「ロレックスのアイスブルー文字盤にはどんな種類があるの?」
「ロレックスのアイスブルー文字盤の人気モデルが知りたい」
圧倒的な知名度とステータス性。そして、優れた実用性。
時計に詳しくない方でもロレックスの名を知らない人はいないでしょう。
高価すぎて人気がないのでは?と思われがちですが、実はその端正な外観から非常に高い人気を誇ります。
当店でもロレックスをお買い求めになる方は非常に多く、売上本数の半分以上を占めます。
そんな数あるロレックスのコレクションの中でも最高級モデルに位置付けられている、アイスブルー文字盤の魅力について知りたいという人は多いのではないでしょうか。
アイスブルー文字盤が採用されたモデルは全てプラチナケースという非常に高価な仕様となっています。
この記事ではロレックスのアイスブルー文字盤の人気モデルと魅力について、GINZA RASINスタッフ監修のもと紹介します。
アイスブルー文字盤の資産価値についても解説しますので、ロレックスの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
時計画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
モデル | ロレックス デイデイト40 228206A アイスブルー ランダム番 中古 メンズ | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506 アイスブルー ランダム番 中古 メンズ | ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506A アイスブルー ランダム番 中古 メンズ | ロレックス デイデイト 118206 アイスブルー ローマ K番 中古 メンズ | ロレックス デイデイト ベゼルダイヤ 118346A アイスブルー 彫りコンピューター K番 中古 メンズ |
ムーブメント | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding | 自動巻き / Self-Winding |
ケース径 | ケース:直径 40mm (リューズ含まず) | ケース:直径 40mm (リューズ含まず) | ケース:直径 40mm (リューズ含まず) | ケース:直径 36mm (リューズ含まず) | ケース:直径 36mm (リューズ含まず) |
腕周りサイズ | 腕周り:19cm | 腕周り:19.5cm | 腕周り:19cm | 腕周り:18.5cm | 腕周り:18cm |
重量 | 265g | 265g | 286g | 222g | 219g |
ケース素材 | プラチナ / PT | プラチナ / PT | プラチナ / PT | プラチナ / PT | プラチナ / PT |
ベルト素材 | プラチナ | プラチナ | プラチナ | プラチナ | プラチナ |
付属品 | 外箱 / 内箱 / 取扱説明書 / 保証書(国内正規店発行日付 2017年12月) | 外箱(ダメージ有) / 内箱 / 取扱説明書 / 保証書(発行日付 2014年8月) | 外箱(ダメージ有) / 内箱 / 取扱説明書 / 保証書(国内正規店発行日付 2019年12月) | 外箱(ダメージ有) / 内箱(ダメージ有) / 取扱説明書 / 保証書(発行日付 2005年11月) | 保証書 / メンテナンス保証書 /※保証書の個人情報部分が切り取られています。 |
価格 | ¥10,200,000 | ¥14,980,000 | ¥16,800,000 | ¥4,880,000 | ¥6,880,000 |
会員限定価格 | ¥10,100,000 (会員限定) | ¥14,880,000 (会員限定) | ¥16,700,000 (会員限定) | ¥4,780,000 (会員限定) | ¥6,780,000 (会員限定) |
商品詳細 | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック | こちらをクリック |
目次
ロレックスのアイスブルー文字盤とは?
