「オメガ デイデイトってどんな時計?」
「オメガ デイデイトの人気モデルが知りたい」
多種多様なバリエーションの時計を世に放ってきたオメガ。
月に到達した伝説をもつスピードマスター、現代的なスペックを秘めたシーマスターを筆頭に世界中の男性を魅了してきました。
そんな人気コレクションのなか、人と被りにくいオメガ デイデイトについて知りたいという人は多いのではないでしょうか。
オメガ デイデイトは廃盤モデルとして忘れ去られてしまうには勿体ないほど魅力的な時計です。
この記事では定番外しのオメガとして注目されている「デイデイト」の人気モデルBest3を、GINZA RASINスタッフ監修のもと紹介します。
搭載ムーブメントや価格についても説明しますので、オメガの時計に興味がある人はぜひ参考にしてください。
目次
オメガ スピードマスターデイデイトはデイデイト機能を配した実用的なモデルです。
現在は廃盤となっていますが、未だに人気を博しています。
主なラインナップは「スピードマスター デイデイト」と「シーマスター アクアテラ デイデイト」の2つ。
スピードマスターはインダイヤルを縦目に配置したスポーティーなモデルであり、アクアテラ デイデイトは12時位置にデイデイト窓を配置した実用性の高いモデルです。
オメガ デイデイトの中で最も注目を浴びているのはこのRef.3520.50でしょう。
スピードマスター デイデイト Ref.3520.50は「マーク40」の愛称を持つスピードマスターです。
1997年にスピードマスター誕生40周年を記念して発売されたことからマーク40と呼ばれるようになり、コスモスという別名も持ち合わせます。
限定モデルとして発売されましたが、限定本数が定められていなかったため、多くの個体が市場に出回りました。
現在では見かける機会が徐々に減っていますが、手ごろな価格で手に入るため、ねらい目の一本であるといえるでしょう。
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:39mm
ムーブメント:自動巻き Cal.1151
全重量:137g
防水性:30m
仕様:トリプルカレンダー,クロノグラフ,ポインターデイト,24時間表示
通常のスピードマスターは横目のクロノグラフとなっていますが、スピードマスターデイデイトはロゴを3時位置に配した縦目のクロノグラフとなっています。
ぱっと見た感じは定番モデルに見えますが、実は絶妙に異なります。
このバランス感覚こそがスピードマスター デイデイトの魅力だといえます。
定番スピードマスターは直径42mmで作られていますが、人によってはこれが大きく感じたりもします。
その点スピードマスターデイデイトは39mmという程よいサイズ感で作られているため、誰でも身に着けやすいです。
小ぶりなスピードマスターをお探しの方に最適な一本だといえます。
搭載しているムーブメントはCal.1151と呼ばれる自動巻きムーブメントです。
Cal.1151は ETA7750をオメガ用に改良したものであり、汎用ムーブメントでありながらも高い精度を誇ります。
尚、現行モデルにおいて最もベーシックなスピードマスター「311.30.42.30.01.005」に搭載されているCal.1861は手巻きムーブメントとなっているため、3520.50の方が利便性は高いです。
廃盤モデルだからといって機能性が劣るということはありません。
マーク40 コスモスという愛称で親しまれている3520.50の中古相場は圧倒的なコスパを秘めています。
状態にもよりますが、概ね20万円前後で取引されていることが多く、多機能モデルとしては破格の値段です。
デザイン性も申し分なく、機能性は高いので現行ではなくスピードマスター デイデイトを買うのも良いでしょう。
スピードマスター デイデイト 3220.50はオメガの新たなるデイデイトとして発売されたモデルです。デザインは3520.50を基にしていますが、インデックスの形が楔形に、各種メーターのデザイン変更といった細かな仕様変更が行われました。
最も変化したのはムーブメントであり、Cal.1151からオメガ 3606に変更されています。
ただ、ETAベースであることには変わりなく、機能性は殆ど同じです。
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40mm
ムーブメント:自動巻き オメガ3606
全重量:160g
防水性:100m
仕様:トリプルカレンダー,クロノグラフ,ポインターデイト,24時間表示
3220.50は3520.50と比較するとデザインが洗練されました。
各種メーターのフォントサイズは小さくなり、インデックスもよりスタイリッシュな形に。
より現代的な雰囲気を纏うようになりました。
