loading
Now Loading...
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
  • weibo
  • WeChat

池田裕之, ロレックス

ロレックス正規店の穴場はある?正規店購入のポイントや正規店の場所を解説

最終更新日:

ロレックス正規店 穴場

「ロレックス正規店の穴場はある?」
「ロレックスを買うならどこの店舗が良い?」

ロレックスの新品を定価で入手するためには、正規店で購入するしかありません。

しかしロレックスの場合、需要と供給数のバランスが崩れており、どの正規店でも好きなモデルを普通に購入することは困難な状況となっています。

そんなロレックス正規店のおすすめが知りたいという人は多いのではないでしょうか。

巷では「ロレックスが買いやすい穴場」というものが運良く買えた購入者によって広められていますが、結論から言うと「明確に穴場の正規店というものはありません」

この記事では噂として広まっている穴場正規店とは一体どういった内容で語られているのか、GINZA RASINスタッフ監修のもと考察します。

主要都市のロレックス正規店の紹介もしますので、ロレックスの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。

ロレックス正規店の穴場があるというのはただの噂でしかない

「ロレックス正規店の穴場」について正確な情報は無く、噂レベルの情報である可能性が高いということを前提に考えておいた方が良さそうです。

ロレックス正規店での購入情報は購入者がSNS投稿やブログ発信しない限り情報としてネット上にアップされません。

ロレックス購入者の中で「①購入情報を発信する人」と「②情報発信しない人」がいて、穴場正規店と噂される店舗の殆どが①の情報発信する人たちによる情報の可能性があります。

入手困難なロレックスが購入できる可能性が高い店舗をネットで検索していると、購入できた人が発信する情報のみが検索に出やすくなっているため、正規店において「穴場」正規店があると勘違いする人が出てくるのも当然です。

ロレックスの購入情報はあくまでも情報として捉え、過信しない事が求められます。

しかし、噂レベルでも穴場とされる店舗があるのも事実です。確実に購入ができる保障はありませんが、穴場だと言われている正規店の穴場情報を以下にまとめていきます。

ロレックス正規店はやはり東京が強い?

2024年5月現在日本ロレックスの公式HPには日本国内に正規店が53店舗あり、その内、14店舗が関東圏に展開、割合では約26%が関東圏の店舗です。(参考:ROKEX公式HP

日本全国のロレックス正規店の4分の1が集中するこの東京エリアが数字的には一番購入できる機会は多いと言えます。しかし、日本一の人口を誇る大都市ゆえライバルも多く確率的に高いかは不明です。

在庫の多さで選ぶなら新宿や銀座の正規店?

東京のロレックス正規店は2024年5月現在12店舗あり、その内の8店舗が銀座と新宿エリアに集中しています。購入できるかどうかは別にして、在庫の多さだけで言うと間違いなく両エリアが一番です。

ラグジュアリーブランドのフラッグシップストアが銀座周辺に集まりだしてきたのは、1945年の戦後以降だと言われています。それ以前の銀座には百貨店内に高級店はありましたが、高級ブランドの路面店がひしめき合う状態では無かったそうです。

ロレックスなど高級ブランドのショップやブティックが増えた背景には銀座の地価高騰、再開発、また日本のビジネスで、成功するために「1号店は銀座!」と言われ続けてきたことも大きいと思います。

一方の新宿は商業エリアとしての発展は、銀座よりも後でした。今では考えられませんが戦後(1945年以降)の新宿の立地は「郊外の一部」と都民から捉えられていました。

そんな背景もあって当時の地価は安く、その地価の安さが追い風となり商業地として急速に発展してきたのです。

現在はファッションからエンタメ、また鉄道会社系列の百貨店が次々に出店してきました。近年は羽田空港からの交通アクセスの良さからインバウンド観光客も新宿へ集まる構造になっています。

このように新宿や銀座の両エリアは海外からの集客力もあり、ロレックスをはじめ様々な高級時計ブランドのショップも増加中です。日本だけではなく、新宿や銀座は世界的なラグジュアリーストリートへと発展しています。

百貨店は有力顧客に流れているという噂がある

ロレックスの正規店は現在殆どがブティック(単独ブランドしか扱わないショップ)となってきているのが特徴です。そのため大都市圏の正規店は百貨店にテナントとして入居している形でオープンしているのもよく見かけます。

