「入手困難なロレックスにはどんなモデルがある?」
「いま狙うべきレアモデルのラインナップを知りたい!」
人気の高さ故に、人と被ることが多いロレックスの時計。
人気や定番のロレックスもいいけど、次こそは希少価値の高いモデルを手に入れたいという人も多いのではないでしょうか。
まず、ロレックスのレアモデルは人気も高く、手に入れる難易度が高いので、販売店の在庫状況などを日々チェックしておく必要があります。
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この記事では、「デイトナレインボー」や「GMTマスターII メテオライト」をはじめとするロレックスのレアモデルの数々をランキング形式で紹介します。
各モデルの特徴や遠回りせずに手に入れる方法もわかりやすく解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
入手困難なロレックスの特徴
まずは入手困難なモデルとはどんなものか、その特徴から見ていきましょう。
レアモデルの特徴を知ることで、益々手に入れたい気持ちは強くなるでしょう。
ロレックスにおける需要と供給の関係、購入すべきタイミングについてもきっと理解が深まりますよ。
生産量が少なく希少性が高い
ロレックスには生産量が比較的多いモデルと少ないモデル(希少性が高いモデル)が存在し、その違いはブランド戦略と製造工程に起因します。
まず、ロレックスはブランド戦略の一環として、いくつもの記念モデルや地域限定モデルを世に送り出しています。
近年でも、ル・マン24時間レース100周年を記念して登場したコスモグラフ デイトナ(Ref.126529LN)が、ロレックスファンの間で大注目になりながらも、2023年から僅か1年で廃盤になってしまったのは記憶に新しいところです。
このような記念モデルや地域限定モデルの多くは、レギュラーモデルよりも生産量が少なく、コレクターや富裕層を中心に「どうしても欲しい」プレミアムな逸品になりやすい傾向があります。
また、技術的な側面も大きく、希少な素材(プラチナやチタンなど)や高度な職人技を要するコンプリケーション(ムーブメントの複雑な機能など)を使用したモデルは、製造に時間と手間を要するため大量生産が不可能です。
また、ロレックスは品質管理に厳しい基準を設けており、ひとつひとつの時計が最高品質であることを保証するために、多大な時間とリソースを投入しています。
こうした要因が重なり、生産量が少ないレアモデルが生まれるのです。
地域限定モデルとして発売された
前の項目でも触れていますが、ロレックスには地域限定モデルが存在します。
近年、日本でそのようなモデルは発売されていませんが、かつては下記のような日本限定モデルも存在したのは事実です。
- ターノグラフ 日本限定モデル Ref.116263
- オイスターパーペチュアル 日本限定モデル Ref.116000
- エクスプローラーⅡ 読売ジャイアンツ優勝記念 日本限定モデル Ref.216570
ロレックスの地域限定モデルが存在する理由は、ブランドの戦略的マーケティングと特定市場への対応が目的であると考えられます。
おそらく、各地域の文化的背景や消費者ニーズに応じた特別なモデルを提供することで、新たな顧客獲得や話題性の向上を図っているのでしょう。
地域によって異なる消費者の嗜好に合わせた限定モデルは、希少性を高めブランド価値を一層際立たせるものと思われます。
例えば、中東やアジア市場向けのモデルには、針や文字盤に特定のデザインや色使いが採用されたり、ベゼルやケースに宝石が埋め込まれたりすることがあります。
また、地域限定モデルは、その市場における有力販売店との強力なパートナーシップの象徴にもなっているようです。
これによって、販売店は自国の顧客に対し「特別な商品を取り扱っている」という独自の訴求が可能になります。
さらに、ロレックスはこうした限定モデルを通じて、その地域における販売促進や市場占有率の向上を図り、ひいてはブランドの国際的人気をより強固にする狙いもあるのではないかと考えられます。
生産終了の噂がある
生産終了を予感させるモデルが、たちまち入手困難になるのもロレックスならではです。
その理由は、主に需要の急激な高まりと供給の制限によるものだといえるでしょう。
ロレックスの場合、生産終了の噂が立つだけで、そのモデルの将来的な価値上昇を予測するコレクターや投機家が世界中に数多くいます。
加えて「我先に!」と、廃盤が決まる前から正規店や並行輸入店の在庫を探し回る猛者が続出するケースもしばしば。
ロレックスはもともと需要過多なだけに、この需要の急増が起こると益々入手困難になるケースが後を絶ちません。
さらに生産終了を予感させるモデルは、買い手に対して「いまが買い時」という無言のプレッシャーを与えます。
また、店舗がショーケースからバックヤードに商品を仕舞い込むなど、意図的に供給を制限しているといった噂も真偽のほどは不明ですが、たまに聞こえてくることがあります。
その結果、オークションや二次流通市場での取引価格は跳ね上がり、希少性がさらに強調される現象が生み出されるのです。
生産終了の噂を一早くキャッチする方法としては、SNSや掲示板の情報をマメにチェックするのが効果的です。