定番スピードマスターは直径42mm。3520.50は直径39mm。そして、3220.50は40mmです。
40mmサイズはスポーツウォッチの定番サイズともいえ、現代のトレンドを抑えています。
スピードマスター デイデイトはとにかく多機能であり、実用性が高いです。
クロノグラフにデイデイト+月表示のトリプルカレンダー、24時間計まで付いており、針は何と8本も備えられています。
しかしながら、これだけの機能を有していながらも視認性は確保されており、クロノグラフの中ではシンプルなデザインに見えます。
また、風防に関してもプラスチックではなくサファイアクリスタル風防が採用されていることも見逃せないポイント。
非常に実用性の高い1本です。
高い実用性と機能性から密かに注目を集めている3220.50ですが、中古相場はかなりお得な相場で推移しています。
気になるその価格ですが、約25万~30万円の相場で取引されています。
アクアテラ デイデイトは2013年のバーゼルワールドで発表されたモデルです。
シーマスターのデイデイトは非常に珍しいので、この個体をお探しの方も多いのではないでしょうか。
文字盤はヨットのウッドデッキを連想させる縦目のチークコンセプトダイアル仕様。どんなシーンにも合わせやすい万能なデザインであることが魅力です。
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:41.5mm
ムーブメント:コーアクシャルムーブメント Cal.8602
全重量:168g
防水性:150m
仕様:デイデイト表示,55時間パワーリザーブ
アクアテラの魅力は何と言ってもスタイリッシュなデザインです。現行モデルでは横目のチークコンセプトが採用されていますが、231.10.42.22.03.001に関しては旧仕様の縦目チークコンセプトが採用されています。
このデザイン性とデイデイト窓の相性はよく、上品なイメージを与えます。
シーマスター デイデイトのケースサイズは迫力のある41.5mmケース。やや大きなケースサイズではありますが、スッキリしたデザインとなっているため、腕元にシックリと収まります。
シーマスター デイデイトに搭載されているムーブメントはクロノメーター認定を受けた「自動巻き Cal.8602」です。 オメガを代表するテクノロジー「コーアクシャルエスケープメント」はもちろん、安定性を向上させるシリコン製ヒゲゼンマイを採用しています。
このムーブメントは他社のムーブメントよりもパーツの摩耗が抑えられた設計となっているため、通常3年~5年行わなくてはならないオーバーホール周期が8年~10年に伸びます。即ちそれは維持費が1/2になるということなので、実にコストパフォーマンスが高いです。
231.10.42.22.03.001は市場で見かける機会が減ってきていますが、中古相場に関しては比較的リーズナブルな価格をキープしています。
2019年9月現在の中古相場は約45万円前後。
コーアクシャルムーブメント搭載機かつデイデイト表示機能を有したモデルとしてはお買い得に思えます。
ただ、年々状態の良い個体は減ってきているため、購入する予定がある方はお早めに。
今回紹介したオメガ デイデイトはどれも廃盤商品であるため、購入先は並行店となります。
未使用品も稀に出回りますが、基本的には中古での購入となるので、中古を扱う店舗が選択肢となるでしょう。
中古モデルは店舗によって大きくコンディションが異なるため、購入の際には口コミで信頼できる優良店での購入がオススメです。
機械式時計はメンテナンスを施せば、10年前、20年前のモデルでも、高い精度を発揮します。
誰からも支持される店舗であれば、新品に匹敵するクオリティーのモデルを手に入れることも可能だと思います。
デザイン性・実用性・ステータス性よし。オメガ デイデイトは廃盤モデルとして忘れ去られてしまうには実に勿体ない名作です。
多機能でありながらもシンプルにまとまっており、末永くお使いいただける狙い目モデルだと思います。
中古相場もかなりお得な価格となっているため、今の内に買っておくのが良いでしょう。
是非この機会に一度ご検討くださいませ。
当記事の監修者
田所 孝允(たどころ たかまさ)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 販売部門 営業物流部長/p>
1979年生まれ 神奈川県出身
ヒコみづのジュエリーカレッジ ウォッチメーカーコース卒業後、かねてより興味のあったアンティークウォッチの世界へ進む。 接客販売や広報などを経験した後に店長を務める。GINZA RASIN入社後は仕入れ・買取・商品管理などの業務に従事する。 未だにアンティークウォッチの査定が来るとついついときめいてしまうのは、アンティーク好きの性分か。
時計業界歴18年。