出典:https://www.breguet.com/jp
スウォッチグループきっての人気老舗ブランド「ブレゲ」。
天才時計師からDNAを受け継ぐ同社は、高級機の名に恥じない端正かつ手の込んだタイムピースの数々を、連綿と製造し続けてきました。
ブレゲは、ロレックスやオメガのような派手さはないかもしれません。
しかしながら時計愛好家たちから例年「どのような新作が出るか」を心待ちにされているブランドであることは間違いありません。
そんなブレゲの2020年新作をご紹介していきます!
目次
マリーン アラームミュージカル 5547
出典:https://monochrome-watches.com/introducing-breguet-marine-collection-on-gold-bracelets-live-pics/
2018年、大幅な刷新が図られたマリーンコレクション。
非常にスポーティーなデザインが印象的となり、これまでのブレゲのラインとはまた違った雰囲気で話題になりました。
続く2019年、さらにスポーティーテイストを強めたチタン素材のメタルブレスレットモデルが登場します。
年を追うごとに様々なラグジュアリー・スポーツを開花させていくマリーンから、2020年はゴージャスなゴールドモデルが登場しました!
出典:https://www.hodinkee.com/articles/breguet-marine-alarme-musicale-now-on-matching-gold-bracelets-introducing
計三種、六リファレンスがリリースされましたが、まず最初にご紹介するのは「ミュージカル」と題されたこちらのコンプリケーションモデルです!
アラーム ミュージカル5547は、やはり2019年にチタンモデルで市場に打って出ました。
もちろんブレゲですので、このアラームは「機械仕掛け」です。
アラーム機能は、機械式時計において「製造が難しい」コンプリケーションです。
アラームを鳴らすためのゴング等、パーツが多くなることに加えて任意の時間に鳴らせるようプログラミングしなくてはなりません。
しかしながらブレゲ マリーンのアラーム機構では、9時位置インダイアルで24時間計を、そして9時から12時までの位置にパワーリザーブインジケーターを配しました。
ちなみにアラームは独立した機構となっており、4時位置のリューズで操作・8時位置のプッシャーでオンオフ切り替えを行うという、複雑な操作が必要ないのも嬉しいところですね。
コンプリケーションは文字盤がごちゃごちゃしがちですが、マリーン5547ではむしろスッキリと端正な印象すらありますね。
文字盤の「波」を表したギョーシェ装飾と合わせて、2020年新作の中でも、屈指のハンサム顔を誇ります。
旧型マリーンのヴァーグ文字盤も良かったですが、より「海」をイメージさせる仕上がりとなりました。
なお、後述する新作マリーンの全ての言えることですが、ホワイトゴールド製はディープブルー文字盤、ピンクゴールド製はシルバー文字盤が採用されることとなりました。
どちらも予価は税抜き6,530,000円と、ブレゲらしいハイエンドモデルとなります。
ただ、時計愛好家であれば、一度は手にしてみたい新作の一つと言えます。
スペック
型番:5547BB/Y2/BZ0 / 5547BR/12/RZ0
素材:ホワイトゴールド / ローズゴールド
ケースサイズ:直径40mm×厚さ13.05mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.519F/1
パワーリザーブ:約42時間
防水性:5気圧
マリーン クロノグラフ 5527
出典:http://fr.worldtempus.com/
こちらも、2019年にチタン製モデルで登場したマリーン クロノグラフモデルの、瀟洒なゴールド製です!
今年はウブロも「インテグレーテッド」としてメタルブレスレットモデルをリリースしていますが、やはりかっこよさがひとしおですね。
ブレゲファンなら既にご存知の諸氏も多いでしょうが、マリーンシリーズは19世紀、フランス海運業に大きく貢献したマリーンクロノメーターにDNAを受け継ぎます。
そんな背景から性能面でも定評がありますが、何と言っても華やかでスポーティーな中にあるエレガンス・デザインが魅力の一つです。
このデザインを受け止めるのに重厚なゴールドブレスレットは、まさに適役でしょう。
搭載されるブレスレットはツヤ消しされており、上等なスーツの袖口に合うシックさです。
予価は税抜き6,100,000円です。
クロノグラフは人気の機構ですので、気になる方も多いでしょう。
当店でも入荷次第、ホームページでお知らせいたします!
スペック
型番:5527BB/Y2/BW0 / 5527BR/12/RW0
素材:ホワイトゴールド / ローズゴールド
ケースサイズ:直径42.3mm×厚さ13.85mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.582QA/1
パワーリザーブ:約48時間
防水性:10気圧
マリーン 5517
出典:https://monochrome-watches.com/introducing-breguet-marine-collection-on-gold-bracelets-live-pics/
シンプルなマリーンからも、ゴールドモデルの新作が二種ラインナップされました!
