「セイコー ブラックモンスターって何がすごいの?」
「SKX779K1の魅力や特長について知りたい」
ブラックモンスターのニックネームで海外を中心に人気を博しているセイコー SKX779K1。
セイコーのダイビングウォッチとしては大変リーズナブルな価格で販売されたモデルで、現在は生産終了してしまいましたが未だに需要は尽きません。
そんなSKX779K1の魅力や特長について知りたいという人は多いのではないでしょうか。
SKX779K1はタフで武骨なフォルムにより人気を集めています。
この記事ではSKX779K1の魅力や特長を、GINZA RASINスタッフ監修のもと解説します。
相場や価格についても紹介しますので、セイコーウォッチの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
目次
セイコー ブラックモンスターとは?
通称ブラックモンスターと呼ばれる「SKX779K1」は海外のみで廉価版普及モデルとして販売されていたモデルです。
ムーブメントにはCal.7S26が搭載され、タフで武骨なフォルムにより人気を博しました。
日本では手に入れることか出来ないレアなモデルということも相まって、近年は注目の逆輸入モデルとして話題を生んでいます。
セイコー ブラックモンスター SKX779K1
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径 44.0mm
全重量:-
文字盤:ブラック
インデックス:夜光インデックス
ムーブメント:自動巻き Cal.7S26
パワーリザーブ:約40時間
防水性能:200m
ブラックモンスター「SKX779K1」の特徴はなんといっても迫力のあるケースサイズです。
パネライに匹敵する44mm径のビッグケースで作られており、厚みに関しても武骨な作りとなっています。
リューズは水中での作業中に手の甲にあたらないよう4時位置に配されています。
ブレスレットは小さなコマが連なっており、とてもしなやかな装着感です。また、エクステンション式であることからブレスの長さを微調整できます。
ケースバックは刻印が刻まれたスクリューバックを採用。
これにより低価格帯のモデルでありながらも200m防水を獲得しました。
ブラックモンスターの由来
SKX779K1がブラックモンスターと呼ばれる理由。それは文字盤がモンスターの口のように見えるからです。
インデックスの形が歯の形に見えることに加え、ステンレスの塊とも称される武骨さが名前の由来となりました。
セイコー ブラックモンスター「SKX779K1」の相場・価格
男らしいフォルム、海外専用モデルというレアリティ、そしてコストパフォーマンスの良さ。
ブラックモンスター「SKX779K1」は総合的なパフォーマンスが極めて高く、人気があるのも頷けます。
さて、そんな「SKX779K1」の気になる価格ですが、現在は約30,000円~50,000円で取引されています。
製造終了前は15,000円~20,000円で取引されていいたので、約2倍の相場に膨れ上がっています。
今後さらに価格が高騰する可能性もあり、見かけたら早めに手に入れた方が良いでしょう。
オーバーホール料金は?
ブラックモンスター「SKX779K1」は機械式時計であるため定期的なオーバーホールが必要となります。
メーカー修理か民間修理かによってオーバーホール代金は異なりますが、概ね1万円前後かかります。
グランドセイコーであれば5万円以上かかりますので、メンテナンスコストに関してもリーズナブルです。
当記事の監修者
新美貴之(にいみ たかゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長
1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年