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3月末から4月初頭にかけて行われた新作見本市Watches & Wonders Geneve2022。
パテックフィリップもまた同見本市に参加しており、例年通り、複雑精緻かつ美しい新作によって時計業界を沸かせました。
この見本市での新作、見事なまでに多彩であったにもかかわらず、なんと10月にも更なる新作発表が行われたのです。
10月発表のモデルではノーチラスの後継機が満を持して登場したことも特筆すべき点ですが、パテックフィリップのお家芸でもあるコンプリケーションからも、傑出したモデルが5つ登場しております。
この記事では、パテックフィリップからリリースされたクロノグラフにまつわる新作について、詳細を解説いたします!
新型ノーチラス Ref.5811/1Gについては下記記事をご確認下さい
目次
パテックフィリップ 2022年新作①「左利きのための」グランドコンプリケーション Ref.5373P-001
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スペック
外装
ケースサイズ: | 直径38.3mm×厚さ約12.93mm |
素材: | プラチナ |
文字盤: | ブラック |
ムーブメント
駆動方式: | 手巻き |
ムーブメント: | Cal.CHR 27-525 PS Q |
パワーリザーブ: | 最大48時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
定価: | 要問合せ |
まずご紹介したいのが、左リューズの「レフティ」。
パテックフィリップ自身が「左利き向け」と謳い、グランドコンプリケーションの代表格であるCal.CHR 27-525 PS Q―シングルプッシュボタン・スプリットセコンドクロノグラフ・パーペチュアルカレンダーーを、180°反転させた逸品となっております。
これまで同機構のリファレンスは5372でしたが、2022年のレフティで5373へと改められました。
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2022年3月末、ロレックスがレフティ仕様のGMTマスターII Ref.126720VTNRをリリースしたことで、大きな話題になりましたね(ロレックスからは、左利き向けといったアナウンスはなされておりませんが)。
レフティ自体は珍しいながら、ないわけではありません。チューダーのペラゴスやジン、パネライなんかが有名どころですね。
しかしながら、パテックフィリップのこの新作ほど、複雑精緻な機構のレフティ仕様となると、なかなか前例を見つけるのは難しいでしょう。
一方でレフティはツールウォッチとしての側面が強いこともあってか、既存の同機構(ただし右リューズ)と比べると、新しいRef.5373P-001はグレー文字盤をベースにトーンを変えたインダイアル、そして赤く彩られた針が、レーシーなデザインを作り上げていることも大きな特徴となります。
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ちなみにCal.CHR 27-525 PS Qについて解説すると、シングルプッシュボタン・スプリットセコンドクロノグラフとパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)を搭載しつつも、ケース直径38.3mm×厚さ12.93mmという超薄型なサイズ感にまとめあげた逸品です。グランドコンプリケーションをお家芸とする、パテックフィリップだからこそ生み出せた、畢生のムーブメントと言えます。
パテックフィリップは完全なるマニュファクチュール・ブランドとして、ムーブメントやケースの製造・仕上げ・組み立てを一貫して担っています。そのため傑出した数々のコンプリケーションもまた自社製となりますが、クロノグラフについてはヌーベル・レマニアなどといった名門サプライヤーから、長らくベース供給を受けていました。
しかしながら2005年、Cal.CHR 27-525 PSを搭載した超薄型手巻きクロノグラフRef.5959をリリース。これは、世界で最も薄いスプリットセコンド式クロノグラフとして大きな話題にもなりました。
以降、クロノグラフも内製化し、至高のコンプリケーション及びグランドコンプリケーションを数多く輩出しているのはご存じの通りです。
なお、このスプリットセコンド・クロノグラフに永久カレンダーを載せたCal.CHR 27-525 PS Qの登場は2010年です。
さらに言うと、シングルプッシュボタン・スプリットセコンドクロノグラフとパーペチュアルカレンダーが搭載されたRef.5372Pがローンチされたのは2017年のことです。
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永久カレンダーでありながらも、すっきりとしたレイアウトを実現しているのはさすがパテックフィリップですね。
