目次
オメガ バーゼルワールド2017新作
オリンピックやNASAの公式時計など、高い技術と壮大な物語を持つ有名時計ブランド、オメガ。
月面着陸を果たしたモデルとして高名なスピードマスターコレクションが生誕から60周年を迎え、バーゼルワールド2017でもひと際注目を浴びています。
そんなスピードマスターから二つの新作を発表。まずは一つ目。
オメガ スピードマスター レーシング マスター クロノメーター
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/baselworld2017/speedmaster-racing/
1968年に発表された初代モデルのデザインが、満を持して復活。
カーレーシングと密接な関わりを持ち、多くのプロフェッショナルから愛されてきたスピードマスター レーシング マスター クロノメーター。
カーレーシングに敬意を表し、ミニッツトラックをあしらったユニークなデザインが特徴的です。
スーパールミノヴァを塗布したアローヘッドインデックスや、新作モデルでやや大きくなったサブダイアルなど、視認性が高くなり、より高度な実用時計に。
ケース径は44.25mm。
サファイアクリスタルガラスを加工したことにより、従来よりもさらにスリムでスタイリッシュに。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ブラックのレザーにオレンジラバーがちらりと除く、スポーティーなデザインも魅力。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ブルータイプも、非常にハイセンス。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
オメガ最高峰と謳われるCal.9900/9901を搭載。パワーリザーブは約60時間。
50m防水。
オメガ スピードマスター 38mm カプチーノ
出典:OMEGA
同じくスピードマスターから、洗練され都会的な38mmコレクションを新たに発表します。
従来のデザインは尊重しつつ、女性にも嬉しいラグジュアリーな雰囲気を纏いました。
見どころは何といってもそのカラーとベゼルに配されたダイヤ。
ダイアルのバイカラーに、ストープブラウンのアリゲーターストラップを合わせて、カプチーノのニックネーム通りフェミニンなカラーリング。
ステンレススティールと18Kセドナ™ゴールドのコンビモデルも、スポーティーさに気品を添えました。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ベゼルで存在感を発揮するダイアモンド。
トップブランドとして、美技ともに妥協をしない、というオメガの自負が伝わってくるかのようです。
ホワイト
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ブルー
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ムーブメントにはクロノグラフCal.3330搭載。パワーリザーブは約52時間。
100m防水。
オメガ 1957 トリロジー リミテッド エディション
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
1957年。プロフェッショナル仕様として現在伝説となった3つのモデルがオメガから生み出されました。
シーマスター 300、レイルマスター、スピードマスターです。
誕生から60周年を迎え、限定ながらも堂々と復活。
全てのオメガフリークの熱狂と注目を集めます。
オメガ スピードマスター 60周年リミテッド エディション
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
スピードマスターの栄えある第一号モデルだけでなく、世界で初めてベゼルにタキメーターをつけた史上初のクロノグラフ腕時計。
針の形からブロードアローとも呼ばれていたオリジナル版の復活です。
タキメータースケールの書体を描き直し、よりオリジナルを尊重しました。
ムーブメントにはCal.1861を搭載。
オメガ レイルマスター マスター クロノメーター 60周年リミテッド エディション
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
鉄道時計は懐中のものが多かった時代。
鉄道など磁場で働く人々のための腕時計としてデザインされたレイルマスター。
オリジナルのすっきりとした控え目なデザインはそのままに、15,000ガウスという驚異の耐磁性能を備えたマスタークロノメーターCal.8806ムーブメントを搭載。
生産終了したレイルマスター・奇跡の復活は現代の高度なオメガの技術と融合し、大変素晴らしいものになりました。
オメガ シーマスター 300 マスター クロノメーター 60周年リミテッド エディション
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
CK2913をもとに製造。
ブラックのアルミ製ベゼルとリュウズに描かれたナイアードの印が特徴的。
このナイアードは、1957年当時、類まれな防水性能を示すマークで、オリジナルにも刻まれていました。
ムーブメントはマスター クロノメーターCal.8806を搭載。
各モデルとも3,557本世界限定。
時計はそれぞれ1957年当時のオリジナルパッケージに着想を得たギフトボックスに収められることからも、オメガの気遣いが伝わります。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
オメガ シーマスター プラネットオーシャン ビッグブルー
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/baselworld2017/seamasterplanetocean-bigblue/
記憶に新しい、2016年発表モデル・シーマスター プラネットオーシャン ディープブラック。
そこから着想を得て、一塊のブルーセラミックから形成したケースに、GMT機能とダイバーズウォッチを組み合わせることになりました。
ブルーのダイアル上で映えるオレンジのGMT針。
ブルーセラミック製のベゼルと、その最初の15分を彩るオレンジのラバーとセラミック。
オレンジのステッチとエッジがついたブルーのラバーストラップなど、ブルーを基調にオレンジでアクセントをつけ、スポーティーさとファッション性を見事両立します。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
60m防水と15,000ガウス、高い耐磁性能を誇るCal.8906を搭載。
オメガ シーマスター アクアテラ マスター クロノメーター
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/baselworld2017/seamaster-aqua-terra-gents-collection/
同じくシーマスターコレクションから、潮騒が聴こえてくるかのようなデザインを持つアクアテラ。
全てのモデルにマスタークロノメーターが搭載されることになりました。
クルーザーのウッドデッキをモチーフにした、人気の高いダイアルをさらにブラッシュアップ。
日付窓が3時位置から6時位置になり、左右対称の統一性を感じさせます。
これは、日付窓をはじめて採用した1952年のモデルのデザインに則りました。
ステンレススティール
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ゴールド
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
シンプルでベーシックなボディは、それぞれの素材をよく活かします。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
防水性能表記をダイアルからケースバックに刻印。リューズもウェーブを描く新しいデザインに。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
波頭のように渦巻くケースバックからは、最高レベルの精度、耐磁性を誇るマスタークロノメーター Cal.8900/8800が覗きます。
150m防水。
オメガ シーマスター アクアテラ レディース
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/watches/baselworld2017/seamaster-aqua-terra-ladies-collection/
バーゼルワールド2017より、アクアテラのレディースラインに3種類のケース径が加わりました。
全てのモデルにマスタークロノメーターを搭載。
ケース径38mm、34mm、28mmは、いずれも左右対称の美しい均一なケースを有します。
ケースとブレスレットとはシームレスに続き、着け心地の良さを最大限追求。
出典:https://www.omegawatches.jp/ja/
ダイアルには、人気の高いダイヤモンドインデックスが備わったマザーオブパールに加え、14種類の様々なカラーから選ぶことができます。
メンズ同様、防水性能表記がリューズからケースバックに移動したため、よりすっきりとした印象に。
大型のモデルには、METASによって認定された最高峰の精度と性能を誇るマスタークロノメーターCal.8800が搭載されています。
28mmモデルにはクォーツ Cal.4061を搭載します。
150m防水。
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。
タグ:バーゼルワールド