ロレックスの三大発明をご存知でしょうか。
それは「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」という時計史に刻まれた発明ですが、このうちの2つを兼ね備えたロレックスの原点を現在に伝えるモデルがオイスターパーペチュアルです。
シンプルで普遍的なデザインが魅力的なオイスターパーペチュアルは、他のモデルとは一線を画する存在です。
今回はそんなオイスターパーペチュアルを実際に1ヶ月使用して、着用したからこそ分かる情報を、モデルの基本情報とともにご紹介いたします。
目次
ロレックスオイスターパーペチュアルをご紹介するうえで欠かせないロレックスの三大発明についてご紹介します。
ロレックスの三大発明とは以下の3つです。
この3大発明のうち、「オイスターケース」と「ペーペチュアル機構」を兼ね備えたモデルがオイスターパーペチュアルです。
オイスターケースやネジ込みリューズの開発に成功したロレックスでしたが、この2つを持ってしても完全防水というのは難しく、パーペチュアル機構を開発するに至ります。
パーペチュアル機構は、ゼンマイを巻く必要がない全回転式ローターを持つ自動巻きの機構です。
この機能によりネジ込みを忘れてそこから浸水する心配は減りました。
1950年代にはカレンダー表示もついた”オイスターパーペチュアルデイト”も発売されました。(現行モデルではデイト付きは販売されていません)
当初はデイトジャストのように日付けが瞬時に変わるものではありませんでしたが、1970年代には同じキャリバーが搭載され、現在ではケースの大きさ以外にあまり違いはありません。
さらにメンズ・レディース合わせて【28、31、34、36、41mm】と多彩なサイズ展開をしています。
「ロレックスは高い」というイメージがありますが、オイスターパーペチュアルは他のモデルに比べて価格的に手に入れやすいのも魅力です。
例えばデイトジャストやサブマリーナーが120万円前後、エクスプローラーが80万円前後ですが、オイスターパーペチュアルは50万円〜と比較的購入しやすい価格です。
さらにロレックスの原点とも言われるだけあり、昔から変わらないシンプルなデザインも魅力の一つです。普遍的なデザインはつける人を選ばない万能な時計と言えるでしょう。
それでは「ロレックスに興味はあるけど、店舗に行く前にもう少し詳しく知りたい」という方のために実際にオイスターパーペチュアルをつけて1ヶ月過ごした方のリアルな感想をご紹介していきます。
今回感想を教えてくれるのは、「なつきさん」です。
なつきさんは30代女性で高級時計を販売する会社で勤務しており、品質管理部門で物流関係の業務をしています。時計やファッションが好きで、時計は機械式時計の他にクレドールのクォーツ時計を持っているそうです。栗色のロングヘアーがよく似合う優しい印象の大人の女性です。
まずは見た目のデザインに関して「選んだ理由」をお伺いしました。
「グリーンが好きな色なんです。
その中でもカーキっぽい色が好きで、このオリーブグリーンはドンピシャで好みの色でした。
それにインデックス周りにオレンジ色のワンポイントがあって、さらにかわいい。一目ぼれしちゃいました。」
確かに“グリーン”って差し色にもなって良いですよね。オレンジとの組み合わせも素敵です。
前述しましたが、オイスターパーペチュアルはロレックスの原点ともいえるモデルです。
昔から変わらぬシンプルなデザインを引き継いでいて、他のモデルとは一線を画しています。
老若男女問わずつけることができるモデルで、「デイトジャストはきらびやかすぎる」など気後れしてしまうような人にもぴったりのロレックスです。
ダイヤルのバリエーションも豊富です。他にも現行モデルでケース径41mmなら【シルバー、ターコイズブルーセレブレーションモチーフ、ブライトブルー】、ケース径28mmならピンクなどカラフルで使いやすそうなカラーが揃っています。
また現行モデル以外でもカラフルなコーラルレッドや、レッドグレープなどの文字盤が選べます。
続きまして「機能面で感じたこと」をお伺いしました。
アニュアルカレンダーやパーペチュアルカレンダーでなければ、カレンダー機能を持っている時計は月のはじめに日付を調整する必要が出てきます。時計であまり日付を確認しない、という人にとってはこの煩わしさがないノンデイトの時計はぴったりですね。
前述しましたが、ロレックスの時計は機械式時計で電池が要らないという点でコストや電池交換の手間は省けます。
オイスターパーペチュアルは「デイトジャストの廉価版」ともいわれるモデルですが、性能や精度も他のモデルに引けを取らないためコストパフォーマンスの良い時計といえます。
次は気になる装着感についてお伺いしました。
さすがは実用性を追求してきたロレックス、やはりフィット感にも優れているようです。
重さはそれなりに感じるようですが、その重みが値段の重みと感じるかもしれない、とも語ってくれました。
オイスターパーペチュアル34 Ref.114200に採用されているのはツインロックの付いた、オイスターブレスです。ロレックスのブレスレットは密度が高くきっちりとした作りです。
お好みもあるかもしれませんが、腕につけたときの装着感の良さには定評があります。
歩いた時にブレスがカチャカチャ音を立てにくいというのも利点です。
前述しましたが、ケースサイズも現行モデルなら以下の展開があります。
【ケース径: 28mm・31mm・34mm・36mm・41mm 】
自分の好みで選べるというのも大きなメリットですね。
時計をつけた際のお気に入りのコーディネートについてもお伺いしました。
汎用性が高く職場やプライベートで大活躍しているようですね。どんなコーディネートにも、腕にロレックスがあればグッと引き締まるような気がします。
他にも伺ったなつきさんの感想をまとめてみました。今まで使った時計との比較もしてくれました。
なるほど、高級な機械式時計って大事に扱いたいですよね。高級機を身に着けることによって自然と身のこなしもエレガントになりそうです。
同じ34mmのケースでも厚みによって全然印象が違うので、時計選びの際はケースの厚みも要チェックです。
38mmのウブロ(565.CO.1480.RX)もつけてみたことがあるのですが、オイパぺのほうが品があってどんな場面でも使いやすい気がします。カジュアルスタイルでもビジネススタイルでもどっちもいけますね。」
あえてはずして少し大きめの時計。これは女性なら真似してみたいポイントですね。
オイスターパーペチュアルは歴史が長く、ロレックスの原点ともいえるモデルです。
ロレックスのスタンダードでありながら、カジュアルにも合わせやすいということで男女問わず人気があるモデルということがよくわかるレビューでしたね。
ロレックスの中でもエントリーモデルとされているので、初めての高級時計に選んでみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
使いやすい綺麗なカラーが揃っているモデルですので、まずはご自分の好きな文字盤があるかチェックしてみてはいかがでしょうか。
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