2019年3月21日(木)からスイス ジュネーブにてバーゼルワールド2019が開催されています!弊社スタッフが現地で撮影したパテックフィリップの新作をいち早くお届けいたします!
目次
パテックフィリップ パイロット アラーム トラベルタイム 5520P
製品概要
パテックフィリップが「トラベルタイムのお手本」と自負する超新作
2019年に入ってから、「生産終了モデルが多すぎる」「どこかの企業に買収される」なんて噂が飛び交っていたパテックフィリップ。これまで沈黙していましたが、バーゼルワールド2019の開催にあわせて「買収」の噂を一蹴するとともに、力強く新作を打ち出してきました。 その「力強い」新作にはノーチラスやカラトラバが主役になりがちですが、実はトラベルタイムも節目の年。60周年を迎え、パテックフィリップのお家芸とも言っていい、グランドコンプリケーションが打ち出されています。 しかもプラチナ製。 お値段はパテックフィリップの中でも非常に高額ですが、機構は多くの時計専門家をうならせるものでした。同社自身が、「トラベルタイムのお手本」と自負します。 詳細をご紹介いたします。
パテックフィリップとパイロットウォッチ パイロットウォッチと聞くと、「ゼニス」「IWC」といったブランドがまず挙がるかもしれません。一方でパテックフィリップは1959年にGMT機構を発明しており、ロレックスやブライトリングと同期であるほど、この機構に対しては古い歴史を持っていることをご存知でしたか?さらに1996年にはGMT機能は「トラベルタイム」として、これまで多くのGMT機構で課題となっていた「操作の煩雑さ」「操作性の悪さ」を解決しました。 このように、実はパイロットウォッチに必須なGMTに一家言持っているとあって、むしろパイロットウォッチの印象をもっと多くもっていいかもしれません。 とは言えトラベルタイムは「変わり種」といった立ち位置で、ノーチラスなどスポーツウォッチに搭載されるに留まりました。 つまり「パイロットウォッチ」としてはシリーズ化しなかったのです。 しかしながら2015年、カラトラバとしてトラベルタイムを搭載したパイロット トラベルタイム 5524G-001が登場。そのいかにも「パイロットウォッチ」といった風貌に、同社らしくないといった声もあがりましたが、往年のパイロットウォッチを感じさせるデザインと、パテックフィリップらしい高度な機構が高い評価を得ており、今回の新作でも5524Gで確立されたデザイン・設計が踏襲されました。
トラベルタイム 5520P-001の概要 このように2015年の5524Gのパイロットウォッチと同系列としてラインナップされたかと思いきや、そこは60周年。「カラトラバ」としてではなく、パテックフィリップ屈指の一大シリーズ・グランドコンプリケーションとして打ち出されました。すなわち、トラベルタイム×アラーム機構のコラボレーションです。 アラーム機構はミニッツリピーターなど鳴り物機構の一種で、「超」がつくほどのコンプリケーション。トゥールビヨンや永久カレンダーと並んで「世界三大複雑機構」に名を連ねます。もちろんただのアラームではないのがミソ。12時下の窓がアラーム予約時分を示しており、この時刻を指すと35秒間、サウンドが鳴り響くような仕掛けとなっています。パテックフィリップはゴングの音色の良さも定評がありますが、35秒間という長きにわたって楽しめる、というのは福音ですね。 ちなみにアラームが鳴っている最中に時刻修正したとしても、音は止まるが壊れないという驚きの気遣いが。複雑な機械式時計にありがちな「トラブル」を上手に克服していますね。今回のムーブメントは新機種となり、かつプラチナ製外装と言うことでお値段なんと2600万円超! でも、パテックフィリップなら致し方なし。 2019年もパテックフィリップは王者の名をほしいままにすることを、代わりに宣言したような傑作です。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5520P-001 |
モデル: | パイロット アラーム トラベルタイム |
外装: | プラチナ |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径42.2mm×厚さ11.6mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.30-660S C FUS |
駆動方式: | 自動巻き |
機能
防水: | 30m |
その他: | 時分秒、アラーム、第二時間帯表示、デイ・ナイト表示 |
予価: | 26,676,000円 |
パテックフィリップ ミニッツリピーター 5078G
製品概要
時計製造技術最高峰の実力で奏でる美しき音色
パテックフィリップきってのコンプリケーション・ミニッツリピーター搭載Ref.5078系より、WGケースモデルが新作に名を連ねています。搭載されるムーブメントはCal.R27 PS。17世紀にブレゲによって開発されたこの機構が、パテックフィリップが現代風に昇華したとまで言われる希代の名機です。 実際に見て息を呑んだのは、文字盤の芸術的な装飾。腕時計に収めた絵画と言っていいでしょう。 エナメルを使って、手作業で描かれた渦巻模様とアラベスク模様が織りなされており、さらにポリッシュ仕上げをあしらうことで本当に美しい工芸品となりました。受注生産式となるため実際に市場で見かけることは稀でしょうが、同社の、内外ともに最高峰のクラフトマンシップが感じられる逸品と言えるでしょう。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5078G-010 |
モデル: | ミニッツリピーター |
外装: | ホワイトゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径38mm×厚さ10.18mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.R27 PS |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約70時間 |
機能
防水: | 非防水 |
その他: | 時分、スモールセコンド、ミニッツリピーター |
予価: | – |
パテックフィリップ パーペチュアルカレンダー デイトリピーター ミニッツリピーター アラーム 6300G
製品概要
21世紀を代表する名パテックフィリップ。これぞ時計製造技術のQ.E.D.
