出典:https://www.hublot.com/ja-jp
常識にとらわれない発想で、時計業界に新しい風を巻き起こしてきたウブロ。
製品そのものの完成度の高さはもちろんのこと、巧みなブランディングでも頭一つ抜きんでた存在です。
そんなウブロ、コレクションの二本柱はビッグバンとクラシックフュージョンですが、この中でも例年新しいモデルを意欲的に製造しており、熱く注目しているファンも多いのではないでしょうか。
この記事では、新作見本市「LVMH Watch Week 2023」、シンガポールで他社に先駆けて発表された、ウブロの最新作をご紹介いたします!
目次
2023年ウブロ新作①クラシックフュージョン オリジナル
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スペック
外装
型番: | 542.NX.1270.RX.MDM他 |
ケースサイズ: | 直径42mm/38mm/33mm |
素材: | チタンまたはイエローゴールドまたはセラミック |
文字盤: | ブラック |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.HUB1110 |
駆動方式: | 自動巻き(33mmはクォーツ) |
パワーリザーブ: | 約42時間 |
機能
防水: | 5気圧 |
予価: | 1,056,000円他(税込) |
「クラシックフュージョン オリジナル」として登場したのは、ウブロの最初期作をリバイバルした逸品です!
舷窓をイメージしたデザインに漆黒の文字盤が、今なお「鮮烈な新しさ」を感じさせますね。
ウブロの誕生について簡単に解説すると、1979年にイタリア人のカルロ・クロッコ氏によって創業されたブランドです。
その翌1980年に、処女作となる高級スポーツウォッチをバーゼルワールドで発表しました。ちなみにウブロは創業当初は「MDMジュネーブ」という社名であったようで、初代モデルにはMDMのロゴが見受けられます。
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この処女作は、当時高級時計では珍しかったラバーストラップをゴールドケースに合わせるという大胆さ。そして舷窓(船体の、採光用の小窓)を彷彿とさせるベゼルのビス留めやエレガントなフォルムが、非常に傑出していた逸品です。
1970年代にオーデマピゲ ロイヤルオークから勃興したラグジュアリー・スポーツウォッチは「舷窓」がデザインコンセプトの一つとして挙げられますが、ウブロはこれを取り入れつつも、独自のエレガンスをも極めていることが見て取れます。ちなみにブランド名のウブロ(HUBLOT)は、フランス語で舷窓を意味しています。
この初期のモデルを2008年にリバイバルしたのがクラシックフュージョンです。
ベゼルのビス留めは少なくなり、ケースも薄型ながら洗練された印象をまといました。また、バーインデックスが付されているのも特徴となります。また、初期モデルはクォーツのみでしたが、現在は自動巻きムーブメントもメインで搭載し、シースルーバックによって機械を鑑賞できるのが大きな特徴であり魅力となっております。
そして2023年、いっそうオリジナルに回帰しつつ、現代的なウブロらしさを取り入れた新作「クラシックフュージョン オリジナル」がリリースされました。
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ケースサイズは42mm・38mm・33mm。
いずれもイエローゴールド・チタン・ブラックセラミック素材でそれぞれラインナップされています。この多彩さも、ウブロらしさですね。
オリジナルより少ない「H」フォルムのビスがベゼルに打たれており、またケースはポリッシュ仕上げとサテン仕上げのコンビネーションによって立体感を有します。
インデックスを持たないブラックラッカー文字盤はデイト窓もブラックで統一されているのが、オシャレさを引き立てます。
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とりわけブラックセラミック製の「ブラックマジック」は、トレンドのオールブラックとして刺さるファンが多いのではないでしょうか。
ちなみにウブロは創業当初はイタリア市場を中心に人気を博していましたが、その後2004年にジャン・クロード=ビバー氏がCEOに就任し、2005年「ビッグバン」をリリースして以降、世界的な人気ブランドへと成長していきます。そしてビッグバン人気を大いに押し上げることとなったのが、2006年発表の「オールブラック」です。つまりブラック使いには、ウブロは一家言持っているというわけです。
ウブロ クラシックフュージョン オリジナル チタニウム 542.NX.1270.RX.MDM
搭載しているムーブメントは42mmおよび38mmは自動巻きHUB1110。33mmサイズはクォーツHUB2913です。
自動巻きHUB1110はムーブメントサプライヤーの「セリタ」製SW300-1をベースとしており、既存のクラシックフュージョン Ref.542.NX.1171.LRなどにも搭載されてきた信頼性高い機械です。パワーリザーブ約42時間と、実用性にも優れていますね。
シースルーバックからは「HUBLOT」のロゴを備えたローターをご鑑賞頂けるでしょう。
※ムーブメント画像は既存モデルより
定価はイエローゴールド製42mmサイズモデルが3,091,000円、38mmサイズが2,629,000円、33mmサイズが2,288,000円。
チタン製42mmサイズモデルが1,056,000円、38mmサイズが1,012,000円、33mmサイズが836,000円。
ブラックマジック42mmサイズモデルが1,287,000円、38mmサイズが1,100,000円、33mmサイズが935,000円。
クラシックフュージョンはビッグバンよりもお得な価格帯なのが嬉しいですね!これはまた人気が出そうです!