そんな百貨店に入居しているロレックス正規店では「外商の顧客とならない限り、百貨店でのロレックス購入は難しい!」という噂も存在します。

その噂は実際のところどうなのかというと、あくまでも「噂」程度に考えた方が、良いでしょう。

まず、ロレックス正規店はそれぞれの代理店が運営して、テナント契約で百貨店に入居しています。そのため仕入れ自体、デパートは全く関与しておらず、もし外商が顧客にロレックスを頼まれたにしても正規店に「お願い」程度しかできないはずです。

さらに特定モデルの購入制限があり身分証明書による個人情報の確認を行っている以上、特定顧客に多く販売する事はできないと思います。

百貨店に入居しているロレックスが、外商経由で特定顧客に流れている説の真意は不明です。ただ、上場企業である百貨店が一部顧客に優先してロレックスを販売するのはコンプライアンス上問題があると考えます。

そう考えると「百貨店は有力顧客に流れているという噂」は真実性のない「ただの噂」ともいえますが・・・

外商からの紹介であるという事は「転売しない優良顧客」と判断されやすい面もあるので、在庫がもしあるのであればロレックスを出してくれる可能性も一般の方よりは高いのかもしれません。

なので、転売をしなそうな顧客イメージの面では少し有利とも考えられます。

ただ、外商経由でも購入できない方もいるので、やはりタイミングと運がなのかもしれませんね。

百貨店の外商とは?

ご存知無い方のために、百貨店の外商について簡単に説明します。
百貨店の外商は海外からの輸入品を扱う部署として、創設されたのが始まりです。まだ海外からの商品の入手が難しい時代から存在して、日本で見られない海外からの商品を輸入し(買い付け)、外商顧客へ直接販売するまでを担当していました。

戦後の日本は、国内産業の再建目的もあって海外からの工業製品の輸入に高額な関税と物品税を設定していたのです。そのため、今とは比べ物にならないほど輸入品は高価でした。

1970年から80年代まで海外からの輸入ブランド品は「舶来品」と呼ばれ庶民からすれば「贅沢品」という感覚だったのです。そのため海外ビジネスマン(当時は駐在員と呼ばれる)が香港で、ロレックスを免税品として購入するのが流行りました。

現代のように誰もが海外へ旅行する時代では無かったため、国内で高額な商品を売るためには百貨店の外商の存在は不可欠でした。彼らが現地へ直接買い付けに行き得意客(上客)に売るビジネスモデルとして、成立していたのです。

現在でも外商部門は百貨店には存在していますが、ニュースで見る限り業務内容は単に高級品を販売する仕事ではありません。広く知られていない品物(美術品や工芸品)を探し求めて、顧客に売るのが仕事です。

誰もが知っているロレックスを百貨店の外商が扱うのは、現代社会では違う気がします。あくまでも外商自ら買い付ける事にビジネスとしての冥利が有る事を考えた時、ロレックスを外商経由で顧客に売るのは、あまりメリットがありません。

店内が狭く客が少ない店舗も狙い目と言われる

百貨店以外のロレックス正規店はいわゆる路面店です。大型商業ビルの1階部分を正規店としている場合が多く、店舗面積は様々です。

消費者心理として、店舗が広くてお客さんが多いお店ほど、商品の回転も早く在庫が多いイメージがあります。そのため、足を運ぶ人は多くなりがちです。

逆に、狭い店舗は在庫が少ないイメージがあります。

ここで知っておきたいことは、ロレックスの入荷数は必ずしも店舗面積で決まるわけではないということ。広い店舗よりも在庫があるケースはあります。

そのため、ロレックスの在庫数という軸において店舗の面積は狙い目の判断基準とはなりません。

では、なぜ狭い店舗が狙い目といわれるのかですが、広めの店舗よりも通常時の来客数は少なくなりがちなのでライバルは少ないと推測されることが理由の一つです。

そして、来客数が少なめということから、販売員とのコミュニケーションも大規模店よりもスムーズに取りやすいです。

つまり、ロレックス購入に必要な「ライバル客の少なさ」「販売員とのコミュニケーションの密度」が狭い店舗の方が満たしやすいということです。

海外の正規店も穴場といわれるが購入難易度が高い

海外のロレックス正規店も穴場ではあります。日本での身分証明書による本人確認や購入制限は無いので、タイミングさえ合えば購入のチャンスは広がる可能性はあります。しかし以下のような注意点があります。

