今、20代・30代の方々を中心に国内人気を高めているノモス。
ロレックスやオメガを代表とするスイスメイドではなく、ドイツ生まれのブランドです。
特徴は一切の無駄を削ぎ落としたシンプルさ。端正で上品、そのためビジネススーツやここぞ!と言う時のフォーマルスタイルで真価を発揮してくれます。
一方で、どのデザインも同じように見えるというご意見をいただきますが、それは違います。
ノモスはデザイン・機能にいくつかのこだわりを見せており、タンジェント、タンゴマット、ラドウィグなどそれぞれでテイストの異なるシリーズを展開しているのです。
今回は、20代・30代のビジネスマンにおすすめしたいノモス10傑をご紹介いたします。
東京銀座の腕時計専門店GINZA RASINの売上データをもとに、この年代の方々に似合うことを想定した厳選モデル!
初めて高級時計を購入される方。すでにハミルトンやタグホイヤーのスポーツウォッチを持っているけれど、大人っぽく落ち着いたビジネス向けのものをお探しの方。
ドイツ一流メーカーが生み出す至極の一本はいかがでしょうか。
目次
ノモスの魅力
ロレックスやオメガ、タグホイヤーやブライトリングは聞いたことあるけど、ノモスってどんなブランドなの?そんな方々もいらっしゃるでしょう。
ノモスは、1906年に時計産業で高名なドイツ・ザクセン州グラスヒュッテで設立された名門時計メーカーに端を発するブランドです。
現在のノモスは一度廃業した同名会社を、デザイナーであったローランド・シュヴェルトナー氏が再興しました。
ギリシア語で「秩序と法」を意味するブランド名通り、時代のトレンドに左右されず、哲学である「シンプル・機能・リーズナブル」を一貫して守り抜いていることが特徴です。
おすすめモデルの前に、そんなノモスの大きな三つの魅力をご紹介いたします。
ノモスの魅力①シンプルで飽きのこないデザイン
華美なブランドと比べるとどこか素っ気なさを感じるノモスの腕時計。
しかしながら、実は緻密な設計のうえに成り立ったもので、シンプルな美しさは世界中が認めるところなのです。
とりわけ文字盤は直線と正円で構成されており、絶妙なバランスを誇ります。
国際的プロダクトデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」をはじめ、国内外で数々の賞を受賞してきた華やかな経歴がそれを物語りますね。
機械式腕時計はその構造から、どうしても時計自体が「大きく、複雑」になりやすい性質があります。
しかしながらノモスは「複雑」なものを排除し、シンプルな美しさにこだわった飽きのこないデザインを生み出しました。
この哲学は内部のムーブメントにも継承されており、全てシンプルな薄型。
かといってやはり素っ気ないわけではなく、グラスヒュッテの伝統に則った設計や装飾が緻密に施されています。
ムーブメントにグラスヒュッテレーベルが刻まれていますね。
この「グラスヒュッテ」という称号を受けているブランドはごくわずかで、ランゲ&ゾーネやグラスヒュッテオリジナルなど名門が居並びます。
ちなみにノモスはタンジェント・スポーツを除くほとんど全てのシリーズでシースルーバックを採用しており、ムーブメントのデザインにも自負があることが感じられます。
ノモスの魅力②高い機能性
ドイツブランドらしく、ノモスもまた機能性をとことん追求していることで有名です。
そう言える最大の要因は、視認性を優先された文字盤。
そう、視認性は何よりの機能性と言えます。
インデックスの大きさや文字の細部にまでもこだわり、誰もが見やすく美しい時計を追求しました。
とりわけ青焼きされた針が上品さに一役買ってくれています。
また、一風変わった革ベルトにも機能へのこだわりを感じます。
通常高級腕時計ではクロコダイルレザーが使われることが多いですが、ノモスはコードバンストラップ。
コードバンとは、農耕馬のお尻の部分からのみ採れる貴重な皮です。その割合、なんと1頭から1割ほど!
普段から鞭で打たれている部位のため、繊維組織がとても丈夫。長持ちすることに定評があります。
ノモスのコードバンストラップはアメリカの名門タンナー・HORWEEN社(ホーウィン)の厳選されたシェルコードバンを使用しており、使えば使うほど独特の味わい、光沢を持ちます。
ノモスの魅力③リーズナブルな価格
20代・30代の若い方々にとって、予算は高級時計購入のうえで大きな要素。
その点、ノモスは高級腕時計を始めて購入される方にもおすすめできる、リーズナブルな価格が魅力です。
高精度なオリジナルムーブメントを搭載しているにもかかわらずこの価格帯の秘訣は、ノモスの企業努力に他なりません。
24時間工場を稼働させ「量産体制を徹底する」「無駄な広告はしない」などを徹底。
また、「共有パーツを多く使用する」「シンプル機構を利用した組み立ての簡略化」といったシンプルなデザインを利用したコストカットは大きな成果をあげるだけでなく、ノモスの大きな特徴として世間に印象づけました。
基本モデルのタンジェントやシンプルなオリオンは時計店で新品でも20万以下。
その他のモデルであっても、20万円~30万円ほどで購入できる商品がほとんどです。
人気ノモス10傑。20代、30代のビジネスマンにおすすめしたい時計
それでは、20代・30代の方々におすすめしたいノモスのモデルを10選ご紹介いたします!