2023年ウブロ新作②ビッグバン トゥールビヨン オートマティック イエローネオン SAXEM
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スペック
外装
型番: | 429.JY.0120.RT |
ケースサイズ: | 直径44mm |
素材: | SAXEM |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.HUB6035 |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約72時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
予価: | 26,961,000円(税込) |
創業以来、伝統的な高級時計と革新性をFUSION―融合―させることで、新境地を切り開いてきたウブロ。
高級時計×ラバーストラップでスタートした同社の精神性は、今なお進化の手が止まることはありません。
この精神性の最先端を表した2023年新作が、ビッグバン トゥールビヨン オートマティック イエローネオン SAXEMです。
一目見て、只者ではないと感じる鮮烈なデザインが飛び込んできますね。
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美しい半透明のイエローケースは、SAXEM(サクセム)によって形成されています。
SAXEMとは、酸化アルミニウムと希土類鉱物のサファイア(Sapphire Aluminium oXide and rare Earth Mineral)の略称です。
合金で、サファイアの基本成分である酸化アルミニウムに、ツリウムやホルミウムなどの希土類元素とクロムを加えているとのことです。
SAXEMは人工衛星にも使用されている素材で、きわめて高い耐久性とダイヤモンドのような輝きを両立します。
ウブロは2016年以降、サファイアクリスタルの開発・製造に注力し、同素材で構成された美しきシースルーウォッチをリリースしてきましたが、2020年にグリーンエメラルドのSAXEM製ビッグバンをリリースして、大いに時計業界を湧かせました。
SAXEM第二弾は、イエローで表現されたというわけですが、内部構造を可視化させる構造に輝くイエローが相まって、新時代をも感じさせる出来栄えとなっております。
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ちなみに、サファイアクリスタルにせよSAXEMにせよ、こういった高硬度の素材を時計に転用するのは技術力を要します。言うまでもなく、硬い素材は加工が難しいためです。
近年では加工技術の発達によって風防のメイン素材として使われるようになったとは言え、ビッグバンのような複雑な多層構造を実現させるというのは、ウブロがただ「奇抜」「新しいもの好き」などではなく、理想を実現させる確かな技術力を有していることを示唆しますね。
搭載するムーブメントも、機械式時計の醍醐味を感じられる傑作機です。
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そう、自動巻きトゥールビヨン Cal.HUB6035です。
トゥールビヨンは機械式時計の複雑機構(コンプリケーション)の一つで、簡単に言うと脱進機をキャリッジ(籠)に収めて回転させる仕様です。トゥールビヨンの目的の一つは時計の姿勢差による精度への影響を最小限にするためとも言われますが、現代では実用面というよりも、その渦のよな動きの美しさや複雑精緻な世界観を楽しめることから、非常に人気の高い機構となっております。なお、トゥールビヨンはフランス語で渦を意味します。