機構について解説を続けると、永久カレンダーというのは、うるう年も含めたデイト・曜日・月を自動で送ってくれる超コンプリケーションです。ベーシックな機械式時計は、小の月の末日や2月の末などに、手動で日送り調整が必要となります。しかしながら永久カレンダーでは内臓したディスクによって制御するため、時計が動き続けている限りは、手動でデイトや月を送る必要がありません。
そしてスプリットセコンド・クロノグラフとは、「ラトラパンテ」などと呼ばれることもありますが、通常のクロノグラフ性能に加えて、ラップタイムを計測するための針を備えたコンプリケーションとなります。クロノグラフは時間計測を行うことが可能ですが、スプリットセコンド・クロノグラフではスタートボタンをプッシュすると2本の針が同時に動き、ラトラパンテボタンをプッシュすると1本の針のみが動作。このようにしてラップタイムを計測する、というわけです。
いずれも、それぞれで複雑精緻なコンプリケーションとなっており、併載しつつも薄型設計を実現しているパテックフィリップの実力のほどが感じられます。
余談ですが、パテックフィリップのクロノグラフ×パーペチュアルカレンダーの歴史は1940年代に遡ります。初代Ref.1518から続いてRef.2499,Ref.3970,Ref.5970と続き、2005年にクロノグラフがマニュファクチュール化したことも相まって、ついに2011年発表のRef.5270によって、クロノグラフ×パーペチュアルカレンダーが完全自社製ムーブメント(後述するCal.CH 29-535 PS Qを搭載)としてラインに加わることとなりました。
そして2022年には、2017年発表のRef.5372Pからインスパイアしたデザインを採用するばかりか、「反転」させてしまったRef.5373Pを打ち出した、というわけですね。恐るべし、パテックフィリップ。
新しいRef.5373Pを見ると、確かに反転しています。
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まずはリューズとプッシュボタン。シングルプッシュボタンなので、フォルムにツール感が醸し出されていると言えますね。
12時位置だったムーンフェイズも6時位置に移動し、代わりに12時位置にはポインターデイトのインダイアルが搭載されました。ちなみに60分積算計が9時位置に、スモールセコンドが3時位置に。そしてそれぞれのインダイアルとともに、小窓で月・曜日が表示される仕様になっております。文字盤下部に位置づけられていた年サイクル・昼夜表示も、反転、上側に移動しました。
一方でアプライドインデックスや美しく力強い時分針、丁寧かつ高度に仕上げられたプラチナ製ケースや文字盤は健在ですね。パテックフィリップのグランドコンプリケーションらしい風格が写真からも臨めます。
前述の通り、ケース直径38.3mm×厚さ約12.93mmのコンパクトなサイズ感に収められていることも、パテックフィリップの風格を感じさせる一面ですね。グランドコンプリケーションはえてしてケースが大きく厚みが出がちですが、パテックフィリップは実用的なサイズ感に収めることに長けており、長年のコンプリケーションに対する知見を感じます。
なお、機械式時計は姿勢差に影響を受けやすいという特性があります。
そのため、右腕に着用することを想定された腕時計を左腕に着けると、誤差が生じる場合も。この点、反転時の調整が容易でなかったことが予想されますが、パテックフィリップは見事「レフティ」と堂々称するグランドコンプリケーションをリリースするに至っています。
この見事にして精緻なレフティ・ムーブメントは、シースルーバックから鑑賞頂けます。
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厳格なパテックフィリップ・シール準拠の当ムーブメントは、長い歴史の中で培われてきた職人技を感じさせる仕上げと装飾が施されます。
昔ながらの美しさを感じさせる一方で、ストラップはファブリックパターンに加工されたカーフスキンストラップと、レーシーさをいっそう強調させているのも、パテックフィリップならではの「妙」か。
もっとも、価格は「リクエストによる」と、超少量生産かつ驚くべき価格で販売されるであろうことがわかります。
この「特別感」や「稀少性」もまた、パテックフィリップを特徴づける一つ。
とは言え、パテックフィリップ渾身の「レフティ」仕様のグランドコンプリケーション。一度は手に取って、操作して、着用してみたいと思えてなりません。
パテックフィリップ 2022年新作②グランドコンプリケーション Ref.5204G-001
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スペック
外装
ケースサイズ: | 直径40mm×厚さ約14.3mm |
素材: | ホワイトゴールド |
文字盤: | オリーブグリーン |
ムーブメント
駆動方式: | 手巻き |
ムーブメント: | Cal.CHR 29-535 PS Q |
パワーリザーブ: | 最大65時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
定価: | 42,438,000円 |
次にご紹介するのは、同じくクロノグラフ×パーペチュアルカレンダーを搭載したグランドコンプリケーションウォッチの、流行りのグリーン文字盤です!
