日本国内で並行輸入が法的に認められたのは1970年代です。
以来、自動車や高級ブランド品に始まり衣類・文具・アウトドアグッズ・化粧品・・・私たちの身の回りの、ありとあらゆるモノに「並行輸入品」が溢れるようになりました。
なぜ正規品ではなく並行輸入品を購入するか。その大きな旨味は「価格の安さ」です。また、「国内未入荷の製品が手に入る」というのも嬉しいですね。
しかしながら並行輸入品にはまだまだメリットがたくさんあります!むしろ、正規品では得難い体験をすることも・・・一方で並行輸入がどういったものかわからない・あるいは並行輸入という形態へのご不安点をいただくこともあります。
そこでこの記事では、並行輸入品を購入するメリット6選をご紹介するとともに、よくいただく並行輸入品への不安に対する回答をまとめてみました!
安くて便利な並行輸入。より詳しく知って、楽しい海外製品ライフを送りましょう!
目次
並行輸入品とは?正規品との違いは?
並行輸入品は簡単に言うと、「正規店や正規代理店あるいはメーカーを通さずに仕入れた海外製品」です。
対して正規品は、メーカーから正規店・正規代理店に卸されて販売されている海外製品です。
並行輸入品を仕入れる人はメーカーとは関係のない業者や個人(バイヤー)。
海外の正規店や量販店、あるいは免税店や業者向け市場などで買い付けた製品を、定価ではなくその仕入れ値にのっとって算出し、自社独自の価格で売り出すことが特徴です。
つまり、流通ルートが異なるだけで、モノの出所やモノそのものは一緒。
よく「並行輸入品は偽物?」といったご質問をいただくことがありますが、正真正銘の本物です。
また、「違法じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、1972年に大蔵省(現財務省)より正式に並行輸入という形態はお墨付きをもらいました。
以来、日本国内では原則として違法性はありません(ただし海外では違法とする国もあり。商標権や著作権侵害とみなすため)。
並行輸入品を購入するメリット6選
まず最初に、並行輸入品を購入するメリットを、正規店の利用と比較しつつご紹介いたします。
メリット①価格が安い
画像引用:WIKIMEDIA COMMONS
最も大きいメリットと言えばコレ!並行輸入品は正規品の20~40%ほども安く売られていることもあり、消費者にとっては大きなメリットですね。もちろん前述の通り、どちらも本物です。
なぜモノは一緒なのに、並行輸入品は安く販売できるのでしょうか。
それは、並行輸入品は正規品と異なり、定価に縛られることがないためです。
正規店は、全国一律で「同じ価格」「同じサービス」「同じ品質」であることが求められるため、一店舗だけ価格を下げたり上げたりすることはできません。
これは、高級ブランドであればあるほど顕著な傾向です。
一方の並行輸入店は、仕入れ値によって販売価格を決定することができます。ここが安さの秘訣です。
ルイヴィトンにエルメス、ロエベなどの高級ブランドバッグからロレックス、パテックフィリップ、オメガといった高級時計・・・高級品の日本国内定価は、しばしば高いと言われます。
製造コストだけではなく日本までの輸送費がかかりますし、販売コストや販促コストが高額になりがちだからです。
一方の並行輸入は、この価格差を利用することとなります。
つまり、安く買える海外で仕入れているので、仕入れ値が抑えられる、というわけです。
また、大量仕入れで価格を抑える、などと言った手法を採ることもできます。
さらに言うと、円安の時には仕入れ値がそれだけ抑えられるので、さらに安価になることもあります!
こういった工夫によって並行輸入品は正規品よりも安価に販売されているのです。
ちなみにアウトレットと混同されがちですが、これは一種のセールのようなもの。
「訳アリ商品」や「在庫処分」といった意味合いが強く、並行輸入とは関係ありません。
メリット②国内未入荷の海外製品が購入できる
並行輸入は海外製品を取り扱いますので、当然ながら国外にメーカーやブランド本社があることになります。
そういった国には、日本にはまだ入ってきていない・あるいはその国限定の製品がラインナップに加わっているものです。
並行輸入品であれば、国内未入荷の製品であっても仕入れ・国内販売ができます。
前述の通り、正規店の意向に従わなくても良いためです。
よく「有名ブランドの製品を身に着けていたら、人と被ってしまった!」といったことが起きがち。
しかしながら国内未入荷品であれば、こういったリスクはぐっと減りますね。
また、中にはコレクターズアイテムになるようなレア商品も・・・!