アイスブルー文字盤とは、その名の通り爽やかなアイスブルーカラーで作り上げられた文字盤のことを指します。
その仕上がりは非常に上品で美しく、数ある文字盤色のなかでもトップクラスの需要を博しています。
ロレックスの文字盤の美しさは定評がありますが、ひときわ輝きを放つ特別な存在がアイスブルーではないでしょうか。
出典:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116506-0001.html
また、アイスブルー文字盤が採用されているモデルは、ケース・ブレスレット共にプラチナが採用された最上位モデルのみ。そして、ロレックスに使われているプラチナは優秀な金属職人が入念に製造した「950プラチナ」です。
銀色を帯びた白さと鮮やかな輝きに加え、手元にズッシリと響く重厚感。
最高級の腕時計のためだけに与えられる文字盤であるからこそ、アイスブルー文字盤は特別な存在感を放ちます。
圧倒的なステータス性力
アイスブルー文字盤が人気を博す最たる理由は、何と言っても圧倒的なステータス性を持つことです。
前項で解説した通り、アイスブルー文字盤はプラチナモデルだけに用いられる特別な文字盤となります。
その美しい輝きはまさに「最高品質の時計という証明」です。成功者が身に着けるロレックスとして高い評価を得ています。
現にアイスブルー文字盤モデルは木村拓哉さん・加藤茶さん・武豊さんといった名だたる芸能人や著名人に愛用されています。
ブルー文字盤との違い
ロレックスのアイスブルー文字盤はPVDによるコーティング処理が施されており、アルミニウムといった金属を蒸着させることで高い耐久性を兼ね備えます。
単純なメッキ加工とは異なる製造技術が用いられているため、劣化しづらいという特性を有しており、さすが実用時計の王者ロレックスと言うべきでしょう。
また、アイスブルー文字盤は耐久性だけでなく文字盤自体の美しさも極めて高いです。
表面にはサンレイ仕上げが施されており、清涼感のある光の反射が楽しめます。
「プラチナ」に最も合うように考え抜かれた色彩調整が行われているため、他の文字盤にはない独自の透明感が味わえます。
左:アイスブルー文字盤 右:ブルー文字盤
ちなみにロレックスには幾つかのブルー文字盤が存在しますが、アイスブルー以外は深みのある色味が多いです。これらはステンレススティールやホワイトゴールドとの組み合わせることが前提となっており、最適な青みで作られています。
通常のブルーとアイスブルーの違いは「色味」の一言で片付いてしまいますが、それぞれに最適な色が組み合わされていることを覚えておきたいですね。
ロレックス アイスブルー文字盤が持つ魅力
出典:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116506-0001.html
ステータス性と美しさを兼ね備えるアイスブルー文字盤。
プラチナケースをより一層引き立てる繊細な透明感を持ち、表面の光沢感が他のロレックスにはない高級感を放ちます。
ロレックスは普遍性の高いデザインをしているため、ロレックスを身に着けていることはわかっていても、どのモデルを身に着けているかは遠目からはわかりづらいです。
しかし、アイスブルー文字盤はプラチナケースの風格も相まって、一目で最上位モデルを身に着けていることがわかります。
ロレックスファンのみならず時計ファンであれば誰もが憧れる美しさと華やかさ。
アイスブルーは文字盤バリエーションの一つという括りを飛び越えた超えた、工芸品のような魅力を秘めています。
プラチナ素材の高級感が魅力
プラチナは一見するとステンレススチールによく似ているため、「高価なだけで魅力を感じない」という人もいるかもしれません。
しかし、プラチナ素材のアイスブルー文字盤は、その存在感と重量感においてステンレススチールだけでなく、他の素材とも一線を画しています。
プラチナは地球に存在する金属の中で3番目に重く、貴金属では最も重い素材といわれています。
もちろん、重量はモデルによって多少違いますが、プラチナ素材のアイスブルー文字盤は、手にした瞬間からそのズッシリとした重さによって高級感を味わえるでしょう。
さらに、ロレックスの950プラチナは、柔らかさと深みを感じる独特の質感が魅力。
銀色を帯びた白さと鮮やかな輝きが印象的で、上品な光沢が長期間にわたり維持されるのも特徴です。
高級素材の中でも、たとえば、イエローゴールドは見た目の印象から敬遠する人もいますが、プラチナならさり気なく身に着けられそう。
あらゆる服装に合わせやすいのも、プラチナならではです。
光の当たり具合によって色味が変わる