タンジェント TN1A1W2(139)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅35mm、厚さ6.2mm、重さ42g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製手巻きムーブメントalpha(アルファ)、パワーリザーブ約43時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド
ノモスを代表するタンジェントシリーズ。
こちらは、35mmケースにタンジェント特有の飛びアラビアインデックスが定番のモデルです。
シンプルな使い勝手の良さが当店でも抜群に人気で、20代・30代のお若い方だけでなくシンプルウォッチをお探しの幅広い年代層からも選択される一本です。
ぱっと見はどこまでもシンプルなのですが、文字盤デザインやフラットなガラス・ケース、そして上品な薄さはなかなか他ブランドにはない独創性が溢れています。
ちなみに厚さはわずか6.2mm。
かっこいいデカ厚時計も魅力ですが、やはり上品な高級時計と言えば薄型でしょう。
ビジネススーツはもちろん、結婚式やちょっとしたパーティーなどに着けていって違和感ありません。
20代・30代の方々はこういったフォーマルな場に参加する機会も増えてくると思いますので、一本持っておいて損はないでしょう。
シースルーの裏蓋からはグラスヒュッテレーベルがあしらわれたムーブメントを鑑賞することができます。
ちなみに画像の裏蓋外周の文字は、モデル名、素材、防水などが記されていますが、個体によっては存在しないものもございます。
定価は243,000円ですが、時計店での実売価格は10万円台半ばからと驚きのコストパフォーマンスであることも特筆しなくてはなりません。
タンジェント38 TN1A1W238(164)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅38mm、厚さ6.7mm、重さ48g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製手巻きムーブメントalpha(アルファ)、パワーリザーブ約43時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド
同じくシンプルで定番タンジェントですが、こちらは38mmとサイズアップしたモデルです。
存在感は増しましたが、かといって目立ちすぎずタンジェント特有の完璧なプロポーションを堅持しており、控えめな上品さは健在。
35mmサイズだとよりクラシックでフォーマルなイメージが強くなりますが、3mm大きくなったことによってグッとモダンスタイル寄りに。
カジュアルファッションでも地味すぎずエレガントに腕元を演出してくれます。
出典:https://nomos-glashuette.com/ja/tangente/-38-165
タンジェントはスリムなラグやベゼルも特徴的なのですが、文字盤が3mm大きくなったことによって、きりっと凛々しくまとまることになりました。
同じデザインなのに、サイズでかなり異なるもの。
クラシカル好みの方はタンジェント35mmサイズを、オーソドックスな大きさのモデルが欲しい方は38mmサイズを選ぶと良いでしょう。
定価は259,200円ですが、時計店では10万円台後半から手に入れることが可能です。
タンゴマット TN1E1W2(601)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅38.3mm、厚さ8.2mm、重さ63g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製自動巻きキャリバーDUW5001、パワーリザーブ約43時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド
タンゴマットは2016年から展開している、タンジェントの派生形です。
デザインは同じですが、違いはムーブメント。
手巻き「NOMOS α(アルファ)」を搭載していたタンジェントに対し、タンゴマットはムーブメントに自社製DUW3001を採用した自動巻きシリーズです。
自動巻きとなったことでムーブメントが若干大型化し、ケースサイズや厚みが増しました。
ただ、他ブランドの自動巻きモデルと比べれば、10mm以下の厚みというのはかなり薄い方。
20代・30代の方はデカ厚時計のトレンドの中で育っていると思うので、タンゴマットであってもクラシカルな印象を受けるでしょう。実際、シンプルで洗練されたデザインも相まって、ノモス特有のエレガントはタンジェント同様です。
ちなみにムーブメントのDUWはドイツ語で「Deutsche Uhrenwerkeドイツの時計」という意味。
かつてはETAの汎用機を使っていましたが、現在は8割を自社製造しているマニュファクチュールです。
毎日リューズでゼンマイを巻く時間がない、という20代・30代の忙しい系男子は、ずっと着けていれば動き続ける自動巻きのタンゴマットを選択するのも手ですね。
定価は367,200円、実売価格は20万円台前半~となっております。
ラドウィッグ 35 LD1A2W2(205)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅35mm、厚さ6.3mm、重さ38g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製手巻きムーブメントalpha(アルファ)、パワーリザーブ約43時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド
ノモスが「手巻きの究極のクラシック」と自負するラドウィッグのモデルです。
ムーブメントなどスペックはタンジェントと変わりませんが、ラドウィッグはノモスきってのクラシックライン。
文字盤にはより伝統を感じられるローマ数字・レイルウェイ目盛りが取り入れられました。
こちらはラドウィッグの、35mmサイズ。
文字盤だけでなくラグやベゼル、ケースはやや丸みを帯びており、より正統派のエレガントが佇んでいます。
出典:https://nomos-glashuette.com/ja/ludwig/-201
ラドウィッグはドイツ語圏の男性名の英語読みで、ドイツだとルートヴィヒと読みます。
モデル名通り、実に古き良きドイツスタイルを感じさせます。
由緒正しいローマンンデックスやレイルウェイはもちろん、青針や優美なケースライン・・・シンプルウォッチの規範と言っても過言ではありません。
落ち着いた大人の装いとなりますので、現在20代・30代の方が40代、50代と年を重ねていっても着け続けていられる魅力があります。
定価は243,000円、実売価格は10万円台後半からと、これだけ上品な腕時計なのに嬉しいコストパフォーマンスですね。
メトロ MT1D4W2(1101)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅37mm、厚さ7.7mm、重さ44g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製手巻きムーブメントDUW4401、パワーリザーブ約42時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド、デイト、パワーリザーブインジケーター
「地下鉄の路線図からインスピレーションを受けた」と言われるメトロ。
お馴染みの白銀の文字盤上ではミントグリーンとレッドがアクセントとなり、これまでのノモスとはどこか異なるデザインを持ちます。
色使いはもちろんのこと、インデックスのフォントや針もアヴァンギャルドで、ドイツの中でもズュルト島やウーゼドム島といったリゾート地を彷彿とさせますね。
控えめな遊び心がそこかしこに潜みますので、おしゃれはしたいけど派手すぎる腕時計は上司の目が気になる。華美すぎないファッションの方が好み。そんな20代・30代のこだわりたい系男子にはピッタリです。
出典:https://nomos-glashuette.com/ja/metro/-1101
もちろんグラスヒュッテの伝統はしっかり継承されていて、直線と正円で形成された文字盤や8mmにも満たないケースはノモスそのもの。
37mmとサイズも大きすぎませんので、ちょっと奮発したスーツスタイルだと一転ドレッシーに着けこなせることでしょう。
定価は464,400円ですが、実売価格は20万円台後半から。
3針の他デイト、パワーリザーブインジケーター搭載という多機能機としてこのコストパフォーマンスは、高級時計ブランドの中でもトップクラスと言えます。
オリオン OR1A3GW2(309)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅35mm、厚さ8.7mm、重さ38g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製手巻きムーブメントalpha(アルファ)、パワーリザーブ約43時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド
オリオンもまた、ノモスを語るうえで欠かせない代表的なシリーズです。
オリオンの最大の特徴は、バーインデックスのみという究極のシンプルさ。しかしながら立体的になっており、高級時計特有のエレガンスが漂います。
ドーム型で曲線を意識したケースも、シンプルなのに洗練されていて本当におしゃれなのです。
実際、ノモスの社内デザイナーはほぼ全員この「オリオン」を愛用しているとか!
出典:https://nomos-glashuette.com/ja/orion/-301
これだけシンプルなのに、オリオンシリーズはノモスきってのバリエーションを持ちます。
シャンパーニュカラー、ナイトブルー、オリーブなど様々なカラーがありますので、自分好みの一本を見つける楽しさもありますね。
シルバータイプの定価は270,000円、実売価格は10万円台後半から。
価格もノモスきってのシンプルさで、手が出しやすいモデルと言えるでしょう。
タンジェント ネオマティック TN130011W239(140)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅38.5mm、厚さ7.2mm、重さ52g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製自動巻きムーブメントDUW3001、パワーリザーブ約43時間
防水性:5気圧
機能:2針、スモールセコンド
「ネオマティック」とは、2016年から展開している新作ラインです。
従来のタンジェントやメトロなどに搭載されていますが、かなりテイストは異なると言っていいでしょう。
ネオマティックの特徴はムーブメント。
従来「タンジェントの自動巻き」はタンゴマットといった役割分担がありました。
タンジェント ネオマティックは、ボリューミー、しかし極めて薄型の自動巻きムーブメントを携えた新生タンジェントといった形で流星のごとく時計界に現れたのです。
この上品な薄さは、ノモスでは既にお馴染みになった薄型ムーブメントDUW3001。