レアモデルを手に入れるためには、常にアンテナを高く張っておきましょう。
需要に対して生産が追い付いていない
プロフェッショナルモデルを中心に、ロレックスの人気モデルは需要に対して生産が追いついていないため、入手困難が続いています。
その原因は、主にロレックスの品質基準が強く影響しているといえるでしょう。
ロレックスは全ての時計を自社で製造し、極めて厳格な品質管理を行っています。
製造工程において一切の妥協を許さず、結果的に1本の時計を世に送り出すまでに多大な時間をかけているのが実情です。
この徹底した品質へのこだわりが、生産速度に制限をかけているのは間違いありません。
また、ロレックスは需要過多を解消するために無理な増産体制を敷くこともなければ、過剰生産によって自らブランド価値を下げてしまうようなこともしません。
そのため、ロレックスの希少性は常にある程度の水準で維持されており、それがコレクターや愛好家にとっては安心して購入できる要素にもなっているのです。
また、世界的に富裕層が増加していることや、インターネット取引の拡大によって需要がさらに膨らんでいることも、生産が追い付かない背景の1つといえるでしょう。
今後さらにこのような傾向が加速し、益々ロレックスが入手困難になる可能性も十分に考えられます。
購入制限をかけている
ロレックスの正規店は、ステンレス素材のプロフェッショナルモデルに対して購入制限をかけています。
購入制限をかける理由は、一言でいえば転売対策のため。
ステンレス素材のプロフェッショナルモデルはどれも人気が高く、購入後すぐに高値で転売できてしまうため、それが原因で本当に欲しい人に行き渡らないのが、正規店とロレックスファンの間では深刻な問題になっています。
これを防ぐために、正規店では人気モデルに対して購入制限をかけざるをえないのが実情でしょう。
制限対象となるモデルを購入する顧客には身分証の提示を求め、購入履歴や購入頻度を管理することで、転売がしにくいように対策が施されています。
また、購入制限は単に転売防止だけが目的ではなく、ロレックスのブランドイメージや市場の安定性を保つためにも重要な策であると考えられます。
ロレックスの希少性やブランド価値を守ることは、結果的に顧客満足度にもつながるでしょう。
正規店のこうした対策は、真のロレックスファンが公正な価格で入手できるようにも配慮がなされているというわけです。
ただ、そこまでしても人気モデルは、なかなか正規店で購入できないのが事実。
2019年に始まった購入制限のルールですが、それから5年が経過した現在でもあまり状況は変わっていないようです。
【RASIN買取ブログ】購入制限対象外の高相場ロレックス8選。指定モデルになる前に買っておきたい時計とは?
ロレックスの入手困難 ランキング TOP15
ここからは、ロレックスの中でも特に入手困難な超レアモデルをランキング形式で紹介します。
ランキングに輝いたのは、現行品から廃盤品まで幅広くチェックして見つけた計15本です。
どれも入手困難とはいえ、購入できるチャンスがあるモデルばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
※このランキングの根拠は生産本数の少なさをひとつの基準として、GIZAN RASINが独自調査したランキングとなります。
第1位 デイトナレインボー Ref.116595RBOW
画像引用:ROLEX公式HP
煌びやかに輝くエバーローズゴールドと無数の宝石が、圧倒的な存在感を放つデイトナレインボー(Ref.116595RBOW)。
2018年に登場したこちらは、僅か2年ほどでロレックスの公式サイトからひっそりと姿を消してしまった超絶レアなモデルです。
ただでさえ人気のデイトナですが、特にレインボーのような特殊なモデルはコレクターからの注目度が抜群。
いまだにこのモデルを探すロレックスマニアや富裕層は、世界中に数多くいるようです。
市場在庫は極めて少なく、限りある中古品も現時点で全て6,000万円以上の値が付けられています。
ベゼルに並ぶサファイアのカラフルなグラデーションは精密なカットとセッティングを必要とし、これが製造を極端に難しくしていたのは素人目にも想像がつくところです。
均等で美しい輝きを放つダイヤを確保するのも容易ではなく、このことも生産に制限をかけていた一因であったと考えられます。
第2位 コスモグラフデイトナ アイスブルー Ref.126506
ケースやブレスレットにプラチナを使用したデイトナ アイスブルー(Ref.126506)。
希少な上に加工が難しいプラチナは、製造に手間がかかり、卓越した製造技術を誇るロレックスといえども量産は不可能です。
アイスブルー文字盤はデイトナの中でもひときわ人気があり、しかもこの色はロレックスの最高級ラインに位置付けられる「デイトナ」「デイデイト」「パーペチュアル1908」の3つのコレクションにしか存在しません。
そんな特別感も相まって、このRef.126506は2023年の登場時から現在に至るまで、マニア垂涎の逸品として注目を浴び続けています。
ちなみに、Ref.126506には以下の通り文字盤が2種類あり、文字盤の違いによって定価が異なっています。