非常にシンプルで使い勝手がよく、ゴールドながらギラギラした感じがないところは、さすがブレゲの設計力と言えますね。
ケース直径40mm×厚さ11.5mmとサイズも程よく、ビジネススーツにもジーンズにも合わせやすい一本です。
出典:https://monochrome-watches.com/introducing-breguet-marine-collection-on-gold-bracelets-live-pics/
他のマリーンモデル同様にシースルーバックが採用されているため、ブレゲの醍醐味の一つ・美しいムーブメントを鑑賞することが可能です。
こちらは税抜き予価が5,310,000円です。
スペック
型番:5517BB/Y2/BZ0 / 5517BR/12/RZ0
素材:ホワイトゴールド / ローズゴールド
ケースサイズ:直径42.3mm×厚さ13.85mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.777A/1
パワーリザーブ:約55時間
防水性:10気圧
ブレゲ2020年新作 クラシック 7137 ニューダイアル
出典:https://www.facebook.com/pg/MontresBreguet/photos/?ref=page_internal
ブレゲのコレクションはマリーン,アエロナバル,トランスアトランティックなどいくつかのバリエーションを持ちますが、最もブレゲらしいモデルといえば「クラシック」です。
クラシックはアブラアム=ルイ・ブレゲの「理想の時計」を典型的に表現した、まさにクラシカルなモデルです。
手巻き・自動巻きの超薄型時計から複雑時計まで、ブレゲの伝統的な要素を再現しており、ブレゲ愛好家に熱烈に愛されてきました。
この「伝統的な要素」というのがクラシックの勘所です。
と言うのも、ブレゲが素地を作り、今なお高級機に使用されている仕様や技術は枚挙にいとまがありません。
「パーペチュアル」「トゥールビヨン」といった機構から、「ギョーシェ彫」「コインエッジ」などといった装飾技法まで様々です。そんなブレゲの伝統的製法をたくみに取り入れ、かつ現代風にリファインしたシリーズがコレクションと言えるでしょう。
そして、2020年当新作クラシックの、キーポイントはギョーシェ彫です。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-classique-7137-new-versions-2020-introducing-price/
高級時計界にも今や大量生産の波が押し寄せていますが、伝統的なギョーシェ彫は伝統的な旋盤を用い、熟練した職人たちが手作業によって施している装飾となります。
ギョーシェ彫の役割は文字盤が光を反射して見づらくなることを防ぐ他、時計を端正かつ上品にするため、というものがあります。そのため非常に繊細な技術が必要となり、ブレゲほど優美にギョーシェ彫を行うブランドはなかなかありません。
そんなブレゲのお家芸でもあるギョーシェ彫を、今新作で再解釈することとなりました。
白羽の矢が立ったのは、クラシックの中でもパワーリザーブインジケーターやムーンフェイズなど三つの表示が絶妙なバランスで配置された、Ref,7137です。
もともとイエローゴールド製モデルがラインナップされていましたが、新作ではホワイトゴールドとローズゴールドで表現されています。
クラシック Ref.7137がどのようなモデルかを解説すると、これは、「ペルペチュエルNo.5」と呼ばれた懐中時計を源流とする個体です。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-classique-7137-new-versions-2020-introducing-price/
この懐中時計は1794年にアブラアム=ルイ・ブレゲが製造したもので、フランスのジャーナリスト兼作家のF. Jourgniac Saint-Méardに贈られました。
「絶妙な配置」と申し上げたオフセンターダイアルはもちろん、当時から丁寧かつ優美なギョーシェ彫が装飾として用いられており、ブレゲの高い技術力と審美性を感じられる一品です。
そんなRef.3137、新作ではただ単にケース素材や文字盤カラーが異なるだけではありません。
前述の通り「ギョーシェ彫」を再解釈しており、ベースには鋲を打ったようなクル・ド・パリ、6時位置のポインターデイトにはダミエ、10時位置のパワーリザーブインジケーターにはパニエ、そしてチャプターリングの外周にはバーリーコーン(麦の穂のような。グレンドルジュとも)といった種類のギョーシェをあしらうこととなったのです。
ギョーシェにはこのように様々な種類がありますが、基本的には一種類が統一して用いられます。なぜなら専用機械で手作業で行うため、あらゆる種類に対応しようと思うと、コストも時間もかかってしまうためです。
それをカルテットにしてしまうところに、18世紀当時から続くブレゲの技術力の凄まじさを感じて頂けることでしょう。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-classique-7137-new-versions-2020-introducing-price/
