出典:https://www.facebook.com/CASIOOCEANUSJapan/photos/
カシオの優美なスポーツウォッチ、オシアナス マンタ。
海からインスピレーションを受けてデザインされた腕時計は、着ける者の腕に小さな「海」を展開します。
眺めているだけで、さざなみの音や澄み渡る青い水面が浮かんでくるようなタイムピースです。
カシオと言えばタフネスのG-SHOCKというイメージがありますが、実はオシアナスも根強いファンがいる高級ウォッチライン。
オシアナス マンタの持つ魅力を、たっぷりと語らせていただきます。
また夏場、特におすすめしたい涼しげなオシアナスのマンタから、30代の仕事ができておしゃれなビジネスマンにおすすめしたいモデルをご紹介します。
目次
オシアナス マンタとは?
まずはオシアナス マンタについて、どんな腕時計なのか、どのようなコンセプトで作られ、テクノロジーを搭載しているかなどをチェックしていきます。
①概要
オシアナスは、2004年に誕生したカシオのハイエンドシリーズです。
シアナスという名は、ギリシャ神話の海神「オケアノス」に由来。オーシャンブルーのロゴとマークは、海の波をイメージしています。
そしてもうひとつ、オシアナスには大きなコンセプトが存在します。
それが「エレガンス」と「スマート」、そして「テクノロジー」。
絶対的な精度へのこだわりや運針の美しさ、コンセプトカラー「青」の表現など、オシアナスにはカシオの誇る最先端技術と優美さが同居しています。
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オシアナス マンタは、カシオの山形県にある山形カシオで製造されています。
山形カシオは最先端のデジタルエンジニアリング製造のノウハウを持ち、さらに熟練の技術者を抱える工場です。
カシオのさまざまな精密機器類を製造していますが、特に時計の分野ではオシアナスなどハイエンドモデルを手掛ける最高峰の工場。
雪深く、美しい自然と清らかな空気や水に恵まれた大地は、スイスのジュウ渓谷を思わせます。
東北の自然あふれる大地には、スイスの風土同様、ハイレベルな腕時計をはぐくむ懐の深さがあるのでしょう。
山形カシオ工場では、腕時計のムーブメントから外装部品まで、金型設計などゼロから一貫して製造しています。
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山形カシオは、カシオの最新・最高峰の技術を駆使し、製造・組み立てまでを行う上級生産ライン「プレミアムプロダクションライン」(PPL)を有しています。
カシオのハイエンドラインにして、最高水準のテクノロジーと美を追求したオシアナス マンタも、PPLにて製造されています。
またPPLでオシアナスの組み立てに携わる技術者は、カシオの社内で「メダリスト」と呼ばれる社内検定に合格した、一級の腕を持つ人々のみ。
オシアナスは、選ばれし環境・人々によって精緻に組み立てられた、芸術品とも呼べるウォッチシリーズなのです。
オシアナスにはマンタの他に、マッコウクジラを意味する「カシャロ」やクラシックラインなどがラインナップされています。
しかし知名度も人気も高いのは、なんといってもマンタでしょう。
ひらりと舞うように泳ぐマンタの優雅な姿にインスピレーションを得た「マンタ」は、その名のとおり薄さを追求したケースとカシオが誇る最高水準のテクノロジーが特徴です。
②自慢の最先端テクノロジー
カシオはソーラーや電波時計など、常に時代の最先端テクノロジーを時計に搭載してきました。
日本の2局での標準時計電波の受信はもちろん、アメリカ・イギリス・ドイツ・中国合わせて6か所の標準電波を受信できる、マルチバンド6を搭載しています。
さらにBluetooth機能を搭載しているモデルでは、オシアナス独自の専用アプリ「OCEANUS Connected」を介して1日に4回スマートフォンに自動接続。
スマートフォンとの通信で自動的にUTCを取得し、時刻が修正されるようになっています。
万一マルチバンド6でカヴァーしきれない場所であっても、常に正しい時刻をチェックできます。
それに加え、スマホ上で300都市以上のワールドタイムを設定できるのです。
スマートフォン側で都市情報を管理することで、文字盤に都市名を記入する必要がなくなり、シンプルなフェイスも獲得しました。
