「IWCの時計が人気があると聞いたが、その理由を知りたい」
「IWCの時計の購入を検討しているが、具体的なおすすめモデルは何か?」
個性的な外観と優れた技術力に定評があるIWCの時計は、フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイルの服装とフィットするブランドです。一部では知性を感じさせる腕時計ブランドとも言われます。
洗練されたデザインをもつIWCの時計は数ある高級時計の中でもファッション性の高い時計としても知られています。
ポルトギーゼやパイロットウォッチ、ポートフィノ・・・、どのモデルも上品でスタイリッシュな印象を与え、男性からの支持は勿論のこと、女性からの人気も絶大!
この記事では、IWCのモデルの中で「GINZA RASINのWEBショップで今特に注目度の高い商品」をベースに人気が高いモデルを紹介していきます。
IWCをこれから購入しようと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
どこへ着けていっても恥ずかしくない、IWC最強の一本を紹介いたします!
目次
IWCが人気である理由の最たるものは、ブランドが持つ優れた技術力です。彼らのムーブメントは高精度で耐久性も高く、様々な方面から高評価を得ています。例を挙げるとパイロットウォッチは軍関係者や航空関係者からの信頼性も高い事が特徴。
ちなみにIWCと英国空軍とは半世紀以上の関係が継続しています。戦闘機のパイロットが求める厳しい条件もクリアできる技術力を備えているからこその関係性だといえます。
また、高い耐久性と精度の信頼性も人気の理由です。かつて精度が高い時計は、耐久性は伴わないと言われてきました。しかしIWCの腕時計は高い精度、耐久性の両立を成し遂げています。
美しく洗練されたデザインは腕時計において不可欠です。IWCの製品造りは「機能美は美しいデザインに宿る」という言葉にふさわしい製造技術とデザイン性といえるでしょう。
彼らは機能美を常に探求していたからこそ、最終的に無駄のない洗練されたデザインにたどり着いたのでしょう。
一般的にIWCのファンは、20代後半から50代と言われています。若い20代後半から30代位までは、「パイロットウォッチ」や「アクアタイマー」のようなスポーツウォッチが人気です。スポーティな外観が好まれます。
40代から50代には「ポルトギーゼ」や「インヂュニア」が人気です。こちらはビジネスシーンに相応しいデザインが好まれます。
60代以上には「ポートフィノ」や「ダ・ヴィンチ」が人気です。これは両者のクラシックなデザインが評価されていると推測されます。
このようにIWCの時計はシリーズ毎に明確にテーマが決められて時計造りをしており、幅広い年齢層にアピールできていることも評価すべきポイントです。
IWCで特に人気の高いシリーズはポルトギーゼ、パイロットウォッチです。
ただし、コレクションごどにそれぞれターゲットとする年齢層も異なるため、人気シリーズ=他のシリーズより優れているという訳ではないので、そこは抑えておきたいところ。
この項目では、コレクションごとの魅力と、それぞれどんな人たちに人気が高いのかを紹介します。
ポルトギーゼは、1939年にポルトガル商人が依頼した事が、ネーミングの由来となっています。依頼主のリクエストは「マリンクロノメーターのような時計」という事で腕時計でありながら、ポケットウォッチのムーブメントを搭載していました。
黎明期の腕時計は精度が懐中時計よりも良くなく、高精度な懐中時計のムーブメントを搭載するために大型のケースの腕時計になったそうです。
ポルトギーゼは、「上品な時計を好む人」、「控えめでありながら実用的な時計を好む人」に人気があります。エレガントでありながら、知性を感じさせてくれるのがポルトギーゼの人気の要因です。
ポルトギーゼのラインナップを見てもシンプルな三針のベーシックウォッチから、スポーティーなクロノグラフ、エターナルカレンダーを搭載したコンプリケーションウォッチまで実に幅広く揃えられている事が特徴です。
しかし、ただ幅広く商品を構成している訳ではありません。全てのラインナップが実用的で、コンプリケーション機能も機械式時計本来の楽しみを損なわない、上品さを与えてくれます。
機能を加味しても、シリーズ本来の本質は決して損なわないように常にシリーズのDNAの継承を考慮しているのが、IWCの時計造りです。そしてポルトギーゼも決してその本質を見失わないようにしています。
