「タグホイヤーのクォーツモデルはどんな種類があるの?」
「タグホイヤーの人気クォーツモデルが知りたい」
機械式時計のエントリーモデルとして、非常に人気が高いタグホイヤー。
スタイリッシュで現代的なタグホイヤーのデザインは、20代~30代の男性を中心に幅広い層から支持を受けています。
タグホイヤーは近年自社ムーブメントの開発を行っており機械式時計を主流としていますが、クォーツモデルも多く生産しています。
非常に高いクオリティを持ちながら、新品が10万円台で購入できるというコストパフォーマンスに優れた時計です。
そんなタグホイヤーの人気クォーツモデルが知りたいという人は多いのではないでしょうか。
タグホイヤーのクォーツモデルはバリエーションが大変豊富です。
この記事ではタグホイヤーの人気クォーツモデルを、GINZA RASINスタッフ監修のもと紹介します。
クォーツモデルのメリット・デメリットについても解説しますので、初めて高級時計選びで迷ったらぜひ参考にしてください。
目次
タグホイヤー クォーツモデルの評判は?
まず、気になるのはタグホイヤーのクォーツモデルの評判です。
結論から申し上げますと、クォーツモデルはかなり高い評価を得ています。
クォーツモデルが人気である理由としては、まず機械式時計に比べ価格がリーズナブルであること。並行輸入品であれば多くのモデルが10万円程度で買えるため、初めての高級腕時計としてオススメできます。
また、「精度が高い」ことや、「手間が掛からない」という点も選ばれる理由となっています。
機械式時計はゼンマイを巻き上げなければ止まってしまいますが、クォーツ時計は一度電池を入れれば、電池が切れるまで(約2年程度)正確に時を刻みます。
クォーツモデルのメリット・デメリット
まずメリットとして取り上げたいのは精度の高さ。安い時計は精度が悪いのでは?と思われがちですが、クォーツムーブメントは機械式時計よりもはるかに精度が高いです。
機械式時計は一般的に1日10秒程度の誤差が出るのは当たり前です。しかしクォーツは年差数十秒ですし、耐久性も高いです。また機械式時計に比べメンテナンス費用が安く済みます。
スペックに関しても機械式時計とほぼ同等のモデルが多いです。例えば人気モデル「アクアレーサー」は、インデックスや針に夜光塗料を塗布、ベゼルは耐久性に優れるセラミックベゼル、風防はサファイアクリスタル風防とプロダイバーが使用できる本格的なスペックを備えています。
それでいて価格は機械式時計より圧倒的に安いです。そして非常に実用性が高い時計ともいえます。
出典:https://www.facebook.com/TAGHeuer/
ただ、クォーツムーブメントは電子回路によって動いているため、どうしても回路や電子部品の劣化は避けられません。調子が悪くなったときや故障してしまった場合はムーブメントを丸ごと交換することになります。
そして、該当するムーブメントが廃盤になった時は、その時計も寿命となります。機械式時計はメンテナンス次第で一生使えますが、クォーツはそうはいかないのです。
とはいっても、丁寧に扱っていれば、10~20年は使うことが可能です。
中には30年以上も現役で使い続ける方もいるくらいですので、過剰に心配する必要はないでしょう。
タグホイヤー クォーツの人気モデル5選
タグホイヤーのクォーツモデルは、どのモデルを選べば良いのか分からなくなるほど種類が豊富です。
そこで今回はその中でも人気が高いクォーツモデルを5本セレクトしてみました。
ご購入をお考えの方は、是非参考にしてみてください。
①タグホイヤー アクアレーサー WAY111A.BA0928
クォーツモデルで最も人気のあるモデルは「アクアレーサー」です。300mもの防水性能を備えたダイバーズウォッチですが、非常にシンプルかつスマートな仕上がりとなっているため、無骨さを感じさせません。
また、ダイバーズウォッチにはよく拡大レンズが備えられていますが、アクアレーサーは視認性の良さを重視させるため、シンプルなデイト表示となっています。
アクアレーサーは黒・青・黒(赤ベゼル)の3色が展開されていますが、一番人気が高い色はこのベーシックな黒文字盤です。
日常生活でも浮くことなく、ビジネスシーンでも活躍してくれます。
定価は194,400円ですが、並行店ならば約12万~15万ほどで購入することが可能です。
②タグホイヤー カレラ クォーツ WAR1112.BA0601
タグホイヤーの人気ラインナップであるカレラの2016年発表モデル「カレラ クォーツ WAR1112.BA0601」。3針にデイト表示のみという視認性の高さと、美しいブルーカラーの文字盤が魅力の一本です。
インデックスにローズゴールドのメッキ処理が施されており、シンプルでありながらもスタイリッシュな印象を与えます。
ケースは直径39.0mmとなっており、ビジネスにもカジュアルにも合わせやすいサイズ感。ケース素材は機械式モデルと同様に、錆びに強いステンレススティールが使われています。
定価は226,800円ですが、平行店でなら約15~17万円ほどで購入することが可能です。
③タグホイヤー フォーミュラ1 アイルトンセナ スペシャルエディション WAZ1014.FT8027
F1ドライバー「アイルトンセナ」をリスペクトしたフォーミュラ1 です。
これまでにもアイルトンセナエディションの製作は行われてきましたが、2017年新作は赤と黒を基調としたエネルギッシュなデザインとなっています。
文字盤や裏蓋にはセナの頭文字である“S”があしらわれており、ファンにとっては堪らない一本です。
ベルトはタイヤをイメージした黒/赤色のラバーストラップです。汗や水分に強く、通常のレザーベルトより何倍も長持ちします。
43mmケースサイズのスポーティーなデザインなので、ビジネスシーンではなくカジュアルシーンでの使用をオススメします。
定価は167,400円。平行店ならば約13~15万円で購入することが可能です。
フォーミュラ1 アイルトンセナ スペシャルエディション WAZ1014.FT8027 商品ページ
④タグホイヤー アクアレーサー WAY1111.BA0928
2014年に発表されたアクサレーサー。300m防水を誇り、スタイリッシュさとタフさを兼ね備えた万能のスポーツウォッチです。
シルバーに統一されたデザインは様々なシーンに合わせやすいため、オールシーンにお使い頂けます。
今作はこれまでのアクアレーサーよりも「ベゼルが立体的」であることが特徴。よりスタイリッシュになったことで、ますますビジネスシーンに似合うようになりました。
品質と価格のバランスが良く、コストパフォーマンスに優れている点も魅力です。
定価は172,800円。並行店なら約11~13万円でお買い求めいただけます。
⑤タグホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ CAZ1011.BA0842
クロノグラフはお探しの方にはこのフォーミュラ1 「CAZ1011.BA0842」をお勧めいたします。
カジュアルなスタイルに、F1という極限下の環境でも活躍できる機能性を兼ね備えた人気モデルです。
上品なグレーカラーの文字盤にはサンレイ加工が施されており、20万円以下の時計とは思えない美しさを持ち合わせます。
直径43.0mmと大型のサイズ感であるため、視認性にも優れます。
フォーミュラ1 クロノグラフ CAZ1011.BA0842 商品ページ
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。