ウブロ×サッカー 日本代表モデルと2018年ワールドカップ限定モデル

「ウブロのワールドカップモデルにはどんなものがあるの？」
「ウブロのワールドカップモデルについて知りたい」

いよいよ2018年ロシアワールドカップが間近に迫ってきました。

そこで、注目したいのが、今大会のオフィシャルタイムキーパーを務め、日本代表とも提携を結んでいるウブロ。

オリンピックの代表的なオフィシャルタイムキーパーがオメガだとすれば、ワールドカップの代表的なオフィシャルタイムキーパーはウブロです。

そんなウブロのワールドカップモデルが知りたいという人は多いのではないでしょうか。

ウブロの日本代表モデルは「ビッグ・バン ブルー ヴィクトリー」です。

この記事ではサッカー界と密接な関係を持つウブロのワールドカップモデルを、GINZA RASINスタッフ監修のもとご紹介致します。

ウブロとサッカー界の関係についても解説しますので、ウブロに興味がある方はぜひ参考にしてください。

出典：https://www.hublot.com/ja/collection/big-bang/big-bang-blue-victory-44mm

ウブロとサッカー界

高級時計とスポーツ界の結びつきはタグホイヤーのイメージが強いですが、実はサッカー界と初めて提携した高級時計ブランドはウブロです。

ウブロは2010年からFIFAワールドカップのオフィシャルタイムキーパーを務め、現在も「ユヴェントス」「チェルシー」といった有名クラブチームとパートナーシップを結んでいます。

2015年からは日本サッカー界とも契約。オフィシャル時計の提供やスポンサーとして密接な関係を築き上げています。

出典：https://www.facebook.com/Hublot/

 

ウブロ ビッグ・バン ブルー ヴィクトリー

夢の舞台での勝利を目指し、日々突き進む日本代表のために製作された「ビッグ・バン ブルー ヴィクトリー」

日本代表チームを象徴とするサムライブルーをベースに仕上げられた爽やかな一本です。

このモデルは監督・コーチ・選手の順に提供された時計ですが、2015年12月には一般販売が行われるようになりました。

尚、日本国内限定モデルですので、海外では販売されていません。

 

出典：https://www.hublot.com/ja/collection/big-bang/big-bang-blue-victory-44mm

型番：301.SX.7123.VR.FCJ15
ケースサイズ： 44mm
ベゼル：サテン仕上げスティール
ベゼルラグ： ブラックグラスファイバー
ケースバック：ステンレススティール、サファイアクリスタル
防水性：100m防水
文字盤： シャイニーブルー
ムーブメント： 自動巻き機械式クロノグラフ、キャリバー HUB4100
パワーリザーブ： 約42時間
ストラップ： ブルーカーフストラップ×ブラックラバー
価格： 1,555,200円

 

出典：https://www.hublot.com/ja/collection/big-bang/big-bang-blue-victory-44mm

シャイニーブルーの美しい文字盤に、迫力のある44mmサイズのケース。ベルトは外側はサムライブルーカラーのレザーが配されていますが、内側は汗につよいラバーベルトが採用されており、スポーティーな仕上がりとなっています。

 

スケルトンタイプの裏蓋には日本代表のロゴが付いています。サッカーファンにとっては堪らない仕様です。

製造数が少なったため、市場になかなか出回らないレアモデルとなりつつあります。

 

ビッグ・バン  レフェリー 2018 FIFAワールドカップロシア

2018年ロシアW杯にてレフェリーが実際に試合中、ピッチ上で着用する時計「ビッグ・バン  レフェリー 2018 FIFAワールドカップロシア」。

FIFAからの依頼で誕生したこの時計はウブロ初のスマートウォッチです。

出典：https://www.facebook.com/Hublot/

このモデルは文字盤に「得点・カード数・得点選手・選手交代・試合時間」といった情報がリアルタイムに表示されます。加えて、ゴール時にはバイブが振動し”GOAL”の文字が文字盤に浮かぶように設定さているのがユニークです。

また、世界限定2018 本で発売される「ビッグ・バン  レフェリー 2018 FIFAワールドカップロシア」の一般向け販売は5月中旬予定となっています。普段からサッカーを楽しまれている方なら、最大限にこの時計のポテンシャルを発揮できることでしょう。