アイスブルー チェスナットブラウン カウンターリング(M126506-0001)/10,992,300円
アイスブルー チェスナットブラウン カウンターリング ダイヤモンド入り(M126506-0002)/11,881,100円
生産数が少ないだけに、好みの文字盤を選んで購入するのはかなり難易度が高そうです。
中古市場では、現時点でどちらも1,600万円以上の値が付けられています。
第3位 ロレックス GMTマスターII 126719BLRO METEO メテオライト
素材: ホワイトゴールド / WG
ケース:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
隕石から切り出した素材を文字盤に使用しているGMTマスターII メテオライト(Ref.126719BLRO)。
文字盤の製作には高度な技術を要し、製造工程も他のどのモデルより複雑であると考えられます。
素材自体が希少なことからも生産数が限られており、正規店での購入が非常に難しいモデルの1つです。
隕石を文字盤に用いるユニークな発想と、ふたつとして同じ模様が存在しない希少性から、ロレックスファンの間では根強い人気を誇っています。
ケースやブレスレットはホワイトゴールド製で、その独特の質感とズッシリくる重量感も特筆すべきポイント。
そんなRef.126719BLROの市場価格は現在のところ900万円以上、定価は6,415,200円です。
中古品は軒並み800万円以上と、こちらもかなり高騰しています。
第4位 GMTマスターⅡ Ref.126720VTNR
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
Ref.126720VTNRは、2022年に登場したGMTマスターⅡの現行モデル。
グリーン×ブラックのベゼルに加え、誰も予想だにしなかったレフティ(左リューズ仕様)が大いに話題を呼んだのは記憶に新しいところです。
人気のステンレスモデルということもあって、登場時から市場価格は定価を大きく上回るプレミア価格に。
それでも現在は流通量が増えてきており、二次流通市場では新品から中古品まで条件のいい個体を選びやすくなっています。
ちなみに、Ref.126720VTNRは以下の通りブレスレットのタイプが2種類あり、ブレスレットの違いによって定価が異なっています。
Ref.126720VTNR ジュビリーブレス/1,644,500円
Ref.126720VTNR オイスターブレス/1,614,800円
人気ではジュビリーブレスの方に軍配が上がりますが、オイスターブレスの力強い見た目も実に魅力的です。
ジュビリーブレスタイプの市場価格は現在のところ285万円前後、中古価格は280万円前後。
オイスターブレスタイプの市場価格は現在のところ265万円前後、中古価格は260万円前後です。
第5位 コスモグラフデイトナ Ref.116508 グリーンダイアル
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デイトナ(Ref.116508)は2016年~2023年まで製造されたモデルで、中でもコーポレートカラーのグリーンダイアルは「デイトナグリーン」と呼ばれ人気があります。
しかも、後継機(Ref.126508)にはグリーンダイアルが存在しないため、このモデルの希少性は高まるばかりです。
グリーンのメタリックな質感とミニッツサークルに使用されたレッドの組み合わせが、唯一無二の存在感を放っています。
18Kイエローゴールド製のケースやブレスレットは、圧巻の見た目と腕にズッシリとくる重量感が魅力。
ポリッシュとサテン仕上げのコントラストによって際立つゴールドの質感も、注目に値するところです。
そんなRef.116508に対し、市場では現時点で軒並み1,000万円以上の値が付けられています。
今後さらに高騰する可能性は十分にあるため、手に入れるなら早めの方が良いかもしれません。
第6位 ヨットマスター チタン Ref.226627
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Ref.226627は、2023年に登場したヨットマスターの現行モデル。
RLXチタンをケースやブレスレットに採用したのはディープシーチャレンジ(Ref.126067)に次ぐ2番目で、その希少性と圧倒的な軽さは、多くのロレックスファンから熱い視線が注がれるところです。
発売後しばらくは、正規店でも二次流通市場でもほとんど姿を見せない超レアなモデルでした。
ただ、最近は少しずつその数も増えてきているようです。
それでも、いまだに現行モデルでは屈指の入手難易度を誇っているため、条件の良い個体を探し求める人が後を絶ちません。
チタン素材にもかかわらず研磨が可能であるため、Ref.226627は末永く愛用したい人にもぴったりのモデル。
希少な素材を使用しているだけに、将来の資産価値も大いに気になるところです。
そんなRef.226627の市場価格は現在のところ440万円前後、定価は2,029,500円です。
中古品の相場は400万円前後で推移しています。
第7位 コスモグラフ デイトナ Ref.116576TBR
