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時計ファンであれば、誰もが知るブライトリングのフラグシップモデル「クロノマット」。
プロフェッショナルのための計器として製造され、力強いフォルムとダイナミックなデザイン性から、時計好きの男性から大きな支持を集めてきました。
そんなクロノマットですが、2020年新作モデルとして初のレディースモデルが展開されると発表があり、時計界を賑わせています。
発売されるのは36mmと32mmの小ぶりなクロノマットで、どれもフェミニンな雰囲気を感じさせる美しいモデルばかり。
いずれもクロノグラフではなく、3針デイトとなっています。
今回はシリーズ初となったクロノマット レディースモデルについて詳しく解説していきます。
目次
アクティブに活躍する女性の為のクロノマット
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新作クロノマット32/36はアクティブに活躍する女性の為の作られた待望のレディースモデルです。
各分野のトップとして輝かしく活躍する女性たちからインスピレーションを得て作られた「スポーティ×エレガント」なデザインからは、これまでのクロノマットにはない新しい価値観を感じさせてくれます。
また、クロノマット32/36には「既成概念に立ち向かう、革新的な現代の女性に捧げる時計」というコンセプトがあり、新しい時代を切り開いていく「未来志向」が強く表現されているのも大きなポイントです。
お淑やかではなく、エネルギッシュにアクティブに。
そんな思いを持つパワフルな女性に相応しいモデルとなっています。
↑昨年発表されたブライトリング ナビタイマー レディースモデル
出典:https://www.breitling.com/jp-ja/watches/navitimer/navitimer-automatic-35/A17395211A1/
近年のブライトリングは、ジョージ・カーン氏がCEOに就任して以降、既存シリーズの刷新に力を入れています。
昨年においては女性向けナビタイマーオートマチック35が、そして今年はクロノマット32/36が。
搭載ムーブメントからデザインまで最新のトレンドが盛り込まれており、おそらく来年以降も魅力的なレディース新作が生まれていくことでしょう。
これまで男性の時計というイメージが強かったブライトリングですが、今後はレディースに関しても高いステータス性を持つブラントとして認知されていくのではないでしょうか。
新モデル クロノマット32
文字盤にはホワイトとミッドナイトブルーの2色が用意され、素材はステンレススティール・コンビ・18Kレッドゴールドが用意されています。
出典:https://www.breitling.com/jp-ja/watches/chronomat/
クロノマット32の最大の特徴はムーブメントにスーパークォーツが備えられていることです。
スーパークォーツは一般的なクォーツ時計よりさらに高精度を追求したクォーツムーブメントで、一般的なクォーツの約10倍の精度を誇ります。
具体的には年差±15秒。月に換算すると1秒強ほどの誤差しか発生しない驚異の精度です。
温度変化にも強く、どんなシーンにおいても時計としての機能を最大限に発揮することができます。
出典:https://www.breitling.com/jp-ja/watches/chronomat/chronomat-automatic-36/A10380101C1/
ラグジュアリーなデザインのレディースウォッチは他のメーカーからも展開されていますが、クロノマット32は華やかな印象を与えつつもスポーティーな雰囲気を持つ絶妙なバランス感覚で作られています。
それでいてクロノマットらしいどこかレトロな意匠も兼ね備えており、男性と対等に世を渡り歩くアクティブな女性にうってつけの一本に仕上がっているといえるでしょう。
価格に関してもステンレススティールモデルであれば39万9000円から購入することができ、性能を加味すれば破格のコストパフォーマンスといえます。
スペック
型番:A77310101A2A1( SSケース×ホワイト)、A77310101C1A1(SSケース×ミッドナイトブルー)など
ケースサイズ:直径32mm
厚み:直径8.54mm
ムーブメント:スーパークォーツ
パワーリザーブ:-
防水:10気圧
ムーブメント情報
キャリバー:ブライトリング キャリバー77
機能:時、分、秒、日付
振動数:-
駆動方式:クォーツ
電池寿命:3年〜4年
精度認定:COSC公認クロノメーター
新モデル クロノマット36
クロノマット36はボーイズサイズ(男女兼用)として展開されるコレクションです。
ブレスレットにはバタフライクラスプ式ルーローブレスレットを採用。文字盤にはホワイト、ペールグリーン、ミッドナイトブルー、カッパーと4種類のカラーバリエーションが用意されており、ダイヤ付きモデルと合わせると10種類のラインナップが展開されています。
出典:https://www.breitling.com/jp-ja/watches/chronomat/
クロノマット36はクォーツではなく機械式ムーブメントが搭載されています。
スーパークォーツと同様に精度にこだわり抜いた名機キャリバー10を搭載し、レディースウォッチとしてはトップクラスの正確性を誇ります。
自動巻き機構、2万8800振動/時、約42時間パワーリザーブといった高い実用性に加え、10気圧防水も併せ持ちます。
どんな時でもアクティブに使用できるコンセプト通りの仕上がりになっています。
スペック
型番:ステンレスケース、SSインデックス A10380101A3A1(ホワイト)、 A10380101C1A1(ミッドナイトブルー)など
ケースサイズ:直径36mm
厚み:直径10.01mm
ムーブメント:自動巻き ブライトリング10
パワーリザーブ:42時間
防水:10気圧
ムーブメント情報
キャリバー:ブライトリング キャリバー10
機能:時、分、秒、日付
振動数:2万8800振動/時
駆動方式:自動巻き
パワーリザーブ:約42時間
精度認定:COSC公認クロノメーター
クロノマット32/36の価格と発売時期
クロノマット初のレディースモデルとなった今作。
発売時期は2020年10月と発表されており、正規店においては既に発売開始されている店舗もございます。
ただ、18Kレッドゴールドケースの「R10380101A1R1」と「R77310101A1R1」の2モデルに関しては2021年2月発売予定となっています。
また、価格に関しては以下の通りです。
■クロノマット32: 39万9000円(ステンレススティール)〜222万8000円(18Kレッドゴールド/ダイヤ)
■クロノマット オートマチック 36: 52万円(ステンレススティール)〜282万円(18Kレッドゴールド/ダイヤ)
※全て税抜価格
ゴールド&ダイヤ仕様はかなりの高値となりますが、ステンレススティールであれば非常にお得に買える印象を受けます。
ラグジュアリーなだけでなく、アクティブに身につけられる時計をお探しの方は、是非この機会にクロノマット32/36をご検討されてはいかがでしょうか?
当記事の監修者
安 寧実(AN NINGSHI)
中国吉林省の出身で中国語と韓国語が母国語。
日本語学校で1年半日本語を勉強し、専門学校では英語を専攻。卒業後、羽田国際空港のロレックス正規店に勤務し、2018年7月からGINZA RASINで勤務。中国語、韓国語、日本語、英語の4か国語に精通。時計業界歴10年。