6時位置にセッティングされたキャリッジの動きは、スケルトナイズされた文字盤・裏蓋側から存分にお楽しみ頂けることでしょう。
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ちなみに自動巻きながらマイクロローター(通常のセンターローターよりも小さく設計されたローター)を採用しているため、機械全体を裏蓋側からも鑑賞できるのも、ウブロらしい配慮です。
3日間のロングパワーリザーブを備えているので、実用面にもウブロが手を抜かなかったことがわかります。
国内定価は26,961,000円。世界限定50本生産とのことでなかなか市場には出回らないでしょうが、間違いなく2023年を代表する新作です。
2023年ウブロ新作③ビッグバン インテグレーテッド キングゴールド レインボー
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スペック
外装
型番: | 451.OX.1180.OX.3999/456.OX.0180.OX.3999 |
ケースサイズ: | 直径42mm |
素材: | キングゴールド |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.HUB1280/HUB1710 |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約72時間/約50時間 |
機能
防水: | 10気圧 |
予価: | 21,571,000円/20,218,000(いずれも税込) |
ビッグバン誕生15周年に当たる2020年、ウブロからビッグバン インテグレーテッドが発表されました。
ラバー等のストラップとの組み合わせが印象的なウブロですが、ビッグバン インテグラルはメタルブレスレット。インテグレーテッド「統合された」「完全な」のコレクション名通り、ケースとブレスレットがシームレスに一体化しており、現在時計業界のトレンドであるラグジュアリー・スポーツウォッチの要素も取り入れることとなりました。
このビッグバン インテグラルに、ウブロが「大胆で、輝かしい功績」と称するような、大変ゴージャスな新作が二種追加されました。
それが、ビッグバン インテグレーテッド キングゴールド レインボーです。
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キングゴールド製のケース・ブレスレットにはレインボーカラーに彩られた貴石がこれでもかとセッティングされており、息を吞むような美しさと楽しさを円sひゅつしています。
ちなみにキングゴールドはウブロの特殊合金で、従来の18Kピンクゴールドよりも赤みを備えつつ、プラチナを加えることで丁寧なポリッシュ仕上げ・サテン仕上げを可能としていることが特徴です。ウブロのハイエンドモデルに採用されてきましたが、高価格帯であるにもかかわらずキングゴールド製モデルは本当によく売れます。
また、2023年に登場したゴージャスなビッグバン インテグレーテッド キングゴールド レインボーは、「タイムオンリー」も含まれました。
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「タイムオンリー」は2022年にビッグバンに加わったコレクションです。
これまでビッグバンはクロノグラフをメインに搭載してきましたが、シンプルな3針機能となっており、まさに「タイムオンリー」!クロノグラフがない分、すっきりとしたシンプル・エレガンスが引き立ちます。
国内定価はクロノグラフモデルが21,571,000円、タイムオンリーが20,218,000円。
こちらもハイエンドでそう活発に出回るモデルではありませんが、ウブロが誇るラグジュアリー・スポーツウォッチの最上機種のような立ち位置。ぜひ一度は手にしてみたいところです!