アイスブルー文字盤は、見るたびに違う表情を見せてくれるのも魅力。
サンレイ仕上げが施されたアイスブルー文字盤は、光の当たり具合によって美しい色合いの変化を堪能できます。
サンレイ仕上げとは文字盤に放射状のパターンを施したもので、これが光を受けて太陽のような輝きを放つ技術のこと。
この仕上げによって、アイスブルーは自然光の下では白っぽく輝き、室内などやや暗い所では一転、落ち着いたシルバーブルーに表情を変えます。
この色味の変化は、まるでアイスブルー文字盤の希少性や神秘性を強調しているよう。
プラチナの素材感とも相まって、時計としての魅力をより一層引き立ててくれます。
場所や角度など、どんなシチュエーションが一番キレイに見えるか、色々と試してみるのも面白そうです。
SNS映えする画像や動画も、きっとたくさん撮れるでしょう。
特別なモデルを所有する優越感に浸れる
ロレックスの中でアイスブルー文字盤が存在するのは、最高級ラインに位置付けられる「デイデイト」「コスモグラフデイトナ」「パーペチュアル1908」など、一部のコレクションに限られています。
ゆえにアイスブルー文字盤は、意図して特別に扱われている存在。
「別格」と評価するロレックスマニアも少なくありません。
この特別な文字盤を所有することで、他のモデルにはない優越感に浸れるでしょう。
アイスブルー文字盤は、所有すること自体が自身の成功や経済力を示す一種の「ステータス」ともいえそうです。
生産数の少なさから正規店での購入は困難を極め、仮に在庫があったとしても、おそらくショップ側から特別な顧客と認められなければ、提案を受けるのは難しいでしょう。
二次流通市場における個体(並行輸入品や中古品)の数も非常に少なく、レアモデルであることは明らか。
資産性が高く、将来さらに価値が上がる可能性も大いに期待できそうです。
ロレックス アイスブルー文字盤の資産価値
プラチナケースが採用されてるアイスブルー文字盤はそもそも定価が高めに設定されていますが、近年並行市場において実勢価格が跳ね上がっています。
ロレックス自体の相場がこの数年で大きく伸びたこともアイスブルーが高騰した要因ではありますが、同文字盤を備えるモデルの価値も目に見えて上がっています。
出典:https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116506-0001.html
例えばロレックスを代表する最上位モデル ロレックス デイトナ Ref.116506。
こちらのモデルは発売当初から需要のあったモデルですが、ここ数年で資産価値が2倍以上に膨れ上がっています。
2018年時点では並行新品価格で¥6,700,000~7,000,000円程度だった相場は、現在なんと1500万円超えの超プレミア価格に。
この値上がり幅、凄まじいまでですよね。これだけ高くなると「買い控え」が起きるものですが、デイトナ 116506のアイスブルー文字盤に至ってはその気配が見受けられず。需要が需要を呼んで品薄が加速し、値上げ傾向が続いている状況です(ちなみに当店GINZA RASINで最近仕入れた中古の116506。滞留日数がわずか2週間ほどでした。この滞留日数の短さは、回転の速いオメガやタグホイヤーなどと同等となります)。
なお、デイトナ アイスブルーの高騰にどうしても目が行きがちですが、デイデイトやデイトジャストのアイスブルー文字盤も堅調に資産価値を高めており、新品や未使用品に限らず中古の需要も高まっています。
アイスブルーのロレックスはなぜ高い?
ロレックスのアイスブルー文字盤が高価なのは、いくつか理由があげられます。
まず、アイスブルー文字盤が採用されているのは、ケースとブレスレットにプラチナが使用された最上位モデルに限られています。
プラチナは、ステンレススチールやゴールドよりも希少性の高い素材です。
近年ゴールドと相場が逆転しているとはいえ、それでもプラチナが時計のコストを押し上げているのは容易に想像できます。
さらに、ロレックスのプラチナは「950プラチナ」と呼ばれる純度95%の高品質な素材。
品位(純度)は上から2番目のかなり高純度のプラチナとなります。(以下、造幣局参照「貴金属製品の品位区分と証明記号」)
この素材は優秀な職人が時間と手間をかけて加工するため、製造過程も高コストであると考えられます。
加えて、アイスブルー文字盤はロレックスが最高級のモデルだけに与える特別な仕様であることから、そのプレミアム感もさらに価値を高めています。
アイスブルー文字盤が高価なのは、これらいくつもの要素が組み合わさった結果なのだといえるでしょう。
ロレックスアイスブルー文字盤はどんな人が似合う?
