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新美貴之, セイコー, その他

セイコーメカニカルの名機「SARB033」「SARB035」「SARB017」を徹底解説!

最終更新日:

「セイコーメカニカルSARB033・SARB035・SARB017って何がすごいの?」
「SARB033・SARB035・SARB017の魅力や特長について知りたい」

セイコーは豊富なラインナップを誇りますが、その中でも機械式時計の魅力を堪能することができる「メカニカル」シリーズは非常に人気が高いです。

ビジネスシーンによく似合う端正な顔つきに、確かな精度。

幅広い世代の男性から厚い支持を集めています。

メカニカルシリーズにおいて絶大な人気を誇る名機に、SARB033・SARB035・SARB017がありますが、魅力や特長が知りたいという人は多いのではないでしょうか。

3つのモデルはデザイン性に優れ、機能も申し分ありません。

この記事では3つのモデルの魅力や特長を、GINZA RASINスタッフ監修のもと紹介します。

定価と実売価格についても紹介しますので、セイコーウォッチの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。

セイコー SARB033 SARB035 SARB017

 

①セイコーメカニカル「SARB033」

SARB033は、セイコーメカニカルシリーズの定番として人気を博したモデルです。

惜しまれつつも廃盤となりましたが、今なお高い需要を誇ります。

 

セイコーメカニカル「SARB033」

セイコー SARB033

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径 38.5mm  厚み 11.2mm
全重量:136g
文字盤:ブラック
インデックス:バー
ムーブメント:自動巻き 6R15
パワーリザーブ:約50時間
防水性能:100m

ビジネスパーソンから支持を集めた名作中の名作です。

シンプルな3針デイト表示におしゃれな筆記体で書かれた「Automatic」の文字。

腕にしなやかに巻き付く装着感の良さ。

セイコーの最高級機種「グランドセイコー」にそっくりのフォルムを持ちながら、定価約5万円というリーズナブルな価格が相まって人気を博しました。

また、デザインのみならず性能の良さにも定評があります。

ムーブメントには高い精度を誇るCal.6R15を搭載しており、ケース背面がスケルトン仕様となっていることから、機械の精巧な動きを堪能することができます。

セイコー SARB033

6R15は通常この価格帯には用いられないムーブメントですが「SARB033」には満を持して搭載されることになりました。

SEIKOコレクションにおける人気は随一であり、現行モデルよりも断然 SARB033 が欲しいという方は後を絶ちません。

 

 

SARB033の定価と実売価格

「SARB033」の定価は約5万円。デザイン性や実用性を加味すると、非常にリーズナブルな価格です。

実売価格に関しても3万円台とお得なプライスとなっています。

セイコー SARB033 はまさにコスパ最高と一本といえるでしょう。

 

 

SARB033は手に入りにくい?

堅実な設計と主張しすぎないデザイン性が人気を生んだ「SARB033」。

海外では「プアマンズ グランドセイコー」とも呼ばれています。

バリエーションとしてはシルバー SARB035、ピンク SARB037、ゴールドメッキモデル SARB038などが存在しますが、やはり最も需要が高いのはシックに決まるブラック SARB033です。

ガラスにはサファイアクリスタル、ステンレスブレスを採用し、実用に関しても数十万円する高級時計となんら遜色がありません。

セイコー SARB033

ただ、それだけの人気を誇るせいか、現在はSARB033を手に入れるのが難しい状況が続いています。

廃盤品であるため入荷が殆ど無く、手放す人が少ないことから中々市場で見かけることがありません。

②セイコーメカニカル「SARB035」

SARB035は、セイコーメカニカルSARB033のバリエーション違いです。

文字盤にはシンプルな美しさを持つシルバーが配され、こちらもセイコーメカニカルにおいてトップクラスの人気を誇ります。

 

セイコーメカニカル「SARB035」

セイコー SARB035

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径 38.5mm  厚み 11.2mm
全重量:136g
文字盤:シルバー
インデックス:バー
ムーブメント:自動巻き 6R15
パワーリザーブ:約50時間
防水性能:100m

 

ムーブメントにはSARB033と同じCal.6R15が搭載されています。背面はシースルーバックです。

 

 

SARB035の定価と実売価格

「SARB035」の定価はブラック SARB033と同じく約5万円。実売価格に関しても3万円であることは変わりありません。

こちらも廃盤となっていますが、ブラックほど品薄となっておらず、比較的手に入りやすいです。

 

 

③セイコーメカニカル「SARB017」

美しく煌くグリーンダイアルが男心をくすぐる名機セイコーメカニカル「アルピニスト(SARB017)」。登山用ウォッチとして開発され、良い意味でセイコーらしくない時計として人気を博しました。

1995年にオリジナルモデルが発表され、2006年にリニューアル。

2018年に惜しまれつつも廃盤となり、それに伴い需要が高まっています。

 

セイコーメカニカル「SARB017」

セイコー SARB017

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径 39.5mm  厚み 12.0mm
全重量:79g
文字盤:アーモンドグレー
インデックス:アラビア/楔型
ムーブメント:自動巻き 6R15
パワーリザーブ:約50時間
防水性能:100m

「緑色のダイヤルはあまり売れない」という定説を覆し、幅広い世代の男性から支持を集めた「アルピニスト(SARB017)」。「アーモンドグリーン」と呼ばれる高級感のあるグリーンを採用することで、エレガントなイメージを備えました。

ゴールドカラーで作られたアラビアインデックスからはレトロヴィンテージな印象を醸し出し、ブラウンレザーと組み合わせることでミリタリーな魅力にも溢れます。

搭載ムーブメントは1995年発売モデルにおいては「4S15」。2007年以降のリニューアルモデルには「6R15」が採用されました。

 

 

SARB017の定価と実売価格

「SARB017」の定価は約5万円。6R15が搭載されていることもあり、SARB035及びSARB033とほぼ同じ定価となっています。

ただ、実売価格に関してはSARB017の方がプレミア価格となっており、4万円~5万円の間で相場が推移しています。

徐々に流通量も減ってきているため、手に入れるのであればなるべく早く購入してしまった方がよいでしょう。

 

 

SARB系のオーバーホール

SARB033、SARB035、SARB017。どれも機械式時計であるため定期的なオーバーホールが必要となります。

メーカー修理か民間修理かによってオーバーホール代金は異なりますが、概ね1万円前後かかります。

グランドセイコーであれば5万円以上かかりますので、メンテナンスコストもお安いと言えるでしょう。

当記事の監修者

新美貴之(にいみ たかゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長

1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年

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