インヂュニアは1955年に誕生、IWCの時計の中でも過酷な条件下でも衰えない耐久性を持ち、磁気防止用の軟鉄製インナーケースに収納することで耐磁性能を持ちます。 1960年代および1970年代には「ヨットクラブ」「インヂュニアSL」を開発、堅牢性はさらに上昇しました。 ヨットクラブのムーブメントにはラバー緩衝材で保護された衝撃吸収システムが備わっていました。 1976年に誕生した「インヂュニアSL Ref.1832」は有名な時計デザイナージェラルド・ジェンタがデザインしたもので、 ダイバーのヘルメットにヒントを得てわざとベゼル上にビスを残した特徴的なものでIWCの歴史に残る人気モデルとなりました。 「インヂュニアSL Ref.1832」は今日の インヂュニアのデザインに影響を与えており、ベゼルの5つの穴、文字盤の模様、文字盤の「INGENIEUR」というロゴに記された稲妻は「インヂュニア」シリーズの全ての後継モデルに受け継がれております。 1989年にはIWCは500,000A/mの耐磁性を誇るインヂュニア Ref3508を発表、2005年にインヂュニアの復刻モデルが発売、2007年には直径45.5mmビッグインヂュニアが登場、2008年にはプラチナとローズゴールド素材のモデルが登場しました。
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