通常手巻きに比べてローターのせいで厚みが出てしまいがちな自動巻きムーブメントの薄型は非常に難易度が高いとされていました。
そこをノモスはグラスヒュッテ流のノウハウで、世界トップクラスの極薄ムーブメントを製造してしまったのです。
出典:https://nomos-glashuette.com/ja/tangente/-39-140
あまり機械式時計に詳しくなく、仕事などで仕方なく購入を検討している20代・30代の方にとっては、だから何?と言いたくなるかもしれません。
しかし、上司や先輩など目上の方々には思いのほか時計好きが多いもの。
そういった方々からは、「薄型自動巻きであるノモスを着けている」若い方を見ると「お!こいつわかっているな!」と思います。
もちろん機械式時計がお好きで、二本目三本目をお考えの方にも自信を持っておすすめできる逸品であることは言うまでもありませんね。
定価は464,400円、実売価格は20万円台後半とここでご紹介するモデルの中では比較的高価格帯ですが、当店GINZA RASINでも売れ筋商品で大変人気の高いモデルです。
メトロ ネオマティック 39 MT130014W239(1113)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅38.5mm、厚さ8.4mm、重さ52g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製自動巻きムーブメントDUW3001、パワーリザーブ約43時間
防水性:5気圧
機能:2針、スモールセコンド
こちらは、モダンでアーバンなメトロとネオマティックが融合した、新スタイルのノモスウォッチです。
メトロが大切にしている遊び心ある雰囲気はそのままに、グラスヒュッテの伝統とノウハウを駆使した傑作薄型ムーブメントを搭載させました。
まるで手巻きメトロのように薄く上品なボディが本当にエレガント。
メトロはワイヤー状のラグも特徴のうちの一つですが、この薄さがその独創性をより上品なものへと昇華しています。
タンジェント版もそうでしたが、メトロ ネオマティックは、日常生活防水である3気圧防水のケースが多い中で、日常生活強化防水にあたる5気圧に耐えられるというタフさも、アクティブな20代・30代男子には嬉しいですね。
ビジネスだけに留まらず、タウンユースにカジュアルスタイルで決めてもかっこいいです。
実売価格は20万円台後半から。
タンジェント デイト パワーリザーブ TN1D1W2RD(131)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅35mm、重さ38g
文字盤:シルバー
ムーブメント:手巻きムーブメントガンマ(現行モデルではDUW4301)
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド、デイト、パワーリザーブインジケーター
シンプルな装いのタンジェントに、デイト、パワーリザーブインジケーターと便利機能を搭載した一本です。
機能性を重要視してきたノモスならではのスタイルですね。
面白いのは、パワーリザーブインジケーターのカラーリング。
ゼンマイを巻き上げるにつれて、反時計回りに回転しながら赤い領域が減っていくという、見た目にも楽しい仕様となっているのです。
現行ムーブメントでは自社製DUW4301が搭載されるようになり、より性能がブラッシュアップされました。
通常のタンジェントのシンプルな上品さもきちんと継承されていますので、ビジネスにフォーマルに幅広い活躍が期待できる一本です。
タンジェント ネオマティック TN130011W2(175)
材質:ステンレススティール
ケースサイズ:幅35mm、厚さ6.9mm、重さ44g
文字盤:シルバー
ムーブメント:自社製自動巻きムーブメントDUW3001、パワーリザーブ約43時間
防水性:3気圧
機能:2針、スモールセコンド
最後にご紹介したいのは、タンジェント ネオマティックの35mmサイズ。
この10傑は当店の売上ランキングを加味して作成しているのですが、やはりタンジェントとネオマティックそれぞれの人気は根強いです。
タンジェントの伝統と、できそうでできるブランドがなかなか少ない薄型自動巻きムーブメントであるネオマティックの魅力というのは、計り知れないものがあります。
こちらは35mmとスタイリッシュですので、より上品さが増しています。
もちろんデザインもノモスらしい独創性がそこかしこに感じられます。
スモールセコンドのレッドと、インデックス外周のシアンブルーが非常におしゃれですね。スモールセコンドのミニッツサークルも良いアクセントとなっています。
定価は426,600円ですが、価格は安定しており実売価格は20万円台から。
ノモスというブランド自体に興味を持った20代・30代の方がいらっしゃったら、是非ノモスが情熱をかけて作成したタンジェント ネオマティックのモデルを手に取ってみてください。
まとめ
20代・30代の、溢れる若さでバリバリ働く男性陣に向けてお勧めしたいノモスの時計10傑をご紹介いたしました。
ノモスはシンプルさが全面に出されていますが、実は一つひとつに他社にはない個性や機能性があって、非常に独創的であることがおわかりいただけたらな、と思います。
ノモスは再興から約30年ほどと、まさに今20代・30代の方々と同じく若さ溢れるブランド。
これからもクラシカル、なのに新しいという、魅力的な新作を提供してくれることでしょう!
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。