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ご紹介するオシアナス マンタはアナログクロノグラフですが、時刻だけでなくインダイアルの針もスマホ上で補正できます。
世界を飛び回るビジネスマンには嬉しい機能が満載なのです。
ソーラー充電システムも、遮光分散型ソーラーセルを採用することにより、動く針の影などによる発電ロスを分散・軽減させることに成功しました。
受光効率がアップしたことで、電波受信やBluetoothなどで消費される電気もしっかり発電・蓄電することが可能になっています。
また薄さにこだわったオシアナス マンタは、電波ソーラーの精度を高めつつ、究極に薄いムーブメント、タフムーブメントも開発しています。
モーターの小型化にこだわり、6つものモーターを搭載したムーブメントは、薄さに関わらずアナログならではの多針表現がますます彩り豊かになりました。
2007年に登場した初代マンタは、世界最薄の電波ソーラークロノグラフとして、世界の度肝を抜きました。
今も進化は続き、薄さへの挑戦は果てることがありません。
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多くの最先端技術を駆使して作られ、最先端の機能が充実したオシアナスですが、「使いこなせるかな」と不安になることはありません。
複数の針を別々に動かすマルチモーターと、「引く・回す」だけでさまざまな機能を感覚的に行える電子式リューズスイッチを搭載したことで、操作性もアップしています。
リューズとボタンの簡単操作だけで、2都市の時刻を同時に表示できるようになったのです。
使いやすさ、分かりやすさこそ、デイリーユースできるハイブランド・オシアナスの真骨頂といえるでしょう。
③高級時計として完成されたエレガンス
オシアナス マンタはカシオのハイエンドラインとして、高級時計の矜持と気品、そして繊細な美しさをまとった、エレガントなタイムピースです。
計算され尽くし、技術の粋を極めて完成されたエレガンスがどのように構築されているのか、ひとつずつ紐解いていきます。
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オシアナス マンタは、純チタンを外装に使用することで、軽く疲れにくく、また素肌にも優しい着け心地を実現しています。
純チタンは加工が難しいとされていますが、軽さと耐アレルギー金属という点が装飾品に注目されています。
また表面を硬化させるチタンカーバイトという特殊処理を施しています。
チタンカーバイトは硬度がアップし摩耗を防ぐだけでなく、チタンが持つ金属特有のシルバーカラーをより美しく発色させる特色を持ちます。
またケースとベルトには、高級腕時計に欠かせないザラツ研磨が施されました。
ザラツ研磨は金属研磨加工の最高峰と呼ばれており、平滑度の高いなめらかなミラー面を創り出すことができます。
ザラツ研磨は一流の腕を持つ技術者しか行えない、特殊な加工技術です。
オシアナスでは山形カシオの熟練技術者たちの手で、輝くシルバーカラーに磨き上げられています。
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文字盤のデザインもこだわりぬかれています。インダイアルを含めすべてがアナログ表示のオシアナス マンタは、文字盤の表情がとても豊か。
ケース全体がとても薄いとは思えないほど、インデックスやインダイアルに立体性を持たせ、視認性と緻密さを演出しています。
さらに、特筆すべきは「オシアナスブルー」と呼ばれる独特のブルーカラーです。
オシアナス マンタのテーマカラーは青、そしてオシアナスは海をイメージしていることもあり、ブルーには強いこだわりを持っています。
蒸着やスパッタリングなどの技術を駆使し、量産よりも美しい発色を選ぶほどの青へのこだわりです。
スパッタリングという特殊なめっき加工を採用して多層膜を作り出し、スペクトル制御によって独特の透明感を持つブルーを表現することに成功しました。
オシアナスブルーと名付けられたブルーは、金属性の発色でありながら、深い透明感も持ち合わせる幻想的な青です。
さらにネイビーブルーとオーシャンブルー、2色を使い分けることで、より色味に深い味わいを出しています。
そして美しい文字盤を最大級活かすために、透明度99%という、無反射コーティングサファイアガラスを風防に採用しました。