アイスブルー文字盤は、ロレックスの中でも最高級に位置付けられる特別なモデル。
ゆえに「自分には似合うかな……」と、気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで、服装やライフスタイルなどの観点から、アイスブルー文字盤が似合うタイプについて以下に解説していきます。
少しでもピンときたら、次は店舗で試着するなり、コンディションの良い個体をチェックするなり、ベストな1本を探してみてはいかがでしょうか。
スーツスタイルでクールに決めても良し
アイスブルー文字盤は、スーツスタイルをクールに引き立てる理想的な選択肢です。
その理由は、まずアイスブルーの文字盤だけが持つ特別な意味合いにあります。
先にも解説した通り、このカラーはロレックスのプラチナモデルに限定されており、高級感と希少性を示すアイコンとして、ロレックスファンに認知されています。
周りにその意味を知る人はあまりいないかもしれませんが、それも自分に自信や優越感を与えてくれる要素になるでしょう。
スーツのダークトーンとも調和しやすく、クールな色合いは日の光の下では華やかに、室内では落ち着いた雰囲気を漂わせます。
他の文字盤、たとえばブラックやシルバーもクラシックで魅力的ですが、アイスブルーはそれらとは一線を画す存在感を持っています。
ブラックはベーシックでフォーマル、シルバーは誠実さを強調しますが、アイスブルーはこれらに比べて明らかに個性的で、スーツスタイルにさりげないアクセントをもたらしてくれます。
最初の1本にはブラック、シルバー、あるいはホワイトなどがおすすめですが、2本目以降であればアイスブルーは悪くありません。
むしろ、他人と被ることなく、ビジネスシーンやパーティーなど人前でも自信を持って着用できるでしょう。
アイスブルーは個性的とはいえ、決して突飛なイメージはなく、悪目立ちしないのもポイントです。
カジュアルスタイルにもマッチ
アイスブルー文字盤は、カジュアルスタイルにも自然とマッチしてくれます。
通常、カジュアルな装いにはブラックをはじめとするベーシックな文字盤が選ばれがちですが、アイスブルーはそれらにはない爽やかさと遊び心を兼ね備えています。
夏場は、特にデニムやリネンなどの軽やかな素材や、淡いカラーのウェアに対してアイスブルーの涼しげな色合いが調和することで、軽快な印象を与えてくれます。
Tシャツにジーンズなど、ラフなスタイルをオシャレに見せたいときも、アイスブルー文字盤は便利。
たった1本身に着けるだけで、見た目の印象をガラリと変える存在感を持っています。
モノトーンやダークトーンのコーディネートには、アイスブルーのクールな色合いがアクセントとして効果を発揮するでしょう。
アメカジからモードまで、アイスブルー文字盤は意外なほど守備範囲が広く、逆に合わないスタイルを見つける方が難しいかもしれません。
結論どんなスタイルにも似合う万能なモデル
結局、なんだかんだ言ってもアイスブルーは、どんなスタイルにも似合う万能な文字盤です。
より汎用性が高い文字盤を選ぶのであれば、ブラック、シルバー、ホワイトなどがおすすめですが、それらもどれか1本あれば十分ではないでしょうか。
近年、パテックフィリップ、オーデマピゲ、グランドセイコーなど、他のブランドでもアイスブルーのモデルを多く見かけるようになりました。
そのため、アイスブルー文字盤に好印象を抱く人はいても、奇異の目で見るような人はあまりいないでしょう。
中でもロレックスの人気は断トツで、多くの時計ファンの憧れの的。
ロレックスのアイスブルー文字盤は、カジュアルからフォーマルまで、あらゆるシーンで気持ちよく身に着けられるでしょう。
ロレックス アイスブルー文字盤を備える人気モデル
希少価値が高く、ステータス性も抜群なアイスブルー文字盤。どのモデルもプラチナ素材が採用されていることから、年々資産価値が上昇しています。デイデイトやデイトジャストといったドレス系も人気ですが、やはり注目すべきはスポーツウォッチ。特にデイトナのアイスブルー文字盤は世界中のセレブリティーや著名人から注目を浴びています。
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
ロレックスのアイスブルー文字盤といえば、真っ先に浮かぶのが116506です。デイトナらしいスポーティーな意匠はそのままに、ケースにはプラチナ、ダイアルには美しく輝くアイスブルー文字盤が配されています。
