「オメガ シーマスター ダイバー300M スペシャルエディションって何がすごいの?」
「スペシャルエディション 522.30.42.20.03.001について詳しく知りたい」
2022年冬季オリンピックの開催地は中国 北京。
大会まであと1年となったこともあり、オメガからシーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション522.30.42.20.03.001のリリースが発表されました。
2018年平昌五輪モデルにおいては2つの限定モデルがエントリーしましたが、今回はシーマスター ダイバー300Mの1つだけが発表されています。
また、東京オリンピックの開催が危ぶまれていることを考慮してか、大々的な発表はせず、今回は情報公開を控えめに行っているようです。
そんなシーマスター ダイバー300M スペシャルエディションについて知りたいという人は多いのではないでしょうか。
シーマスター ダイバー300M スペシャルエディションは複雑な状況下で制作されながらも、上品にデザインされています。
この記事ではシーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション 522.30.42.20.03.001について、GINZA RASINスタッフ監修のもと解説します。
特別仕様の専用ボックスについても紹介しますので、オメガの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
目次
オメガ シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション
1932年以来、オリンピック・パラリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めてきたオメガ。
2022年北京冬季オリンピックにおいては記念すべき30回目のタイムキーパーを務めることになり、今作はまさにメモリアルモデルといえます。
東京五輪スペシャルエディションにおいてはスピードマスター・シーマスター アクアテラがリリースされましたが、今回選ばれたのは人気のシーマスター ダイバー300M!
冬のイメージにピッタリ合う上品な一本となっています。
シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watch-omega-seamaster-diver-300m-co-axial-master-chronometer-42-mm-52230422003001
スペック
ケースサイズ:42mm
素材:ステンレススティール
文字盤:ブルー
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:マスタークロノメーター コーアクシャル搭載 Cal.8800
パワーリザーブ:約55時間
耐磁性:15,000ガウス以上
防水性:300m
定価:726,000円(税込)
その他:2021年4月発売予定
オメガはその年の開催地をオマージュしたような限定モデルを発表してきました。
この「シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション」においては、サテン仕上げが施されたステンレススティールケース×爽やかなブルーダイアルが採用され、すべての競技が氷点下の気温のもとで行われる大会にふさわしいクールなデザインとなっています。
なお、近年のオリンピックモデルはいずれも限定生産でしたが、今作は特に数量を制限していないようです。
価格も通常モデルとほとんど変わらないため、定番外しのシーマスター ダイバー300Mとして人気を博しそうですね。
オメガ シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディションはどんなモデル?
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/seamaster/diver-300-m/beijing-2022/product
オリンピック・パラリンピックのオフィシャルタイムキーパーを長年務めてきたオメガ。セイコーやタグホイヤーも活躍した歴史がありますが、その回数の多さはオメガがダントツです。
1932年のロサンゼルス以来、幾つもの歴史的大会において競技者のタイムを計測しつづけ、北京冬季オリンピックにおいては節目となる30回目のオフィシャルタイムキーパーを務めます。
今作においてはシーマスター ダイバー300Mが本来持つ海のイメージを覆すため、ベゼルに白銀の世界をイメージしたグレード5チタニウムを採用。ポジティブレリーフを施した60分ダイバースケールも煌びやかなデザインとなり、夏の時計から一点冬の時計として変貌を遂げました。
ケースサイズは42mmと現代メンズモデルとして最適なサイズとなっており、装着感に優れる心地よいブレスレット設計も健在です。
300mという高い防水性も備え、まさに死角のない一本と言えるでしょう。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/seamaster/diver-300-m/beijing-2022/product
シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディションにおいて何よりも特徴的なのは鮮やかなブルー文字盤です。
こちらはサンブラッシュ仕上げのブルーセラミック製となっており、波模様はレーザーエングレービングによって刻印されています。
また、冬季オリンピックということで、インデックスと針にロジウム仕上げが施されていることも大きなポイントです。
2/4/8/10/12時位置のアワーマーカーは五輪マークのカラーリングが用いられています。
オリンピック限定モデルでありながらも、個性的すぎないデザインとなっていることも魅力的ですね。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/seamaster/diver-300-m/beijing-2022/product
裏蓋はポリッシュ仕上げとサテン仕上げを施したステンレス仕様となっています。中央には2022年北京冬季オリンピックのエンブレムが刻まれており、特別感が演出されています。
ムーブメントには業界最高水準を誇る精度と性能、耐磁性を備えるコーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8800を搭載。デザインのみならず、時計としての機能性も申し分ありません。
特別仕様の専用ボックスも付属
「シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション」には、雪のように白い特別仕様のボックスが付属します。シンプルでありながらも洗練された美しさがあるため、所有欲を満たしてくれること間違いなしです。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/seamaster/diver-300-m/beijing-2022/product
蓋の中身は左側に時計収納、右側に2022年北京五輪のエンブレムプレートが刻まれています。
時計の良さはもちろん、コレクターズアイテムとしても人気が出そうです。
まとめ
北京冬季オリンピック・パラリンピック2022を1年後に控え、慎ましく発表された「オメガ シーマスター ダイバー300M 北京2022 スペシャルエディション」。
良くも悪くもオメガのオリンピック限定モデルは個性の強さが注目されますが、今作は誰にでも使いやすい万能なデザインに仕上がっていると思います。
なお、オメガの公式サイトでは2022年2月4日までのカウントダウンロックが設置されており、すでにカウントダウンが始まっています。今はこのカウントがゼロになる時に、新型コロナウィルスが落ち着いていることを願うばかりです。
当記事の監修者
新美貴之(にいみ たかゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長
1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年