デイトナ(Ref.116576TBR)はケースやブレスレットにプラチナを使用したモデルで、2014年に登場しました。
ベゼルにはバケットダイヤモンドを、文字盤にはパヴェダイヤを贅沢に使用し、さらにインダイアルには最上級モデルの象徴ともいえるアイスブルーを取り入れた至極の1本。
生産量は極めて少なく、当然ながら市場に出回る数も限られています。
プラチナの圧倒的存在感と眩い光を放つダイヤモンドが、所有する喜びを最大限に引き立ててくれるモデル。
ロレックスでは珍しいブルーで統一された針も、女性受けしそうな雰囲気を醸し出しています。
そんなRef.116576TBRに対し、市場では現時点で軒並み3,500万円以上の値が付けられています。
今後益々入手困難になる可能性は高いので、気になったら早めにチェックすることをおすすめします。
第8位 サブマリーナー デイト Ref.116659SABR
サブマリーナー デイト(Ref.116659SABR)は、2018年~2020年に製造された見るからにラグジュアリーなモデル。
限られた顧客のみに供給されたモデルで、市場にはほとんど流通していないのが特徴です。
ケースやブレスレットには、18Kホワイトゴールドを使用。
ベゼルにはバゲットダイヤとサファイアを、ラグとリューズガードにはダイヤモンドをセットした豪華絢爛なつくりが魅力的です。
尚、Ref.116659SABRには「ロイヤルブルー」の文字盤と、「パヴェダイヤ×8Pサファイアインデックス」の文字盤の2種類が存在します。
また、個体によっては、オイスターブレスの中央にダイヤモンドがセットされた仕様も見受けられます。
中古市場ではどれも軒並み価格が高騰しており、現時点で最も安い個体には2,000万円程度。
高価な個体には4,800万円程度の値が付けられています。
このモデルは、本来質実剛健なサブマリーナーをラグジュアリーに仕上げている点も、ギャップがあって面白いところです。
ひとたび身に着ければ、ロレックス好きからもそうでない人からも、注目を浴びることは間違いないでしょう。
第9位 コスモグラフ デイトナ Ref.116515 メテオライト
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デイトナ(Ref.116515)のケースやブレスレットには、18Kエバーローズゴールドを使用。
文字盤はブラック、アイボリー、チョコレートブラウンをはじめ様々なバリエーションが存在します。
中でもメテオライトの文字盤は希少性が高く、現在もロレックスマニアにとっては憧れの1本になっています。
メテオライトと18Kエバーローズゴールドの組み合わせは、類まれな上品さを醸し出し、インダイアルのブラックがアクセントでありつつも、全体の雰囲気を引き締めているようです。
市場では現時点で他の文字盤の中古価格が700万円~1,200万円程度であるのに対し、メテオライトの文字盤は1,700万円以上する個体も見受けられます。
メテオライトは流通量も極少なので、手に入れるなら早めの方が良さそうです。
第10位 オイスターパーペチュアル41 Ref.124300 ターコイズブルー
Ref.124300は、2020年に登場したオイスターパーペチュアルの現行モデル。
ただ、ターコイズブルーの文字盤は2022年に廃盤になってしまったため、製造期間は僅か2年間という希少性の高い1本です。
廃盤の理由については定かではありませんが、おそらくターコイズブルーのラッカー塗装において品質的な課題があったと推測されます。
一説によれば、ターコイズブルーの均一で美しい色目を安定的に実現するのは、非常に困難だったといわれています。
とはいえ、サイズ違いの36mm(Ref.126000)や31mm(Ref.277200)には依然としてターコイズブルー文字盤が存在するため、新品を好む場合はそちらを狙ってみるのも良いかもしれません。
Ref.124300のターコイズブルー文字盤は、現時点で中古相場が500万円前後と非常に高騰しています。
以前と比べて中古市場のタマ数は減り、価格も右肩上がりの印象があるため、手に入れるなら早めの方が良いでしょう。
第11位 スカイドゥエラー Ref.326934 ブルー
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スカイドゥエラー(Ref.326934)は、2017年~2023年まで製造されたモデルです。
2023年にはその後継機(Ref.336934)が登場していますが、両者の機能やデザイン面における大きな違いは見当たりません。
ただ、後継機には新色ダイアルが追加され、改良された新ムーブメントも搭載されています。
スカイドゥエラーはロレックスの中でも複雑機構を搭載した高級モデルであり、製造に多大な時間と技術力を要するため、供給量が限られています。
中でもRef.326934のブルー文字盤は、色鮮やか且つ視認性の高い文字盤が人気で、登場時から慢性的な需要過多が続いていました。
廃盤となった現在でも中古市場では高値で取引されており、350万円前後の値が付けられています。
尚、Ref.326934にはブラック文字盤とホワイト文字盤のモデルも存在し、両者の中古相場はブルー文字盤より30万円程安くなっています。