もう一本、グランドコンプリケーションとして時価モデルが登場しています。いったいいくらになるのか、想像もつかないようなこちらは、文字盤を一目みただけでタダモノではないと思わせます。 ケース表裏で文字盤を持ち、それぞれが独立した超複雑機構で以て、必要な情報を表示させます。これだけ複雑だとゴチャゴチャした文字盤になりがちですが、パテックフィリップは本当に設計力というかデザイン力が高く、どのインダイアルや数字・表記が絶妙なバランスで配置されており、むしろ端正と言っていいでしょう。 こちらも実際に手にすることはなかなかないでしょうが、100年、200年経っても語り継がれていく銘品となるでしょう。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 6300G-010 |
モデル: | パーペチュアルカレンダー デイトリピーター ミニッツリピーター アラーム |
外装: | ホワイトゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径47.7mm×厚さ16.07mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.300 GS AL 36-750QIS FUS IRM |
駆動方式: | 手巻き |
機能
防水: | 非防水 |
その他: | 時分秒、永久カレンダー、デイ・ナイト表示、ミニッツリピーター、アラーム機構 |
予価: | – |
パテックフィリップ カラトラバ ウィークリーカレンダー 5212A
製品概要
全く新しいケース。全く新しいダイアル。全く新しいムーブメントを搭載したNEWカラトラバ
5119Jや5296Gなど往年の名作カラトラバが続々と生産終了していましたが、バーゼルワールド2019の会場で全く新しいカラトラバを見ることができました。カラトラバは1932年誕生。間もなく90年といった長い歴史の中で、このようなカラトラバはなかったのではないでしょうか。なんと、ステンレススティール製でラインナップされています。 もちろん新しさはケースだけに留まりません。なんだかこれまでのカラトラバとは全く違った風貌もうなずける、まったく新しいムーブメントが搭載されております。 詳細をご紹介いたします。
5212A-001の概要 カラトラバと言うと、3針のみ、など、無駄の一切が排除されたシンプルドレスウォッチがラインナップのほとんどを占めていましたし、実際「ドレスウォッチの模範」的な存在として語られてきました。バーゼルワールド2019で見た新カラトラバはちょっと様子が異なります。初見では、「カラトラバ」だとは理解できなかったほどです。 しかしながら美しいラウンドフォルムや上品なドルフィン針と言った細部を見ると、やはりカラトラバ特有の気品というのは健在だなとも思わされます。実際このヴィンテージ調のデザインは今までなかった試みというわけではなく、2014年にブランド創設175周年に発売された5975Jを踏襲しているのでは、とも考えられます。 とは言え、やはり「全く新しいカラトラバ」と言って過言ではないのはこの新ムーブメントがあるから。ムーブメントによって文字盤デザイン、そして機械式時計としての機構が、ドラスティックに変えられているのです。
新ムーブメントCal.26-330 S C J SEとは? 新ムーブメントは従来のカラトラバに多く搭載されていたCal.324系をベースとしています。Cal.324自体はシンプル機構ですので、そこに以下の機構を追加した形です。すなわち、デイデイト、月表示、その年の週番号表示。そう、文字盤はただのデザインだけではなく、以上の複雑機構が絡み合った結果なのです。 「ウィークリーカレンダー」というモデル名通り「週」に付随したインジケーターなのですが、週番号ってなんでしょう? 週番号とは、1年の最初から最後まで通し番号をつけたもので、年によって異なりますが1~最大53までがふられます。例えばバーゼルワールド2019が開催された3月21日は第12週、ということ。このようにただ月日・曜日を表示するだけでなく、その年の週番号をも一つの文字盤で表記することが可能となりました。 週番号なんて必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は欧米では結構メジャー。週番号でスケジュール管理することは一般に広まっています。ただその週番号を機械式腕時計という手のひらに収まる世界に収められたのは、パテックフィリップならではでしょう。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5212A-001 |
モデル: | カラトラバ ウィークリーカレンダー |
