高精度で視認性が高く冒険家が挑む過酷な状況下の使用にも耐えうるスポーツウォッチ。
デイト表示を付したエクスプローラーIIはエクスプローラーの進化モデルとして1971年に誕生した。
昼夜が分からない洞窟探険家用に作られている為24時間針と24時間目盛り入りベゼルそして短針を単独で操作できる機構がついている。また、時差のある2箇所の時間を同時に読み取ることができるので海外出張の多いビジネスマンにとっても便利である。
1972年エクスプローラーIの進化モデルとして登場。
昼夜を判別するための回転しないベゼルと24時間針を搭載。
ムーブメントはCal.1570を搭載。
販売本数が少なく、レアモデルとなっている。
Cal.1575を搭載。
エクスプローラーIIは前期型・後期型にわかれておりGMT針の色の違いなどがある。
生産期間が短い稀少モデル。
1991年に登場し2011年に現行のエクスプローラーIIが出るまで20年ほどロングセラーを続けたエクスプローラーII 16570。
ケース径が4mm大きくなって40mmに。
ムーブメントはGMT機能を持つCal.3185。
GMTマスターIIは回転ベゼルを使用することで3カ国の時刻を判断できるがエクスプローラーIIは固定式ベゼルのため2カ国の時刻を判断できる。
また、短針を単独で可動できるのも特徴的。
テンプ受けがシングルブリッジからダブルブリッジになり精度が向上。
2011年に登場した新型のエクスプローラーII 216570。ケース径が2mm大きくなり42mmになり、ダイヤルも大きくなったたことで存在感や視認性が大幅にアップ。
夜行塗料はブルーに発色するクロマライトが採用されている。
クラスプには長さ調節が可能なイージーリンクが新しく採用された。
オレンジの24時間針が特徴的。
ムーブメントはCal.3187、パラフレックス ショック・アブソーバーとパラクロムハアスプリングを使用することで耐磁性・耐衝撃性が大幅に向上した。
< エクスプローラー2 216570 黒
< エクスプローラー2 216570 白
スペック | 旧型 |
旧型 |
新型 |
型番 | Ref.1655 | Ref.16570 | Ref.216570 |
素材 | ステンレス スチール |
ステンレス スチール |
ステンレス スチール |
ケース径 | 36mm | 40mm | 42mm |
防水性能 | 100m | 100m | 100m |
駆動方式 | 自動巻き (Cal.1575) |
自動巻き (Cal.3185) |
自動巻き (Cal.3187) |
216570は16570に比べ、ケース径が2mmアップしています。
ケース厚が太くなっております。
216570はなんといってもオレンジの針が印象的です。
エクスプローラー2は、日付、24時間針と24時間目盛り入りベゼルそして短針(時針)を単独で操作できる機構がついています。たとえば洞穴学者のように、太陽の見えない地下深いところで作業する人々は、時間の概念、昼夜の観念を失いがちです。
24時間針24時間目盛入りベゼルはこうしたときに便利です。又、地表の異なる任意の2ヶ所の時間を同時に読み取る事が出来るので海外出張の多いビジネスマンなどには大変便利です。
たとえば朝10時10分過ぎに東京を発ってロンドンへ向かうとします(図1)。短針を時差分(ロンドンは日本より9時間遅れなので逆方向に9時間)回わします。文字板上に長短針が示す時間がロンドン時間で、午前1時10分過ぎです。24時間針が指すベゼル上の数字が東京時間です(図2)。
分針、秒針は各時間帯に共通で、時差のセットによる影響はありません。又、日付は、短針のみを24時間回わすと1日替わります。
短針と24時間針を同調させるには、まず24時間針と長短針をすべて24時(12時)の位置に合わせます。次に短針だけを動かして日付を早送りで合わせます。さらに、午前か午後かを確かめて、長短針を現在の時刻に合わせます。
(注1)短針を単独で操作する場合、夜中の12時に近づくと日付が半分かわった状態になることがありますが、その場合は日付が完全にかわるまで針をまわし続け、その後に希望の時間に針をセットして下さい。