文字盤の色にこだわらなければ、それらを狙ってみるのも良いかもしれません。
第12位 オイスターパーペチュアル41 Ref.124300 グリーン
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Ref.124300は、2020年に登場したオイスターパーペチュアルの現行モデル。
先ほど紹介したターコイズブルー文字盤とは違い、こちらのグリーン文字盤はいまだ現行品として展開されています。
Ref.124300の中でもとりわけグリーン文字盤は人気が高く、このカラーに絞って正規店へと足を運ぶロレックスファンも少なくありません。
グリーン文字盤はロレックスのコーポレートカラーであるのに加え、艶やかで美しい質感も魅力。
落ち着いた色目で、意外に合わせる服装を選ばないのも特徴といえます。
そんなRef.124300 グリーンの市場価格は現在のところ155万円前後、定価は918,500円です。
中古品の相場は150万円前後で推移しています。
第13位 スカイドゥエラー Ref.326259TBR メテオライト
2021年に登場したRef.326259TBRは、スカイドゥエラーの中でもひときわラグジュアリーなモデル。
中国市場向けにごく少数しか製造されなかったため、現在でも確実に希少性が高い1本です。
18Kホワイトゴールド製のケースとベゼルには、ダイヤモンドを惜しげもなくセット。
メテオライトの文字盤とバゲットダイヤモンドを埋め込んだインデックスの組み合わせも、圧倒的な存在感を放っています。
ロレックスが独自に開発した「オイスターフレックス」と呼ばれるラバーベルトは、しなやかな質感で装着感に優れています。
さらに耐久性が高く、実用時計として使いやすい点も魅力の1つといえるでしょう。
中古市場ではどれも軒並み価格が高騰しており、現時点で最も安い個体には2,800万円程度。
高価な個体には4,000万円を超える値が付けられています。
第14位 GMTマスターII 116718LN グリーン
GMTマスターII(Ref.116718LN)は、2005年~2019年まで製造されたロングセラーモデルです。
ケースやブレスレットには、18Kイエローゴールドを使用。
文字盤はブラックとグリーンの2種類があり、どちらも他のプロフェッショナルモデルとは一線を画すゴージャスな雰囲気を醸し出しています。
特にグリーン文字盤は、独特の色味とコーポレートカラーという特別感を味わえることで人気。
ロゴや24時間針をはじめディティールが金で統一されている点も、マニアのコレクション意欲を刺激するところです。
そんなRef.116718LN グリーン文字盤に対し、市場では現時点で最も安い個体には620万円程度、高価な個体には740万円程度の値が付けられています。
第15位 スカイドゥエラー ブルーグリーン Ref.336935
Ref.336935はケースやブレスレットに18Kエバーローズゴールドを使用したスカイドゥエラーの現行モデルで、2024年に登場しました。
新作である上に、高級素材および複雑機構のムーブメントを使用していることから、正規店でも二次流通市場でもあまり出回っていないのが現状です。
文字盤はスレート、チョコレート、ホワイト、ブルーグリーンの4種類がありますが、どれも総じてレアモデルとなっています。
中でもブルーグリーン文字盤は、その美しい色味から一番人気が予想され、おそらく今後も入手困難な状況は変わらないでしょう。
ちなみに、Ref.336935は以下の通りブレスレットのタイプが2種類あり、ブレスレットの違いによって定価が異なっています。
Ref.336935 ジュビリーブレス/7,778,100円
Ref.336935 オイスターブレス/7,629,600円
また、オイスターフレックス(ラバーベルト)のタイプもありますが、こちらは別品番(Ref.336235)で、定価は6,400,900円になっています。
ただ、Ref.336235の文字盤はスレート、チョコレート、ホワイトの3種類だけで、ブルーグリーンはありません。
その理由は、おそらくオイスターフレックスとブルーグリーンの色味がマッチしないからだと考えられます。
特定の品番に存在するレア個体
ロレックスには、同じ品番でもマイナーチェンジによって仕様が異なる個体がいくつもあります。
素人目には見分けがつかない微妙な違いでも、レア仕様の個体については、資産価値が爆上がりしているケースも少なくありません。
そんな価値ある個体を探してみるのも、ロレックスならではの楽しみ方です。
というわけで、特定の品番に存在するレア個体の中から、とりわけ興味深いものを以下に紹介していきます。
ブラックアウト
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エクスプローラーの歴代モデルには「ブラックアウト」と呼ばれる個体が存在し、その中の一部は希少価値が高く、市場でも高値で取引されています。
ブラックアウトとは、3・6・9のインデックスがメタルの枠やブラックの枠になった個体のこと(通常は白いラインです)。
左:通常インデックス 右:ブラックアウト
