loading
Now Loading...
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
  • weibo
  • WeChat
クリスマス特集 クリスマス特集

南幸太朗, オーデマピゲ

オーデマピゲロイヤルオーク15500OR.OO.D002CR.01の定価や魅力を徹底解説!

最終更新日:

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

「15500OR.OO.D002CR.01の定価や中古相場は?」
「15500OR.OO.D002CR.01は正規店でも中古販売店でも入手困難?」

生産数が少ない上に近年の高級時計ブームも相まって、益々手に入れるのが難しくなっているオーデマピゲのロイヤルオーク。

ステンレスモデルがあまりにも入手困難なために、ゴールド素材の15500OR.OO.D002CR.01に狙いを変えたという人もいるのではないでしょうか。

15500OR.OO.D002CR.01も希少なモデルとはいえ、ステンレスモデルに比べれば中古市場で見つけやすく、手に入れるチャンスも十分あります。

定価に対する値上がり率も、ステンレスモデルほど激しくありません。

この記事では、そんな15500OR.OO.D002CR.01の現時点(2024年)における定価や中古相場、購入できる場所についてわかりやすく解説します。

15500OR.OO.D002CR.01のスペックやデザインなど、時計としての魅力についてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

15500OR.OO.D002CR.01とはどんな時計?

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

15500OR.OO.D002CR.01は、15400OR.OO.D002CR.01の後継機として2019年に登場したモデル。

前作との大きな違いはムーブメントが下記の通り変更されたことで、精度の安定性や実用性が向上しています。

Ref. キャリバー 振動数 パワーリザーブ
15400OR(前作) Cal.3120 3Hz 21,600振動/時 60時間
15500OR(本作) Cal.4302 4Hz 28,800振動/時 70時間

41mm×10.5mmのケースには、18Kピンクゴールドが使用されています。

特徴的な八角形のベゼルや「グランド・タペストリー」模様を施した文字盤は、ロイヤルオークならではの個性を強調。

ピンクゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針がエレガンスを引き立て、眺めるたびに贅沢な気分を味わわせてくれるでしょう。

さらに、ブラックのアリゲーターレザーストラップが全体を引き締め、スポーティさと上品さが絶妙にマッチした独特の雰囲気を醸し出しています。

搭載する自社製自動巻きムーブメント(Cal.4302)は、シースルーケースバックからその造形美を堪能することもできます。

そんな15500OR.OO.D002CR.01は、ロイヤルオークが誇るアイコニックなデザインと現代的エッセンスが見事にマッチしたまるでアートのような逸品。

実物を手にすれば、きっと想像以上の高級感と仕上げの美しさに、鼓動の高鳴りを感じられるでしょう。

15500OR.OO.D002CR.01の定価

15500OR.OO.D002CR.01はすでに生産終了となっていますが、2019年に発売した当時の定価は3,960,000円でした。

以降たびたび価格改定が行われており、最終的に定価は5,610,000円まで上昇しています。

上昇率でいえば40%を超えていますが、その背景にはいくつかの要因が絡んでいるものと考えられます。

その1つが、需要の増加に伴うブランド価値の維持向上を目的とした戦略的な値上げです。

さらに、これはオーデマピゲに限らずどのブランドにもいえることですが、原材料費や人件費、エネルギー価格の高騰で総体的にコストが上昇しているのは間違いないでしょう。

日本市場では円安による輸入価格の上昇も、一因であることは想像に難くありません。

加えて、高級時計市場全体が価格を引き上げることで、希少性とリセールバリューを高めようという意図があるようにも見受けられます。

いずれにしても、多くの時計ファンやコレクターにとっては、近年「急激に定価が上がった」と感じる機会も増えているのではないでしょうか。

特にオーデマピゲやパテックフィリップなどは、元々が高額なだけに、物によっては一度の値上げで定価が50万円以上アップするケースも珍しくありません。

中古相場は「おおよそ800万円」

ロイヤルオークは、たとえば16202ST.OO.1240ST.02のような超人気モデルともなると、国内市場で見つけるのは困難をきわめるでしょう。

しかし、15500OR.OO.D002CR.01は決して数が多くないものの、現在でも見つけることは十分可能です。

参考までに、15500OR.OO.D002CR.01の中古相場を大手ECモールの1つである「楽天市場」でチェックしてみたところ、結果は以下の通りでした。

15500OR.OO.D002CR.01の中古相場(2024年11月現在)