まず、ロレックスは世界中どの国においても入手は困難です。

一般的には、日本のような入荷待ち以外にウェイティングリストで順番待ちしている国もあります。

さらに海外で購入できても日本帰国時には消費税が掛かることに注意が必要です。現地では旅行者は免税で購入できますが、日本帰国時には購入価格の60%に対して、10%の消費税がかかります。(参考:税関ホームページ

そして最も注意しなければいけない事は為替レート計算です。円安の日本では海外で購入する商品は割高になります。現地での税抜価格を日本円換算にして、前述した帰国時の消費税分を加算して計算しましょう。

欲しいロレックスは並行店の方が見つかりやすい

今現在のロレックス市場を考えると、正規店での購入はかなり難しい状況だと言えます。

そのため、どうしても欲しいロレックスがあるならば、並行店で購入するという手も考えても良さそうです。

定価よりも価格は高いですが、欲しいモデルを正規店をめぐって購入する時間や手間、確実性などを加味すると、並行店で購入する方が現実的でしょう。

そもそも定価自体も値上がりしている状況なので、価格を気にしても結局ロレックスが高いことには変わりありません。

また、並行店でロレックスを購入するメリットは様々あります。

  • モデルによっては正規店よりも安い
  • 正規店にはない珍しいモデルが購入できる
  • メンテナンスが安く受けられる
  • 店舗の分割購入キャンペーンなどお得に購入できるときがある

どんなに時間がかかって苦労をしてでも定価で新品が欲しいという場合は正規店での購入を目指すしかありませんが、並行店でのメリットも沢山ありますのでこちらでも購入も視野に入れることがロレックス購入では大切です。

ただし、並行店といっても様々な店がありますので、店を選ぶ際は

「真贋判定をしっかりしている」
「ロレックスの仕上げクオリティが高い」

などの特徴を持った店舗を選ぶことが大事だといえます。

【注目】GINZA RASINのプレミアムクオリティ|高品質な時計が販売できる秘訣

GINZA RASINのオンラインストアはコチラ→

ロレックスを正規店で買うためのコツはある?

ロレックス 正規店

結論からいえば、ロレックスを正規店で買えるかどうかは「運」次第です。

コツや戦略はさまざま噂されますが、確実とは言えません。

ただし、正規店に足を運ぶ際に当たり前に気を付けるべきことは、気を付けたほうが良いというポイントがいくつかあります。

特に最初に説明する「転売屋だと思われない」というのは、ロレックス自体が転売対策を講じたということもあり、意識すべきポイントだと言えます。

この項目で説明ことはぜひ頭に入れておくと良いかもしれません。

転売屋だと思われないことが何よりも大事

ロレックスの正規店での購入で、一番重要なのは転売屋と思われない事です。

転売屋だと思われないようにするため、どんな事に注意したら良いかを解説します。

一つには、プロフェッショナルウォッチばかりに注目しない事です。例えば「デイトナ」に固執し在庫確認のような質問ばかりをすると転売屋と誤解されます。

もしどうしてもデイトナを欲しいならその理由やストーリーを自分の中で整理しておくと良いかも知れません。

また使用するシーンを想定するのも良いと思います。使用シーンを販売員と語れる位になっていると、ロレックスや時計に対する知識も備わり、転売屋と誤解される事は少なくなる筈です。

入荷タイミングを狙いに行く

「入荷タイミングがわかるなら苦労しない!」という声が聞こえてきそうですが、現代はネット社会なので、メーカーの公式HPや時計専門メディアで情報を検索するのは比較的容易です。

入荷のタイミングとして一番の狙い目は「新作発表後」です。

ロレックスの場合、新作が発表されたと同時に入荷している事は少ないので、直後よりも1カ月程度後の方が狙い目かも知れません。

また、販売者目線(正規店)で考えるのも良いと思います。ここで注意したいのが、ありきたりで考えない事です。一般的な季節イベント(年末商戦や新店舗オープン)はもちろんですが、ロレックスの要素を加えると更に良いと思います。

一般的にはロレックスは特定モデルのアニバーサリーイヤーには必ず新作を発表する傾向があると言われています。そう考えるとブランドが創設された1905年3月を起点に考えるとアニバーサリーがあるかも知れません。

他のタイミングとしては創設者ハンス・ウィルスドルフの誕生日(1881年)3月22日に敢えて訪問するのも面白いです。仮に店舗で入荷が無くても、販売員に「ハンス・ウィルスドルフの誕生日だから来てみた」というと販売員の印象に残る可能性が大です。

