「カルティエの腕時計にはどんなモデルがあるの?」
「カルティエの腕時計はダサくて男性がつけると恥ずかしい?」
このような疑問や悩みを抱えて、購入を迷っている方もいると思います。
結論からお伝えすると、カルティエの腕時計は男女ともにおすすめできるオシャレなラインナップで、一生ものとして使えるモデルも揃っています。
カルティエはもともと男性向けの高級装飾品を多く手掛けてきたハイブランドで、腕時計メゾンとしても古い歴史を持つマニュファクチュールであり、時計の質・資産価値などあらゆる面で世界的に高い評価を受けています。
この記事では、カルティエの腕時計を日本人がどうして「恥ずかしい」と思うようになってしまったのか、その誤解について読み解きます。
市場で人気の高いカルティエの腕時計についても紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
まずは、カルティエの腕時計が恥ずかしいと言われる理由について調査しました。
また、どんなシチュエーションで言われているのかなどについても調べました。
カルティエはジュエリーブランドとして大変良く知られており、婚約指輪など特別なプレゼントにぴったりのハイジュエラーとして高く支持されています。
かつて英国王エドワード7世が「王の宝石商、宝石商の王」と讃えたとおり、世界の王侯貴族や超富裕層を顧客に多くもち、知名度もステータス性も抜群です。
そういった富裕層のイメージが背景として感じられることで、カルティエの装飾品を身に着けたり、持っていることをSNSにアップしたりすると、「マウンティング」「自慢」など、嫉妬の視線や投稿を浴びせられることがあるようです。
カルティエは1847年フランス創業で、1853年にパリにジュエリー店をオープンさせ、たった6年でフランス皇帝ナポレオン三世の皇后を顧客としたハイジュエラーです。オープンからおよそ90年後の1939年までには、世界中の15に及ぶ国家の王室御用達ジュエラーとなっていました。
カルティエのジュエリーは高価なものが多く、知名度の高さから日本では「超高級アクセサリーブランド」「富裕層向けブランド」と認識されています。
しかし、腕時計の価格に関してはジュエリーほどハイレベルなラインナップではなく、40万円前後から購入できる優れたモデルがたくさん揃っています。
カルティエの時計と知って「お金持ち向けブランドで羨ましい」と感じた人々が、実際の値段を知り「そんなに高い時計でもないのにブランド名で自慢している」とイメージと価格のギャップについてマイナスなイメージを持たれてしまうこともあるようです。
カルティエは男女を問わずハイジュエリーや腕時計など装飾品を扱うハイブランドで、古くからメンズ向けのシガレットケースやオイルライター、高級筆記用具などを手がけてきました。
しかし、男性がジュエリーを身に着ける文化が浅い日本では「女性向けブランド」というイメージが強く根付いています。
女性向けのジュエリーブランドという印象が強いため、日本では男性がカルティエの腕時計を使用していると「女性ものを使っている」と勘違いされることがあるのです。
カルティエは腕時計ブランドとしても長い歴史を持ち、世界初の男性向け実用腕時計を製造したことでも知られるマニュファクチュールです。
しかし、ロレックスのような腕時計専門ブランドではないこと、女性向けジュエリーの知名度が大変高いことなどから、日本では「腕時計の名門ブランド」という印象が弱めです。
また、サントスやタンクを代表とする、男性に似合う硬派なモデルが多数存在していますが、残念ながらファン以外には日本での知名度があまり高くありません。
カルティエの腕時計はクラシカルで上品なデザインのものが多く、昨今流行しているデカ厚のラグジュアリースポーツウォッチとは全然雰囲気が違います。
品のあるデザインはカジュアルすぎる装いにはマッチしづらく、ラフな服装に合わせると腕時計だけ浮いて見えてしまいます。
カジュアルな装いの富裕層も増えるなか、カジュアルとカルティエとのミスマッチから「背伸びをして腕時計だけ高級品」「1点豪華主義でおかしい」と言われることもあるようです。
カルティエの腕時計ラインナップはバラエティー豊かで、男女問わず品の良いオシャレなモデルが揃っています。