そんなエクスプローラーのブラックアウトに該当するのは、以下の3種類です。
- Ref.14270のE番とX番の一部
- Ref.114270のV番の一部
- Ref.214270の前期型(2010年~2016年頃に製造された個体)
この中で製造期間が短く、希少価値が高いのは上の2つ。
逆にRef.214270の前期型は製造期間が長く、現在も中古市場におけるタマ数が豊富であるため、希少価値は高くありません。
よって、Ref.14270とRef.114270を狙う場合は、特に3・6・9のインデックスに注目してみてはいかがでしょうか。
スティックダイアル
スティックダイアルとは、GMTマスターIIの文字盤における「II」のロゴが棒状にデザインされた個体のこと。
通常は「GMT-MASTER Ⅱ」と「Ⅱ」の部分がローマ数字表記ですが、スティックダイアルは「II」がシンプルな2本の棒のようになっているため、そう呼ばれています。
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そんなGMTマスターIIのスティックダイアルに該当するのは、以下の2種類です。
Ref.16710のD番とZ番とM番の一部
Ref.116710LNのV番
Ref.16710のスティックダイアルが製造されたのは、2005年~2008年の約3年間。
Ref.116710LNのスティックダイアルが製造されたのは、2009年の約1年間だけです。
どちらも個体数が少なく、希少価値が高いのは間違いありません。
センタースプリット
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センタースプリットとは、文字盤における上段の表記(SUPERLATIVE CHRONOMETER)と下段の表記(OFFICIALLY CERTIFIED)の境目が中央できれいに揃っている個体のこと。
針がこの境目に差し掛かった時に、真ん中で二分するように見えることからもそう呼ばれているのかもしれません。
尚、センタースプリットは、レイルダイヤルやスターンダイアルと呼ばれることも。
そんなセンタースプリットは、主にエクスプローラーIIのRef.1655やRef.16550の個体で確認されています。
通常のダイアルに比べ個体数が少ないため、市場でも高値で取引されています。
ロレックス エクスプローラーII 16550 アイボリー センタースプリット 95番 中古 メンズ
素材:ステンレススティール / SS
ケース:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
1980年代に登場したエクスプローラーⅡの第2世代モデルです。生産期間はわずか4,5年間と非常に短い期間のみ生産されました。文字盤がアイボリーで、ベゼルの書体が幅広で角張っていること、インデックスの枠がシルバーであることがこのモデルのポイントです。
ダイヤル中央下の2行のクロノメーター表記が中央で揃っている「センタースプリット」は同じRef.16550の中でも更に稀少なモデルとなっています。
ファット4
ファット4とは、2003年に登場した初代グリーンサブマリーナー(Ref.16610LV)のベゼルに表記された「40」の数字における「4」の形状を指します。
初期生産の個体(Y番とF番の一部)は4の上部がワイドなデザインになっているため、そう呼ばれています。
また「フラット4」とも呼ばれ、希少価値が高いことからコレクターの間では常に注目の的。
4のデザインは後のモデルで変更されたため、初期モデルの識別点としても認知されています。
パッと見では気付かないほどの違いかもしれませんが、資産価値としての違いは決して小さくありません。
ワイドスイ(スビッグスイス)
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ワイドスイスも初代グリーンサブマリーナー(Ref.16610LV)に見られるレア個体で、文字盤6時位置にある「SWISS MADE」の表記が幅広いことからそう呼ばれています。
通常は全ての文字が28秒~32秒位置の内側に収まっているのに対し、ワイドスイスははみ出しているのが特徴。
【ワイドスイス】
これも初期生産の個体に見られる仕様ですが、それこそ意識して見ない限り気付かないような細かな違いです。
ワイドスイスと先述のファット4の両方を備える個体もあるので、初代グリーンサブマリーナーをチェックする際は、この2点を確実に抑えておきましょう。
逆6文字盤
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逆6文字盤とは、5桁リファレンスのデイトナに見られる特徴的なデザインを指してそう呼ばれています。
具体的には、12時間積算計のインデックスが中心軸を基準に配置されているため、数字の「6」が反転して「9」に見えるデザインになっているというもの。
左:通常 右:逆6文字
尚、1995年頃からは、このインデックスが文字盤の上下を基準にした「正6」のデザインに変更されています。
そのため、「逆6」は希少なディティールとしてロレックスマニアの間では高く評価されています。