無色透明の水のようなガラスが、美しく気高い装飾の文字盤を守ります。
オシアナス マンタ人気モデル5選
①OCW-S5000E
出典:https://www.casio.com/jp/watches/oceanus/product.OCW-S5000E-1A/
スペック
外装
型番: | OCW-S5000E-1AJF |
ケースサイズ: | 直径48.8mm×42.3mm×厚さ9.5mm |
素材: | チタン |
文字盤: | アナログクロノグラフ |
ムーブメント
駆動方式: | タフソーラー(ソーラー充電システム)/クォーツ |
時刻修正: | 電波時計マルチバンド6(日本・北米・欧州・中国対応) |
機能
主な機能: | 対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動・専用アプリ「OCEANUS Connected」対応 |
防水: | 10気圧防水 |
定価: | 198,000円(税込) |
2019年に登場した、何と厚さ9.5mmのオシアナス マンタです。
ミルククラウンのような美しい波形を描く16面体のベゼルが、オシアナス マンタの特徴でもあります。
DLC加工を施されたブラックのベゼルは、オシアナスブルーを引き立てる最上の舞台でしょう。
細かな文字で都市コードが記入してありますが、横から見ると16の辺それぞれが鏡面仕上げになっていることが分かります。
ラグも薄く、短めになっており、よりケースの薄さとなめらかさが際立つように仕上げられている点もポイント。
出典:https://www.casio.com/jp/watches/oceanus/product.OCW-S5000E-1A/
なぜこんなに薄くなったのかというと、片面高密度実装技術の開発に秘密があります。
Bluetoothシステムの小型化を、部品数の削減により実現しました。
さらに電子部品はこれまでムーブメントの両面に取り付けられていましたが、カシオ独自の高密度実装技術で片面だけに設置できるようになったのです。
そのため、1cmにも満たない薄さのアナログクロノグラフ誕生となりました。
文字盤の外周は、上半分がマリンブルー、下半分がブラックのグラデーション。インダイアルはネイビーブルーです。
クォーツ、電波時計、Bluetoothによるスマホ時刻修正機能と3段階の機能で、極めて高い精度を誇ります。
タイムゾーン・サマータイム変更も自動対応可能です。
②OCW-S4000
出典:https://www.casio.com/jp/watches/oceanus/product.OCW-S4000-1A/
スペック
外装
型番: | OCW-S4000-1AJF |
ケースサイズ: | 直径48.3mm×43.3mm厚さ11.7 mm |
素材: | チタン |
文字盤: | アナログクロノグラフ |
ムーブメント
駆動方式: | タフソーラー(ソーラー充電システム)/クォーツ |
時刻修正: | 電波時計マルチバンド6(日本・北米・欧州・中国対応) |
機能
主な機能: | 対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動・専用アプリ「OCEANUS Connected」対応 |
防水: | 10気圧防水 |
定価: | 176,000円(税抜) |
OCW-S4000-1AJFはブルーのグラデーションの美しさに見惚れてしまうモデルです。
16面体の美しく輝くシルバーカラーのベゼルにはタキメーターが記されており、文字盤のアプライドインデックスとも調和がとれています。
注目したい点は文字盤内のインダイアルや針・スケールに使用されている「青」です。
蒸着によって色付けされているブルーは、まるで南国の3色に透き通る海のようなグラデーションを描きます。
そしてデュアルカーブサファイアガラスの風防が、それらの青をより透明に見せてくれます。
眺めているだけで、美しすぎる「青」の世界へ吸い込まれてしまいそうな魅力を持ったフェイスが自慢のウォッチです。
出典:https://www.casio.com/jp/watches/oceanus/product.OCW-S4000-1A/
ケースは11.7mmと1cm程度の超薄型で、丁寧に研磨を施されたケースやブレスレットの装着感も際立っています。
ブレスは3連の中心のみ鏡面に仕立て、より高級感をアップさせました。