2023年ウブロ新作④ビッグバン ウニコ SORAI
出典:https://www.hublot.com/ja-jp
スペック
外装
型番: | 421.FX.8099.NR.SOA23 |
ケースサイズ: | 直径44mm |
素材: | セラミック |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.HUB1280 |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約72時間 |
機能
防水: | 10気圧 |
予価: | 3,091,000円(税込) |
様々な業界やジャンルとFUSIONすることでも知られるウブロ。
こちらの2023年新作は、SORAI―Save Our Rhino Africa India―をオマージュしたモデルです。
SORAIはウブロのアンバサダーを務めてきたクリケットの元選手ケビン・ピーターセン氏が設立した団体で、密漁によって絶滅に瀕するサイの保護活動のための団体です。
ウブロは2019年からSORAIを支援し、何度か特別モデルをリリースしましたが、2023年に第三弾が公開されました。
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グレーのセラミックケースに暖色がメインとなったインデックスやインダイアルのスケールが、なんとも渋みのあるデザイン。これは、サイが夜間に危険にさらされることから、アフリカのサンセットをイメージしたカラーになっているとのこと。
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9時位置のサイのモチーフが、なんとも愛らしいですね。絶妙な色合いを有するファブリックストラップが、全体のデザインをいっそう華やかにスポーティーにさせています。
搭載するムーブメントは、ウブロの自社製ウニコ2「Cal.HUB1280」。
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ウニコは2010年にリリースされ、これが搭載されたモデルは裏蓋のみならず文字盤側もシースルー化されていることが特徴です。ただシースルーにするのみならず、ムーブメントも文字盤側にクロノグラフ機構を集中させており、「クロノグラフを存分に楽しめる」メカニックな機構が素晴らしいですね。
2018年には小径薄型化を果たしたウニコ2が登場しましたが、このビッグバン SORAIにはウニコ2が採用されることとなりました。
国内定価は3,091,000円。100本の売上の一部が、SORAIに寄付されるとのことです。
2023年ウブロ新作⑤スピリット オブ ビッグバン トゥールビヨン
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スペック
外装
型番: | 645.QL.5117.RX/645.JM.0120.RT |
ケースサイズ: | 直径42mm |
素材: | カーボン/サファイアクリスタル |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.HUB6020 |
駆動方式: | 手巻き |
パワーリザーブ: | 約115時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
予価: | 12,815,000円/26,290,000(いずれも税込) |
ダイナミックな角型ケースがとにかくカッコいい!スピリット オブ ビッグバンより、トゥールビヨンモデルが二種発表されました!
トゥールビヨンは扱うパーツ数が多くなるため、どのブランドも製造できるという代物ではありません。製造難易度が上がることはもちろん、キャリッジに高さが出るためケースが分厚くなってしまったり、あるいはトゥールビヨンの消費エネルギーによって安定したパワーリザーブが得られなかったりするためです。
確かに近年では加工技術の発達によって、これらの課題を克服し、コンプリケーションモデルをラインナップするブランドは格段に増えてきました。しかしながら製造コストはどうしても上がるため、やはり全てのブランドが使いこなせるわけではないというのは変わらないでしょう。
そこへきてウブロは、多層構造の複雑なケースにトゥールビヨンを収めるばかりか、さらにムーブメントのパーツやデザインを巧みに構成することで、唯一無二のコンプリケーションを製造し続けてきたのだから、やはり同社への畏敬の念は堪えません。
2023年新作も、肉抜きされたパーツにスカイブルーカラーが彩られ、さながらアートのようなトゥールビヨンウォッチに仕上がりました。
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特筆すべきは、ケース素材です。
この独特のパターンを楽しめるケースは、カーボンにスカイブルーマイクログラスファイバーが入ることで実現されているとのこと!
カーボン製ゆえに軽量であるにもかかわらず、堅牢性をも持ち合わせているのが素晴らしいですね。
なお、サファイアクリスタル製モデルも同時リリースされております。
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SAXEM製トゥールビヨン搭載ビッグバンでもご紹介した通り、ケース自体を半透明素材とすることで、時計の構造を可視化させるこの逸品。パープルカラーの妖艶さと相まって、特別な存在感を示してくれますね。
カーボンもサファイアクリスタルガラスも扱いが難しい素材。ウブロだからこそ、魔法のようにこれらを高級腕時計として昇華してくれたのでしょう。
搭載するムーブメントは手巻きHUB6020。
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パワーリザーブ約115時間を誇るこの名機、手巻きゆえにローターがないため、裏蓋から存分にご鑑賞頂けることでしょう。
国内定価はカーボンスカイブルーが12,815,000円。パープルカラーのサファイアクリスタルが26,290,000円。
2023年の幕開けから、ファンの心を鷲掴みにしてくる新作ですね!
まとめ
2023年1月、他社に先駆けて行われたLVMH Watch Week。
この見本市を大きく彩ることとなった、ウブロの2023年新作についてご紹介いたしました!
なお、ウブロは同年3月27日から開催される、時計業界最大の新作見本市Watches & Wondersにも参画します。そのため、まだまだ魅力的な新作を隠し玉として持っているかもしれません。
ウブロ新作の続報が入り次第、当サイトでご紹介していきます!
当記事の監修者
新美貴之(にいみ たかゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長
1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年