出品数 7点
最安値 7,170,000円
最高値 9,510,160円
平均価格 8,076,509円

参考:楽天市場|オーデマ ピゲ 15500OR.OO.D002CR.01

「平均価格=中古相場」とすると、その金額は8,076,509円(約800万円)です。

これを最終定価の5,610,000円と比較した場合、中古相場は約144%(8,076,509円÷5,610,000円×100)のプレ値になっています。

とはいえ、ロイヤルオークには定価の200%や、それ以上に高騰しているモデルもあることを考えると、15500OR.OO.D002CR.01はむしろ狙い目といえるかもしれません。

今後については未来のことなのでわかりませんが、おそらく中古相場が現在の約800万円から大きく下がることはないでしょう。

なぜなら、現時点で市場のタマ数が少ない上に、すでに生産終了になっていることからも、状態の良い個体は希少性が増していく一方だからです。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15510OR.OO.D002CR.02
画像引用:Audemars Piguet|15510OR.OO.D002CR.02

また、現行品に15510OR.OO.D002CR.02という類似モデルが存在しますが、こちらも正規店での購入がきわめて難しく、国内の中古市場にもほとんど物が出回っていません。

世界的な時計専門マーケットプレイスである「Chrono24」では、15510OR.OO.D002CR.02の最新中古相場が840万円程度(ちなみに定価は6,270,000円)と高騰しているのを見ても、15500OR.OO.D002CR.01の中古相場が大きく下がるのは、考えにくいと言わざるを得ません。

参考:chrono24公式HP|オーデマ ピゲ 15510OR.OO.D002CR.02

15500OR.OO.D002CR.01の魅力

ここからは15500OR.OO.D002CR.01の魅力について、さらに詳しく見ていきましょう。

特徴的な以下の部分にスポットを当てて、わかりやすく解説します。

15500OR.OO.D002CR.01の魅力
  1. ベゼル
  2. インデックス
  3. 文字盤
  4. ムーブメント
  5. ストラップ

魅力①ベゼルについて

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

15500OR.OO.D002CR.01のベゼルは、1972年に誕生した初代ロイヤルオークから続く八角形のフォルムが最大の特徴。

この独特な形状は時計業界に革命をもたらしたと各方面で評価されており、半世紀以上が経過した現在でも、見る者にモダンで力強い印象を与えています。

素材には18Kピンクゴールドが使用されており、エッジのポリッシュと表面のサテン仕上げが織りなす美しい質感も見どころの1つ。

この仕上げのコントラストが高級感をさらに引き立て、光の当たり具合によって異なる表情を楽しむことができます。

さらに、八角形のベゼルを飾る六角ビスも重要なディティール。

左右対称に配された8本の六角ビスは、装飾美を感じさせながらも、実際にケースを固定するパーツとしての役割も果たしています。

そんな優れた質感とデザイン性を持つ15500OR.OO.D002CR.01のベゼルは、ロイヤルオークの魅力を語る上では、真っ先に注目すべき最重要ポイントといえるでしょう。

魅力②インデックスについて

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

15500OR.OO.D002CR.01のインデックスは、その洗練されたデザインと実用性がなによりの魅力です。

シンプルでエレガントなバーインデックスには18Kピンクゴールドが使用されており、ブラックダイヤルとのコントラストが高級感を際立たせています。

さらに、夜光塗料が施されているため暗所における視認性が高く、スポーティかつ実用的な一面も兼ね備えています。

このインデックスの美しさは、ポリッシュ仕上げによる光沢と絶妙な配置のバランスに支えられており、時計全体のデザインを完璧に調和させているようです。

また、文字盤に施された「グランド・タペストリー」模様との組み合わせは、この時計のアイコニックな魅力の一部であり、長年にわたり多くの時計愛好家に支持されるポイントになっています。

そんな15500OR.OO.D002CR.01のインデックスは、デザイン性と機能性を高次元で両立させたオーデマピゲのクラフトマンシップを象徴する重要なディティールの1つです。

