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WEBマガジン, Watches and Wonders Geneva 2024 現地から速報!, 南幸太朗, シャネル

速報!2021年シャネル新作モデルを発表!by Watches & Wonders Geneve

最終更新日:

シャネル 2021年新作

出典:https://www.fratellowatches.com/watches-wonder-2021-chanel-introduce-its-new-collection-electro/#gref

ロレックスやパテックフィリップ,ショパール等と並び、バーゼルワールドで大きな存在感を放ってきたシャネル。
同社もまた、2021年にはWatches & Wondersに参画しての新作発表となりました。

そんなシャネルウォッチの、2021年のテーマは「エレクトロ」。1980年代を風靡した電子音楽にインスパイアされた、屈指のコレクションとは?

 

シャネル2021年新作 J12 エレクトロ ドリーム

シャネル 2021年新作

出典:https://www.chanel.com/ja_JP/

スペック

外装

ケースサイズ: 直径38mmまたは33mm
素材: ホワイトセラミック×ホワイトゴールドまたはブラックセラミック×ADLC加工ステンレススティール
文字盤: ホワイトまたはブラック

ムーブメント

ムーブメント: Cal.12.1(自動巻き)
駆動方式: 自動巻き / 33mmはクォーツ
パワーリザーブ: 約70時間(自動巻き)

機能

防水: 50m
その他: 各55本限定生産

最初にご紹介するのは、シャネルウォッチのフラグシップ・J12から、まさにエレクトロニカルな光彩を感じさせる、華やかな新作モデルです。

J12のアイコニックな姿はそのままに、レインボーカラーのバゲットカットサファイアをベゼル・インデックスに配しました。
ちなみにベゼルに配されたサファイアは、なんと46個。非常にゴージャスですね。

J12は、高級時計ではあまり考えられなかったセラミック素材を時計全面にあしらい、時計業界に大きな一石を投じたモデルでもあります。
2000年の誕生以来、様々な派生モデルが誕生し、中には貴石を上手にデザインコードとして用いたハイエンドラインも存在します。しかしながら、これほどまでに華やかなモデルはなかなかお目にかかれないでしょう。

また、従来はオールセラミックで構成されていましたが、今作ではホワイトゴールドやブラックADLC加工ステンレスを用い、異なる質感を演出しています。

シャネル 2021年新作

出典:https://www.chanel.com/ja_JP/

新作J12 エレクトロ ドリームのラインナップ、は扱いやすいクォーツ33mmと、自動巻きモデルの38mmサイズ。

自動巻きには2019年、ケニッシと共同開発したことで話題になったCal.12.1を搭載しています。

ケニッシはブライトリングやチューダーにもムーブメント供給している、非常に実績のある部品メーカーです。
そんなノウハウを持つケニッシの株式%20を取得したシャネルは、自社製ムーブメントをJ12に搭載させることとなりました。

Cal.12.1は信頼性が高いことはもちろん、パワーリザーブ約70時間と非常に利便性も高まっており、J12の魅力をさらに押し上げることとなりました。

 

シャネル 2021年新作

出典:https://www.femalemag.com.sg/gallery/watches-and-jewellery/chanel-watches-wonders-2021-electro-rainbow-watches-j12/

なお、バゲットカットサファイアがあしらわれたJ12 エレクトロ ドリームは55本限定、定価1177万円と、なかなか一般ユーザーが気軽に入手できる時計ではないですね。

しかしながらインデックスカラーをレインボーにしたJ12 エレクトロもリリースされています。
こちらは1255本限定、924,000円が定価となっております。

本当に、見ているだけで楽しくなる新作ですね!