外装: | ステンレススティール |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径40mm×厚さ10.79mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.26-330 S C J SE |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約45時間 |
機能
防水: | 30m |
その他: | 時分秒、ウィークリーカレンダー |
予価: | 3,942,000円 |
パテックフィリップ アニュアルカレンダー レギュレーター 5235/50R
製品概要
クラシカルなレギュレーター×最先端技術が時計愛好家の心震わせる逸品
レギュレーターは、歴史ある時計の表示機構のうちの一つ。通常センターに位置することの多い時分秒の各針は独立しており、それぞれがそれぞれの役目に則って動くことで、通常の時計にはないギミックを感じられる複雑機構です。 パテックフィリップはこのレギュレーター×年次カレンダーの組み合わせを2011年よりラインナップに加えていますが、もともと製造数が少ないこと、またレギュレーターを製造できるブランド自体が少ないことから、供給を大きく上回る需要を博しており、なかなか手に入れることが難しいモデルとなっています。 そんな中、Ref.5235をローズゴールドケースで発表。ケースや文字盤仕上げを新しくしただけでなく、ムーブメントのパーツに新素材を採用するなど実用性がアップデート。ちなみに同社には「パテックフィリップ・アドバンストリサーチ」部門があり、そこでの長年の開発研究によって実現したとのことです。 レギュレーターという伝統的機構と、最先端技術が融合した、類まれなコンプリケーションとなりました。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5235/50R-001 |
モデル: | アニュアルカレンダー レギュレーター |
外装: | ローズゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径40.5mm×厚さ10mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.31-260 REG QA |
駆動方式: | 自動巻き |
機能
防水: | 30m |
その他: | 時分秒、年次カレンダー、レギュレーター表示 |
予価: | 6,102,000円 |
パテックフィリップ アニュアルカレンダー 5905R
製品概要
Ref.5905に華やかなローズゴールドモデルが追加
キャリバーCH 28-520 QA 24Hを搭載した名作にローズゴールドモデルが追加されました。 コラムホイール式クロノグラフや、水平クラッチによる動力伝達機構など精密精緻なムーブメントもさることながら、扇状に窓を配したデザイン性がとても評判の高い逸品ですが、ローズゴールドを使うことによってさらに美しく、さらに華やかに仕上がりました。ローズゴールドに合わせたブラウンソレイユ文字盤もまた時計愛好家の心をくすぐります。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5905R |
モデル: | アニュアルカレンダー |
外装: | ローズゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径42mm×厚さ14.3mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.CH 28-520 QA 24H |
駆動方式: | 自動巻き |
機能
防水: | 30m |
その他: | 時分秒、年次カレンダー、クロノグラフ |
予価: | 7,743,600円 |
パテックフィリップ 2カウンタークロノグラフ 5172G
製品概要
新しくなったツーカウンタークロノグラフ
今年の2月、名クロノグラフとして親しまれてきた5170系が廃盤と発表され、悲嘆にくれたパテックフィリップファンもいらっしゃったでしょう。 しかしバーゼルワールド2019にて、型番を一新してリニューアルされました。ケースはプラチナではなくホワイトゴールドケース。2mmアップサイジングされているようです。ケース厚は相変わらずスリムなため、増した存在感はむしろ嬉しいところ。 ブルー文字盤にホワイトゴールドのインデックスがコントラストになり、ゴージャスな逸品と言えるでしょう。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5172G-001 |
モデル: | 2カウンタークロノグラフ |
外装: | ホワイトゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径41mm×厚さ11.45mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.CH 29-535 PS |
