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デイトナ, 田所孝允, ロレックス, アンティーク時計, その他

ロレックス 歴代デイトナのスペックを比較してみました

最終更新日:

「ロレックス デイトナにはどのようなスペックがあるの?」
「歴代デイトナのスペックが知りたい」

先日、実際に本人が使用していたとされる、デイトナ ポールニューマン(ref.6239 エキゾチックダイヤル)がオークションで約20億円で落札されました。

このことでさらに人気に拍車がかかりそうな、歴代デイトナのスペックについて知りたいという人は多いのではないでしょうか。

デイトナは20世紀半ばに誕生してから現在まで、様々な進化を遂げてきたコレクションです。

この記事では歴代デイトナのスペックを、GINZA RASINスタッフ監修のもと紹介します。

世代別に詳しく紹介しますので、ロレックスの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。

ロレックス デイトナ

 

プレデイトナ

プレデイトナ

プレデイトナ Ref.6238

■タキメーターがベゼルではなく、ダイヤルに表記されている。
■ダイヤルとインダイヤルのカラーが反転していない。
■ロレックスでは、3つ目クロノグラフを搭載した初めてのモデル。

プレデイトナ スペック

【型番】Ref.6238 スムースベゼル(ステンレス) 1960年代

キャリバー:
Cal.72B    手巻 毎時18000振動 マイクロステラスクリュー キフショック
Cal.722-1 手巻 毎時18000振動 マイクロステラスクリュー キフショック

ケース径:37mm
リューズ径:6mm
プッシャー:非ねじ込み式
防水:30m

ブレス:
フラッシュフィット(71) 3連リベットブレス/エクステンション式 シングルロック(6635)
フラッシュフィット(71) 3連リベットブレス/非エクステンション シングルロック(7205)

 

デイトナ 第1世代

■ロレックスでベゼルにタキメーターが表記された初めてのモデル。
■ダイヤルとインダイヤルのカラーが反転している。

デイトナ第1世代 スペック

【型番】
Ref.6239 ステンレスベゼル 1963-1965年頃
Ref.6241 プラスチックベゼル 1965-1960年代後半

キャリバー:
72B  手巻 毎時18000振動 マイクロステラスクリュー キフショック
722-1 手巻 毎時18000振動 マイクロステラスクリュー キフショック

ケース径:37mm
リューズ径:6mm
プッシャー:非ねじ込み式
防水:30m

ブレス:
フラッシュフィット(71) 3連リベットブレス/非エクステンション シングルロック(7205)
フラッシュフィット(271 or 371) 3連巻きブレス シングルロック(7835)

 

デイトナ 第2世代

■搭載ムーブメントを、振動数が高められたCal.727にブラッシュアップ。
■ダイヤルとインダイヤルのカラーが反転している。

デイトナ第2世代 スペック

【型番】
Ref.6262 ステンレスベゼル 1965-1969年頃
Ref.6264 プラスチックベゼル 1965-1969年頃

キャリバー:
Cal.727 手巻 毎時21600振動 マイクロステラナット キフ・ウルトラフレックス

ケース径:37mm
リューズ径:6mm
プッシャー:非ねじ込み式
防水:30m

ブレス:
フラッシュフィット(71) 3連リベットブレス/非エクステンション シングルロック(7205)
フラッシュフィット(271 or 371) 3連巻きブレス シングルロック(7835)

 

デイトナ 第2.5世代

■第3世代より以前にも関わらず、ねじ込みプッシャーが採用された初めてのモデルで、プロトタイプとも言われている。
■ムーブメントは第1世代のCal.72B or 722-1を搭載。
■製造時期は第2世代と同時期。
■同型番でステンレスベゼルとプラスチックベゼルが混在。

第2.5世代 スペック

【型番】
Ref.6240 1965-1969年頃

キャリバー:
Cal.72B    手巻 毎時18000振動 マイクロステラスクリュー キフショック
Cal.722-1 手巻 毎時18000振動 マイクロステラスクリュー キフショック