エレガンスなスタイルの内部には、クォーツ、電波時計、Bluetooth連携のスマホリンク時刻修正機能を搭載しています。
デュアルコイルモーターを搭載することで、迅速な時刻修正が行われ精度アップにつながっています。
海のブルーを愛する方に、特におすすめしたい美しいマンタです。
③OCW-S3400
出典:https://www.casio.com/jp/watches/oceanus/product.OCW-S3400-1A/
スペック
外装
型番: | OCW-S3400-1AJF |
ケースサイズ: | 直径49.0mm×43.6mm×厚さ10.7mm |
素材: | チタン |
文字盤: | アナログクロノグラフ |
ムーブメント
駆動方式: | タフソーラー(ソーラー充電システム)/クォーツ |
時刻修正: | 電波時計マルチバンド6(日本・北米・欧州・中国対応) |
機能
主な機能: | 対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動・専用アプリ「OCEANUS Connected」対応 |
防水: | 10気圧防水 |
定価: | 198,000円(税込) |
OCW-S3400は、ふたつの環礁の間を飛ぶように泳ぐマンタが、目に浮かんできそうなデザインのオシアナスです。
2眼クロノグラフですが、3時位置のインダイアルは大きめに、8時位置のインダイアルは小さ目にセッティングされています。
またスパッタリングされたブルーは光を受けて色味を変え、時には南国の、時には北の海の青を表現して見せます。
12時位置にあるオシアナスのエンブレムが、まるでマンタのように見え、ふたつのインダイアルの間を泳ぎ回っているように見えるのです。
インデックスはカッティングを施されたアプライドで、立体感が強調されています。12時位置のみがローマンインデックスになっている点も気品ある工夫のひとつと言えるでしょう。
ケースやブレスレットにはチタンカーバイト処理が施されており、5連ブレスレットは中心の細いラインのみ鏡面仕上げになっています。
出典:https://www.casio.com/jp/watches/oceanus/product.OCW-S3400-1A/
全体に立体感のあるモデルですが、厚みは10.7mmとやはり大変薄型です。
3時側の大きめインダイアルにはデュアルコイルモーターが採用され、ワールドタイム表示がスピーディになりました。
さらに運針速度に緩急があるので、見ていて飽きることがありません。
④OCW-S5000ME プラチナ蒔絵
出典:https://oceanus.casio.jp/collection/manta/OCW-S5000ME.html
スペック
外装
型番: | GWR-B1000 |
ケースサイズ: | 直径48.8mm×42.3mm×厚さ9.3 mm |
素材: | チタン |
文字盤: | アナログクロノグラフ |
ムーブメント
駆動方式: | タフソーラー(ソーラー充電システム)/クォーツ |
時刻修正: | 電波時計マルチバンド6(日本・北米・欧州・中国対応) |
機能
主な機能: | 対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動・専用アプリ「OCEANUS Connected」対応 |
防水: | 10気圧防水 |
定価: | 275,000円(税込) |
OCW-S5000MEは、日本の伝統工芸である蒔絵とオシアナス マンタの世界最先端を行く技術をフュージョンさせた、世界限定1,500本の特別なマンタです。
ブルーが基調のマンタですが、このモデルでは秒針と波のエンブレムのみ青が使用されています。
ブラックのサファイアガラスベゼルと文字盤にはプラチナ蒔絵が施され、さざめく波が表現されています。
卓越した蒔絵は、京蒔絵師の下出祐太郎氏によるもの。蒔きぼかし抜描波文というデザインで、グラデーションがかけられたプラチナ粉の蒔絵です。
夜の月夜にしか見ることのできない、幻想的な海の情景を思わせる、唯一無二の水表現と言えるでしょう。
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厚さはたった9.3mm、装着感を高めより美しさを強調するために、チタンカーバイト処理とザラツ研磨をほどこした無垢のチタンブレスレットが採用されています。