また、2時位置のムーンフェイズも改良が加えられ、リアルな月が美しい星空に浮かぶようにして表示されることとなりました。
追加されたホワイトゴールドの文字盤は深みあるブレゲブルーで、ローズゴールドの文字盤はソフトなブラシでシルバーパウダーを塗布し、独特の存在感を放つカラーに落ち着いています。
もちろんブレゲ針や上品なローマンインデックスも健在です。
さらに、薄さもまたクラシックらしさの一つです。
直径39mm×厚さわずか8.6mmのケースは、超薄型ムーブメントCal.502.3の仕事です。
こちらは真新しい仕様ではありませんが、やはりローターをオフセットさせることで厚みを抑えることもちろん、ムーブメントの内部機構が鑑賞しやすい外観となりました。ちなみにムーブメント装飾もまた手作業で施されており、シースルーバックから覗くことができます。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-classique-7137-new-versions-2020-introducing-price/
冒頭でも述べたように、決して真新しさとか、派手さはない新作だと思います。
しかしながら確実に時計愛好家の心をつかみにくる。そんなブレゲらしい逸品と言えるでしょう。
スペック
型番:7137BB/Y5/9VU / 7137BR/15/9VU
素材:ホワイトゴールド / ローズゴールド
ケースサイズ:直径39mm×厚さ8.65mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.502.3
パワーリザーブ:約45時間
防水性:3気圧
ブレゲ2020年新作 クラシック 7337 ニューダイアル
出典:https://www.facebook.com/pg/MontresBreguet/photos/?ref=page_internal
もう一種、クラシックから「ギョーシェ彫の再解釈」が行われた2020年新作がリリースされています!
それが、こちらのRef.7337です!
こちらもまた、ホワイトゴールド×ブレゲブルーとローズゴールド×シルバー文字盤の二種がラインナップに追加されることとなりました。
クラシック 7337は、やはりアブラアム=ルイ・ブレゲが1786年に製造した懐中時計に着想を得ています。
No.3833と呼ばれたこの懐中時計は、シンメトリーがシンプルながら大変美しい逸品として今なお語り草になっているものです。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-classique-7337-calendar-moon-new-models-2020-blue-dial-price/
1980年代後半~1990年代前半にかけて、ブレゲはこういった伝統的な懐中時計をどんどん現行ラインに落とし込んでいくこととなり、No.3833もまたRef.3330(当時はエキセントリックというモデル名だった)としてリリースされました。
その後チューンアップされたRef.3337、そして現在の39mmケースの7337へと続いていくこととなります。
そしてこの度の新作では、きわめて緻密なクル・ド・パリ装飾が全面に施されることとなりました。
さらにメイン文字盤の内側にオフセットされたスモールセコンドダイアルにはダミエ柄が施され、どこかモダンな印象をも醸し出しますね。
12時位置のムーンフェイズ、そして両脇のデイデイトが利便性を高めます。
ちなみにこちらのほうが月がよりリアルになっていますね。
当新作にも超薄型自動巻きムーブメントCal.502.3が搭載され、シースルーバックから観賞することが可能です。
スペック
型番:7337BB/Y5/9VU / 7337BR/15/9VU
素材:ホワイトゴールド / ローズゴールド
ケースサイズ:直径39mm×厚さ9.9mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.502.3
パワーリザーブ:約45時間
防水性:3気圧
ブレゲ2020年新作 クラシック トゥールビヨン エキストラフラット オートマティック 5367
出典:https://www.facebook.com/pg/MontresBreguet/photos/?ref=page_internal
トゥールビヨンもまた、アブラアム=ルイ・ブレゲが開発した歴史的な機構です。
今でこそムーブメントに使われるパーツは改良が積み重ねられてきただけあり、携行されている時でも自宅に置きっぱなしにしている時でも、大きく精度に影響を及ぼすようなことはありません。
しかしながらブレゲの時代は時計の「姿勢差」を克服することはきわめて重要な課題でした。
そこでブレゲは、時計の精度を司る部分をキャリッジ(籠)に収め、キャリッジそのものを回転させることで余分な重力がかからないよう工夫しました。
そんな背景もあり、今なおトゥールビヨンはブレゲにとって特別な存在です。
2013年からはクラシックシリーズにRef.5377として、きわめて薄いケースが特徴的な「エキストラフラット」モデルを追加しました。
ここで採用されているのが、超薄型自動巻きトゥールビヨンCal.581です。
出典:https://www.facebook.com/pg/MontresBreguet/photos/?ref=page_internal
