多くの芸能人が愛用していることで有名なフランクミュラー。
樽のようなシェイプが特徴的なカサブランカや華やかなカラードリームスなど、個性的で審美性の高いフォトジェニックな時計の数々は、ファッションに敏感な30代・40代の方を中心に厚い支持を集めています。
そこで今回は、東京銀座にある腕時計専門店GINZA RASINの売上データを元に、フランクミュラーの中で最も人気が高かったモデルをご紹介したいと思います。
目次
フランクミュラーの中で一番人気があるモデル カサブランカ 5850CASA OAC
カサブランカ 5850CASA OAC
[駆動方式] 自動巻き
[キャリバーNo.] –
[パワーリザーブ] 最大40時間
[ケース材質] ステンレススティール
[防水] 3気圧防水
[重さ] 125g
[ケースサイズ] 縦 45.0mm × 横 32.0mm
無数に存在するフランクミュラーの時計において、最も人気が高かったモデルはカサブランカの定番中の定番「5850CASA OAC 」です。
フランクミュラーの中では比較的リーズナブルなコレクションであり、ハイセンスな時計が手ごろな価格で手に入ることから絶大な支持を集めています。
美しいトノーケースに中央から延びるように配された力強いアラビアインデックス。
オンにもオフにも活躍してくれるオールマイティーなモデルです。
ケースは縦 45.0mm × 横 32.0mmという悪目立ちしない絶妙なサイズ感。人間工学を考え抜かれたブレスレットは抜群のフィット感があり、長時間着用していても疲れません。
ビザン数字のインデックスと各針には暗闇でグリーンに浮かび上がるルミナス夜光が塗られており、思わず見入ってしまう幻想的なイメージを与えます。
フランクミュラーはどのモデルも定価が非常に高く設定されていますが、こちらのモデルは中古品であれば40万円台で購入することもできます。
正規店と並行店で価格差が非常に大きいブランドですので、お安くお求めになりたい方は並行店を訪れてみてはいかがでしょうか。
カサブランカは同じモデルでもサイズ、色合い、文字盤デザイン、ベルトの組み合わせは数十~数百種類に及びますので、きっとあなたに合う一本が見つかるはずです。
フランクミュラーの中で人気が高いモデルとは?
二番人気は革新的なスポーツウォッチとして近年人気を集めているヴァンガード「V45 SC DT AC BC」。
ただ上品なだけでなく、力強さも兼ね備えるフランクミュラーの新たなる定番モデルです。
フランクミュラー ヴァンガード V45 SC DT AC BC
一般的に高級時計はブラックに人気が集まりがちですが、ヴァンガードに関してはホワイトが一番人気となりました。
インデックスはヴァンガードのためにデザインされた立体的なアラビア数字。ケースにベルトを没入させたラグなし一体構造が最大の特徴です。
トノーカーベックやロングアイランドといった定番どころを抑えてのランクインとなり、ヴァンガードが高く評価されていることを改めて実感しました。
ちなみに三番人気はヴァンガード ヨッティング「V45SCDT ACBL」。2位に続き、3位にもヴァンガードがランクインしています。
フランクミュラーとイタリアン シーグループとの独占パートナーシップに基づいて開発された“ヴァンガード ヨッティング”シリーズ。これまでのヴァンガードにはなかったリューズガードを設け、よりスポーティに進化しました。
最大の特徴は何といっても文字盤に配された羅針図です。大型クルーザーで航海する世界観がイメージされており、常に挑戦し続ける男性から絶大な人気を博しています。
縦53.7mm × 横44.0mmという大迫力のケースサイズを誇るモデルですが、体型・年齢問わず人気です。
まとめ
フランクミュラーは時計としての実用性は勿論のこと、ファッションアイテムとしても最適です。
特に同ブランドの代名詞であるトノーケースは絶大な人気を誇ります。
今回ランクインしたカサブランカ・ヴァンガード以外にも魅力的なモデルがまだまだ存在しますので、是非この機会にフランクミュラーをご検討されてはいかがでしょうか。
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。