パテックフィリップは、こういったニュアンスカラーを醸し出すのが、本当に上手ですね。
ちなみに、前項でご紹介したCal.CHR 27-525 PS Qではなく、搭載ムーブメントはCal.CHR 29-535 PS Qです(前の数字がムーブメントの径で、後ろが厚み。つまりCal.CHR 29-535 PS Qは29mm径・535mmの厚みを持つコンプリケーションということ)。
こちらもパテックフィリップ社製の薄型手巻きスプリットセコンドクロノグラフに、かつ永久カレンダーをも併載させたグランドコンプリケーションです。同ムーブメントは、2011年に発表されました。
やはりグランドコンプリケーションであるにもかかわらず、薄型であることが大きな特徴です。
ホワイトゴールド製ケースは直径40mm×厚さ約14.3mmとコンパクトに抑えられており、クラシカルなフォルムやオーセンティックなバーインデックス・美しい針と相まって、エレガントな逸品に仕上がりました。
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ちなみに、全く新しいリファレンスというわけではありません。
前述の通り、パテックフィリップのクロノグラフ×パーペチュアルカレンダーの歴史は2011年にリリースされたRef.5270へと遡れますが(ちなみにYOUTUBERのヒカキンさんがRef.5270/1Rを所有されているとか)、その後Ref.5170やRef.5270へと続き、2012年にRef.5204がラインナップに加わりました。
2017年にはプラチナ製のRef.5204Pが。2021年にはローズゴールド製のRef,5204Rがリリースされるなど多彩なバリエーションを楽しめる一大コレクションとなっておりますが、モダンなグリーンは当リファレンスで初採用。
上品なホワイトゴールド製ケースとよくマッチして、またパテックフィリップのコンプリケーションの担い手としての名声を格上げすることとなるでしょう。
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シースルーバックからはパテックフィリップ・シール準拠のムーブメントを楽しめるのも、コンプリケーションウォッチならではですね。
こちらの販売価格は、42,438,000円。
グランドコンプリケーションであり、かつパテックフィリップの最高峰技術がいかんなく発揮された一本であることを鑑みれば、4000万円超もやむなしか。
なかなか一般市場には出回らないでしょうが、こちらも一度は手にしてみたい2022年新作モデルの一つです。
パテックフィリップ 2022年新作③グランドコンプリケーション Ref.5935A-001
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スペック
外装
ケースサイズ: | 直径41mm×厚さ約12.75mm |
素材: | ステンレススティール |
文字盤: | カーボンモチーフ |
ムーブメント
駆動方式: | 自動巻き |
ムーブメント: | Cal.CH 28-520 HU |
パワーリザーブ: | 最大55時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
定価: | 8,591,000円 |
パテックフィリップを代表するコンプリケーション「ワールドタイム」とクロノグラフが併載された一本も、特筆すべき新作です。
扱いやすいステンレススティール製ケースに、カーボンパターンが美しいローズゴールドメッキのオパーリンダイアルを添えたデザインが鮮烈ですね。
美しさは従来通りの「パテックフィリップらしさ」ですが、素材に少し驚きを感じました。
と言うのも、ノーチラスを筆頭に、現在パテックフィリップのステンレススティール製スポーツウォッチが市場で狂騒的な高騰を遂げていますが、同社のラインナップ―とりわけコンプリケーションモデル―にステンレススティール素材の扱いはそう多くありません。ワールドタイムは歴史あるコレクションですが、過去、ゴールド製ケースが主流でした。
そんな中、あえてのステンレススティール製モデルとして登場したRef.5935A。
ケースサイズも直径41mm×厚さ約12.75mmとモダンであるため、また市場を賑わせることになるやもしれません(もっとも、コンプリケーションは少量生産が常なため、一般市場に出回るまでには時間を要しそうですが)。
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ちなみにワールドタイムについて補足すると、世界の各都市の時差を利用した、第二時間帯表示機能です。
GMTウォッチとは異なり、時分針と連動した文字盤上の都市ディスクを動かすことで、各都市の時刻を視認するといった仕様になります。都市と並んだ数値が、それぞれの地域の時刻を表している、ということです。
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上記の画像だと、ローカルタイムは10時過ぎ。東京は19時過ぎ。バンコクは17時であることを示します(そして12時位置にロンドンがきていることからもわかるように、センター針はイギリス時間です)。
1930年代にパテックフィリップによってワールドタイムは市販化されました。
そんなワールドタイムとクロノグラフを融合させた魅惑のコンプリケーションは2016年にRef.5930Gとしてリリースされています。もっとも、その着想は1940年代のパテックフィリップのユニークピースから得ていると言います。
2021年にはグリーンが美しいプラチナ製Ref.5930Pがバリエーション追加されるなどしましたが、今年はサイズが少し大きい41mmケースにステンレス素材を合わせた逸品が発表されるに至りました。
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もちろん、シースルーバックから鑑賞できる美しいムーブメントは健在。自動巻きですので、21Kローターが搭載されておりますが、こちらも美しく仕上げられているのはさすが雲上ブランドの仕事です。