駆動方式: | 手巻き |
機能
防水: | 30m |
その他: | 時分、スモールセコンド、クロノグラフ |
予価: | 8,672,400円 |
パテックフィリップ ワールドタイム 5231J
製品概要
クロワゾネ七宝を活かした最高峰のワールドタイム
ワールドタイムからも2019年新作が発表されました。 今回の新作はクロワゾネ七宝で大陸を描くという芸術的な一本です。イエローゴールドの華やかなケースとよくマッチしています。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5231J-001 |
モデル: | ワールドタイム |
外装: | イエローゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径38.5mm×厚さ10.23mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.240 HU |
駆動方式: | 自動巻き |
機能
防水: | 30m |
予価: | 8,672,400円 |
パテックフィリップ カラトラバ ダイヤモンドリボンジュエリー 4978/400G
製品概要
ダイヤモンド・リボン・ジュエリーシリーズにホワイトゴールド製の傑作が登場
「時計製造技術」と「ジュエリー」のマリアージュとでも言いましょうか。ハイグレードのダイヤモンドをこれでもかとセッティングして、美しく仕上げたパテックフィリップのダイヤモンド・リボン・ジュエリー。 そのシリーズにホワイトゴールド×文字盤の螺旋が美しくも楽しい一本が追加されました。ハリーウィンストンやブルガリといった、ラグジュアリージュエラーとそん色ない貴石使いと言っていでしょう。 なお、完全自社製の超薄型自動巻きムーブメントを搭載することによって、ドレスウォッチとしてワンランク上の上級さをも獲得しています。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 4978/400G |
モデル: | カラトラバ ダイヤモンドリボンジュエリー |
外装: | ホワイトゴールド×ダイヤモンド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径36.5mm×厚さ8.23mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.240 |
駆動方式: | 自動巻き |
機能
防水: | 30m |
予価: | 8,672,400円 |
パテックフィリップ ノーチラス アニュアルカレンダー 5726/1A
製品概要
高騰必至!5726/1Aがブルー文字盤で新登場
今回のバーゼルワールド2019ハイライトを挙げるとして、その最たるものが5726/1Aのブルー文字盤でしょう。 昨年、パテックフィリップファン待望のノーチラス新作が出たことで話題を呼びました。引き続き今年のバーゼルワールド2019の会場で、ノーチラスの新作お披露目に幸運にも立ち会うことができましたが、5726/1Aに圧倒的人気を誇るブルー文字盤がラインナップされたとあっては黙っていられません。 5726/1Aと言えば2010年の誕生以来、グレー・白文字盤でノーチラスの顔を張ってきた二大巨頭ですが、2019年2月に惜しくも生産終了が発表されました。3針モデルに次いで人気の高かった同製品が廃盤とあって、パテックフィリップの経営に暗雲でも立ち込めているのではないかと噂になったものです。 でも、新たな5726/1Aを見れば、それが杞憂だったとわかります。
5726/1A-014の概要 5726/1Aは年次カレンダー・ムーンフェイズを備えたコンプリケーションウォッチです。ノーチラス初となる年次カレンダー搭載機で、独自の厳格な規格「パテックフィリップシール」の黎明期を築いた、同社にとって意義深いモデルでもあります。 新作はムーブメントや外装に大きな変化はありません。これまでと同じムーブメントCal.324 S QA LU 24H/303を、40.5mmのケースに収めました。しかしながらブルーグラデーション文字盤を採用したことで、歓喜したファンも少なくないでしょう。 3針の5711/1Aや昨年の新作5740/1にも採用され、その深みの美しさ・端正な色合いは、さすがノーチラスといった風情です。ムーンフェイズの情緒的なデザインと相まって「ウェットスーツにもタキシードにも似合う」というノーチラスのコンセプトを極めたように思います。 2018年の新作はオールゴールドでしたが、今回は嬉しいステンレス製。しかしながら、人気は必至。国内に入荷してきても、即レアモデルとなるでしょう。