スポーツウォッチには合わないと思われてきたアイスブルー文字盤ですが、デイトナとの組み合わせは非常に魅力的です。
116506は文字盤だけでなく、セラクロムベゼルも特別仕様です。
現行116500LNに用いられているセラクロムベゼルはブラックカラーですが、116506にはチェスナット(栗色)のセラクロムベゼルが用いられています。
清涼感のあるアイスブルー文字盤に対してブラックは主張が強いため、色馴染みの良いチェスナットの方が選ばれたのだと思います。
ケースから文字盤に至るまで、全てにおいて最高品質で作られた116506。その仕上がりは素晴らしいの一言です。
現在の実勢相場は中古であっても1500万円超。大きく値下がる気配もなく、高い水準をキープしています。
ロレックス コスモグラフデイトナ 116506A
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
インデックスにバゲットカットされたダイヤモンドをセッティングしたアイスブルーダイヤルの2014年発表モデルです。チェスナットブラウンのセラミックベゼルと、アイスブルーダイアルがクールな組み合わせは健在。基本的な性能は116506Aと同等です。ただ、ダイヤが配されているため価格は116506よりも高価になる傾向にあります(二次流通市場では、時計の状態や付属品の有無によっても変わってきますが)。
動画:GINZA RASIN Instagram
3.6.9時位置にはダイヤ。その他12時位置以外のインデックスにはバゲットダイヤが配されています。アイスブルーとダイヤの組み合わせは非常に美しく、超高額モデルでありながらもとても人気があります。
バゲットダイヤは昨年末より生産終了の噂が絶えず、一時価格が高騰しました。しかし、予想に反して現在でもロレックス公式ホームページには同モデルが掲載され続けています。
生産終了となった場合、将来的にはプレミアモデルに可能性を大きく秘めていますので、購入される予定がある方はお早めに手に入れることをオススメします。
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506 パヴェダイヤ ×アイスブルー
こちらはケースとブレスレットにプラチナを使用し、文字盤はインダイヤルとインデックスを除くほぼ全面にダイヤモンドをパヴェセッティングした究極に贅沢なモデル。
パヴェ(pave)とはフランス語で「石畳」を意味し、パヴェダイヤはその名の通り、表面に小さなダイヤモンドを隙間なく敷き詰めることで形成されています。
パヴェセッティングは、金属部分がほぼ見えないようにダイヤモンドを密集させることで光を効果的に反射し、文字盤に強い輝きを与えています。
チェスナット(栗色)のセラクロム製ベゼルと、清涼感のあるアイスブルーのインダイアルも、このモデルの見どころの1つ。
ムーブメントは、自社製の自動巻きキャリバー(Cal.4130)を搭載。
2013年に登場し、すでに10年以上経過しているモデルですが、その輝きと存在感は衰えることを知りません。
ロレックス デイデイト ラグダイヤ 118296
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径36mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.3155
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m
ロレックスの最上級ラインとして1956年に誕生以来、最高級の素材と質感に拘ったハイクラスシリーズ デイデイト。118296はプラチナモデルにのみ展開されているスペシャルカラーのアイスブルー文字盤を備えたモデルです。他のゴールド素材とは違いフルーテッドベゼルが存在しないのも特徴です。
デザインはシンプルですが、ラグにギッシリとダイヤが敷き詰められているため、非常に華やかな存在感を放ちます。
現在は生産終了モデルとなっていますが、今なお需要は健在です。
アイスブルー文字盤、プラチナケース、ラグダイヤ。眺めているだけでウットリしてしまうほど上品な仕上がりです。
定価6,890,400円(販売当時)ですが、中古市場にはチラホラ出回っており、おおむね400万台代後半程度で購入することが可能です。
高価な時計であることは間違いありませんが、デイトナと比べるとお得に感じますね。
ただし流通量はそこまで多くないので、本当に欲しい方は出会った時が買い時です!