魅力③文字盤について

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

15500OR.OO.D002CR.01の文字盤には、ロイヤルオークならではの「グランド・タペストリー」模様が施されています。

特殊なギョーシェ彫り技術からなるこの幾何学的パターンは、角度によって異なる陰影を楽しめるなど、立体感と奥行きのあるデザインが大きな魅力です。

深みのあるブラックダイヤルは、18Kピンクゴールドのケースやインデックスをより華やかに美しく際立たせているよう。

3時位置のデイト表示は視認性を確保しつつもデザイン性を損なわぬよう、敢えて小さくシンプルにしているようです。

12時位置の「AP」と「AUDEMARS PIGUET」のロゴは、位置も大きさも完璧なバランスで、この時計に絶大なる風格を与えているようです。

伝統的デザインとシックな雰囲気を併せ持つこの文字盤は、きっと実物を手にすることで、想像以上の満足感と高揚感を得られるでしょう。

魅力④ムーブメントについて

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

15500OR.OO.D002CR.01には、自社製の自動巻きムーブメント(Cal.4302)が搭載されています。

Cal.4302は、約7年の開発期間を経て2019年に登場したオーデマピゲが誇る基幹ムーブメント。

毎時28,800振動(4Hz)のハイビートによる安定性と最大70時間のパワーリザーブが主な特徴で、耐久性を重視した設計により、日常の振動や動作にも対応できる堅牢性も備えています。

さらに、面取り加工やコート・ド・ジュネーブ(ジュネーブストライプ)など繊細な装飾が各所に施されており、それらはサファイアクリスタル製のシースルーバックから心行くまで鑑賞できます。

そんなCal.4302は、時計愛好家にとって単なる精密機械ではなく、所有すること自体に喜びを感じられる特別な存在といっても過言ではありません。

魅力⑤ストラップについて

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15500OR.OO.D002CR.01 ストラップ
画像引用:Audemars Piguet

15500OR.OO.D002CR.01のストラップには、大きな竹班(たけふ)入りのブラックアリゲーターが使用されています。

竹班とはワニ革の中でも腹のウロコ部分を指し、竹の節のような縦に並んだ模様が特徴。

この部位は柔らかく均一な模様を持つため、主に高級時計のストラップやブランドバックに使用されるなど、高品質な素材として評価されています。

ブラックカラーは18Kピンクゴールドケースとのコントラストが美しく、時計全体にエレガントな印象を与えます。

ステッチは職人の手縫いによるもので、その仕上がりからは繊細で丁寧な仕事ぶりがうかがえるでしょう。

フォールディングバックルはケースと同じ18Kピンクゴールド製で、その形状がブランドロゴの「AP」を表しているところにエレガンスと遊び心を感じられます。

経年変化によって、レザーが風合いを増していくのも楽しみの1つ。

ちなみに、ストラップはラバーへの付け替えが可能であるため、春夏はラバー、秋冬はレザーにすることで一年中ストレスなく身に着けることもできるでしょう。

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

→GINZA RASINのWEBショップで「15500OR.OO.D002CR.01」を探す

15500OR.OO.D002CR.01はどこで買える?

15500OR.OO.D002CR.01の購入場所については、多くの人が正規店もしくは中古販売店のどちらかを検討するでしょう。

では、正規店と中古販売店では、それぞれ購入するにあたってどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

以下に詳しく解説します。

正規店

前述した通り、15500OR.OO.D002CR.01はすでに生産終了になっているため、正規店での購入はまず不可能です。

15500OR.OO.D002CR.01について問い合わせれば、代わりに類似の現行モデルである15510OR.OO.D002CR.02を案内されるかもしれません。

ただ、15510OR.OO.D002CR.02も生産数が限られている上に、購入希望者が後を絶たないため、新規顧客が正規店で購入できる確率はきわめて低いものと思われます。

また、現在はどこの正規店でも基本的に「予約不可」となっているため、特別な上顧客でもない限り15510OR.OO.D002CR.02の購入も難しいと言わざるを得ません。

