「ロレックスを仕事で使いたいが、どのように使えば良いかわからない」
「ビジネスでもガンガン使えるロレックスを探しているが、なかなか見つけられない」
高級時計の印象が強いロレックスですが、実用時計としての良さも忘れてはいけません。
一般的にロレックスの腕時計は華やかなフォーマルウォッチやラグジュアリーウォッチを連想する人も多いと思いますが、優れた耐久性を持ち合わせています。
この記事ではビジネスシーンで使えるロレックスの選び方や、相手にどう見られるかを詳しく紹介します。
目次
ロレックスは実用時計の最高峰!仕事でもバリバリ使える
高級時計の印象が強いロレックスですが、時計愛好家たちは、ロレックスの腕時計を「実用時計の最高峰」と位置付けます。
実用性が高く、仕事でもバリバリ使える事が特徴です。
ロレックスの腕時計は、どれも高い精度と優れた耐久性を兼ね備えており、機械式腕時計の大敵となる、水や磁気、振動をあまり気にしないで使用できるためそう呼ばれています。
近年の日常生活では、ラップトップやスマホといった強い磁気を発するエレクトロデバイスが増えている事も特徴です。これはオフィスでも同じで、機械式時計をそれらの機器類に時計を近づけ過ぎると、磁気帯びの要因となります。
また最近はホワイトボード用マグネットにも強力な磁石を用いた製品が増えている事も見逃せません。
ホワイトボード用のマグネットにネオジム磁石という、従来のフェライト磁石より数倍強い磁石を組み込んだ製品が近年は増えています。同様にオフィスで使用する電磁調理器具も強い磁気を発するため、こちらにも機械式時計を近づけるのは危険です。
このように、オフィス環境では機械式時計の大敵となる強い磁気を発する機器が年々増えています。
そのため、ビジネスで使用する時計は、一定以上の耐磁性を持った時計を使う方が安心です。
ロレックスはブランド創設期から、防水性や耐久性を備えた時計造りを心掛けてきたブランドになります。
最新のムーブメントには、パラクロムヘアスプリングといった、磁気帯びしにくい素材を多く組み込むようになり、耐磁性能を強化しています。
ロレックスは、このように実用性を意識した時計造りを長年心掛けている、ブランドです。
高い防水性(100M防水)は、「日常生活では必要ないのでは?」という意見も聞きます。しかし、高い防水性を備えた時計はそれだけ堅牢性の高い時計ケースでムーブメントを護っているということの証です。
忙しいビジネスパーソンはオフィス内を縦横無尽に走り回り、時には時計をデスクにぶつけるシーンもあると思います。ロレックスであれば、多少ぶつけても余程の強い衝撃を加えない限り安心です。
ロレックスの現行モデルは、どれも100M以上の防水性を誇り、プロフェッショナルモデルだと全て200M以上の防水性になっています。
この事がロレックスが、実用時計の最高峰と呼ばれる大きな理由です。
ビジネスシーンで使えるロレックスはコレ
ビジネスで使えるロレックスを選ぶ時は、耐久性の高い現行品のプロフェッショナルモデルがおすすめです。
ステータス感もあり実用性の高さも備えていてビジネスでも使える、デザイン性の良さも備えています。
以下で、ビジネスで使えるロレックスを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ロレックス オイスターパーペチュアル36 126000

素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 36mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
オイスターパーペチュアル36 126000 は、ロレックスの中でも最もスタンダードかつ、シンプルなモデルです。
126000は、シルバーのダイアルにバーインデックスを備えた36㎜ケースという、ビジネスで使いやすい最適なサイズとなっています。
薄く仕上げたケースと使い勝手の良いオイスターブレスレットは、シャツへの収まりが非常に良いことが特徴です。滑らかでシームレスな3連ブレスレットは、時刻を確認したい時シャツの中からスムーズに時計が出てきます。
些細な事ですが、ビジネスではこのようなシャツへの収まりが悪い時計は、結果的に使用していると徐々にストレスが溜まる事を忘れてはいけません。
手首に時計を付けている事を意識させない腕時計こそ、ビジネスでは重宝します。
ロレックス エクスプローラーI 124273