シャネル2021年新作 コードココ エレクトロ

シャネル 2021年新作

出典:https://www.fratellowatches.com/watches-wonder-2021-chanel-introduce-its-new-collection-electro/#gref

スペック

外装

ケースサイズ: 縦39.3mm×横25mm(ベゼル)
素材: ADLC加工ステンレススティール
文字盤: ブラック×ダイヤモンド

ムーブメント

駆動方式: クォーツ
機能: 2針

機能

防水: 30m
その他: 255本限定生産

コードココをご存知でしょうか。
創業者のココ・シャネルが1955年2月にリリースした、ハンドバッグ「2.55」の留め金がモチーフになった腕時計で、メンズとはなりますが非常に前衛的なスタイルを有していることが特徴です。

文字盤部分に張り出したツマミで開閉させる仕様であり、バッグにもジュエリーにもウォッチにも属さない、そんな孤高のデザイン性を獲得しました。

※2017年発表のSSコード ココ。開くとさながらバッグの留め金のような構造をしていることがわかる

今回の新作では、「エレクトロ」のコンセプト通り、ヴィヴィッドなピンクカラーをまといました。

コードココは全面メタルかつポリッシュ仕上げとなっていることも多いのですが、こちらはよりバッグのイメージを強くするためか、キルティング加工のカーフスキンブレスレットに、ADLC加工を施したブラックベゼルをまといました。

ダイヤモンドがワンポイントセッティングされており、特別感を味わえる一本となっています。

 

 

シャネル2021年新作 プルミエール エレクトロ

シャネル 2021年新作

出典:https://www.fratellowatches.com/watches-wonder-2021-chanel-introduce-its-new-collection-electro/#gref

スペック

外装

ケースサイズ: 縦23.6mm×横15.8mm
素材: ADLC加工ステンレススティール
文字盤: ブラック

ムーブメント

駆動方式: クォーツ
機能: 2針

機能

防水: 30m
その他: 555本限定生産

プルミエールはシャネルがJ12よりも早い段階、1987年にリリースした、同社初の腕時計シリーズです。

非常に特徴的なケースフォルムをしていますが、これはシャネルにとっては特別な形。
縦長の8角形は、パリのヴァンドーム広場に由来しているのです。有名な香水No.5のボトルストッパーモチーフにもなっていますね。

シンプルな中にもシャネルの伝統とアイデンティティを感じられ、J12とはまた違った至極のコレクションと言えるでしょう。

こちらの新作エレクトロでは、プルミエール ロック(プルミエールの中でも、チェーンとレザーを編み込んだ独創的なブレスレットを持つコレクション)に、レインボーレザーが織り込まれました。

つや消しされたマットブラックのステンレススティールと相まって、大人の女性にぴったりの独創性を有します。

シャネル2021年新作 ボーイフレンド スケルトン

シャネル 2021年新作

出典:https://www.chanel.com/ja_JP/

スペック

外装

ケースサイズ: 縦37mm×横28.6mm
素材: ベージュゴールド
文字盤: スケルトン

ムーブメント

ムーブメント: キャリバー3
駆動方式: 手巻き
機能: 2針+スモールセコンド

機能

防水: 30m
その他: 55本限定生産

最後にご紹介するのは、ボーイフレンドから出た、スケルトン新作です!
これまでのレインボー・エレクトロとは、一線を画しますね。

もっとも2021年、Watches & Wondersが開催される前から、ボーイフレンドの新作がいくつかラインナップされてきました。

オパールホワイトが美しいこちらも上品ですが、エレクトロは打って変わって機械式としてのアイデンティティを全面に押し出したスタイルとなりました。

搭載するムーブメントは、やはり自社製のキャリバー3。パーツも肉抜きされているため、ミステリークロックを思わせるメカニックな表情です。

 

シャネル 2021年新作

出典:https://www.chanel.com/ja_JP/

なお、サファイアクリスタルケースによってさらに透け透けとなったモデル「X-Ray」も、同時リリースされています。

 

 

まとめ

シャネルから発表された、2021年新作モデルをご紹介いたしました!

文中でもご紹介しましたが、シャネルは2019年より自社開発ムーブメント搭載モデルを意欲的に発表しているブランドでもあります。

もともとアパレルを中心に展開してきたハイメゾンでありながらも、時計の完成度の高さでは高評価を得てきました。今後、さらなる進化を遂げていくであろうシャネルから、目が離せませんね。

当記事の監修者

南 幸太朗(みなみ こうたろう)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ

学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。

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