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南幸太朗, ラグジュアリーモデル特集, パテックフィリップ, その他

パテック フィリップ175周年記念モデル 『マルチスケールクロノ 5975J-001』

最終更新日:

「マルチスケールクロノ 5975J-001って何がすごいの?」
「マルチスケールクロノ 5975J-001の魅力について知りたい」

5975J-001はパテック・フィリップ175周年記念モデルとして発売された世界限定400本モデルであり、他の定番モデルとは一味も二味も違う、独特な魅力に溢れています。

そんなマルチスケールクロノ 5975J-001の魅力について知りたいという人は多いのではないでしょうか。

5975J-001はかなり希少なモデルであるため、市場に出回ることは滅多にありません。

この記事では5975J-001の魅力について、GINZA RASINスタッフ監修のもと解説します。

画像付きで詳しく説明しますので、パテックフィリップに興味がある方はぜひ参考にしてください。

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念  5975J-001

 

パテックフィリップ マルチスケールクロノ5975J-001

パテックフィリップは創業以来一度も途切れさせることなくビジネスを継続してきた、最も古いマニュファクチュールのひとつです。クロノグラフをコンプリケーションの最たるものとして扱い、無数の名作を世に輩出し続けてきました。

今回紹介する「マルチスケールクロノ5975J-001」はパテックフィリップ創業175周年を記念して作られたアニバーサリーコレクションであり、クロノグラフに拘り続けてきたパテックフィリップの伝統が詰まった究極のコンプリケーションモデルです。

タキメーターのスパイラルスケール、パルスメータースケール、そしてテレメータースケールと、3つのスケールを配していることが最大の特徴です。

 

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念 5975J-001

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念  5975J-001

ケース径 40mm、ケース厚み 10.25mmという非常に使いやすいサイズ感で作られています。素材にはイエローゴールドが使用され、その色味にピッタリ合うブラウンアリゲーターストラップが備えつけられています。

ここまでは決して珍しくはない項目ですが、5975J-001がもつ魅力は文字盤に隠されています。

 

5975J-001の魅力① 3つのメーターを重要視した存在感のあるデザイン

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念 5975J-001

5975J-001は「3つのメーター」を重要視していることから、本来主張させるべきブランドロゴやインデックスすらも最小限にとどめられたデザインとなっています。

また、どのクロノグラフにも備えられているインダイヤルがありません。

まさにメーターの機能を最大限に発揮させることに全力が注がれたデザインであるといえます。

 

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念 5975J-001

タキメーター:クロノグラフ針を用いて平均速度を割り出したり、1時間あたりの作業量を1分以内の計測で算出することができるメーターです。5975J-001では中央付近にスパイラルの形で配されています。

 

パルスメーター:目盛りに基準値として書かれた脈拍数を打った時点の経過時間で割り出すメーターです。7時位置の25の数字から始まり、1時位置の200の数字で終わっているメーターがタキメーターに該当します。

 

テレメーター:光と音の速度差を利用して距離を割り出すメーターです。5975J-001では文字盤の一番外側にテレメーターが配されており、12時位置から9時位置の15kmまで測定が可能となっています。

5975J-001の魅力② ケースバックとクラスプに刻まれた限定刻印

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念 5975J-001

時計を裏返すと「PATEK PHILIPPE GENEVE 175e Anniversaire 1839 – 2014」の刻印が刻まれています。

文字盤のデザインのみならず、ケースバックからも5975J-001の独自性を感じることができるのは魅力的です。

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念 5975J-001

また、フォールドオーバー・クラスプにもPATEK PHILIPPE 1839 – 2014”のエングレービングが刻まれています。クラスプは意外と目に付くので、ここにもプレミア感があるのは非常に嬉しいポイントです。

 

5975J-001の魅力③ 自動巻きムーブメント CH28-520を搭載

CH28-520 パテックフィリップ

5975J-001に搭載されたムーブメントは「キャリバー CH28-520」。

実用的な自動巻き構造、耐久性重視の毎時21,600振動、パワーリザーブ約50~55時間といった性能を誇ります。

また、時計が分厚くならないように、ムーブメントの厚みが5.2mmという薄型設計で作られていることも見逃せないポイントです。

クロノグラフの制御方式はコラムホイール制御の垂直クラッチ式。

テンプには高い精度を安定的に維持できるジャイロマックス・テンプが採用されており、まさに一生モノの時計に相応しいムーブメントとなっています。

最後に

5975J-001は3つのメータースケールが配された個性的な文字盤が魅力的なパテックフィリップ175周年アニバーサリーモデルです。

非常に貴重なモデルなので、購入を検討されている方はこの機会を逃さないようにしてください。

なにしろ世界に400本しかない時計です。

一度欠品してしまえば二度とお目にかかれないと思います。

 

パテックフィリップ マルチスケールクロノ 175周年記念  5975J-001 商品ページ

 

【5975J-001 スペック】

  • ケース径:40mm
  • ケース厚:10.25mm
  • 30m防水
  • キャリバー CH28-520 搭載
  • パワーリザーブ:50~55時間
  • アリゲーターストラップ
  • “PATEK PHILIPPE 1839 – 2014”のエングレービング入りフォールドオーバー・クラスプ
  • 裏蓋に“PATEK PHILIPPE GENEVE 175e Anniversaire 1839 – 2014”の刻印

 

当記事の監修者

南 幸太朗(みなみ こうたろう)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ

学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。

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