ユリス・ナルダンは1846年にスイスでで操業したブランドです。19世紀の半ばから航海には不可欠な精密時計「マリーンクロノメーター」で世界中に名を知られた時計製造会社です。錨をトレードマークにしたユリス・ナルダンは海のイメージが強いですが、スイスの山岳地帯という海とは縁のない地で作られていました。そのような環境の中ユリスナルダンは創造力と開発力を総動員してマリーン クロノメーターの精度を高め、世界中の博覧会やコンテストで賞を獲得、日本を含む各国の海軍や船会社で航海の重要な役割を担う存在となりました。現行のモデルはそのクロノメーターのデザインをベースにしており多くの時計ファンを魅了しております。
2012年に登場したマリーン クロノメーター・マニュファクチュールは初の脱進機にシリコンを使用した自社キャリバーUN-118を搭載しています。ユリスナルダンは2012年にエベル社のクロノグラフを買収しました。エベルは1995年にCal.137というムーブメントを発表して以来非常に高い信頼性を誇ってきました。その信頼性の高いエベルのクロノグラフを買収することでユリスナルダンのマニファクチュールブランドとしてのポジションをより強く示しています。