※中国限定で販売されたオーデマピゲ ロイヤルオーク
また、日本にはないサイズ・形状・素材など、海外規格の製品も手に入れることが可能です。
例えば日本のサイズだと小さい・・・と言った場合でも、並行輸入品ならより大きい海外規格から選ぶことができますね(もちろん入荷していれば、の話ですが)。
とは言え電化製品などだと、逆に海外規格のため日本で使えなかった・・・などと言った事例があります。
また、日本国内の法律を超えた製品(特に医薬品や化粧品)を輸入できてしまう場合もありますので、購入するものによってはスペック・成分をしっかり確認しましょう。
メリット③品薄商品も手に入る
「国内未入荷品」はもちろんのこと、大人気だったり生産が著しく少なかったりして、正規店で在庫のない品薄商品でも、並行輸入店であれば手に入るケースが多いです。
例えばエルメスのバーキンやロレックスのデイトナなどがそれに当たりますね。
もちろん入荷すれば正規店で購入することもできますが、こういった高級ブランドの品薄商品は、入荷が未定であったり、予約すら受け付けてくれなかったりすることがほとんどです。
中には上客だけにコッソリ売ってる、なんて噂も・・・!
並行輸入品であれば品薄モデルであっても、仕入れルートを豊富に持っているようなお店であれば、在庫があることが多いです。
一方で気をつけたいのが、並行輸入は定価に縛られない分、市場原理―需要と供給―に大きく左右されるということ。
そのためこういった品薄商品は需要が高すぎて、定価を大きく上回るプレミア価格を記録するケースも少なくありません。
とは言え、それでも欲しいという方が後を絶たず、並行輸入店はぞくぞく品薄モデルを仕入れているのが現状です。
メリット④メンテナンス費用を抑えられる
並行輸入品は正規メンテナンスを受け付けない、といったメーカーがごく一部存在します。
「並行差別」などと言ったりするのですが、正規ブティック以外での購入者を明確に区分けしているのです。
正規メンテナンスを受けられないということで、ご不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながらきちんとした並行輸入店であれば、独自のアフターサービス体制を確立しています。
自社でメンテナンス工房を持っていたり、民間の修理専門業者と提携したりして、自社が販売した並行輸入品のアフターフォローをしっかり行っているのです。
こういった並行輸入店が行うメンテナンスは、えてして正規メンテナンスより価格が抑えられるもの。
正規店のメンテナンス料の半額~70%程度に設定されているケースが多く、イニシャルコストだけでなく維持費を抑えられるというメリットに繋がります。
しかしながら全ての並行輸入店がアフターサービス体制を設けているわけではありません。高級品は長く使うことが前提ですので、しっかりとアフターフォローについて購入時に確認しておきましょう。
なお、正規メンテナンスでしか修理できない個体もあります。(※超複雑時計などはこれにあたります。)
とは言え「並行輸入品のメンテナンスを受け付けない」としているのはごく一部のブランドです。
「並行差別」は、多くのケースで価格面に差がつけられるに留まります。また、ファッション系のブランドだと、正規・並行に差別がないところが多いです。
■並行輸入品は修理代が高いってホント? ~正規/並行品のアフターサービスの違いについて~
メリット⑤購入店の選択肢が幅広い
購入店の選択肢が幅広いことも、価格同様に消費者にとっての大きなお得ポイントです。
例えば正規品だと、正規ブティックかメーカーから認可を受けた正規代理店での購入に限られます。
また、高級ブランドであればあるほど通信販売を行っていないところが多くなります。
しかしながら並行輸入品の購入であれば、お店選びの自由度が増します。
例えば自宅や職場の近くのお店を選択することもできますし、何店舗か回って感じの良かったお店を選ぶのも良いでしょう。
安くてポイントも溜まるヨドバシカメラやビックカメラなどの量販店をお選びになる方もいらっしゃいますね。
さらに並行輸入店は、インターネット上にECサイトを持っていることがほとんどです。
むしろ主戦場はそこと言ってもいいかもしれません。
そのため近所にお店がない場合にとても便利。
また、いつも使っているショッピングモールに出店していれば、ポイントを使ったり溜まったりと何かとお得な側面が大きいですね。
なお、ECサイトのみで、「リアル店舗を持っていないと不安」と思うかもしれませんが、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどは出店に厳格な審査があります。
また、偽造品・模造品や規約違反に対しては厳しく取り締まっておりますので、その信頼性は高いと言えるでしょう。
メリット⑥再販時に得するかも!
高級ブランド品を購入する際に、「リセールバリュー(再販時の価値)」を気にされている方もいらっしゃるでしょう。
つまり使った後でも高く売れる、という利点ですね。
並行輸入品だと、正規品に比べて再販時に得をする可能性が高くなります。
なぜならイニシャルコストが低く抑えられているため。
繰り返しになりますが正規品とモノは同じなので、再販時の条件は正規品であろうと並行輸入品であろうと変わりません。
つまり、最初に購入した時の価格差分、得をする可能性が高いということになります。
並行輸入品へのよくある疑問とその回答
次に、並行輸入品に対してよくある疑問―主に不安点―をまとめてみました。
併せて回答も掲載しておりますので、ご参考にどうぞ!
