブル 42mm
型番:PAM00982 / PAM00959
素材:チタン / ステンレススティール
文字盤:グレー
ケースサイズ:直径47mm / 直径42mm
ムーブメント:自社製自動巻き P.9100 / OP XXXIV
パワーリザーブ:ともに約72時間
防水性:ともに30気圧
予価:2,311,200円 / 1,166,400円(ともに税込)
ブルーラバーベルトとグレーの文字盤がさわやかなルミノール サブマーシブルが展示されていました!
サブマーシブルのデザインアイデンティティは継承しつつも、マリンスポーツに非常にマッチするデザインがイイですね!
これからご紹介するのは、ギョーム・ネリーエディションです。
既にプレSIHH2019として昨年末から話題に上っていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
ギョーム・ネリー氏とは、フランス人のプロダイバーです。
フリーダイビング、すなわち酸素ボンベなしで潜水を行うダイバーで、なんと深水202mまでフリーダイビングで成功しているとか!
そんな彼のパフォーマンスへのオマージュとして登場しました。
堅牢なのに軽快なチタンケースを採用していること、また、自社製キャリバーP9010はフライバック及びゼロリセットセコンドを備えるという、機能性充実のスペシャルエディションです。
もう一つ並んでいたサブマーシブルはスペシャルエディションではありませんが、同様にブルーラバーベルト・ベゼル、そしてグレー文字盤を組み合わせた最高にオシャレなダイバーズウォッチです。
42mmというサイズ感ですので、アクティブシーンのみならずタウンユースでも使えそうですね。
こちらはサイド画像となります。
ラバーストラップが独特ですが、これはデザインのみならず優れた装着感をも実現するとのこと。
サブマーシブルらしさと斬新さが融合して、パネリスティから厚い支持を得そうな予感です!
パネライ サブマーシブル BMG-TECH PAM00799
パネライ2019年新作
モデル:サブマーシブル BMG-TECH
型番:PAM00799
素材:BMG-TECH
文字盤:ブラック
ケースサイズ:直径47mm
ムーブメント:自社製自動巻き Cal.P9010
パワーリザーブ:約72時間
防水性:30気圧
予価:1,814,400円(税込)
冒頭でご紹介したルナ・ロッサモデルのカーボテック素材に続いて、パネライ革新素材が2019年新作ラインナップに並んでおります!
ケースに採用されているBMG-TECH(BMGテック)とはSIHH2017にて発表された素材で、金属ガラス(リキッドメタル)となります。
金属ガラスというのは金属でありながらも特殊合金によって非結晶性を有し、ガラス様の特殊な合金となったもの。
通常金属の結晶構造をしておらず、特性としては非常に強固。衝撃や磁気に強く、また腐食に対する保護にも強化された夢の合金と言えます。
ベゼルには例のカーボテック素材を採用することで、最強ダイバーズウォッチとなりました!
ムーブメントには薄型自動巻きキャリバーP.9010を搭載。
そのため、300m防水、そして強固な素材を採用しているにもかかわらず、思ったより上品な薄さだな、といった印象を持ちました。
1500本生産の限定モデルとなります。
パネライ サブマーシブル マイク・ホーン エディション PAM00984
パネライ2019年新作
モデル:サブマーシブル マイク・ホーン エディション
型番:PAM00984
素材:サテンエコチタン
文字盤:ブラック
ケースサイズ:直径47mm
ムーブメント:自社製自動巻き Cal.P9010
パワーリザーブ:約72時間
防水性:30気圧
予価:2,473,200円(税込)
冒険家「マイク・ホーン氏」をご存じでしょうか。
何北両極をメルセデスGクラスとヨットで制覇したり、アマゾン川を単独で下ったりと、成し遂げた冒険の数々は数知れず。世界を代表する冒険家と言えるでしょう。
そんなマイク・ホーン氏は、実はパネライのブランドアンバサダーを15年にわたって務めています。
過去、何度か彼へのオマージュモデルがパネライから登場しています。
特筆すべきことは、こちらの新作にもエコ・チタニウムと呼ばれる革新素材を用いていること。
チタン特有の軽量さや強靭さはもちろんのこと、これは天然資源の採掘からではなく、現存するチタンのリサイクルによって再利用されたものなのです。
ブラックのストラップもまたリサイクル素材で、再利用されたPETによって生み出されているとのこと。
地球を愛するマイク・ホーン氏へのオマージュとして最高の新作ですね!
なお、サブマーシブルは逆回転防止ベゼルのドットが特徴的でしたが、マイク・ホーン氏エディションでは目盛りが刻まれました。
ブランド・モデル名とスペックが文字盤ではなく風防にシルクスクリーン加工であしらわれているところも、既存のサブマーシブルとまた違ったデザインとなっております。
購入者はマイク・ホーン氏の北極圏への氷河旅行に参加できるそうです。
パネライ サブマーシブル カーボテック PAM01616 / PAM00960
パネライ2019年新作
モデル:サブマーシブル カーボテック
型番:PAM01616 / PAM00960
素材:カーボテック
文字盤:ブラック
ケースサイズ:直径47mm / 直径42mm
ムーブメント:自社製自動巻き Cal.P9010 / Cal.OP XXXIV
パワーリザーブ:ともに約72時間
防水性:ともに30気圧
こちらはカーボテックの、レギュラーモデルとしてラインナップされた2019年新作です。
47mmサイズと42mmサイズで登場したようです。
カーボテックは、加工の際にできる筋目が、同じものは一つとしてないと言います。
そのため特殊素材としての強靭さなどスペック面ではもちろんのこと、デザイン的に独創性を持たせることにも成功していると言えます。
ちなみにもともと2015年にルミノール サブマーシブル1950(PAM00616)でカーボテック素材を使用し、現在もパネライの現行コレクションとして活躍していますが、文字盤デザインが異なります。
PAM00616が生産終了になるかはまだわかりませんが、カーボテックが今後ますます注目度を上げていく素材のうちの一つとなるでしょう。
※↑ PAM00960
パネライ サブマーシブル マリーナ ミリターレ カーボテック PAM00979
パネライ2019年新作
モデル:サブマーシブル マリーナ ミリターレ
型番:PAM00979
素材:カーボテック
文字盤:ブラック
ケースサイズ:直径47mm
ムーブメント:自社製自動巻き Cal.P9010
パワーリザーブ:約72時間
防水性:30気圧
予価:2,473,200円(税込)
「軍」という用語を冠するミリターレは、パネライがイタリア海軍御用達ブランドという歴史的背景へのオマージュシリーズです。
今回カーボテック素材を採用したことによって、より過酷な状況下で任務を遂行しなくてはならない潜水部隊たちのためのモデルとして進化しました。
こちらの新作は文字盤にもカーボン素材を使用しており、見やすさはもちろんのこと、スポーティーなデザイン性がグッと強まりました。
今回の多くのパネライ サブマーシブル新作に言えることですが、堅牢なケースを持ちながらも非常に薄型でエレガントな印象が強くなります。
オーソドックスな黒基調のカラーリングは、スーツスタイルでも身につけていけるダイバーズウォッチですね!
パネライ サブマーシブル BMG-TECH
こちらはBMG-TECHの青文字盤です。
明るい青が、非常に爽やかな印象に仕上がっております。
ベゼルは金属製ですので、ベゼルがカーボテック素材となるPAM00799よりも、オーソドックスなサブマーシブルといった印象です。
青は人気の高い文字盤色ですので、好みが分かれるかもしれません。
しかしどちらもパネライを代表するダイバーズウォッチであることは間違いありません。