IWCのパイロットウォッチは、1936年のスペシャル・パイロットウォッチ(ref.436)が始まりです。以降IWCの中でも主力ラインナップとして君臨し続け、人気モデルとして有名です。
パイロットウォッチの魅力は、長い歴史に裏付けされた実績と信頼性です。機能美に拘り製造した事で、次第に評価が高まり最終的にIWCを代表する人気シリーズへと上り詰めたと考えられます。
パイロットウォッチは「実用性と高級感のバランスを大切にする人」や「時計の歴史、ストーリーを大事にする人」から人気が高いシリーズです。
ポートフィノは1984年に発表されたIWCの中では比較的新しいシリーズです。特徴としては、ドレスウォッチの雰囲気を大切にしています。カジュアルさよりも、クラシックな仕上がりを探求してきたのが、ポートフィノの特徴です。
ポートフィノは「主張し過ぎない高級時計を好む人」や「スタイリッシュなライフスタイルを大切にする人」から人気があります。タイムレスなドレスウォッチの良さを大事にしてきたのが、ポートフィノです。
ドレスウォッチの系譜を後世へ継承する、シリーズになります。
その想いに共感する人が、ポートフィノを支持しているのでしょう。
インヂュニアは1955年に発表されたシリーズで、フランス語で「技術者(エンジニア)」を意味するところからネーミングされました。
1976年には、天才時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタによってデザインされた「インヂュニアSL」が発表された事でも有名です。
このモデルは耐磁機能を備えた時計として発表されて、その後ジェンタによるデザインが加味されて、都会的なスポーツウォッチとしての地位を確立します。しかし耐磁時計としてのDNAが継承されている事には変わりありません。
インヂュニアは「最新技術とクラシックさの融合を楽しみたい人」や「エンジニアや理系の人」たちから人気があるシリーズです。やはり強い耐磁性に拘ってきて、シリーズの語源も「エンジニア」なので、理系の人たちに惹かれるのは、無理もありません。
アクアタイマーはIWC唯一の本格的ダイバーズウォッチとして1967年に発表されました。一般的なブランドのダイバーズウォッチと違い、インナーベゼル方式を採用している特殊なダイバーズウォッチです。
アクアタイマーは「個性的な腕時計を求める人」や「他の時計ブランドと差別化したい」人たちから人気があります。個性的なインナーベゼルは賛否両論ありますが、一部の海軍特殊部隊からは絶大に支持されたのは事実です。
少数派であっても、自身の哲学を持っている人にはアクアタイマーは相応しい時計と言えるのでしょう。人気の年齢層は、比較的高めです。
以下にIWCの人気モデルランキングを紹介します。中古モデルが中心ですが、他のブランドより優れた実用性を備えており、何より洗練されたデザインは必見です。ぜひ購入の参考にしてください。
型番:IW371445
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40.9mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
IW371445は、知性を感じさせるポルトギーゼの外観を活かし、スポーティーなクロノグラフを加えたモデルです。
清潔感のあるシルバーの文字盤とレザー・ストラップ、ゴールドの針を加えていますが、派手さはなくスマートな印象を周囲に与えます。
ビジネスからフォーマルなシチュエーションに相応しいモデルです。
型番:IW325501
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 38mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
パイロットウォッチのDNAを継承するモデルです。黒ダイアルに白のインデックスで視認性に優れた外観になります。2006年のモデルですが、現行品と大きな違いも無く、一目でマークシリーズとわかる外観が特徴です。
質実剛健、時計の本質がわかる人に相応しいモデルになります。
型番:IW323904
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