疑問①偽物とか不良品があるって本当?
基本的に正規品と並行輸入品が同じモノであることは前項でお話した通り。
つまり、偽物は、法令順守している並行輸入店ならまずありません。
ただ製品をどのような状態で出品するかは並行輸入店によってまちまちです。
例えば多少の劣化があったとしても、修理・メンテナンスをせずにそのまま出品してしまう店舗もあると聞きます。
こういったトラブルを防ぐためにも、きちんとした・信頼できる並行輸入店を選択するようにしましょう。
その選び方は次項でご紹介いたします。
また、インターネット上での売買にクーリング・オフは適用されませんので、何か問題があった時の対応や返品制度についても、購入前にしっかり確認しておきましょう。
疑問②アフターサービスを受けられない?
もう一点、よく聞かれる並行輸入品への疑問点が、「アフターサービス」についてです。
正規店で定価で購入すれば、メーカーからの手厚い保証を受けられることに繋がります。
一方でメリットのところでもご紹介しましたが、メーカーの中には正規品以外のアフターサービスを断るブランドもごく一部存在します。
また、国内にまだ進出していないブランドであった場合、修理の際は本国へ送らなくてはならず、イニシャルコストより大きく足が出てしまう、なんて可能性も・・・しかもこの場合、「海外メーカーに直接電話で聞いてください」なんてことになって、英語対応しなくてはいけないうえに国際電話で高くついた、なんて話も稀に聞きます。
とは言え前述の通り、きちんとした並行輸入業者は、修理・メンテナンス体制を整え、かつ独自保証を設けています。
また、こちらも繰り返しになりますが、並行輸入品に対して一切の正規アフターサービスを受け付けない、というのはごく一部のブランドです。
こちらも後述する、「並行輸入店の選び方」をしっかり確認していただければ、事前に回避できるトラブルです。
信頼できる並行輸入店の選び方
安くてお得で、珍しい品物も手に入る並行輸入品。しかしながら何度か言及しているように、並行輸入品を販売するにあたって特に資格はいりません。そのため、お店のレベルや意識はまちまち・・・
快適な海外製品ライフのため最も大切なのは、信頼できる並行輸入店を選ぶことです!
でも、自社を「信頼できないお店です」と公言しているところは皆無ですね。信頼できる並行輸入店は、どのようにして見極めればいいのでしょうか。
その選び方をご紹介いたします。
選び方①まず口コミ・創業年・立地をチェックしよう
信頼できるお店の選び方。それは、口コミと創業年、そして立地をチェックすると見えてきます。
現在、様々な口コミサイトがネット上にあります。
これは利用者のリアルな意見が反映されているため、そのお店の実態を知ることに繋がります。
また、長く創業しているところや、競合店が多い立地にお店を構えているところも優良店である可能性が高くなります。
なぜなら正規店と異なり、長く並行輸入店をやっていこうと思ったら、何よりも「信頼第一」となります。
信頼を失ってしまえば、そこから口コミが広がったりお客さんに利用されなくなったりして、続けていくことは困難となるためです。
また、競合店が多いところも、信頼のないお店は真っ先に淘汰されます。
そのためこういった並行輸入店は、信頼第一を考え、「きちんとした仕入れルートを確保する」「カスタマーファーストを徹底する」こととなります。
偽造品や粗悪品がないことはもちろん、商品知識や販売ノウハウを持ち、高級品であれば独自のアフターサービスを提供するなど、顧客が安心して並行輸入品を購入できる環境づくりを心がけていると思って良いでしょう。
これはリアル店舗だけではありません。
インターネット店舗の場合も、口コミや創業年は大切です。
アマゾンだと購入していなくても口コミができてしまいますが、楽天やYahoo!ショッピングなどは利用者のみが口コミ投稿できるので、よりリアルな意見を確認することができます。
また、ECサイトは出店にリアル店舗よりも元手がかからないため誰でも始めやすい一方で、競合が多く、粗悪なお店はすぐに潰れてしまいます。
そのためインターネット上で長く並行輸入店を続けていると言うことは、それだけ信頼第一にやってきたお店、ということ!