頻繁に店舗に足を運ぶ

やはりロレックス正規店でロレックスを購入するには何度も店舗に通うのは不可欠でしょう。

前述した入荷タイミングを購入者が予想する事も可能です。しかし、正確な入荷タイミングは日本ロレックス以外知る由はありません。

そして日本ロレックスの次に入荷タイミングを理解しているのは正規店の販売員です。彼らの固い口から具体的なタイミングを知る事は、難しいものがあります。

しかし店舗に通う事で、入荷のヒントを聞く事は可能です。

具体的な方法は販売員の性格によって異なるので正解はありませんが、様々なアプローチをすることで、入荷情報の精度を高める事ができる筈です。

どのようなアプローチが良いのかは明言できませんが、とにかくロレックスを軸に販売員と深めの話ができるようになることを目指すと良さそうです。

入荷情報を引き出すのに最も重要な事は、販売員と購入者の間にできる信頼性の高さだと思います。

頻繁に店舗に足を運ぶ事が信頼構築への第一歩です。定期的に店舗へ通い、是非販売員の信頼を高めてください。

主要都市のロレックス正規店一覧(一部紹介)

2024年5月現在の東京、大阪、名古屋の正規店の一部を一覧表で作成しました。これらを参考にして、店舗へ足を運んでください。

GINZA RASINのスタッフがロレックスマラソンをした記事もありますので、ぜひこちらもお読みください。

東京のロレックス正規店一覧

店舗名 住所 最寄駅アクセス
1 ロレックスブティック高島屋ウォッチメゾン東京・日本橋 東京都中央区 日本橋 3丁目1-8 1階 東京メトロ 日本橋駅 徒歩2分
2 ロレックスブティックレキシア銀座本店 東京都中央区 銀座 3丁目5-4 東京メトロ 銀座一丁目徒歩2分
3 ロレックスブティック日本橋三越本店 東京都中央区 日本橋室町 1丁目4-1 本館6階 東京メトロ 三越前駅 徒歩2分
4 ロレックス ブティック レキシア 新宿店 東京都新宿区 新宿3丁目30-11 東京メトロ 新宿3丁目駅 徒歩1分
5 ロレックス ブティック 京王新宿 東京都新宿区 西新宿 1丁目1-4 1階 JR 新宿駅 徒歩1分

大阪のロレックス正規店一覧

ヘッダー 店舗名 住所 最寄駅アクセス
1 ロレックス ブティック タカシマヤ ウオッチメゾン 大阪 大阪府 大阪市中央区 難波 5丁目1-5 スイスホテル南海大阪5階 大阪メトロ なんば駅 徒歩1分
2 ロレックス ブティック レキシア  大阪心斎橋店 大阪府 大阪市中央区 南船場 4丁目3-11 大阪メトロ 心斎橋駅 徒歩2分
3 ロレックス ブティック 大丸心斎橋 大阪府 大阪市中央区 心斎橋筋 1丁目7-1 本館 2階 大阪メトロ 心斎橋駅 徒歩1分
4 ロレックス ブティック 阪急うめだ本店 大阪府 大阪市 北区 角田町 8-7 6階 大阪メトロ 梅田駅 徒歩1分
5 ロレックス ブティック 大丸梅田 大阪府 大阪市 北区 梅田 3丁目1-1 1階東 大阪メトロ 梅田駅 徒歩2分
6 ロレックス ブティック 近鉄あべのハルカス(サービスカウンター併設)‬ 大阪府 大阪市 阿倍野区 阿倍野筋 1丁目1-43 タワー館1階 JR「天王寺駅」徒歩1分

名古屋のロレックス正規店一覧

店舗名 住所 最寄駅アクセス
1 ロレックス ブティック ジェイアール 名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン 愛知県名古屋市中村区 名駅 3丁目28-12大名古屋ビルヂング1階 JR名古屋駅 徒歩2分
2 ロレックス ブティック レキシア 名古屋栄店 愛知県 名古屋市中区 錦 3丁目24-17 地下鉄 栄駅 徒歩1分
3 ロレックス ブティック 松坂屋名古屋 愛知県 名古屋市中区栄 3丁目16-1 北館5階 地下鉄 矢場町駅 徒歩 4分

当記事の監修者

池田裕之(いけだ ひろゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン 課長

39歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年

  • にほんブログ村

池田裕之のブログ一覧


GINZARASIN監修!売り時、買い時がわかる!資産管理アプリ『owllar』

買取専門WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

中央通り店
メンテナンスガイド
腕時計入門ガイド

 

人気記事ランキング

ページトップへ