素材: ステンレススティール / SS × イエローゴールド / YG
ケース:直径 36mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
エクスプローラー36 124273は、イエローゴールドのコンビモデルとしてエクスプローラーに加わったモデルです。
ビジネスでイエローゴールドのモデルは少し華美だと思う人も居るかも知れませんが、そんな事はありません。
古の時代より金は広く使われてきた金属です。意外に忘れがちですが金は経年劣化がしない金属としてもエンジニア達に知られています。汗や薬品による腐食にも強く、豪華さが目にいきますが、実は優れた実用性を持っている金属なのです。
そして369のアラビア数字だけというダイアルにすることで、余計な情報を省き尚且つ必要な情報(369)をダイアルに落とし込むことで、優れた視認性を時計に与えています。これがバーインデックスだけのダイアルだと、そうは行かない場合があります。
エクスプローラーはどんな過酷な条件下でも瞬間的に時間を読み取れる事が魅力です。その事は過去のエクスプローラーのモデルの実績からも証明されています。
ビジネスだとこのような実用的な腕時計が、最も使いやすいと実感できる筈です。
ロレックス デイトジャスト41 126300

素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 41mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
デイトジャスト41 126300は、最近のロレックスでは少し大きめのケース径になりますが、視認性が格段に良い事が利点です。
サンレイ仕上げのブライト・ブラック文字盤は太陽光の加減によって色合いが、微妙に変化します。
クラシックな手法で仕上げたこのダイアルは、ビジネスでも問題無い落ち着いた雰囲気が特徴です。ポリッシュベゼルとの相性も良く、比較的堅い雰囲気の職場の人には、このデイトジャストは最適です。
ロレックス サブマリーナ ノンデイト 124060

素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 41mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
黒のダイアルにステンレススティールのサブマリーナー 124060は、ビジネスでは控え目な外観とステンレスの色合いが、会議の席でマッチすると考えます。
現代社会では、サブマリーナーは決してドレスコード違反ではありません。
ダイバーズウォッチは、多くの若いビジネスマンたちが愛用している時計です。サブマリーナーはベゼルも黒と白で構成されているため、ホワイトシャツとグレー、もしくはネイビーのジャケットとも良い組み合わせになります。
30代から40代位までのビジネスパーソンだと、サブマリーナーは映えるでしょう。
ロレックス エアキング 126900

素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
現行品のエアキング126900は、ブラックダイアルに特徴的なアラビア数字のインデックス配置で、スポーティーな仕上がりにしています。
エアキングは現行のこのスタイル以降、パイロットウォッチを意識させる外観になり、ネーミングと外観のイメージがマッチするようになりました。
2016年以前のエアキングは、オイスターパーペチュアルと区別がつきにくい事が難点でした。2016年から現行のモデルの外観になって以降、エアキングのモデル数は一つに限定されました。
ビジネスでも、使うにあたってもこの外観は派手過ぎず、程よいグリーンが差し色になっています。青のシャツやカラーシャツを着る人はこのエアキングがおすすめです。
ロレックス シードゥエラー クラウン有り 126600