SNSなどで「男性がカルティエの腕時計なんて」という発言を見かけても気にならない、男性におすすめのオシャレでカッコいいカルティエについて魅力を紹介します。
カルティエは腕時計業界ではトップクラスの名門ブランドで、上品で芸術性の高い腕時計を男女問わず展開していることで知られています。
カルティエの腕時計は、一部を除いてほとんどが男女問わず使用できるユニセックス仕様で、洗練されたデザインと機能性の高さが大きな魅力です。
また、懐中時計が一般的だった時代に腕時計を製造・市販した先駆けでもあり、当初は男性向けとして開発されたため実はメンズに似合うモデルが多数存在します。
カルティエを代表するモデル「タンク」シリーズのなかで、「タンク マスト」はエントリーモデルとして登場した新たなアイテムです。
戦車からインスピレーションを得た直線的なアールデコ様式のデザインは、すっきりと洗練されて視認性や装着感など機能性にも優れています。
クラシカルモダンな品のあるタンク マストは、比較的手に入れやすい価格帯と、男女やシーンを問わず使用できる完成度の高さが世界中のファンに愛されています。
歴史と品のある美しさを誇るタンクには、熱狂的なファン「タンキスト」が世界中にいて、セレブリティやスポーツ選手、王侯貴族、音楽家など幅広い層から愛されています。
往年の名優アラン・ドロンや天才デザイナーのイヴ・サンローランなど、著名なタンキストも少なくありません。
日本でも香取慎吾さんや反町隆史さん、玉森裕太さんなど多くの男性芸能人がタンクを愛用しています。
カルティエの腕時計は、ベニュワールを除きほとんど男女の区別がなく、サイズで合うものをセレクトできるようになっています。
サイズ | タンク | サントス デュモン | バロンブルー | パシャ |
---|---|---|---|---|
XL | 縦41mm×横31mm | 縦46.6mm×横33.9mm | 42mm | 41mm |
LM(男性におすすめ) | 縦33.7mm×横25.5mm | 縦43.5mm×横31.4mm | 40mm | 35mm |
MM | 縦28mm×横20.5mm | – | 36mm | 30mm |
SM(女性におすすめ) | 縦29.5mm×横22mm | 縦38mm×横27.5mm | 33mm | – |
一般的な男性であればLM、大柄な方や手首が骨太な方はXLがおすすめで、同じモデルでSMサイズは女性にぴったりの大きさです。
※タンク・サントスなど同じシリーズであっても、「タンク アメリカン」や「サントスドゥカルティエ」など、モデルが異なるとサイズが変化します。
カルティエには世界中の男性を虜にしてきた、オシャレでカッコいい腕時計が数多く揃っています。
身に着ければ気品とステータス、センスをプラスしてくれる、魅力的なカルティエウォッチの数々をご紹介します。
素材: ステンレススティール / SS
ケース:縦 38mm × 横 25mm
駆動方式: 手巻き / Hand-Winding
タンク バスキュラント LM W1011355は、ユニークなギミックを搭載したタンクで、ケースを縦方向に回転させてガラス製のダイアル面を保護できるデザインが特徴です。
バスキュラント(Basculant)はフランス語で「ひっくり返す」という意味の言葉で、12時位置にあるブルーの石を押すとくるりとケースが持ち上がります。
現行にはありませんが、1932年のリリース後は1999年頃に多く生産されており、古くは名優として知られるゲイリー・クーパーが着用している写真も残っています。
素材: ステンレススティール / SS
ケース:縦 38mm × 横 27.5mm
駆動方式: クォーツ / Quartz
サントス デュモンはカルティエが世界で初めて開発した市販向けの腕時計で、ブラジル出身の発明家・飛行家・ファッションリーダーであるサントス-デュモンの依頼によって1904年に誕生しました。
当時主流だった懐中時計では、飛行機の操縦桿を握ったまま時間が確認できないため、飛行機を操縦しながら集中力を切らさずに時間がわかる腕時計を、ルイ・カルティエが開発したのです。
現在もサントスはベゼルをビス留めしたメカニカルで硬派なデザインが特徴の人気モデルで、SMサイズは縦38mm×横27.5mmと男性にも手頃なサイズです。