ケース径:37mm
リューズ径:6mm or 7mm
プッシャー:ねじ込み式
防水:50m

ブレス:
フラッシュフィット(71) 3連リベットブレス 非エクステンション シングルロック(7205)
フラッシュフィット(271 or 371) 3連巻きブレス シングルロック(7835)

 

デイトナ 第3世代

ロレックス デイトナ 第3世代
Ref.6265 ブラック / Ref.6263 ブラック

■ねじ込みプッシャーが採用され、ダイヤルに「OYSTER」の表記が入るようになった。
■当時としては50m防水を実現した世界初のクロノグラフだった。
(Ref.6240にも同様のスペックの個体が存在するが全ての個体にではなく、正式にこのスペックに固まったのは第3世代から)
■手巻式デイトナの最終モデル。

第3世代 スペック

【型番】
Ref.6265 ステンレスベゼル 1970年頃-1988年頃
Ref.6263 プラスチックベゼル 1970年頃-1988年頃

キャリバー:
Cal.727 手巻 毎時21600振動 マイクロステラナット キフ・ウルトラフレックス

ケース径:37mm
リューズ径:7mm
プッシャー:ねじ込み式
防水:50m

ブレス:
フラッシュフィット(271 or 371) 3連巻きブレス シングルロック(7835)
フラッシュフィット(571) 3連無垢ブレス シングルロック(78350)

 

デイトナ 第4世代

ロレックス デイトナ 16520
Ref.16520 ブラック / Ref.16520 ホワイト

■ロレックス初の自動巻きクロノグラフ
■サファイヤクリスタルを採用し、100m防水を実現

第4世代 スペック

【型番】
Ref.16520 ステンレスベゼル 1988年-2000年

キャリバー:
Cal.4030 自動巻 毎時28800振動 マイクロステラナット キフ・ウルトラフレックス

ケース径:40mm
リューズ径:7mm
プッシャー:ねじ込み式
防水:100m

ブレス:
フラッシュフィット(503) 3連無垢ブレス シングルロック(78360)
フラッシュフィット(503b) 3連無垢ブレス センターポリッシュ FF分離型 ダブルロック(78390)
フラッシュフィット(803b) 3連無垢ブレス センターポリッシュ FF一体型 ダブルロック(78390A)

 

デイトナ 第5世代

ロレックス デイトナ 第5世代
Ref.116520 ホワイト / Ref.116500LN ホワイト

■ロレックス初の自社キャリバー搭載クロノグラフ。
■3時と9時のインデックスの位置が上に移動。
■スモールセコンドと12時間積算計の位置が入れ替わった。
■ラグとベゼルがポリッシュ仕上げに変更された。
■2016年よりステンレスモデルも、ベゼルがセラミックに変更された。

第5世代 スペック

【型番】
Ref.116520 ステンレスベゼル 2000年-2016年
Ref.116500LN セラミックベゼル 2016年-(ステンレスモデル)

キャリバー:
Cal.4130 自動巻 毎時28800振動 マイクロステラナット キフ・ウルトラフレックス ブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ(2008年以降)

ケース径:40mm
リューズ径:7mm
プッシャー:ねじ込み式
防水:100m

ブレス:
3連無垢ブレス センターポリッシュ 旧型 丸穴クラスプ ダブルロック(78490)
3連無垢ブレス センターポリッシュ 新型 梨地クラスプor鏡面クラスプ ダブルロック(78590)

 

最後に

デイトナは20世紀半ばに誕生してから現在まで、細かな部分から目立つ部分まで様々な進化を遂げてきました。
これらの特徴を覚えることで、よりデイトナの魅力を知ることができるでしょう。

当記事の監修者

田所 孝允(たどころ たかまさ)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 販売部門 営業物流部長/p>

1979年生まれ 神奈川県出身
ヒコみづのジュエリーカレッジ ウォッチメーカーコース卒業後、かねてより興味のあったアンティークウォッチの世界へ進む。 接客販売や広報などを経験した後に店長を務める。GINZA RASIN入社後は仕入れ・買取・商品管理などの業務に従事する。 未だにアンティークウォッチの査定が来るとついついときめいてしまうのは、アンティーク好きの性分か。
時計業界歴18年。

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