 

型番： 400.NX.1100.RX
ケース： チタン製 49 mm （サテン仕上げ）
厚さ：13.90 mm
ベゼル： チタン（サテン仕上げ）
ベゼルラグ： ブラックグラスファイバー
防水性：50m防水
ストラップ： ブラックラバー（ライン入り)/スポンジスポーツストラップ
価格： 594,000円

 

OSにWear OS by Googleを搭載した49mmケース スマートウォッチ。

伝統の技術によって作り出される機械式時計とは真逆の最先端のテクノロジーを搭載しています。

価格は機械式時計と比較するとリーズナブルな価格設定です。

 

【コラム】ハリルホジッチ監督の解任とスポンサーの関係

ロシアW杯本番を間近に控えた時期に電撃解任されたハリルホジッチ監督。

選手との確執が解任理由とされていますが、一部ではスポンサー企業との兼ね合いから解任されたとも噂されています。

特に本田選手絡みのスポンサーからの圧力が強かったとされています。

 

と、いうのもサッカー日本代表の年間収入の大半はスポンサード収入です。主に人気選手のCMやコラボ商品の展開によって莫大な利益を得ます。

また、テレビ局絡みの収入(放映権)もあるため、人気選手が出場するかしないかはビジネスの観点から見ると非常に重要です。

 

日本代表モデル「ビッグ・バン ブルー ヴィクトリー」のメインビジュアルには日本代表の選手が写っていますが、中央の目立つ位置には本田選手がいます。このビジュアルを見ても、本田選手がビジネスにおいて欠かせない存在であることが分かります。

 

また、このビジュアルには香川選手が写っていませんが、香川選手はタグホイヤーのアンバサダーなので、競合他社のキービジュアルに使用するのは難しかったのだろうと想像することができます。

出典：https://www.tagheuer.com/ja-jp/node/5805

このように、サッカーは世界一の人気を誇るスポーツであると同時に、大きなビジネスマーケットでもあるわけです。

勝つことが最重要な事には変わりありませんが、ビジネスとしての側面も複雑に絡み合っています。

 

勝ちに拘ったハリルホジッチ監督

ハリルホジッチ監督はW杯本戦で勝ち抜くために試行錯誤を繰り返していました。

ただ、その試行錯誤がW杯の直前まで続いてしまったことが解任に繋がったとも言われています。

 

CMや広告を作っても「該当選手がメンバーに選ばれませんでした。」となると、スポンサー側は莫大な予算が水と泡となる可能性があります。

そのため、スポンサー企業からすれば、利益を損なうメンバー選定が行われる可能性が高いハリルホジッチ監督をそのまま代表監督に置いておくのは不都合があり、解任への圧力を強めたとされています。

 

また、本田選手をW杯のメンバー構想から外したチーム作りを進めたことも大きな要因だと思います。

全盛期のほどの輝きはありませんが、本田選手が広告塔として最重要な選手であることには変わりありません。

次世代のスターが育っていれば本田選手が落選しても納得されるでしょうが、現在の日本代表において本田ブランドがなくなることは問題視されたのでしょう。

 

様々な要因が絡まって、結果的に”勝ちに拘った”ハリルホジッチ監督は解任されたのだと言われています。

あくまで噂の範囲でしかありませんが、信憑性がないとは言い切れません。

スポーツとしてのサッカーとビジネスとしてのサッカー。どちらも大切なのでしょうね。

 

最後に

ウブロの日本代表モデル「ビッグ・バン ブルー ヴィクトリー」。日本代表が輝くことで、このモデルは更に輝きを増しますが、逆に結果次第では輝きを失わせます。

日本が入ったHグループの対戦国はコロンビア・セネガル・ポーランドという格上ばかりなので、正直グループリーグの突破は困難だと思います。

ですが、日本代表の威信をかけて、せめて勝ち点3を何がなんでも勝ち取っていただきたいです！

サッカーのビジネス面が目立ってしまった今大会。純粋に応援したくなる選手たちのパフォーマンスを期待します。