素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 43mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
サブマリーナーより大きい43㎜のサイズですが、よく見るとベゼル幅が広くなっている事で、スペックサイズより小さい印象を受けるモデルです。
特殊時計のイメージが強く、サブマリーナーよりは、プロ仕様の時計であることは、間違いありません。
しかしこのシードゥエラー126600も黒と白のモノトーンなので、ビジネスウェアとの相性は比較的良い時計です。また船舶や海運関係のビジネスをしている人にとっては、シードゥエラーは、良い印象を周囲に与えます。
もしそのような関連の会社とのビジネスでシードゥエラーを使うには最適な時計かも知れません。
ビジネスシーン向けのロレックスを選ぶポイント
ビジネス用にロレックスを選ぶポイントは、デザインのシンプルさとフォーマル感を重視するのが一番です。
またサイズ選びも重要で、最近では36㎜から41㎜までのサイズのモデルが多く、そのサイズに抑えると幅広いシーンで活躍することができます。
文字盤は無彩色かブルー系を選ぶ
ビジネスで使用する腕時計で、周囲から真っ先に見られるのが文字盤のカラーです。
この時あまり華美な色だと当然周囲から、良い印象を与えません。
できるだけ無彩色かブルー系を選ぶのが無難です。
ベゼルはドームベゼル系を選ぶ
ビジネスで使用する時計のベゼルはドームベゼル系を選ぶのが、おすすめです。
同様にスムーズベゼルやポリッシュベゼルでも問題ありません。エンジンターンドベゼルのような目立ち過ぎるベゼルは、避けた方が良いでしょう。
サブマリーナーをもし使うなら、黒と白のモノトーンの逆回転ベゼルでシックで目立たないものを選ぶようにしたいです。
ブレスはオイスターブレスを選ぶ
ビジネスで使うロレックスのブレスレットは、オイスターブレスを選ぶと幅広いシーンで重宝します。
オイスターブレスは実用性が高く、見た目もシンプルな3連リングの構造でブレスレットが、過度に主張し過ぎません。
ビジネスの交渉相手に対しても信頼感を与えやすく、ビジネスパーソンに相応しいブレスレットです。また付けている人の立場から考えても装着感が良く、長時間着用しても疲れません。もし会議が長時間になっても、ストレスを感じる事なくビジネスを遂行できます。
もう一つジュビリーブレスを付ける人もビジネスのシーンで最近増加しています。ジュビリーブレスもフォーマル感があるブレスレットですが、どちらかといえば役職者・経営者向けのブレスレットです。
そのためビジネスの目的に合わせて上手く使わないといけません。
幅広いビジネスのシーンで使うとなると、オイスターブレスレットの方が適応できるシーンが多い気がします。
スポーツモデルはどちらかといえばカジュアル向け
スポーツモデルをビジネスのシーンで使うことに対して賛否両論あるのは、事実です。
以前よりもスポーツウォッチ、特にダイバーズウォッチをビジネスで使うビジネスパーソンは増えています。
しかし、社会全体を見渡すとまだまだ日本国内ではスポーツウォッチを付けているビジネスパーソンは少数派でしょう。
スポーツウォッチ、特にラグジュアリースポーツモデル本来の使用目的もフォーマルな場で使用する事を想定して造られています。
しかし、それは仕事が終わった週末でのシーンを想定している製品が、大半です。スポーツウォッチはカジュアルな物と、認識する方が無難です。
クロノグラフは賛否あるが避け傾向
スポーツウォッチと同様にクロノグラフの使用に関しても賛否両論ありますが、避けた方が良いと考えます。
クロノグラフもスポーツウォッチの一つです。ビジネスのシーンではどうしてもカジュアルな印象を与えてしまいます。
特にロレックスの場合クロノグラフは現行品だと、デイトナです。デイトナはかなりカジュアル感があるので避ける方が良いでしょう。
どうしてもクロノグラフを付けたいなら、ヴィンテージの手巻き式のデイトナ(ポールニューマンダイアル等)なら、許容範囲かも知れません。
ビジネスシーンでロレックスはどんな印象を与える?
ビジネスのシーンでロレックスはどのような印象を与えるかといえば、相手に対して信頼性やステータスを与える時計です。しかし、全てにおいて良い印象を与える訳ではありません。
以下の事柄に注意して、ロレックスを付けてビジネスでの成功に結びつけてください。
ロレックスだから良い印象を与えるなどは無い
ロレックスを付けるとビジネスで全てにおいて良い印象を相手に与える事は、決してありません。
どのようなビジネスのシーンで付けるかを想定しないと、ネガティブな心象だけを相手に与えます。
ビジネスでは取引相手の立場や自身がどのような役割で取引するか、営業に行くのか、営業されるかによって相応しいロレックスも変わる筈です。
営業する立場なら、実用性の高いシンプルで控えめな時計が相応しいと考えます。
ロレックス自慢をすると悪い印象を与える
ビジネスにおいては、相手を思いやる気持ちが重要です。ロレックス自慢をするような振る舞いが出ると当然相手に悪い印象を与えます。
あくまでも時計はビジネスにおいては、黒子に徹して、ビジネスを進めてください。
まとめ
高級時計でもあり実用時計でもあるロレックスは、ビジネスにおいても相応しい時計であることだけは間違いありません。
しかしビジネスのシーンをしっかりと想定して使わないと、折角のロレックスも逆にマイナスになることも予想されます。
重要な事は、どのような目的で使うかを認識しているかどうかです。
闇雲にロレックスの腕時計だけという理由だけで、ビジネスに相応しいと考え選ぶのはおすすめできません。
ロレックスの腕時計はビジネスの目的に合わせて使えるモデルがたくさん揃っていることが特徴です。是非使用するシーンに相応しいロレックスをビジネスで活用してください。