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バーゼルワールド2019 ロレックスの新作はミルガウス?
最終更新日:
いよいよバーゼルワールドが目前に迫り、時計界でも様々な情報が飛び交い始めました。
とりわけ関心を持たれているのは、やはりロレックスの新作です。
廃盤が囁かれている116710LNと116710BLNRの新作が発表されると予想する専門家が多いですが、今年の顔は「ミルガウス」ではないかという意見も次第に強くなってきています。
目次
バーゼルワールド直前に頻繁にSNSで投稿される時計が新作発表される傾向
なぜミルガウスの新作が発表される可能性が高いと言われるには確かな根拠があります。
それは最近ロレックスがInstagramアカウント上で何度もミルガウスに関する投稿を行っている点です。
ROLEX (@rolex) • Instagram photos and videos
近年のロレックスはバーゼルワールドを直前に控えた時期になると、SNSで頻繁に新作として発表されるモデルの投稿を行う傾向があります。
「赤シード 126600」が発表された一昨年のバーゼルワールド直前にはシードゥエラーの投稿が増え、GMTマスターの年となった昨年においても、やはりGMTマスターの投稿が増えました。
これを踏まえると、急にミルガウスに関する投稿が増えた今年はミルガウスの新作が発表される可能性が高いと考えることは自然です。
新作ミルガウスの予想
現行のミルガウスはどれも個性的なモデルばかりで、王道的なデザインのモノはありません。
おそらく、新作として発売されるモデルは万人受けするデザインのミルガウスが登場すると思います。
出典:http://rolexpassionreport.com/25534/rolex-2018-basel-world-novelties/
新作予想:回転ベゼル搭載 ブラック文字盤ミルガウス
とりわけ業界内において噂されているのは回転ベゼルを搭載したミルガウスです。
ミルガウスは1950年代後半に誕生した歴史のあるモデルであり、実は回転ベゼルを搭載したモデルも過去には存在していました。
2007年に復活を果たした後は、ポリッシュベゼルのみがラインナップされてきましたが、そろそろ回転ベゼル復刻させてくるのではと考えられています。
回転ベゼルありとなしでは、大きく印象が異なるため、新作としてのインパクトも大です。
また、回転ベゼルが装着される場合は、近年の主流であるセラミックベゼルが採用される可能性が高いと思います。
文字盤はスタイリッシュなブラック。秒針は先端の赤い白い稲妻針。そして、ヴィンテージミルガウスを彷彿とさせる赤いロゴ印字。
想像しただけでもカッコよいと思いませんか?
現行ミルガウスはどうなるのか?
さて、もし新作ミルガウスが発売されるとすれば、現行ミルガウスはどうなるのでしょうか?
おそらく現行モデルはそのまま据え置きになると思います。
左:116400GV ブラックダイヤル 右:116400GV Zブルーダイヤル
そもそも現行のミルガウスは「116400GV ブラックダイヤル」と「116400GV Zブルーダイヤル」の2モデルしかないため、現行終了となる可能性は低いです。
この2モデルに新作を加えたものが2019年のミルガウスラインナップになるはずです。
まとめ
新作発表の可能性が高いと噂されているミルガウス。
Instagramでの頻繁な投稿、2019年に入ってから116400GVの両モデルが高騰し始めていることから、その信憑性は高そうです。
これまで地味な印象が否めなかったミルガウスですが、この新作によって一躍定番人気モデルの仲間入りを果たす気がします。
いずれにせよ、あと一カ月余りでその答えはでます。
当店では2019年バーゼルワールドの新作モデルを現地からリアルタイムでお届けいたしますので、是非その答えをご確認ください。