冠婚葬祭で身に着けるのに適した腕時計は?(弔事の場合)
しめやかな弔事では黒い革ベルトの3針モデルがベター時計は豊富にあります!
肉親やお世話になった方の葬儀ほど辛いものはないが、そんな時こそ故人を偲ぶ心、感謝の思いを込めた腕時計を着けたいもの。しめやかな弔事でも失礼にあたらない、究極のフォーマルウォッチを紹介する。
誰でも避けては通れないのが、親族や恩師、友人といった親しい人たちとの別れ。葬儀に出席する際には、フォーマルな時計であることはもちろん、故人への想いを込めた時計を腕に着けたいものだ。本誌が推奨する弔事の際に身に着ける腕時計は、基本はシンプルな3針モデル。ダイヤルはモノトーンであれば問題ないだろう。また、ブレスは金属製のものだとキラキラし過ぎるきらいもあるため、ブラックの革ベルトが無難だろう。もちろんこういった時計は、ビジネスシーンでも十分使える。人の不幸とはいえ、弔事に出席することも考えて、時計を選択するのもアリなのかもしれない。
文字盤は究極の弔事色ともいえるブラック。シルバーのケース、3時位置に置かれた小さめのデイト表示、黒革ベルト、アラビアインデックスなどが、「控えめな美しさ」を体現する。3気圧防水、40時間パワーリザーブに対応。ケース径40.0mm、ステンレススティール、自動巻き。
ヴァシュロンコンスタンタンのなかで、もっともクラシカルなコレクションである「パトリモニー」。ホワイトゴールドケースの厚さは僅か7.77mmで喪服の袖にも収まる。ケース径38.0mm、ホワイトゴールド、手巻き。
国産時計最高峰・グランドセイコーの初代復刻モデル。初代は35mmだったがサイズアップを遂げた。世界限定1960本(初代グランドセイコーの発売年)。ケース径38.0mm、ステンレススティール、手巻き。
レクタンギュラーケースでも、ランゲ&ゾーネなら厳かな雰囲気に。12時位置のアウトサイズデイトも、存在感を示しながらも上品に収まっている。ケース:縦36.0mm×横25.5mm、プラチナ、手巻き。
シックなマットブラックダイヤルに、立体感のあるシルバーインデックスがシンプルのなかに高級感を感じさせる。ダイヤルにはレコードを思わせる溝が彫られ、光の角度で様々な表情に。ケース径39.0mm、ステンレススティール、自動巻き。
1906年にドイツ・グラスヒュッテで創業したノモス。シンプルな3針で偶数にアラビア数字が使われた「飛びアラビア」インデックスが特徴的。ビジネスシーンでも問題なく着用できる。