ロレックス デイデイト 118206A
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径36mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.3155
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m
アイスブルー文字盤に10Pダイヤインデックスを配した上品で美しいデイデイト 118206A。シンプルな美しさを追求したこのモデルはドレスウォッチとして最適です。
華やかさと上品さを兼ね備え、最上級の輝きを放ちます。
デイデイトのアイスブルー文字盤モデルは全てプラチナ素材で作られており、ブレスは装着感に優れるプレジデントブレス仕様となっています。
プラチナで作られているということだけあり、重量は見た目に反して225gとズッシリとした重みです。
ただ、この重みこそがプラチナモデルならではの質感・高級感であり、一度この重みに慣れてしまうと他の素材のモデルでは満足できないという方もいらっしゃいます。
ロレックス デイデイト 118366
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径36mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.3155
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m
アイスブルー文字盤のデイデイトの中でもひと際目立つ 118366。このモデルは「ベゼル」に24個のバケットダイヤがセッティングされた豪華な一本です。
インデックスにダイヤを配したモデルは数多く存在しますが、ベゼルにこれほどまでダイヤを敷き詰めたモデルはなかなかありません。
その分高価になり、相場感としては10,00,000円前後~。
なお、118366も個体数は非常に少なく、市場に出ることは稀です。
ロレックス デイデイトII 218206
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径36mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.3156
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m
このモデルはデイデイトの標準ケース径である36mmから41mmへと大型化させたデイデイトIIです。ロレックスの威信を懸けただけにその完成度は群を抜いて おり、「富と成功の証」ともいわれています。
直径が5mmもサイズアップしただけあり、これまでのアイスブルー文字盤デイデイトよりも存在感が大幅にアップ。
勿論プラチナの量も飛躍的に増えたため、重量もその分増して「278g」とかなりの重量です。
218206のアイスブルー文字盤はローマ数字のメタルインデックスを組み合わせた上品さと高級感を兼ね備えた仕様です。更にこのモデルはインデックスと針のカラーリングもブルーなので、文字盤全体に統一感があります。
ちなみにシリーズ名の、デイデイトIIは大型化に伴い、ムーブメントもCal.3155からCal.3156に変更されました。
主な機能は殆ど変わりありませんが、Cal.3156には新開発のパラフレックス ショック・アブソーバが付いており、耐磁性と耐衝撃性が強化されてます。
デイデイトII自体は2015年に製造終了しており、それに伴い218206も廃盤になっていますが、現在まだチラホラと流通しております。
大きいサイズのアイスブルーダイヤル デイデイトをお探しの方は、検討されてはいかがでしょうか?
