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速報!2019 SIHH(ジュネーブサロン)ユリスナルダン新作モデルを発表!
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2019年1月14日からSIHH2019(ジュネーブサロン)が開催されています!弊社スタッフが現地で撮影したユリスナルダンの新作をいち早くお届けいたします!
目次
ユリスナルダン エグゼクティブ コレクション スケルトンX
モデル:エグゼクティブ コレクション スケルトンX
素材:ローズゴールド、チタン、カーボニウムなど全4モデル(革またはラバーベルト)
ケースサイズ:42mm
ムーブメント:自社製手巻きCa.UN371
パワーリザーブ:約96時間
防水性:50m
今年のユリスナルダンのコンセプトは「X Factor」。
冒険のX、深い願望のX、未知なるX・・・多種多様のXの要素を取り入れた、どこにもなかった新作が発表されました!
最初にご紹介するのは、エグゼクティブコレクションより、スケルトンX。
1895年にレントゲンが発見した、未知の放射線「X線」に由来する通り、シースルー文字盤が特徴です。
ちなみにユリスナルダンのブースにはプロジェクションマッピングでX線に通されたシャークが煌々と光っていました。
トゥールビヨンがテンワとなり、さながらXが追加されたかのようです。
近年文字盤がシースルー仕様となったモデルは増えてきましたが、ユリスナルダンのそれはメカニカルな中にどこかエレガンスが漂います。
それは、丁寧に仕上げされた外装や、パーツ一つ一つが丁寧に装飾されているためでしょう。
ちなみにユリスナルダン自身、スケルトンXを「次世代の高級時計を見通すX線」と自負しています。
確かにどこまでも最先端の機能・デザインは、過去の偉業ではなく未来を見据える鋭い見識を感じさせます。
ユリスナルダン フリーク コレクション X
ユリスナルダン2019年新作
モデル:フリーク コレクション X
素材:ローズゴールド、チタン、カーボニウムなど全4モデル(革またはラバーベルト)
ケースサイズ:50m
ムーブメント:自社製自動巻きCal.UN230
パワーリザーブ:約72時間
防水性:50m
時計製造における限界を超え続けるという決意から生まれたフリークコレクション。
2019年より、リューズを携えて登場しました!
従来のフリークはベゼルや裏蓋などを駆使して操作する必要がありました。
しかしながらリューズが備わったといっても、これまでの複雑で奇抜とも言える時刻表示機構はそのままです。
と言うのも、中央で一番目立っているブリッジが、ムーブメントの軸回りを回転することによって分針を。そしてブリッジに備わるホイールのひとつが時間の読み取りに使用されるのです。
43mmサイズと決して大きすぎることはないものの、ダイナミックな文字盤が存在感を放ちます。
ユリスナルダンは1846年創業のスイス老舗ブランドです。
しかしながら近年では次々と革新的なラインを生み出しており、今回のフリークXに代表される「Xplore(エクスプローラー)」の精神性を如実に表していると言えるでしょう。