トゥールビヨンはその製造難易度の高さでも知られていますが、ブレゲのこの名機のすごいところは高い信頼性と精度を備えつつ超薄型に収めたこと(ちなみに28,800振動/時という驚きのハイビート)。さらに約80時間ものパワーリザーブをも実現していることでしょう。
なお、トゥールビヨンは今では実用面というよりも、装飾面で重宝されているコンプリケーションです。そのためオープンワークとなった文字盤から、その動きを鑑賞できるのが時計愛好家にとっての楽しみの一つとなります。
さらに、文字盤には美しきブルー・エナメルが用いられていることが当新作の特筆すべき点です。
このエナメルはグラン・フー・エナメルと呼ばれるもので、2018年、クラシック Ref.5177で採用されたことで大きな話題を呼びました。もっとも、それ以前の2017年発表の、わずか10本生産の限定モデルで既に話題だったのですが・・・
通常のブレゲブルーとはまた違った溶け込むような青を帯びており、なんとも妖艶なイメージ。日用品というよりも、工芸品のような美しさを有します。
なお、今回の新作もまたブティック限定販売となり、その稀少性は想像に難くありません。コンプリケーション×グラン・フー・エナメル文字盤とあって、大量生産が難しいのでしょう。
なかなか実機を見る機会はないかもしれませんが、ぜひ一度は手にしてみたい2020年新作です。
スペック
型番:5367PT/2Y/9WU
素材:プラチナ
ケースサイズ:直径41mm×厚さ7.45mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.581
パワーリザーブ:約80時間
防水性:3気圧
ブレゲ2020年新作 マリーン トゥールビヨン エクアシオン マルシャント 5887
出典:https://www.facebook.com/pg/MontresBreguet/photos/?ref=page_internal
2019年はマリーンが豊作で、今年はクラシックが新作のメインなのかな?と思いましたが、トリを飾るのにふさわしいマリーンのグランドコンプリケーションモデルが併せてリリースしていました。
それが、こちらのトゥールビヨン エクアシオン マルシャンと 5887です。
一目見ただけで、その複雑さが理解できますね。
前述した超薄型トゥールビヨンCal.581がベースになっているのですが、そこからさらに永久カレンダー,均時差(イクエーション・オブ・タイム)をも持ち合わせた超絶コンプリケーション。
永久カレンダーは月による日数の違いや、4年に1度の閏年の調整などを自動的に行うカレンダー機能です。この機能は永久カレンダーとも呼ばれ、丸1世紀にも渡り手作業での更新の必要性がなくなりました。
均時差とは天文表示のうちの一つで、一年を365日で割って24時間とした平均太陽時と、太陽が空を一巡して同じ場所に戻ってくるまでの時間=真太陽時との差を表すための機構です。
とりわけ均時差の表示機構が当新作では面白く、センターに取り付けられた太陽を端に持つ長針が、そのまま太陽位置を指します。さらに、画像だとちょっとわかりづらいかもしれませんが、5時位置のトゥールビヨンの上に、均時差情報をプログラミングされた透明ディスクがあり、一年で一周する仕組みとなっています。
ちなみに錨がついた針はレトログラード・デイト表示です。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-marine-tourbillon-equation-marchante-5887-slate-grey-dial-price/
このようにきわめて複雑な機構を持った見事なコンプリケーションモデルで、にもかかわらずケースは直径43.9mm×厚さ11.75mmと、きわめて上品であることにも驚きを禁じえません。
さらに、シースルーバックからも、見事なムーブメントを鑑賞することができます。
出典:https://monochrome-watches.com/breguet-marine-tourbillon-equation-marchante-5887-slate-grey-dial-price/
ムーブメントを横断するように船のようなモチーフが描かれていますが、これはかつてフランス海軍で旗艦帆船として知られた「ロワイヤル・ルイ」を描いたもの。もちろん手作業でエングレービングされているのだから、さすがとしか言いようがありません。
自動巻きとはなりますがペリフェラル・ローターを用いることで、ムーブメントが一つの絵画として収まっています。
時計業界2020年新作の中で、最も複雑で最も美しい一本として語り継がれることでしょう。
まとめ
ブレゲの、2020年新作をご紹介いたしました!
クラシックの再解釈、マリーンの超絶コンプリケーション、グラン・フー・エナメルトゥールビヨンの再来など、「さすがブレゲ」と言う他ない新作ばかりでしたね。
なお、ブレゲ属するスウォッチグループはもちろん、ロレックスやパテックフィリップ、ウブロにタグホイヤーなど各人気ブランドの新作を順次公開しております。
ぜひ、気になるブランドをチェックしてみてくださいね!
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。