現在まだ流通量がありますが、数年後は個体数が少なくなり価格が高騰するかもしれません。
ロレックス チェリーニ チェリニウム Jun-41 アイスブルー 5241 6 K番 中古 メンズ
○○○○
素材: プラチナ / PT
ケース:直径 38mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
チェリーニは、1928年~1929年頃に登場したロレックスを語る上では外すことのできない伝統的なコレクションです。
2023年に、その年発表されたパーペチュアル1908と入れ替わりでラインナップからは消えてしまったものの、クラシカルなラウンドケースと高品質なレザーストラップの組み合わせが、フォーマルなスタイルと相性抜群。
今なお世界中の時計愛好家たちに支持されています。
チェリーニは自動巻きだけでなく、手巻きのモデルが多いのも特徴。
薄型ケースがシャツの袖に収まりやすく、特に手巻きのモデルは自ら巻き上げることで機械の動きを直に感じられ、日々愛着が増していく感覚も味わえるでしょう。
こちらはそんなチェリーニのアイスブルー文字盤で、ケースにはプラチナを使用したモデル。
幅広ベゼルがより一層プラチナの存在感を引き立て、エレガントな雰囲気を醸し出しています。
手巻きムーブメントを搭載しており、一生モノとして末永く愛用できそうな1本。
市場のタマ数は決して多くないので、手に入れるなら早めの方が良いかもしれません。
ロレックス チェリーニ チェリニウム 5241/6 アイスブルー
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径38mm
駆動方式:手巻き
ムーブメント:Cal.1240
パワーリザーブ:約38時間
防水性:30m
イタリア・ルネッサンス期の有名な金細工士「ベンヴェヌート チェッリーニ」の華麗な作風にインスピレーションを得て作られた「チェリーニ コレクション」。
生産終了モデルの中にはアイスブルー文字盤を用いた時計が存在します。
この5241/6は使いやすい38mmケースにロレックスとしては珍しい手巻き式ムーブメントを搭載した上品な一本です。2針にスモールセコンドというドレスウォッチらしいフェイスをもち、ファンの間で密かに評価を高めています。
デイトナやデイデイトと比較すると安価に購入することができますが、流通量が少なく、今後は価値が上がるのでは?などといった噂が絶えません。
もし見かけることがあったら、こちらも早めに買っておきましょう!
ロレックス デイトジャスト 10Pダイヤ 179166G アイスブルー
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径26mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.3156
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m
レディースのデイトジャストにもアイスブルー文字盤は採用されています。
個体数が少なく市場ではなかなか見かけませんので、見つけた時が買い時です。
ステンレススティールやホワイトゴールドとは一味も二味も違うプラチナ デイトジャスト。
調和のとれたアイスブルー文字盤はどの角度から見ても美しいです。
メンズモデルよりもリーズナブルな価格で取引されており、中古であれば200万円台で購入することもできます。
ロレックスのアイスブルー文字盤の入手は中古、ローンがおすすめ
ロレックスのアイスブルー文字盤(特にデイトナやデイデイト)は定価が高く、そのうえプレミアが付いているモデルも多くあります。
そのため、新品を購入するのは、かなりの経済的負担を覚悟しなければならないでしょう。
まとまった資金がないときや、なるべく出費を抑えたい場合は、中古やローンでの購入が現実的な選択肢といえます。
さらに、正規店では入荷数が限られているため、何回訪問しても希望のモデルに出会えない可能性があります。
一方、並行輸入店ではローンを組めることが多く、支払いを分割することで経済的な負担を軽減できます。
ショップによっては、たとえば「48回払いまで金利手数料0円!」といったショッピングローンを利用できることも。
希少性が高いアイスブルー文字盤でさえ、在庫が豊富な並行輸入店の場合は、早く手に入れられるのもメリットです。
また、中古市場ではコンディションの良い個体が見つかることもあり、信頼できる業者からほぼ未使用の逸品をお得にゲットできるチャンスも少なくありません。
このように、経済面や入手の難易度を考えると、中古やローンでの購入は賢明な選択肢といえるでしょう。
まとめ
アイスブルー文字盤が採用されたモデルは全てプラチナケースという非常に高価な仕様です。上品で美しいデイデイトも人気ですが、やはりプラチナモデルでもデイトナは圧倒的な人気を誇ります。
今回紹介したデイトナは一般販売されている時計としては、これ以上ない資産価値をもつ時計であることは間違いありません。
ビジネスシーンでも使いやすいので、超高額モデルの購入をお考えの方は第一候補にしても良いのではないでしょうか。
当記事の監修者
池田裕之(いけだ ひろゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン 課長
39歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年