価格高騰必至 前項で少し触れましたが、5726/1Aのブルー文字盤が出たとあっては確実にプレミア化すると見ていいでしょう。 生産終了した同型番の黒・白文字盤タイプは、今や相場一千万円に届いたとか届いていないとか・・・ なお、スペックは変わっていないものの、新作は国内定価を20万円近く値上げしています。 でもブルー文字盤なら致し方なし。2019年もパテックフィリップの価格高騰は止みそうにありません。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5726/1A-014 |
モデル: | ノーチラス アニュアルカレンダー |
外装: | ステンレススティール |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径40.5mm×厚さ11.3mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.324 S QA LU 24H/303 |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約45時間 |
機能
防水: | 12気圧 |
その他: | 時分秒、年次カレンダー、ムーンフェイズ |
予価: | 5,410,800円 |
パテックフィリップ アクアノート 5168G
製品概要
ジャンボアクアノートにホワイトゴールド×カーキグリーンがマッチしたラグジュアリースポーツの新定番
ノーチラスよりもカジュアルよりのアクアノート。 こちらも2017年に20周年を迎えて以来、例年新作が意欲的にラインナップされています。 今回の新作はその20周年に記念モデルとして発表されたホワイトゴールド製アクアノート5168Gを、全く異なる色合いにした逸品です。パテックフィリップは「カーキグリーン」と呼んでいますが、深みのあるグリーンは近年新たなるスタンダードになるのでしょうか。新色として追加しているブランドは少なくありません。 こちらの色は2015年エクストララージサイズで一度ラインナップされています。 40.8mmのエクストララージよりさらに大きいジャンボサイズの42.2mmでラインナップされたことで、また違った表情を持つでしょう。ホワイトゴールドとグリーンという組み合わせの珍しさも、パテックフィリップの遊び心のようなものを感じます。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5168G-010 |
モデル: | アクアノート |
外装: | ホワイトゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径42.2mm×厚さ8.25mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.324 S C |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約45時間 |
機能
防水: | 12気圧 |
その他: | 時分秒、デイト |
予価: | 4,676,400円 |
パテックフィリップ ノーチラス 7118
製品概要
レディースウォッチの最高峰に新バージョンが追加
近年多くのブランドがレディースラインに力を入れています。そのためバーゼルワールド2019の会場でも、多彩で見ていて楽しいレディースウォッチを味わうことができましたが、やはりパテックフィリップは最高峰なのだな。そんな風に思える一幕も少なくありませんでした。 と言うのも、やはりノーチラスの見事さ!他社とは一線を画しています。レディースは薄型ケースが多くなりますが、その多くはクォーツです。そこを自動巻きムーブメントで実現しているうえに、ノーチラスのオクタゴンフォルム、ケースからブレスレットにかけてなめらかなラインを描く全体像など、完成された「腕時計」を提供してくれるのです。そう、「腕時計」であり、ジュエリーですとか、デザインウォッチに留まりません。新旧問わずパテックフィリップのレディースに触れる時、そんな思いに駆られるものです。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 7118/1R |
モデル: | ノーチラス |
外装: | ローズゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径35.2mm×厚さ8.62mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.324 S C |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約45時間 |
機能
防水: | 6気圧 |
予価: | 5,605,200円 |
パテックフィリップ ノーチラス ベゼルダイヤ 7118/1200
製品概要
アップサイジングしたレディースノーチラスの実力とは?
