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バーゼルワールド目前!GMTマスターII 116710LNと116710BLNRのディスコンはあるのか?
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2019年3月21日から26日まで6日間をかけて開催される「バーゼルワールド」。イベントを目前に控え、業界内は徐々に熱気を帯びてきています。
とりわけ注目が集まっているのは、やはりロレックスの新作。
2016年には「116500LN」、2017年には「赤シード 126600」、2018年にはGMTマスターの新作が会場を賑わせましたが、今年の顔はどのモデルとなるのでしょうか?
今回はバーゼルワールドを直前に控えた今だからこそ触れておきたいGMTマスターII「116710LN」と「116710BLNR」を話題に挙げたいと思います。
どちらのモデルもディスコンが予想されており、新作が発表される可能性が高いです。
目次
GMTマスターII「116710LN」と「116710BLNR」がディスコンになるという噂
昨年から「116710LN」と「116710BLNR」がディスコンになるという噂が広まっています。
そのソースはロレックスの2019年カタログです。
「116710LN」と「116710BLNR」は公式WEBサイトではまだ健在でしたが、カタログには両モデルとも姿を消しています。
もし製造が続けられるのであればカタログから除外される可能性は低いですし、2018年に赤青ベゼルの新作「126710BLRO」が発売されたことを考えると、黒ベゼル及び青黒ベゼルの新作が発表される可能性は高いといえます。
完全にディスコンになるにしろ、新作が発表されるにしろ、「116710LN」と「116710BLNR」はおそらく2019年のバーゼルワールドにて歴史に終止符を打つのではないでしょうか?
「116710LN」と「116710BLNR」の新作が発表されるのではないか?
廃盤となる可能性が高い「116710LN」と「116710BLNR」ですが、それに代わる新作が発表されるのではないか?という予想が業界内では盛んになっています。
特に126710BLROに搭載されたcal.3285を採用したブラック文字盤モデル「126710LN」、そしてcal.3285を搭載し、赤青ベゼルモデルと同じくジュビリーブレスを備えた「126710BLNR」の発表を予想する専門家は非常に多く、その信憑性はかなり高いモノであると私も感じています。
バーゼル2019新作予想 126710LN (Cal.3285搭載・オイスターブレス)
バーゼル2019新作予想 126710BLNR (Cal.3285搭載・ジュビリーブレス)
ブラック文字盤が完全に廃盤になるのは考えにくいですし、赤青ベゼルに最新ムーブ・ジュビリーブレスが存在するのであれば、青黒ベゼルも同様のモデルが発売されるべきです。
ただ、いずれのモデルも大幅なデザイン変更は加えられず、搭載ムーブメントとブレスレットの変更程度に留まると予想します。
尚、「GMTマスターII Cal.3285搭載 赤黒ベゼル」の発表もあるではないかと予想されます。
【バーゼルワールド2019 登場予想】GMTマスターII 新世代Cal.3285搭載 赤黒ベゼル
もし116710BLNRが廃盤になった場合は、赤黒ベゼルの復活もあり得ない話ではないと思います。
赤黒ベゼルは通称コークとも呼ばれ、1982年にに登場しました。2007年に116710LN/116710BLNRの登場とともに惜しまれながらも廃盤となったため、現行にはないカラーです。
未だに16760/16710といった5桁リファレンスの赤黒ベゼルの人気は高く、時計ファンから復活を待望する声が大きいことから、2019年バーゼルワールドで復活することも考えられます。
外観のデザインは保持しつつも、搭載ムーブの変更によって実用性が高まった新作GMT。
それが2019年バーゼルワールドに発表されるのではないでしょうか?
2年連続でGMTマスターが推しモデルになってしまうことで斬新さは失われますが、「116710LN」と「116710BLNR」の新作を出すタイミングとしては今が最適なのは間違いないです。
もし廃盤になるのであれば、その直後に価格が急騰する可能性が高いです。
既にここ数週間で特に116710BLNRは値上がりを始めており、価格高騰を見据えて購入しているファンが多くいると思われます。
知っておきたい Cal.3285のこと
新作モデルが発表される前に、搭載が予想されるCal.3285についておさらいしておきましょう
出典:https://www.rolex.com/ja
GMTマスターII 「Ref.126710BLRO」で採用されている新ムーブメントCal.3285は、従来の機械より精度や耐久性、メンテナンス効率が向上していることはもちろん、パワーリザーブの仕様変更が話題を生みました。
Cal.3186では約48時間だったパワーリザーブがCal.3285では約70時間に延長。
ロレックスが「新世代」と自負するムーブメントだけあり、実用性が大幅に向上しました。
また、パラクロムヒゲゼンマイやパラフレックスショック・アブソーバ等、最先端の素材や新設計を用いることによって、正確性だけでなく耐衝撃性に耐磁性、15%ものエネルギー効率がアップしています。
まとめ
116710LNと116710BLNRは既にカタログ落ちしており、2019年バーゼルワールドで発表される新作と入れ替わりに廃盤になる可能性が高いです。
そして、おそらく新作として発表されるのはal.3285を搭載した新ブラックベゼルモデルと青黒ベゼルモデル。もしかしたら赤黒ベゼルモデルを合わせた3色が展開されることも無きにしも非ずです。
今はまだ予想に過ぎませんが、その答えはあと一カ月余りで出ます。
当店では2019年バーゼルワールドの新作モデルを現地からリアルタイムでお届けいたしますので、是非その答えをご確認ください。