白の文字盤に白のインデックスというシンプルな出立ちが、周囲に好印象を与えます。スマートな外観に似合わない、40,000A/mの高い耐磁機能を誇ります。通常耐磁機能を搭載した腕時計はムーブメントを耐磁シールドで覆うため、ケースが大型化するのが一般的です。
しかし、このモデルは40㎜のケース径に抑えて、手首が細い人でも無理なく装着できるようになっています。
型番:IW328204
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
一方のIWC パイロットウォッチ マークXX IW328204は、最新モデルになります。マーク16との大きな違いは最新の自社製ムーブメントCal.32111を搭載している事です。そのことでパワーリザーブは100時間を超える長時間を誇っています。
耐磁性もアップして、モデルチェンジする毎に細部にてを加えて、全体的に高級感が増している事がパイロットウォッチシリーズの特徴です。
型番:IW328902
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
インヂュニア・オートマティック 40は、ジェンタがかつて70年代にデザインした、「インヂュニアSL」をIWCが再解釈して、2023年に発表したモデルです。当時よりも人間工学に基づいて、現代風の解釈を加えたデザインにしています。
当初は「耐磁時計」という特殊時計として発表されました。このIWC インヂュニア・オートマティック 40は耐磁機能に加えて、よりラグジュアリー・スポーツ風のエッセンスを加えているのが特徴です。
さらに装着感にも拘り、厚みは10.8㎜とかなり薄く仕上げている事に好感が持てます。ブレスレットも僅かにテーパーを付けた事で、ラグジュアリーな雰囲気に仕上がりました。
型番:IW356527
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
イタリアの高級リゾート地である、フィノ港からネーミングされたポートフィノは1984年に発表されました。どこかリゾート風に仕上げており、シンプルな三針と控えめなデイト表示とストラップはクロコダイルレザーを採用しています。
スポーツウォッチというよりも、ドレスウォッチの雰囲気を大事にして、仕上げた事がこのモデルの魅力でしょう。
IWCの時計は、幅広いラインナップを揃えています。そのため相応しいシーン毎に時計のシリーズを変えて使うのが、おすすめです。IWCを購入しようと思っている人のおすすめの選び方をいくつか紹介しますので、参考にしてください。
購入する際に一番のポイントなるのは「外観が好みであるか」です。伝統的なスタイルを継承するポルトギーゼのようなクラシックなタイプの腕時計や、スポーツ色の強いパイロットウォッチに大きく分類されます。
近年はスタイリッシュで、スポーティーなパイロットウォッチが人気です。IWCのシリーズでも、クラシックな雰囲気のポルトギーゼとスポーツタイプのパイロットウォッチが人気を二部しています。それに加えて インヂュニアもじわじわと、人気が急上昇しています。
クラシックかスポーティーか、これはぜひ使用するシーンを想定して選んで欲しいです。
IWCは自社製ムーブメントの開発にも注力しています。その中でも特筆すべきムーブメントはCal.52000系のムーブメントです。このムーブメントは、ビッグパイロットウォッチやポルトギーゼに搭載している自社製ムーブメントです。
特徴としては、7日間のロングパワーリザーブになります。ツインバレルを採用して、IWC独自のペラトン式巻き上げにより、効率よくゼンマイを巻き上げ耐久性も高い事が特徴です。
特にこのペラトン式巻き上げは、IWCが1950年代から採用している実績があり、信頼性の高い機械機構になります。ムーブメントとしての信頼性以外でも、裏蓋側から見えるムーブメントの美しさも必見です。
高級感を感じさせる、芸術性の高さもこのCal.52000系の魅力でしょう。
IWCの時計は他の人気ブランドとは異なり、高級時計らしい華やかさ、煌びやかさはそこまでありません。
徹底的に時計としての実用性に拘り、クラフトマンシップさを感じさせてくれる時計造りをしてくれるブランドです。
時計の本質を徹底的に探求したい人には、IWCはおすすめできます。また部品やパーツの在庫の永久保管をしてくれる事でも有名です。そのため、修理用のパーツが無く受託停止という事はIWCは決してありません。
末長く使える、IWCを是非一度検討してみてください。