素材: ピンクゴールド / PG
ケース:直径 25.5mm (リューズ含まず)
駆動方式: 手巻き / Hand-Winding
タンク ルイ カルティエは現行のタンクシリーズで最も古い歴史を持ち、タンクの誕生から3年後の1922年にルイ・カルティエによってデザインされたタンクのハイエンドモデルです。
ルイ・カルティエ本人も愛用したという名機で、タンク ルイ カルティエにしかない特徴があります。
Ref.WGTA0092は2022年にWatches&Wonders Geneveでリリースされたピンクゴールドモデルで、グレーの幾何学模様が描かれたダイアルががモダンなデザインです。
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 44mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
バロンブルークロノグラフW6920025は、バロンブルー(フランス語で「青い風船」の意味)シリーズのクロノグラフモデルで、ブラックダイアルに2眼のインダイアルとギョーシェ彫りが施されています。
バロンブルーの名前の由来は特殊なリューズとリューズガードの形状で、青く丸い石をはめ込んだリューズがまるで青い風船に見えることから名づけられました。
リューズをゆるやかに囲むリューズガードやランダムに配されるインダイアル・デイト表示がシャボン玉のように自由なデザインで、現行品のXL(42mm)よりも大きめの44mmサイズと男性にぴったりの品です。
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 35mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
パシャ(Pasha)はトルコ語で「太守」「船長」など意味し、モロッコマラケシュの太守(パシャ)であるエル・ジャヴィ公が防水時計を求めたことから1943年に開発されました。
特徴はケースにチェーンで留められたリューズキャップとカボションを施されたリューズで、防水性能を高めています。
Ref.WSPA0012にもカボションリューズとチェーンつきのリューズキャップが装着されており、ラウンドケースとダイアルのスクエア型レイルウェイ分目盛り、高級時計の証であるブルースチール針が格調高い、35mm幅の品です。
素材:イエローゴールド / YG
ケース:直径 32mm (リューズ含まず)
駆動方式: クォーツ / Quartz
パンテール クーガーはカルティエのアイコンウォッチのひとつ「パンテール」のラウンドケースモデルで、現在は生産されていませんが人気のあるモデルです。
パンテールはカルティエのアイコンとなっている「豹(Panthere)」のことで、クーガー(Couguar)は「ピューマ」を意味しています。
パンテール クーガーLM W3500453はイエローゴールドケースにアイボリーダイアルが上品かつ温かみのあるデザインで、ケース幅は32mmと男性・女性ともに使いやすいサイズです。
カルティエではパンテール(豹)をアイコンとしており、豹をイメージしたジュエリーやバッグなどがリリースされています。
腕時計でもパンテールは1983年にシリーズ化され、なめらかなサイドラインが豹のしなやかなボディの曲線美を、そして力強い魅力に満ちた大人の女性を表現しています。
また、サントス同様ベゼルにビスがあしらわれていますが、メカニカルで男性をターゲットとしたサントスに対し、パンテールの方が小さくヒョウ柄のような形をしています。
カルティエは歴史上初めて男性向け腕時計を量産したマニュファクチュールで、現在もサントスやタンクをはじめ、世界中のハイセンスな男性に愛されるタイムピースを発信しています。
上品でモダン、クラシカルでウィットに富んだカルティエのラインナップは、男性にちょうど良いサイズを多く展開し、装着性の高さや機能美からビジネスシーンにぴったりのアイテムです。
カルティエはSNSで囁かれるような「恥ずかしい」ものではなく、むしろオシャレで女性からの評判も高い、買って良かったと思える腕時計のハイブランドです。