中でもデイトナ(Ref.16520)は、名機「エル・プリメロ」をベースにしたムーブメント(Cal.4030)を搭載するステンレスモデルとして根強い人気を誇る1本。
いまだに逆6文字盤にこだわって、グッドコンディションのRef.16520を探しているコレクターも少なくありません。
200タキメーター
200タキメーターとは、デイトナ(Ref.16520)の限られた個体だけに見られるベゼルの特徴。
通常、ベゼルに刻まれるタキメーターの目盛りは60~400ですが、初期型(R番とL番の一部)の目盛りは50~200になっていることからそう呼ばれています。
200タキメーターのベゼルを搭載するのは、1988年~1989年頃に製造された個体のみ。
そのため、希少価値が非常に高く、マニア垂涎のモデルになっています。
現在は中古市場で状態の良い個体を見つけるのは、非常に困難です。
運よく見つかったとしても、価格は他の個体に比べて倍近くする可能性もあります。
ブラウン・アイ
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ブラウン・アイとは、デイトナ(Ref.16520)の黒文字盤においてインダイアルが経年劣化によりブラウンに変色した個体のこと。
しかも、このブラウン・アイは、1994年~1995年頃に製造されたS番やW番などにしか見られないため、超絶レアといわれています。
あくまで経年劣化による変色なので、色の濃さは個体によって様々。
また、製造上の欠陥が原因ともいわれているので、本来は不良品と見なされても何の違和感もないところです。
しかし、実際は希少価値として、高く評価されている点が興味深いといえるでしょう。
ブラウン・アイは市場での価格高騰が著しく、状態の良い個体を見つけるのもそう簡単ではありません。
今後さらに価値が上がることはあっても、下がることはまずないでしょう。
クリームダイアル(アイボリー)
GINZA RASIN WEBショップで「クリームダイアル」を探す→
コレクターの間では「クリームダイアル」と呼ばれる希少価値の高いデイトナが存在します。2003年から2004年に製造された「K、Y、F」品番に散見される文字盤で、製造時はホワイトだった色が時間経過とともに徐々にクリーム色に変化したものをクリームダイヤルと呼びます。
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116520
素材: ステンレススティール / SS
ケース:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
「クリームダイアル」と呼ばれる、文字盤がクリーム色に変色した希少価値の高いデイトナ。変色理由は文字盤製作時のカラー付けに、時間の経過により色が変わってしまう性質の着色料を使用しているためです。一見、査定基準としてはデメリットに思えますが、逆にそれが希少な文字盤のデイトナとして評価されています。
入手困難モデルはどこで買う?
既に廃盤になっているモデルは、正規店以外で購入するしかありません。
また、正規店ではデイトジャストのような定番モデルでさえ品薄な昨今、入手困難なモデルは正規店以外のルートで探すのが効率的です。
というわけで、以下に入手困難なモデルを手に入れやすい3つのルートについて解説します。
並行輸入店で購入する
並行輸入店での購入は、入手困難なモデルを手に入れる有効且つ最も現実的な方法です。
優良な並行輸入店では、入手困難なモデルでも見つかりやすく、厳選された高品質な個体も豊富に揃っています。
また、新品だけでなく中古品も取り扱っているため、予算や好みに応じて幅広い選択が可能です。
中古品でも状態の良い個体を選べるため、コレクターや時計愛好家にとっても非常に魅力的な選択肢でしょう。
当然ですが、正規店のような購入制限もないので、いつでも好きなモデルを心置きなく選ぶことができます。
オークションやアプリで中古品を探す
入手困難なモデルを手に入れるために、オークションやアプリを利用するのも1つの手です。
オークションやアプリでロレックスの中古品を探すメリットは、市場価格よりも安く手に入る可能性があることです。
また、メッセージのやり取りが手軽な上に、値引き交渉がしやすいのもメリットといえるでしょう。
逆にデメリットとしては、偽物や不良品を掴まされるリスクがあることです。
信頼できる出品者かどうかを見極めるのは、決して簡単なことではありません。
品物の真贋を確認するのも困難ですし、保証やアフターサービスが不十分な可能性もあります。
そもそも、個人出品者から購入する場合、そのような付加価値を期待することは難しいでしょう。
入手困難なモデルなら、なおさら慎重な判断が必要になります。
海外の販売店で購入する
ビジネスやプライベートで海外へ出かける機会が多い人は、現地の販売店をチェックしてみてはいかがでしょうか。
国内では入手困難なモデルでも特定の地域では需要が少なく、比較的容易に手に入る場合があるかもしれません。
また、海外の販売店では国内に比べて安価に購入できる可能性もあり、その場合はプレミア価格を回避できるチャンスです。
海外での購入体験が、良い思い出にもなりそうです。