なめらかなボディとブレスレット、銀にゆらゆらと輝くベゼルと文字盤、芸術的な美しさを持ちながら、電波ソーラーシステムとBluetoothを搭載しています。
薄さを出すために、カシオ独自の片面高密度基板実装が採用されました。
OCW-S5000MEは、ブルーオーシャンがコンセプトのオシアナス マンタが持つ、もうひとつの新しい海。
既存のオシアナス マンタとはまた違った魅力にあふれたタイムピースです。
⑤S4000D-1A 江戸切子
出典:https://products.oceanus.casio.jp/_detail/OCW-S4000D-1A/
スペック
外装
型番: | OCW-S4000D-1AJF |
ケースサイズ: | 直径43.3mm×厚さ11.4mm |
素材: | チタン |
文字盤: | アナログクロノグラフ |
ムーブメント
駆動方式: | タフソーラー(ソーラー充電システム)/クォーツ |
時刻修正: | 電波時計マルチバンド6(日本・北米・欧州・中国対応) |
機能
主な機能: | 対応携帯電話とのBluetooth通信による機能連動・専用アプリ「OCEANUS Connected」対応 |
防水: | 10気圧防水 |
定価: | 220,000円(税抜) |
S4000D-1Aは、オシアナス マンタを一躍ニュースの主役にした、世界限定3,000本の江戸切子バージョンです。
江戸切子とは、江戸後期に誕生し今に受け継がれる江戸の伝統工芸のひとつです。
ガラスの表面に彫刻を施す非常に繊細かつ難度の高い技術で、直線と曲線でガラスに緻密な絵柄を描いていきます。
ガラスの表面を削る彫刻作品のため、光の入る角度によってさまざまな色合いを見せてくれる点も魅力のひとつです。
江戸切子の素晴らしさは、日々使われる器に施されるという点にもあります。
最高の実用性を追求するオシアナス マンタに相応しい装飾と言えるかもしれません。
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オシアナス マンタには江戸切子職人、三代目秀石 堀口徹氏によって手作業でベゼルに切子細工が施されました。
一般には硬度がやや低いガラスに細工を行う江戸切子ですが、オシアナス マンタのベゼルはサファイアガラスを使用しています。
サファイアガラスは風防にも使用される、サファイアと同じ組成を持つ特殊なガラスです。
サファイアは非常に硬度の高い物質で、ダイヤモンドに次ぐとされており、普段は切子の素材としては使用されることがありません。
大変硬いサファイアガラスへの切子細工は、気の遠くなるような細やかな手間をかけた、芸術作品です。
匠の技でベゼルにひとつひとつ手作業で切子細工を施し、ひろがりゆく波紋のような素晴らしく美しいブルーの切子ベゼルが誕生しました。
使用されている紋様は、日本の伝統紋様「千筋」。カラーは伝統色の「薄瑠璃」とブラックです。
寄せては返す千波万波のように、穏やかな青。
夕暮れ時、静かに凪いだ東京の海の上に広がる空がそこには描き出されているのです。
文字盤内には3つのインダイアルが設置され、ブルーとシルバーを重ねて蒸着されています。
オシアナスブルーが輝くボディにセッティングされているのは、デュアルコイルモーターです。
6時位置のインダイアルに回転速度の高いデュアルコイルモーターを設置することで、素早い運針によるハイスピードな時刻調整が可能になりました。
マルチバンド6とBluetoothによるモバイルリンク対応です。
まとめ
当店RASINでは、まだカシオのウォッチの取り扱いは多くはありません。
しかしオシアナス マンタの素晴らしい進化やG-SHOCKの人気を鑑みるに、今後増えていくのではないかと予想されます。
特にオシアナス マンタは日本のテクノロジーとジャパニーズビューティーを兼ね備えた、海外でも注目を集めること必至のモデル。
仕事もプライベートも充実させたい30代ビジネスマンに、ハイクオリティな実用時計であり、美しさも兼ねたオシアナス マンタはまさにピッタリな腕時計でしょう。
四方を海で囲まれた日本だからこそ、生み出すことができる美しい「青」の世界を、みなさまも体験してみてはいかがでしょうか。
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当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。