価格はステンレススティール製モデルでありながらも、8,591,000円。
トープカラーのカーフストラップとの相性も抜群です。
パテックフィリップ 2022年新作④ノーチラス トラベルタイム クロノグラフ Ref.5990/1A-011
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スペック
外装
ケースサイズ: | 直径40.5mm×厚さ約12.53mm |
素材: | ステンレススティール |
文字盤: | ブルー |
ムーブメント
駆動方式: | 自動巻き |
ムーブメント: | Cal.CH 28‑520 C FUS |
パワーリザーブ: | 最大55時間 |
機能
防水: | 12気圧 |
定価: | 9,218,000円 |
ノーチラス Ref.5711/1系の後継機について別の記事で取り上げておりますが、実はもう一本、同コレクションから話題の新作が登場しています。
それは、ノーチラス トラベルタイム クロノグラフ Ref.5990/1A-011です。
Ref.5990/1A自体は新しくありませんが、なんと、SS製3針ノーチラスでカルト的人気を誇る、ブラックブルーの美しい文字盤を搭載しているのです。
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Ref.5990/1Aは、2014年にグレー文字盤で誕生しました。
視覚的に認識しやすいトラベルタイムとフライバック・クロノグラフを同時に載せることで、複雑ながらもパイロットウォッチを彷彿とさせる精悍さを醸し出す一本として長く親しまれてきました。
ちなみにトラベルタイムはGMTウォッチの一種として説明できますが、操作方法が従来のGMTとは少し異なります。
一般的にGMTウォッチは、リューズを使って針を操作することで第二時間帯表示させるかと思います。一方でパテックフィリップのトラベルタイムは、9時位置のプッシュボタンによって針を単独稼働させるという仕組みに。なお、プッシュボタンが二つ備わりますが、これらはそれぞれ針の前進・後進を担います。操作しやすいうえに、いちいちリューズを引き出す必要がないため、防水の観点からも大きなメリットがあると言えますね。
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ローカルタイムとホームタイムそれぞれのデイナイトインジケーターも丸窓として備えており、2つの時間帯を直感的に把握できるのも、コンプリケーションでありながら実用性を重要視するパテックフィリップらしい気遣いです。
このRef.5990/1A、実は一時生産終了となっておりました。
ローズゴールド製のRef.5990/1Rはレギュラーモデルのままであったものの、長らく親しまれたステンレススティール製トラベルタイムのカタログ落ちに、忸怩たる思いを感じたファンも多いのではないでしょうか。
しかしながら2022年、人気のブラックブルー文字盤で復活。これが人気が出ないはずはありません。
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シースルーバックから鑑賞できるCH 28-520 C FUSも、相変わらずの美しさです。
価格は9,218,000円。
ステンレススティール製とは言え雲上ブランドらしい高価格帯ですが、近年はステンレススティール製ノーチラスが1000万、2000万円を当たり前に超える時代。あるいは二次流通市場に出回れば、既存モデルを超える高騰を果たしてしまうかもしれません。
パテックフィリップ 2022年新作⑤アクアノート ルーチェ レインボー クロノグラフ Ref.7968/300R-001
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スペック
外装
ケースサイズ: | 直径39.9mm×厚さ約10.37mm |
素材: | ローズゴールド |
文字盤: | ホワイトシェル |
ムーブメント
駆動方式: | 自動巻き |
ムーブメント: | Cal.CH 28‑520 C |
パワーリザーブ: | 最大55時間 |
機能
防水: | 3気圧 |
定価: | 28,611,000円 |
最後にご紹介するのは、レインボーの貴石がゴージャスで愛らしい、アクアノート ルーチェのクロノグラフモデルです!
アクアノートは、ノーチラスと並んでパテックフィリップを代表するスポーツウォッチです。
1997年登場と結構最近ですが、上品なカラトラバとラグジュアリー・スポーティーなノーチラスそれぞれの中間のようなデザインが魅力であり、ラインナップの豊富さも相まって、幅広い年齢層の男女から愛されてきました。
「ルーチェ」は、アクアノートのレディースラインです。
2022年新作アクアノート ルーチェも、女性らしいホワイトシェルにレインボーカラーのサファイヤやダイヤモンドなどといった貴石が、華やかな演出を加えていますね。
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なお、アクアノートのアイコニックなトロピカル・コンポジットバンドですが、こちらはレッドの他、マットベージュとマットホワイトカラーのものも付属しているとのことです。
雲上ブランドらしく高い作りこみを備えつつも、遊び心を感じさせる2022年新作です。
まとめ
2022年10月に発表された、見事なまでのパテックフィリップ 新作クロノグラフ5選をご紹介いたしました!
いずれもパテックフィリップらしい、複雑精緻で美しい世界観を楽しめる逸品ばかりでしたね。
なお、2023年の新作発表についてはまだ公開されておりませんが、Watches & Wonders Geneveに参加するとしたら、3月27日~。
2023年も、時計業界がいっそう沸き立つことに期待したいと思います!
当記事の監修者
新美貴之(にいみ たかゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長
1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年