時計を眺めるたびに購入時のことを思い出して、より愛着が深まるといったことも考えられます。
ただ、運良く購入できたとしても日本へ持ち込む際、免税枠を超える分には税金(消費税)がかかる点には注意が必要です。
また、言語や文化の違いによるトラブルや、信頼性の低い販売店を利用した場合のリスクも無視することはできないでしょう。
入手困難アンティークロレックスおすすめモデル
「いま買わなかったら次は出会えないかも…」 これはアンティーク時計を買う時に常に頭を悩ませる問題です。
希少性・状態・値段など様々な要素がありますが、相場は人気や情勢でも変化します。 そこで現在入手困難なアンティークロレックスをランキング形式でまとめてみました。
アンティーク時計の購入を迷っているあなたの背中を押すきっかけになれば幸いです。
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.6263
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 37mm (リューズ含まず)
駆動方式: 手巻き / Hand-Winding
Ref.6265と同様に、デイトナ3代目のモデルであり、手巻き式デイトナとしての最終型番です。
Ref.6265との違いはベゼルの素材とデザインで、こちらのRef.6263はプラスチックベゼルです。
これもまた面白いもので一時期は「金属ベゼルが高級感があって良い。プラスチックベゼルなんておもちゃみたいで安っぽい」なんていう風潮もありましたが、今ではすっかり立場が逆転しました。
世間では「プラスチックベゼルこそ、アンティークらしくてかっこいい」という雰囲気になっているため、Ref.6263の方が高値ですし、すぐに売れてしまいます。
したがって探すのがより困難、というモデルです。
Ref.6263はスクリューロック式のプッシャーが採用されたことにより防水性能は50mに向上し、オイスターケースの称号を得た歴史も持ち合わせます。
現代においてその防水性能が残っている可能性は低いですが、確実に進化を遂げていたことが伺えます。
ムーブメントにはバルジュー社製のクロノグラフムーブメントCal.72をベースにロレックスが改良を加えたCal.727を搭載。裏蓋で見えない部分ではありますが、現行モデルにはない魅力が詰まっています。
ロレックス GMTマスターII ファットレディ 16760 ブラック オールトリチウム シングルバックル
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
ロレックス GMTマスターIIの初代モデル。
Ref.16550も然りですが、搭載しているムーブメントはCal.3075です。
ロレックスは1989年頃から順次、デイト付きキャリバーをダブルブリッジ式の3100番台に変更しました。
1988年頃にはCal.3075などのムーブメントは生産が終了され、大幅なモデルチェンジの準備をしていたと考えられます。
したがって生産開始自体が1980年台半ばからだったRef.16550とRef.16760は生産数が少ないと言えます。
加えてこの時期、Ref.16750 GMTマスターIが併売されており、自社内の競合商品となるわけですから、自ずとエクスプローラーIIよりもさらに生産数が絞られていることが予想できます。
さらに昨今のGMTブームが加わり、おそらく今最も勢いのある絶滅危惧種はこのRef.16760ではないかと思っているわけです。
「別に珍しくないはずなのに、確かに探してみると実物が見つからない」そんな時計といえるでしょう。
ロレックス シードゥエラー Ref.1665
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
ロレックス シードゥエラーの初代モデル。
深海調査会社͡コメックス社と共同開発で作られた、プロユースの本格ダイバーウォッチ。
パッと見の外見はサブマリーナと変わりませんが、ケースの厚み・デイト表記付きなのにサイクロップレンズがない・ケースサイドにエスケープバブルがあることなどから、違うモデルだと認識できます。
このモデルも上記のRef.1655同様、一般向けではなくプロユースとして生産されていたので、流通本数が少なく希少価値から値段があがっていきました。
昔は赤シードも普通のシードも値段が変わらない時代もありましたが、今は赤シードの中でもダイヤルの種類によっても値段が大きく変わってきます。
まとめ
一生モノといわれるロレックスの中でも特に入手困難なモデルは、きっと生涯を共にする最高の相棒になるでしょう。
今はまだ手が届くモデルでも、気付いた時には市場から姿を消している可能性も無きにしも非ずです。
今後もインフレと円安が続けば、さらに価格が高騰することは必至。
よって、「手に入れるなら今!」そう心から思う1本をぜひこの機会に探してみてはいかがでしょうか。
当記事の監修者
池田裕之(いけだ ひろゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン 課長
39歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年