こういったお店も、顧客が安心して利用できる目安となるでしょう。
また、リアル店舗であってもインターネット店舗であっても、従業員の対応をよくご確認ください。
従業員教育に力を入れられるお店は、それだけ良いお店づくりをしている可能性が高くなります。
特にインターネット上では、商品は画像での確認のみとなります。そのためコンディションや質がわかりづらい時などは、メールやお電話等で問い合わせるでしょう。
その時、商品知識についてあやふやだったり、対応が悪かったり、「とりあえず買ってください」などというところは利用しないようにします。
選び方②楽天やYahoo!ショッピングなど大手ショッピングモールに出店しているお店を選ぼう
ECサイトの場合は、信頼できるショッピングモールに出店しているところを選ぶようにしましょう。
楽天やYahoo!ショッピングは出店に厳格な審査がありますし、2014年からは「品質向上委員会」が立ち上げられ、偽造品対策や規約違反店舗への厳罰化を進めています。
特にバッグや時計などのブランド品は出品審査が厳しく、仕入れた商品が真正品であることを証明するために、たくさんの書類を提出する必要があります。
利用者数もとても多いので、それだけユーザーの安心できる買い物をサポートする体制が整っているのでしょう。
また、「有名な大手モールであれば安心」とは言えませんが、リアル店舗同様、競合の多いところで実績を作っている並行輸入店も、顧客から信頼される優良店である可能性が高いです。
選び方③独自のアフターサービスやメンテナンス体制を持つお店を選ぼう
何度か言及していますが、並行輸入店で購入する際に大きい部分で気になるのがアフターサービス・メンテナンス体制です。
正規サービスが受けられない以上、購入店の対応に今後の並行輸入品ライフがかかっていると言っても過言ではありません。
そのため、きちんと自社でメンテナンスノウハウや提携する修理工房を持ち、独自保証をきちんと展開しているお店を選ぶのが大切です。
前述の通り、信頼できる並行輸入店の条件として、「顧客が安心して利用できるお店づくり」が挙げられます。
アフターサービスの全く考慮されていない店舗だと、いくらスタッフの対応が良かったり商品が魅力的だったりしても、安心して購入することができませんよね。
顧客のことをきちんと考えているお店は、購入後のフォロー体制を整えていることが一般的です。
これは、ブランド品や時計、ジュエリーなどと言った高級品を購入する際にとても大切になってきます。
なぜなら並行輸入とは言え、決して安くはない買い物。長く使うことが前提であるためです。
末永く商品ともお店とも付き合っていける並行輸入店で製品を購入しましょう。
選び方④コンディションやスペックをとことん確認しよう
もし悪意を持ってスーパーコピーを販売していたりするお店に当たってしまった場合、一般消費者が見分けることは困難です。
このような店舗に当たらないためにも、「信頼できるお店」を探すことが重要です。
ただ、信頼できる店舗であったとしても、「どんな状態で商品を出品しているか」はお店の匙加減一つ。
例えば粗悪品とは言えないまでも、傷がついていたり、一部に劣化が見られたり・・・でも、「海外輸入品」ということで、許容しているお店も存在します。
例えば日本の風土と合わず、どうしても国内入荷した時点で劣化してしまう部分(皮革製品が湿気でべたついたり、紙製の化粧箱が変形してしまったり)は、直しようがない、というわけです。
こういったケースに出くわさないためにも購入品のコンディションは細かにチェックするようにしましょう。
画像だけではわからない部分も多いかと思いますので、メールや電話などで従業員に気になるところ・不安点はとことん聞きます。
ここで塩対応をしてくるような店舗は避けましょう。
電化製品や衣類などであれば、日本規格と合致しているかも確認したいですね。
サイズはどうしても販売国規格になってしまうかと思いますので、寸法・形状を問い合わせましょう。
優良店の場合、日本規格との対応表を掲載しているところも多いです。
美容製品や医薬品などの場合は、その成分をしっかり確認し、日本で定められた用量を著しく超えるような場合は利用は止めておきましょう。購入者の口コミをチェックするのも手です。
選び方⑤購入前に商品の相場を確認しておこう
並行輸入品の価格が必ず定価を下回るとは限りません。
高級品などは特に、その時の人気に左右されることが多いためです。
とは言え提示されている価格が適正なものなのか不当に高いor安いものなのかは、一般消費者にはなかなかわかりづらいものですね。
その時の相場を確認すると見えてきます。
他店を覗いたり、価格コムなど比較サイトを使ってチェックしておきましょう。
まとめ
並行輸入品を購入するメリットと、よくある並行輸入品に関する疑問点。そして良い並行輸入品を購入する店舗選びについてご紹介いたしました。
並行輸入品とは、メーカーの正規チェックを通さずに仕入れた海外製品であり、流通ルートの違いはあれど正規品と変わらないこと。一方で定価などメーカーの方針に縛られないため安く・レアな商品も手に入りやすいこと。これは再販時に思わぬ得をする可能性に繋がることなどをお伝えできたでしょうか。
とは言えお店選びを間違えると、トラブルを招いてしまいます。信頼できる並行輸入店を見極めて、お買い物を楽しんでくださいね。
当記事の監修者
新美貴之(にいみ たかゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長
1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年