本来、オーデマピゲの時計を正規店で購入することには、さまざまなメリットがあります。

ロイヤルオークはどのモデルも高い人気と希少性ゆえに「スーパーコピー」と呼ばれる偽物や、品質に問題のある中古品が世に多く出回っています。

しかし、正規店での購入は正真正銘の本物が手に入ることで、絶対的な安心感を得られるはずです。

また、メーカー保証が購入日から2年間(延長で最大5年間)付帯されるため、万一の不具合にも柔軟に対応してもらえるのが大きな魅力です。

オーデマピゲの公式メンテナンスサービスを利用する場合も、きっとその手続きはスムーズに行えるでしょう。

中古販売店

中古販売店では15500OR.OO.D002CR.01を店頭に並べているショップもあり、すぐに購入できるチャンスがあります。

ショップとの特別な関係がなくても、支払いさえ問題なければ、誰でも購入できるのが中古販売店を選ぶ大きなメリットです。

資金に余裕がないときでも、中古販売店ならショッピングローンを利用して購入できることがあります。

特に「金利手数料0円」などのプランを提供しているショップでは、負担の少ない分割払いが可能となり、購入のハードルが下がるケースもあります。

さらに、手持ちの時計を下取りに出して購入資金に充てられるのも、中古販売店ならではのメリットです。

下取りと購入を組み合わせることで価格交渉が可能になる場合もあり、上手に活用すれば予算以下でゲットできるチャンスもありそうです。

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

素材: ピンクゴールド / PG
ケース:直径 41mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding

15500OR.OO.D002CR.01はどんな服装に似合う?

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15500OR.OO.D002CR.01

ケースやベゼルに18Kピンクゴールドを使用した15500OR.OO.D002CR.01は、洗練された大人の雰囲気。

同じピンクゴールドのインデックスや、ブラックのアリゲーターレザーストラップによって、この上ない上質感を味わうこともできます。

ただ、自分らしいスタイルや好きな服装に似合わなかったら、せっかく手に入れても心から満足することは難しいでしょう。

そこで、15500OR.OO.D002CR.01との相性がピッタリな服装について、これぞというものを以下に2パターンご紹介します。

Tシャツ×ジーンズのようなカジュアルな服装

高級感あふれる15500OR.OO.D002CR.01は、その見た目からドレッシーな服装との相性が抜群。

ただ、Tシャツ×ジーンズのようなカジュアルな服装とも意外なほど好相性です。

特にTシャツはシンプルなデザインを選ぶことで、時計も服装も洗練された雰囲気が高まり、レザーストラップの素材感も引き立つことで、さり気ないお洒落を演出できます。

ジーンズは濃紺や真新しいアイテムを選ぶことで、間違いなく上品に見えるでしょう。

逆に、敢えて退色が進んだブルージーンズやクラッシュデニムと合わせることでトゥーマッチに見えるのを防ぎ、適度に脱力感のあるワンランク上のコーディネートを楽しめそうです。

Tシャツ×ジーンズのようなカジュアルな服装であれば、エレガントな15500OR.OO.D002CR.01も嫌味に見えにくいといった効果も期待できます。

白シャツ×無地のパンツなどミニマムな服装

18Kピンクゴールドのインパクトが強い15500OR.OO.D002CR.01は、白シャツ×無地のパンツなどミニマムな服装に合わせるのもおすすめです。

服装はごくシンプルにまとめることで、時計の洗練されたディティールと素材感が際立ち、全体のコーディネートを格上げしてくれます。

プレーンで清潔感のある白シャツは、15500OR.OO.D002CR.01が放つ輝きや質感を邪魔することがありません。

無地のパンツは、ブラックやグレーなどモノトーンスタイルでまとめれば、クールで都会的な雰囲気に仕上がるでしょう。

ブラン、ベージュ、カーキといったアースカラーを選べば、個性が強めな15500OR.OO.D002CR.01でも悪目立ちせず、自然に着けこなすことができそうです。

まとめ

15500OR.OO.D002CR.01は、圧倒的な人気を誇るロイヤルオークの中では割りと中古市場で見つけやすく、極端なプレミア価格がついているわけでもありません。

すでに生産終了になっていますが、グッドコンディションの個体を見つけることもそれほど難しくないでしょう。

ただ、今後流通在庫が減ることはあっても増えることは考えにくく、現在の約800万円という中古相場が円安やインフレが加速することで、さらに高騰するケースはあるかもしれません。

よって、ぜひこの機会に、まだ市場に物があるうちに購入を検討してみてはいかがでしょうか。

当記事の監修者

南 幸太朗(みなみ こうたろう)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ

学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴14年。

  • にほんブログ村


南幸太朗のブログ一覧

GINZARASIN監修!売り時、買い時がわかる!資産管理アプリ『owllar』

買取専門WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

中央通り店
メンテナンスガイド
腕時計入門ガイド

 

人気記事ランキング

ページトップへ