本項でたびたびご紹介しているパテックフィリップの生産終了の話題。パテックフィリップはここ数年で多くの既存のモデルを廃盤させ、シリーズ内の新陳代謝を図ってきました。それは、レディースにおいても言えることです。 ベゼルにダイヤモンドがセッティングされたレディースノーチラス7018/1Aがそのうちの一つで、今年の2月に生産終了が公式に発表されました。惜しんでいたファンも多いでしょう。 そのレディースノーチラスを、内部機構はそのまま、外装にわずかのアップデートを加えて再登場させました。サイズが33.6mm⇒35.2mmへと大きくなり、また、文字盤カラーもオパーリン仕様に変わったようです。より美しさと存在感が増したレディースノーチラス。入荷が楽しみな一本です。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 7118/1200 |
モデル: | ノーチラス ベゼルダイヤ |
外装: | ステンレススティール×ベゼルダイヤ |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径35.2mm×厚さ8.62mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.324 S C |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約45時間 |
機能
防水: | 6気圧 |
予価: | 4,006,800円 |
パテックフィリップ トゥエンティ4 全面ダイヤ 7300/1450R
製品概要
レディースロングセラーのトゥエンティ4のラウンドフォルム。24時間着けていたい輝きを
レディースパテックフィリップの中で最も人気が高く、中心的な存在であるトゥエンティ4。 ケースとブレスレットが一体型したレクタンギュラータイプのものがロングセラーとして親しまれてきましたが、昨年ラウンドフォルムがラインナップに加わりました。ケースフォルムや装着感の良いブレスレットのコマなど、随所に従来のそれが踏襲されていますが、オーソドックスな形をとったことによってより汎用性の高いものに昇華されたと言えるでしょう。 2019年の新作としては、全面がダイヤモンドで覆われた最高にゴージャスな一本が発表されています。ローズゴールドの華やかさも強調され、本当にスペシャルな一本に仕上がりましたね。インデックスや針にもローズゴールドが使われ、どこから見ても逸品でわることが見てとれます。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 7300/1450R |
モデル: | トゥエンティ4 全面ダイヤ |
外装: | ローズゴールド×ホワイトゴールド |
ガラス材質: | サファイアクリスタル |
ケースサイズ: | 直径36mm×厚さ10.5mm |
ムーブメント
ムーブメント: | Cal.324 S |
駆動方式: | 自動巻き |
パワーリザーブ: | 約45時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
予価: | 45,349,200円 |
パテックフィリップ トゥエンティ4 7300
製品概要
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 7300 |
モデル: | トゥエンティ4 |
パテックフィリップ ジャパニーズ フローラル モチーフ 5077/100
製品概要
例年、パテックフィリップが「ハンドクラフト技術の証」としてラインナップするユニークピース。通常モデルと違って市販品ではありませんが、同社の職人魂に触れることのできる傑作シリーズです。 ブータンやスイスなどの街並み、動植物、レリーフなどを文字盤上で表現してきました。 2019年の今年は日本へのオマージュ作品が展示されています!日本人としては嬉しい限りです。 カラトラバの文字盤上に描かれたのは、日本の花のモチーフです。「着物」からインスパイアされており、グランフーエナメルが表現方法に選ばれました。まるで紙に描いたかのような絵画的な文字盤にはうっとりさせられ、見ていると時間を忘れてしまいます。カラトラバの上品さが、その芸術性に拍車をかけています。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5077/100 |
モデル: | ジャパニーズ フローラル モチーフ |
パテックフィリップ ポートレート オブ フラワー 5077/100
製品概要
同じくハンドクラフトを誇示しているかのような、見事なユニークピースの「フラワーポートレート」です。 こちらも、カラトラバに表現されています。 シャクナゲ、ミモザ、プリムローズの三品種が文字盤上に描かれており、非常に華やかです。 ところでカラトラバにはおなじみのCal.240が搭載されており、超薄型なことも必見。そんな少ないボリュームの中で芸術を表現できる技法に、舌を巻く勢いです。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5077/100 |
モデル: | ポートレート オブ フラワー |
パテックフィリップ アフリカン エレファント 5086G-079
製品概要
こちらは、アフリカゾウをモチーフにした逸品です。 ただゾウさんを描くだけでなく、背景に夕焼けを持ってくるところが憎い演出ですね。 非常に写実的で、とてもエナメル技法とは思えない逸品です。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5086G-079 |
モデル: | アフリカン エレファント |
パテックフィリップ オールド ビュー オブ ジュネーブ 5538
製品概要
こちらは古き良きジュネーブの景観を再現したユニークピースです。しかも、ミニッツリピーター、トゥールビヨンを搭載させたグランドコンプリケーションときました。 ジュネーブのランドマークとして名高いサンピエール大聖堂、歴史的なパテクフィリップの建物を、かつてあった街並みのタイルで表現・・・そういった歴史的景観をインスパイアした傑作です。 以下に会場の、ユニークピースが展示されていたブースを動画でご紹介いたします。 会場の雰囲気とともに、創業180年、老舗パテックフィリップの実力の一端でも感じていただければ幸いです。
スペック
外装
ブランド名: | パテックフィリップ |
型番: | 5538 |
モデル: | オールド ビュー オブ ジュネーブ |
各ブランド2020新作 速報ページはこちらから!
※当店ではバーゼルワールド2020の、現地レポートを予定しておりました。
展示会自体は中止とはなりましたが、各ブランドの新作を順次発表させて頂きます!
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