Watches and Wonders Geneva, WEBマガジン, ロジェデュブイ, 南幸太朗
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
高度な時計製造技術を強みに、絶大なインパクトのある銘品を多く生み出してきたロジェデュブイ。少量生産ゆえ、知る人ぞ知るブランドといったポジショニングが、また同社の魅力を引き立てるものです。
そんなロジェデュブイの新作発表は、例年一度見たら忘れられない、唯一無二の存在感を放つ銘品ばかり。
2022年、Watches & Wonders Geneveの場で打ち出された、至極のユニークピースとは?
目次
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
スペック
外装
ケースサイズ: | 直径45mm |
素材: | ピンクゴールド |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
駆動方式: | 手巻き |
ムーブメント: | Cal.RD115 |
パワーリザーブ: | 約72時間 |
機能
防水: | 30m |
定価: | 要問合せ |
12人の騎士―ナイツ―が、円卓を囲むかのように文字盤上に並べられるナイツ オブ ザ ラウンド テーブル。
アーサー王の「円卓の騎士」をオマージュするという、前代未聞のタイムピースですが、2013年以降、シリーズ化しているのはさすがロジェデュブイですね。
このマイクロ彫刻のピンクゴールド製騎士らは手作業で製造されているとブランドが語る通り、非常に精密な造りであることに驚かされます。
そんな伝説的なコレクションに、センタートゥールビヨンモデルが2022年、追加されました!
ナイツ オブ ザ ラウントテーブルというコンセプトだけでも素晴らしいのに、特殊コンプリケーションを併せて搭載させるところに、ロジェデュブイというブランドの実力を思い知ります。
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
もっともロジェデュブイにとって、トゥールビヨンは非常に馴染み深いコンプリケーションと言えます。過去、フライングトゥールビヨン,果てはダブルフライングトゥールビヨンなども手掛けてきました。
2020年新作エクスカリバーに搭載されるのは、センタートゥールビヨン(MT;モノトゥールビヨン)です。騎士らに囲まれた巨大なキャリッジが回転する様は、さぞ圧巻でしょう。
トゥールビヨンから連なる騎士らの円卓は、完璧なセンター合わせで回転するサファイアディスクのマーカー、および8層の装飾を構成するムラノガラスで作成されているとのことです。ムラノガラスとは、ベネチアングラスのこと。イタリア ヴェネツィアのムラーノ島で培われた技術で、様々な色調を帯びるそのガラスは、世界中で愛好家が少なくありません。
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
この伝説を実現したのは、手巻きムーブメントCal.RD115。ただ奇抜なだけでなく、厳格なジュネーブシールを獲得しており、機械式時計として超一流であることをも示唆しています。
丁寧に作り込まれ、仕上げられた外装が、このムーブメントをいっそうの高みへと昇華していますね。
なお、カーフレザーストラップが搭載されており、クイックリリースシステムによってユーザー自身が容易に交換可能な仕様となっております。
世界限定8本と、なかなか市場に流通するタイプの新作ではありませんが、同社の名前をさらに広め、そしてロジェデュブイという時計への所有欲を刺激される、スペシャルな一本と言えるでしょう。
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
スペック
外装
ケースサイズ: | 直径42mm |
素材: | ピンクゴールド |
文字盤: | スケルトン |
ムーブメント
駆動方式: | 自動巻き |
ムーブメント: | Cal.RD720SQ |
パワーリザーブ: | 約72時間 |
機能
防水: | 100m |
定価: | 9,185,000円/9,900,000円 |
2022年Watches & Wonders Geneveでは、さらに特別な新作エクスカリバーがロジェデュブイよりローンチされています!
それは、こちらのエクスカリバー MB(モノバランシエール) イーオンゴールド。
ロジェデュブイ独自合金イーオンゴールドで製造されたこちらのモデルは、エクスカリバーらしく大胆にスケルトナイズされた文字盤、そこから覗く星形のブリッジ、そして力強いカッティングを施されたフルーテッドベゼルに丁寧に仕上げられた外装が見て取れます。
ちなみにイーオンゴールドは変色しづらいローズゴールドとのこと。ローズゴールドは銅を合金することによって赤く色づきますが、それゆえ酸化しやすいという特性を抱えるため、ロジェデュブイでは独自合金によってこのデメリットを低減しています。またイーオンゴールドは一般的なローズゴールドよりも硬度に優れ、耐摩耗性・耐傷性にも富んでいることは、ロジェデュブイが時計としての美しさのみならず「実用性」もまた抜かりなく訴求するという姿勢がよく見えてきますね。このイーオンゴールドは、今後ロジェデュブイのゴールドのスタンダードになっていくとのことです。
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
さらに2022年新作エクスカリバーの特筆すべき点は、性能をアップデートした自動巻きムーブメントCal.RD720SQが搭載されたことです。
この新しいムーブメントは、同社初となるフリースプラングテンプを採用したとのこと!さらにテンプの慣性モーメントを約2倍にし、かつ輪列歯車と形状を最適化させ、高効率稼働を可能にしたエスケープメント(脱進機)を有します。新エスケープメントによって、ムーブメントは約72時間のロングパワーリザーブを実現。さらに新しい潤滑油やダイヤモンドコーティング・シリコン製アンクルによって耐久面がテコ入れされるとともに、28,800振動/時のハイビート設計によって、さらなる高精度を獲得したと言います。
もちろんエクスカリバーコレクションに共通するように厳格なジュネーブシールを獲得しています。
100m防水というスペックを有するところも、デイリーユースの超高級時計として配慮されていますね。
出典:https://www.rogerdubuis.com/jp-ja/watches-and-wonders-geneva-2022
ラインナップはブラックカーフストラップ搭載モデル、またはベゼルにダイヤモンドをセッティングし、かつパープルカラーのカーフストラップを搭載した華やかなモデルの計2種です。いずれもクイックリリースシステムによって、容易な脱着が可能となっております。
予価は前者が9,185,000円、後者が9,900,000円(いずれも税込)。
限定生産ではないものの、ロジェデュブイもまたハイメゾンらしく大量に製造する類のブランドではありません。そのためすぐに流通するモデルとは言えませんが、こういった唯一無二の特別感が、ロジェデュブイの魅力の一つでもありますね。
ロジェデュブイの2022年新作モデルをご紹介いたしました。
決してたくさんのモデルをバンバン打ち出す・・・といった類のブランドではありませんが、その分一本いっぽんが鮮烈なまでの印象で以て、私たちの心に残りますね。
普通の腕時計では満足できなくなった方は、ぜひロジェデュブイの2022年新作モデルを狙ってみませんか